IHANOYA DIARY

2008年07月06日 悲しきASIANBOY。

伊右衛門サロン外観。


:ご近所に新しく出来た、「伊右衛門サロン(IYEMON SALON)」に行ってまいりました。


:外観はちょっとセレブな雰囲気が漂い、ちょっと敷居の高い感じもします。とは言え、メニューの値段は相場より少し高いくらいなんですよね。なので、お昼ともなると連日行列ができております。


:広い店内は、非常に開放的な空間。禁煙席はテラスになっていますし、喫煙席からは庭が見えます。


:伊右衛門というのはつまりサントリーの「伊右衛門茶」な訳ですが、インテリアはそんなに和テイスト一辺倒という訳でもないですね。今時どこにでもあるアジアンテイストのオシャレな店、という印象です。


:今日はランチとデザートをいただいてみました。メニューもこれまた和テイスト一辺倒ではなく、ちゃんとカレーもあったりします。


スパイシーカレー。


:感想…は、やっぱり言わないといけないですね(笑)。うーんとね、そんなに美味しくないです。正直、一口目で「これク○レカレーだよね、懐かしいなぁ…。」という無邪気でシニカルなつぶやきが聞こえた気がしました(笑)。それに、彼女が食べたランチは量がいくらなんでも少ないし、ロールケーキは異様に小さかったんですよね。ま、分かりやすい「上品さ」ってことなんでしょうけど…。


:それ以外にも気になることがあって、


:冷水(おひや)が入っているコップはプラスチック製


:灰皿もよくある安っぽいプラスチック製(「和○さと」と同じもの)、


:アイスコーヒーのシロップとミルクは既成のパックもの(ス○ャータみたいなの)がそのまま出てくる。


:なんかもうね、一言で言うとケチくさい…。雰囲気づくりにばかり頭がいっていて、実質「雰囲気だけ」の薄っぺらいお店になっている印象です。


お茶。


:ホテルの多い場所柄、観光客狙いというのもあるんでしょうけどねぇ。それならもっと和・日本・ワビサビ!っていう雰囲気を作って欲しかったなぁ…。実際、お店に入ると「伊右衛門」とかは忘れちゃうんですよね(笑)。

2008年04月30日 注文の多くない喫茶店。

山猫軒。


:またカフェのことでも。


:少し前の話になりますが、「cafe 山猫軒」というカフェに行ってきました。僕の母校の北を東西に走る、「きぬかけの路」にあるカフェです。


:馬代通りからきぬかけの路を西へ入ると、しばらく車とすれ違うだけの道が続きます。5分ほど歩いたところで最初に見えてくる建物が、この「cafe 山猫軒」です。


山猫軒。


:店内は、モダンで落ち着いた雰囲気。そこそこオシャレながらもどこか垢抜けないところがあって、そこら辺の力の抜け具合に、こちらも気を許してしまいます。広くてテラスもあり、場所柄か忙しない雰囲気は皆無。時間帯にもよるのでしょうが、まったり流れる時間を思い思いに過ごせる、貴重な場所だと思えました。


山猫軒。


:訪れたのは、母校が賑やかな春を目前に控えた頃。毎年この時期を楽しみにしていた10年前に、少し思いを馳せていました。
:「山猫軒」と言う名は、おそらく宮沢賢治の「注文の多い料理店」から拝借したものだと思います。文学部に籍を置きながら、僕は在学中にこの店に来ることがありませんでした。もしあの頃ここに来ていたら…、浮き足立っていた当時の僕も、大学生活を少しだけ長く過ごせた気がしたんじゃないかなと、なんだかそんな風にも思えたんですよ。

2008年04月25日 近所のカフェを近所のローソンで。

りゅーのすけ。


:渋く「龍之助」と書かれたコーヒー飲料。実はコレ、ローソンと地元の喫茶店「前田珈琲」とのコラボ商品なんだそうですよ。


:前田珈琲には、ここ一年くらい、月に2・3度ほど通っています。何故か四条烏丸の周辺に全3店舗が集まっていまして、それぞれちょっとずつ個性が違うので、気分によって行く店を変えたりもしますね。いや、しないか。まぁ、そんなに大胆に違う訳でもないので、もうほとんど本能で行く店舗を選んでる気もします。


:今日たまたま、近所のローソンでこれを見つけましてね。それがまた、本店と錦店の間にある明倫店の裏側にあるローソンなんですよね。まさに前田珈琲包囲網。えーっと、前から店舗の配置が気になってたんですが、いよいよこれは四神か何かですかね…? となるとローソンは青龍?(確かに青いか…)


:まぁ、僕自身もまんまと包囲されてしまってですね、買ってしまったわけですよ。


:コーヒー飲料ですからミルクが入ってるわけなんですけど、前田珈琲でカフェオレとか飲んだことないんですよね…。だから、どの程度前田珈琲なのか、さっぱり分かりませんでした。すみません。ただ、結構アッサリめの味わいで、普段ミルクを入れない僕でも飲みやすかったですよ。


:さー、また近々ランチでも食べに行くかな…。えーっと、どの店にしようか…。まぁ、どこでもいいけど…。


※ちなみに、全国のローソンで売っているそうです。僕がたまたま、世界で一番店に近いローソンで買ってしまっただけです。


※もひとつちなみに、「龍之助」というのは、創業者のお父さんの名前なんだそうですよ。創業者の名前で「隆弘」と書かれてあったら、個人的にはグッときた気もしますがね。まぁ、龍之助で正解ですね。

2008年03月01日 それでも少し馴染んでいる気がする。

アフリカのなんちゃらコーヒーとレモンパイ。


:10年ぶりくらいで、「イノダコーヒ」を再訪。


:アフリカのなんちゃらコーヒーと、その横にあるのはこの店の定番「レモンパイ」です。フワフワのメレンゲと、とけるような甘い食感のスポンジ生地。酸味はなく、甘さの強い、どこか懐かしい味わいですよ。


:しかし久しぶりに来て印象的だったのは、お客さんの年齢層の高さ(笑)。おそらく、店を出るまで僕らが最年少のままでしたね。
:まぁ、それだけに静かで落ち着けるお店であることは確かです。そんじょそこらの、オサレなだけの中途半端なカフェ気取りとは…、おっとっと、周りに影響されてしまって、思わずおっさんが出てきてしまいました…。これは失敬(←おっさん語)。

2007年09月30日 今年はマメに。

コーヒーと豆とマグ


:最近、サーモマグ付きのコーヒーメーカーを買いましてね、今日いそいそと豆を買ってきたところですよ。


:去年はずっとインスタントでした。コーヒーを作る時間を惜しんだ結果だったんですけど、薬品っぽい独特の苦味には馴染めなかったんですよねぇ…。飲めば飲むほど胃にもたれる感じがしました。


:今年は近所にコーヒー豆のお店がいくつか出来たこともあって、思い切ってマメにコーヒーを作ることに決めました。今日買った豆は「ラオス」。苦味がすっきりしていて飲みやすいですよ。ただ、逆に個性に欠ける気もするので、次はまた別の豆を買ってみようかと思ってます。


:カフェ好きを公言しながらコーヒーの味にはあまりこだわらなかったんですけど、これからはカフェで飲むコーヒーも色々と気になりそうです。

2007年09月23日 カフェめしをちょっと見直す。

風景が京都らしい。


:川端今出川にあるカフェ「さるぅ屋」に行ってきました。


:ただ今日はですね、いつもと目的が違います。「コーヒーでまったり」とかじゃないんです。今日のテーマは食。ここのハンバーガーが絶品と聞いてやってきたのですよ。


キッチンの窓。


:ハンバーガーはランチのメニュー。普通のハンバーガーのほかに、チーズとアボガドがありました。まぁ初めてということで、何かと冒険しない主義の僕は普通のやつをオーダー。


:さて、町屋風のお店は店内もお洒落。そこかしこに欧風のキレイめな要素もあって、静かに落ち着ける雰囲気です。男でも居心地いいのが嬉しい。


床もきっちり町屋風。


:ハンバーガーは、あまりソースの主張しない、素材の味が生きてる一品でした。野菜の味、肉の味がしっかり舌に残ります。パリパリ食感のバンズも個性的。
:しかしこれがそんなに大きくないので、「もうちょっと食べたい…」と絶妙に後ろ髪ひいてくれるんですよ。案の定、写真見てたらまた食べたくなってきてます(笑)。


これが絶品。


:ね、どうでしょう?

2007年09月16日 トミコーも見納め。

さらさ富小路1


:さらさ富小路は、明日(17日)で営業を終えることになりました。


:正確には移転なんですけどね。11月上旬からは、新京極の辺りに新しいお店を構え、そこで営業を再開されます。富小路の倍ほどの広さがあり、しかも2フロア。今や、西陣・かもがわ・三条(3)・パウーサと合わせ市内に5店を構える「さらさ」ですが、元祖はこの富小路。そこが発展的な移転になってひとまず安心です。


:とは言え、この町屋風の雑居ビルの雰囲気は当然なくなってしまうわけで、それは余りにももったいない。夏は暑くて仕方なかったけれど(笑)、20余年の歴史を重ねた店内の雰囲気は新しいお店には得られるはずのないものです。


:おそらく僕が富小路に行くのも今日が最後。せっかくなので、買ったばかりのカメラで店内の様子を収めてきました。とにかくお客さんが多かったので、望むアングルは得られなかったですけど、それでも一眼の画質でお店の姿を残せただけで、買った甲斐があったように思えましたよ。


さらさ富小路2


さらさ富小路3


さらさ富小路4


さらさ富小路5

2007年06月27日 ニバン再訪。

:前回の訪問から半年以上経って、再びご近所の町屋カフェ「ニバン」に行ってきました。(前回の記事はこちら


:というのも、前回の記事に最近コメントをいただきましてね。「確かにマスターの愛想は悪いが、料理は美味しい」とのことでしたんで、改めて興味が湧いてきたんですよ。


:実は最近、いわゆる「カフェめし」に失望気味でして。別々の店で立て続けに普通にまずいランチを食べさせられたせいで、ここのところカフェで食事をするのを避けてたんです。いやもう、それでなくても脂っこいものとか多量の炭水化物は胃が受け付けなくなってきてるんですよね。まぁその、ここら辺に三十路を実感する今日この頃ですよ。でも美味いと言われれば、行かないといけないじゃないですか。しかも近所に美味いものがあるなら、なおさらじゃないですか。


:ニバンのランチは、基本がパスタ。他につくのは、サラダとスープとドリンク。「マスターのおすすめ」というパスタのランチが800円台で、後はパスタの種類ごとに値段が上がっていきます。そのパスタのラインナップはなかなかに個性的で、元フレンチシェフというマスターの意気込みを感じずにいられないところ。詳しくは、ホームページの「フードメニュー」をご覧あれ。分かりにくいけど、ちゃんとリンクも繋がってて、画像も見られますよ。


:僕が食べたのは「生ハムと春キャベツのパスタ」。いやね、これね、美味いですよ。まぁ生ハムでキャベツでパスタなんですけど、まさに素材を活かした味。こんなにアッサリしたパスタは初めて食べるかも。思い出したらまた食べたくなってきた(笑)。


:店内の客は僕を含めおっさん二人だけで、非常に静かなランチでした。僕は窓に向かって座り、小雨が降る窓外を眺めながら、充実したひとときを・・・


:途中から若い女の子の集団が来店しましてねぇ。


:いやー・・・、その、なんだ、若かろうが子供がいようが更年期を過ぎていようが、女性が集まると結果は同じですな。聞いちゃいないのに、昨今の大学生の恋愛事情をつぶさに知ることができましたよ。


:そこそこお洒落で、料理は美味しく、普段は静かな町屋カフェ「ニバン」。心地よいカフェタイムを過ごせるかどうか、ぜひあなたも運だめし。

2007年04月13日 豆づいてる今日この頃。

きまめや店頭。


:ということで、以前も書いた「きまめ屋」です。


:場所は、春日(佐井)通り六角上ル。こちらはカフェというより豆の販売がメインのお店。ご覧のように、店頭もカフェっぽさはないです。


:それでも一応、店内にティールームがありまして、そこで挽きたてのコーヒーを飲むことが出来ます。座席数は10席。雑誌や新聞も置いてあったりして、意外にもきちんとしたスペースです。


:お店で飲む際の値段は、ブレンドコーヒーが210円、週ごとのおすすめコーヒーで250円。この界隈では最安値かと。そのうえ、クッキーが一個ついてくるなんて素晴らしすぎ。


:毎週違うコーヒーが飲めるし、客はビジネスマンが多いため近隣の喫茶店より比較的静か。第一、仕事の急な連絡があっても安心な(笑)、歩いて行ける立地。これはまた、いい場所を発見してしまったかもしれません…。

2007年04月07日 anemoneその後。

:以前、この日記でも紹介した「anemone cafe」が閉店した模様。


:三条御前という、非常に厳しい立地での営業でしたが、やっぱりそれが影響したんでしょうか…? お洒落なカフェなのに、「挽きたてコーヒー」や「手づくりケーキ」といった既成ののぼりを立てるようになったのには閉口していたんですが、まぁ事情は色々あったんでしょうね。


:そういう僕も、あれ以来結局一度も行きませんでした。ガーリーなインテリアは、三十路手前の男にはちょっと敷居が高かったです(笑)。


:そういや、よく行った七条大宮の「Loco」(元ブールヴァール)も、以前閉まってしまいました(テナントのビルごと無くなってしまった…)。カフェの乱立する町ではありますが、それでもカフェがなくなるというのは潤いが減っていくようで寂しいものです。

2007年03月29日 電器屋前の喫茶店。

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:最近、お昼は外で食べます。


:なぜ?


お昼くらいしか外に出られないからさ!


:まぁ、お昼の時間帯だと、比較的クライアントからの電話がかかる可能性が低いので、少し安心して出られる、というのが大きな理由ですが。


:地元周辺を地味に開拓中の今日この頃ですが、最近はよく↑こんな喫茶店に来ています。西大路四条西入ル南側にある「フロント」。中は懐かしい匂いのする喫茶店で、やはり客層の半分くらいは爺さん婆さんですが、店員さんが意外と総じて若い。孫と祖父母のような、あるいは老人ホーム慰問のような(笑)、そういう妙な世代のブレンドを感じるお店なのです。


:ただ、それでいてのんびりしてるのかと思いきや、結構繁盛してるんですよ。実際、入れなかったこともしばしば。ランチの味はいいし、タバコも気兼ねなく吸えるし、スポーツ新聞も読める(笑) …まぁ、当然でしょうかねぇ。ただ、それでいて1人で入っても4人席に案内してくれるし、相席は無し。混んでいて入れなくても、次回使えるコーヒー無料券をくれるんですね。中の客も入れなかった客も満足できるというのは、なかなかうまいなぁと思うのです。まぁ、なぜかランチの唐揚げだけはしょっちゅう売り切れてるんですけど(笑)。


:フリーランスになってから、出歩くのがもっぱら近所だけになってきたこともあり、地元を色々と再発見することが多くなりました。通ったことのない道を通ってみたり、入ったことのない店に入ってみたり。そりゃぁ、まちなかみたいに服や雑貨は売ってませんけど、こと食べることに関しては、なかなかあなどれないですよ、わがまち西院。

2007年03月28日 出豆。

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:春。


:天気がよい。


:あったかい。


:でも、仕事があるから外に出られない。


:通勤もないから、本当に一歩も出てない。


:出たい。


:出てる場合じゃない。


:でも出たい。


:出てみた。(きゃー)


:ということで、家からは少し離れたカフェに来てみました。物理的な現実逃避。
:西大路御池上ル東側、昔モスバーガーだったところに新しいカフェができています。名前は「GLOBE MOUNTAIN COFFEE」。各種コーヒー豆の販売もしながら、実際に挽きたてのコーヒーを飲ませてくれるお店です。
:「今日のオススメ」なんてところに書かれてあるのは、ランチでもケーキでもなくもちろんコーヒー豆の種類。ちなみに今日は「インドモンスーン」。僕もそれを飲んでみましたが、いやー・・・、ウマイですねぇ。これは好みかもしれない。いい発見だ。
:店内は、僕好みの「メインこげ茶色」+「欧風きれいめ」な造りで、個人的に居心地がいいです。昼になると強烈な西日が入ってきますが、基本的に陽のあたるカフェの方が好きなので、それもまたよし。ただ、客層に近所のご婦人層が多いようで、タイミングを間違えるとエライことになりそうですが…。
:近所に「きまめ屋」という店もできまして、にわかに周辺がコーヒー豆づいております。これから気候がどんどん暑くなってくるわけですが、久々に自家焙煎熱が湧いてきてますよ。インドモンスーンいいなぁ。豆、買うか?


:いやまぁ、とりあえずは仕事せんとね…。

2007年01月24日 5店目。

さらさパウーサ。


:「さらさ」の新店舗「さらさパウーサ」の開店を前に、オープニングパーティに行ってきました。


:「富小路」の近く、麩屋町三条上ルに開店するパウーサは、雰囲気はどちらかというと「3」に似ています。奥行きの狭い店内は2階建て。1階が主に厨房、ロフトのような2階でお茶を飲むようです。2階には座敷もあり、さらさならではの肩肘張らないユルユルとした雰囲気はここでも健在の模様です。以上、人から聞いた話。


:いや、パーティ行きましたよ? ただ、あまりの人の多さに、挨拶だけ済ましてすぐに帰ってきてしまったんですよ(笑)。招待した人以外にもたくさん来られてたようで、店内は歩くこともままならない混雑ぶりでした。床が抜けないか真剣に心配したくらい。


:ということで、また後日、実際にオープンして少し落ち着いてから、再度来たいと思いますよ。

2007年01月06日 思案カフェ。

本日のパスタには苦手なナス入り。


:近所のカフェにて思案中。


:最近は、街中のお洒落なカフェにはあまり行ってないです。カフェに行くのは、1.ゆっくり考え事をしたい、2.あるいは何も考えずボーっとしたい、3.タバコを吸いたい・・・のどれかが目的なんですけど、お洒落カフェはそのどれもが出来なかったりします。考え事をしてると、僕はたいていどこか一点を見るともなく見つめてるんですけど、周りに人が多い場合はどこ見たらいいか分かんないんですよね(笑)。
:相変わらずほぼ毎日カフェには行ってますけど、最近はもっぱら近所の「カフェと喫茶店の中間ぐらい」な店や、セルフ系がほとんどです。


:最近見つけたこの店は、座席数も10くらいしかない小さなカフェ。通りから一本路地を入ったところにあるので静かです。客の年齢層は高いんですけど、幸い今のところ騒がしいオバちゃん連中とは遭遇してません。まぁ、行くたび客は1人2人しかいないんですけど(笑)。
:アイデアのヒントになるかもしれない新聞や雑誌も置いてあるし、今のところ手近にある中では一番デザイン作業に適したカフェかもしれません。
:気になることと言えば、すぐにつぶれやしないか、ということくらい。


:年をまたいでのデザイン作業は、やはりちょっと悩みました。
:いつも、デザインを始めてすぐの時期はワクワクしながらやってるんですけど、一回つまづくと以降は悶々としちゃうんですよね。初めのノリで一本作れたら、きっとイイものができてたのに。あのノリ、カンバック! …とか、いつも思って身悶えてますよ(笑)。
:パブロフの犬じゃないですけど、「このカフェに来たら天使が降りてきます」的な場所を早く作っておきたいもんです。

2006年09月21日 こんなところで町屋カフェ、ニバン。

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:先日、ウチの近所にいい感じのカフェを偶然発見。今日行ってきました。


:お店の名前は「カフェ ニバン」。ここら辺じゃ珍しい「町屋カフェ」で、どうも1年くらい前からあったらしいです。場所は西大路通りで、高辻の一本北の通りを西に入ったところ。ガレージは無し。自転車は店の前に数台置けます。


:町屋ですが、玄関は直球で洋風。店内はと言うと、これもやっぱりそんな感じで、和洋折衷といった趣です。椅子とテーブルのセットは数種類で、あえて揃えてないのだと思いますが、家庭用っぽいものもあったり…。とは言え、この界隈にあるにしてはセンスが良いと思います。以前の「アネモネ」の渾然一体の妙とは違う、優しさを感じるしっとりした空間です。
:特に、奥に見える中庭が素晴らしい。これを見ながらコーヒーを飲むのはさぞかし心落ち着くひと時でしょうねぇ…。


:ただ。


:住宅街ということもあって、平日午後の店内は客数にも関わらず非常に賑やかでした。今日はお子さん二人がテーブルの周りをずっと走り回っておられましたが、基本的にメインの客層は若いお母さん達なんでしょうね。
:だから、喫煙ゾーンは玄関近くの一帯だけ。それだけなら別にいいのですが、困ったことに境界が明示されていません。灰皿があったら吸っていいよ、ということでしょうか…。いったん座った後に席を移動させられ、嫌な思いをしました。
:メニューの価格帯は高め。ランチは850円、ディナーは2000円が相場の様子。うーん、どうなんだろう。500円のアイスコーヒーを飲みながら保育所の疑似体験はしたくないんですが、客層次第ではそれなりの価値はあるのかもしれません。


:正直なところ、僕みたいに気分転換で通うような使い方はちょっとシンドいかな、という気がします。ただ、こんな住宅街には得がたい空間。息長くがんばってほしいもんだなぁと思うのです。


:あと。


:マスターは、もうちょっと気さくに振舞われたほうがいいかと…。

2006年06月18日 本を買いに。

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:今日は晴れると分かってはいたんですが、週明けからの仕事に備えて、行動も控えめに。
:買わないといけない本があったので、近鉄百貨店まで行くことにしました。自転車で30分くらい。大きな通りを走ればすんなり行けるんですが、そこをあえて狭い通りをクネクネと走ることにしました。途中、島原(七条大宮の北西にあった花街)を走ったりして、少しだけ京都巡り気分。しかし、夏日の午後は結構こたえる…。


:近鉄百貨店にある旭屋書店で三冊購入。仕事関係が2冊と、オマケにこれ↓
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:Leaf Mookの「京都・滋賀のカフェ144」。144って、いくらなんでも多すぎだろうと思っていたんですが、構成の妙で見ごたえのある一冊になっています。キーワードでカフェを分類し、見る人の気分によって行きたいカフェをピックアップできるような構成。陽光の中のカフェの佇まい、あるいは間接照明で大人びて見えるカフェ・・・実に写真が素晴らしく、目に訴えてくる紙面です。144も載ってる甲斐あって、存在を知りながら意識してなかった店に興味を持つこともできました。三条会商店街の「扉」や室町高辻の「Jazzy」なんていう、渋すぎる喫茶店も載ってますしね(笑)。
:でも最近、こういった雑誌を買う時は、「行ったことないカフェの雰囲気を知りたい」気持ちは半分くらいで、「いつも行ってるカフェがどう書かれてるか知りたい」気持ちがもう半分くらいになってきてますね(笑)。

2006年06月04日 GOSPEL~吉田山周りをぷらぷらと。

GOSPEL外観
:今日もまた、カフェで読書をすることにしました。
:選んだカフェは、東山の「GOSPEL」。外観は、ツタの絡まる白い洋館。ここなら静かに本が読める、という説得力があるように思えました。立地は、銀閣寺参道を南に下りたところ。先日の東山巡りで行けなかった所にも足を伸ばせそうです。


:足はもちろん自転車。今日は丸太町通りをひたすら東へ走ります。丸太町は、正直なところ、今出川ほどに情緒がある訳でもないんですよね。めぼしい所は、御所の南側とか、寺町通りとかかな…。それでも河原町を過ぎた辺りからは、全体的に雰囲気が良くなってきます。味わいのある建物が多くなってくるからでしょうか。やっぱり京都は「東」だよなぁと、思い知らされます。
:天王町を北へ。白川通りに合流します。ここからは上り坂。整然とした町並みですが、さすがに自転車で北上するのはシンドいです(笑)。時おり道をまたぐ川と、左の建物の狭間に見える吉田山の緑を見ながら、がんばってペダルを漕ぎました。
:浄土寺のバス停の辺りで東へ。閑静な住宅街の中を進みます。少し広い道に出るところに、ツタに包まれた白い洋館が見えました。
:カフェは2階。店内は、薄暗く落ち着いた雰囲気で、それでいてお高くとまったような感じもありませんでした。宝ヶ池のドルフをご存知の方は、あれに若々しさをプラスしたような感じを想像していただければと…。ただ、メニューは結構良い値がします(笑)。コーヒーは650円、ケーキセットは1000円。


GOSPEL店内


:ちょっとBGMの音が大きい気はするけど、本を読むには最適な店内。ご婦人の集団もおられますが、土地柄でしょうか、会話もお静か。これがセレブか。近所のオバはんとは違うなぁ。


:読書も堪能し、店を出たのは4時過ぎ。ちょっと遅いので、東山探索は諦め、吉田山の南の住宅街をゆっくり巡っていこうと考えました。
:白川通りに面した細い道を西へ。激しいアップダウンを繰り返す道をクネクネと進みます。こういった道は先週も走りましたが、こっちの方がキツいように思います。激しく下って激しく登っていくV字の道を見たときは、これが京都かと思いましたよ。


坂道のある風景


:今日は、京都巡り的にはいつにも増して地味でしたけど、それでも京都のまた違う面を見られた気がします。
:駐車取り締まりの方法も変わって、市内の移動はますます自転車に頼りそうな気配。しかし、夏の暑さの中、蒸し暑い京都を走れるんだろうか…。いつまで続く、ポタリング。

2006年05月28日 水底を撫でる。

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:最近の週末の天候は、直前まで雨だと言っておきながら、当日になったら晴れるようです。そのツンデレっぷりが憎たらしいですね。
:今日もまた、時折日差しも見られる爽やかな天候にそそのかされて、とりあえず外に出なくてはと考えました。


:カフェで読みたい本がありました。ぜひとも、静かなカフェで読みたい本です。カフェの候補を色々と考えて、「efish」にすることにしました。あそこなら、時折川を見ながら読めるんじゃないかと。客層からしても静かそうだし(笑)。
:ただその前に、お昼の腹ごしらえもしておきたかったので、どこか旨いラーメン屋でも行って、それからefishに行くというルートに決定。で、その間の移動はポタリング。気ままにふらふらと自転車散歩です。
:12時過ぎに家を出て、五条通を東へ。ただ、実は行きたいラーメン屋というのも特になかったので、そこら辺はお腹がすいたらお腹に相談しようということにしました。とりあえず気の向くまま、ぷらぷらとひたすら東へ。
:あえて先にefishの前を通らないように、河原町の手前で南へ(笑)。なんとなく七条まで出てしまったところで、ふと胸に去来するものがありました。京都国立博物館と三十三間堂に挟まれて、昔この辺りを毎日くらい車で走っていたことを思い出していました。この先に、5年も6年も昔の、懐かしい景色があるんです。


:あれ以来、一度も見ていない景色。何のタイミングでもないけれど、一度見てみるのも良いんじゃないかと思えました。先ほどまでよりは幾分勢いのついた自転車は、狭くてアップダウンの激しい道を、泉湧寺から東福寺へ。
:建物を含む「その風景」は、少しばかりの変化を垣間見せながらも、ほぼ当時のままでした。もう思い出の中でもアヤフヤな形になっていたものですが、久しぶりに見ても、それほど驚きも感慨もありませんでした。むしろ逆に、何故だかとても馴染みの薄い風景にも見えました。今僕の頭の中にある風景は、当時のそれとすでに違っているということなのかもしれません。


:さて、これで、行くラーメン屋も決まりました。東福寺駅前の「大黒ラーメン」。当時よく行っていたお店です。
:腹ごしらえも済み、ようやく本題のefishへ。七条通を西へ進み、三度目の「七条木屋町」を北上です。
:efishでは、運良く窓際の席に座れました。床から天井まである大きな窓が全開で、手すりも何もない空間に鴨川の景色が広がっています。少し強めの風も心地よく、雲間から時折日も差してきて、心地よく読書を楽しめました。


:ここのところ、実は気持ちが少し沈んでいまして、長い低空飛行を続けていました。その時々の気持ちの切り替えは出来ても、ゆるやかに下がっていたものはゆるやかに上っていくしかないのだと思います。今日がその底なんじゃないかなと、そういう風にも思うんですよ。

2006年05月20日 五月晴れ、哲学の道。

南禅寺の疎水橋。


:昨日の雨が嘘のよう。昼からの晴天に背中を押され、急遽「京都を知ろう。」企画の第3弾を敢行しました。自転車での京都ポタリング(散歩)。今回の舞台は「東山」です。いや~、真打登場って感じですか。
:まずはルートをご説明。今出川を東進し、銀閣寺で南に折れ、哲学の道を下り、南禅寺を探索、最後は平安神宮の前を通って帰途に着く・・・、というコースです。まぁ、東山と言っても北部の方ですね。それにしても、この時期は修学旅行の生徒さんたちが多い多い。銀閣寺前もすごかったですから、清水寺辺りも大変でしょうね。そこら辺は、また時期をずらして行きたいと思います。


:さて、本題。


今出川通りは、西大路通りに端を発し、そこから市内を東に貫く通りです。東に行くにつれ徐々に北上し、その後なだらかに下りながら、やがて銀閣寺(慈照寺)へとつながっています。河原町通り辺りからは、ずっと大文字を見ながら走れますし、途中には北野天満宮・御所・同志社大学・京都大学・吉田山など、歴史とアカデミズムの空気が漂う風景が続きます。この通りを走るだけでも、京都観光をした気分になれるかもしれません(笑)。
:先ほども書きましたが、銀閣寺(慈照寺)は修学旅行の生徒さんたちで一杯でした。そこで、お寺の散策は諦め、門前の道を南進。


慈照寺から南へ。


:途中、営業中の人力車にも遭遇。休日に来るとこういうのを見られるから良いですね(笑)。 くねくねと曲がる道は、やがて哲学の道へとつながります。桜の時期ではないので、人もまばら。それでも自転車を押して進みました。


哲学の道。


:哲学の道を抜けると、閑静な住宅街に出ました。しかしもう山に入っているので、自転車は登ったり下ったり。石段のようなところもあって、少しだけスリリング。ママチャリもそろそろ限界かなぁなどと思ったり(笑)。ノートルダム女学院、東山学園の前を抜け、やがて南禅寺に辿りつきました。
南禅寺は、以前に一度来たことがあるんですよ。だけど、疎水橋が好きなので、今日も散策をすることにしました。ここも修学旅行生と観光客で一杯だったので、三門・疎水橋・疎水の写真を撮って満足したら、長居せずに出てきました。


:今日のポタリングはこれにて終了。2時間ほどの自転車の旅でした。ついでに動物園の前を通り、平安神宮の鳥居の写真だけ撮ってきました。平安神宮、それから東山のもっと南の方はまた今度来ることにしましょう。
:帰りは、三条会商店街に出来た「サラサ3」にて一服。天気も良く、上着を脱ぎ、終始Tシャツ姿で走ってましたが、体にも心にも心地よく、清清しい時間でしたね。なんだか、やっと春が来たんだなぁという実感がありましたよ。


サラサ3の中庭とアイスコーヒー。

2006年04月03日 この感動をアナタに。

:今日から新年度。
:まぁ僕にとってはあんまり関係のないことですが、昨日も書いたように今日から二つほど新しい仕事が始まりました。そのおかげで、ちょっとだけ新年度気分を味わっています。
:その仕事の打ち合わせで、今日は大阪に行ってきました。なんだか久々に思える暖かな気候にも関わらず、ここのところ続いている暴風は今日も元気。さらに梅田のビル風。もうホントに背中を押されて歩いている気分でした。
:仕事の話はさておき、今日一番書いておきたいのは

チーズスフレ
:スターバックスのチーズスフレです!
:以前、何度か店頭で見かけ、ずっと気になっていたチーズスフレ。ところが季節ものなのか、冬の間は見かけませんでした。そして今日、久々の再会。400円と高いのですが、意を決して買って帰ったんですよ。
:フォークを刺すと、ジュワーッという音を立てながらスフレが裂けます。やわらかいのは食感も同じ。食べた途端から口の中で生地が溶けていき、同時に甘さが口の中にじんわりと広がっていきます。三十路を目前に控えた男が言うのも何ですが、ほっぺが落ちるとはまさにこのこと!
:写真では伝わらないかもしれないのですが、見た目も本当にやわらかそうなんです。そして食べてもイメージ通りの、ふんわりとした舌触りと味。大満足です。
:ちょっと高いのだけが難ですが、お店で見つけたら必ず買ってしまう一品になりそうな予感です。

2006年03月23日 カフェの役割。

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:気が付けば、週末を含めてほぼ毎日カフェに行ってます。
:よく「家で仕事してて、生活と仕事ってキッチリ分けられるの?」と聞かれます。僕は元々集中力がない人間なので、頑張ってもせいぜい20分くらいしか集中できません。ですんで、10分集中したら、10分ネットサーフィンしたりして、ダラダラと仕事してます(笑)。 ただ、そのダラダラペースも、あまり長く続けると息が詰まってくるんですよね。だから一日一回、用が無くても、あるいは忙しくても、必ず外に出るようにしています。そこで一度リセットして、次のダラダラ仕事に備えるわけですよ。
:毎日カフェに行くというと、なんだか「出勤」しているのと変わらないみたいですが、そこに期待してるのはリフレッシュだったりします。家で仕事をするペースが馴染んできてからは、カフェに仕事を持ち込むことは少なくなってきました。だからカフェへ行けば、もっぱら頭は真っ白。視点の合わない目で壁を見つめながら、ひたすらコーヒーとタバコを口に運んでいるわけですよ(笑)。

2006年03月21日 かもがわ初体験。

kamogawa060321.jpg
:初めての、「SARASAかもがわ」体験。
:西陣・富小路の両店にはしょっちゅう行ってる僕ですが、かもがわのほうは行ったことがなかったりします。まぁ、我が家からは西陣と比べてもまだ遠いですしねぇ。
:ただ、同じ「さらさ」とは言え、西陣・富小路とかもがわでは、雰囲気が全く違います。さらさ系列は複数のオーナーさんが運営しているため、それぞれ方針に違いが出ているらしいのですが、特にかもがわはその違いが顕著だと聞いていました。馴染みの「さらさ」の雰囲気とは全く違うと聞いて、なんだか微妙に足が遠のいていた、というところもあったかもしれません。
:近くまで来てお店を探したのですが、間違えたかと道を引き返そうとした時、それは何の前触れもなく住宅街の一角に現れました。こう言っては何ですが、全くカフェがある必然性のない場所にあるんですよ(笑)。その点では、ここは西陣以上だと思います。
:店内は、ヨーロッパの雰囲気が漂う、開放的な雰囲気。天井が高く、テラス席などもあって、近代的な造りです。西陣・富小路がアジア的で、それぞれ銭湯・町屋をベースにしているのと、対を成している感じでしょうか。それだけに、有名なステンドグラスの窓には、個人的に違和感を感じました。あれは「さらさ」には必要かもしれないけど、「SARASAかもがわ」には要らないように思うのです。
:西陣・富小路との対比で言えば、ここは中でも一番ゆっくり出来そうなお店だとも思いました。椅子の固い西陣(ソファ席は禁煙…)、客の回転が良くて賑やかな富小路と比べ、このお店のリラックス具合は異質です。人気の少ない路地の、しかも二階にあるということが大きいのでしょうか。もちろん、清潔感のある店内も、気持ちをほぐす工夫がなされているように思えました。
:4月1日には、三条会商店街の中に新たに「サラサ3」がオープンします。ここはどちらかと言うと西陣・富小路と近い店になりそうですが、馴染みのカフェが増えると思うとやっぱりワクワクしますよね。

2006年01月19日 anemone cafe レポ。

アネモネ玄関
:「anemone cafe」に行ってまいりましたよ。
:場所は"三条御前西入ル"ですが、正直なところここら辺って、カフェのありそうなところじゃないんですよ。周りにあるのは大きな100円ショップやドラッグストアくらいで、道路幅は狭いものの、郊外みたいな並びなんですね。そんなところに突然、こ洒落たふうなカフェが出来たものですから、ちょっと気になってました。
:今日は午後になって、パソコンを使わない仕事ができたので、せっかくなのでアネモネで仕事をしよう、と思い立ったのです。外は少し雪が降ってましたけど、まぁこういうのは勢いみたいなものが重要で。
:今まで、自転車で通り過ぎる瞬間にチラ見するだけだったんですが、まじまじ見るとずいぶんお洒落なお店でした。男一人で入るにはちょっと勇気が要りましたが、そこは「いやいや、横文字職業なんだから」と自分を奮い立たせましたヨ。
:店内は女性的で、ややサイケデリックな雰囲気。多色使いですが、まとまりはあります。思ったより広くて、ゆったりした広いソファーが三つ鎮座していました。カウンター席は店の中央辺りから玄関へと、傘の柄(え)状に婉曲して延びています。そのカーブ辺りがカウンターから死角になるような感じで、隅っこ好きな僕はそこに座ることにしました。ちなみに、客は当初僕一人でした。この状況で隅っこに座るのは、それはそれで勇気が要りましたね。(笑)
:メニューはオーソドックス。「気まぐれ」というランチは日替わりということでしょう。お昼は済ませていたので、今日はコーヒーで。
:タバコは吸えるようで、ひと安心。コーヒーの方はというと、味はいいんですけど、ちょっと量が少ないんですよね…。(笑) これで400円は高い気もします。
:ところで、コーヒーを頼んだのに何故かフォークも出てきたのが謎だったりしました。

:お陰さまで仕事のほうはサクサク進みまして(FLASHの絵コンテ描いてました)、快適な時間を過ごせました。クルマも二台置けるし、ノートPCを持ち込むこともできそうです。頻繁に、とはいかないっぽいけど、とりあえず使えそうなカフェですね。デザインに煮詰まったりとかしたら、積極的に行ってみることにしましょう。

2005年06月25日 祝ってもらいました。

:↑こんな本を買いました。ビジネス本、WEB本など、読まなきゃならない本は多いんですが、最近とみに京都人としてのアイデンティティがウズウズするので、それを慰めようと。

:さて、昨日で会社を辞めました。で、それと同時に28歳になりましたよ。
:もうこの年になって独りモンだったりしますと、祝ってくれるのはセールスのDMくらいなもんなんですが、今年はちょっと違いました。
:場所はさらさ富小路のカウンター。隣の席の写真家さんが、珍しくケーキをご注文。イチゴも着けておいて、との特別オーダー。「珍しいなぁ」などと内心思いながらポケーとしてると、置かれたケーキはスッとスライドして僕の前に。引き続きポケーとする僕に、「お誕生日のお祝い」と一言。感動。 ああ、僕が女の子なら落ちてたな。軽ーく落ちてたな。
:それを見たさらさの皆様。「お誕生日なの?」「はい。」「いつ?」「昨日です。」「何故早く言わないの!」と非難轟々。お勘定をサービスしていただいちゃいました(ケーキ代も)。
:なんかね、久々にこう、いい日だったな、と。ここんとこ疑心暗鬼というか人間不信というか、正直あまり良い精神状態ではなかったんですけど、フリーランスとして出発する一日目が本当の意味での「誕生日」になったような気がします。この気持ちを忘れないようにしないとね。

2005年06月19日 実はひさびさ。

:ここんとこ、あんなにローテーションで通っていたカフェから足が遠のいてまして。
:シアトルズベストとか、近所の(おばちゃんで賑わう)喫茶店なんかには、週末に本を読みに行ったりはしてたんですけど、誰かとおしゃべりしにカフェに行くことはなかったんです。
:体調が悪かったですからね。週末になると体調が悪化して、とりあえず「週明けに会社に行けるように体調を少しでも回復させる」のが週末の役割でした。実際、今月はマトモに朝イチから出勤した月曜日は無かったんです。
:昨日「さらさ富小路」に行ってきたんですけど、店員さん達に「久しぶりー、最近来ぅへんかったなぁ」と言われ、なんだか嬉しかったです。自分の顔と名前が覚えられた時点で嬉しかったんですけど、行かなかったら行かなかったで継続して覚えていてもらえる、さらに言えば気にしてもらえる、そのことが嬉しかったですね。何と言うか、こんなこと感じるのも、ちょっと病的なのかもしれませんが。(笑) もう一方の「さらさ西陣」のほうはGW以来行ってないんですけど、また退職して昼に時間が出来たら行ってみようと思います。
:今日は今日で、写真家さんから突然のお誘いで、二日連続で富小路に行ってきました。(笑) 行かなかったら全然行かないんですけど、行くとなったらやたらと行くことになる…、不思議なモンです。

2005年05月31日 文椿ビルヂングー。

文椿ビルヂング外観
:最近、ごく個人的にアツいのが、烏丸三条界隈。メインスポットたる新風館の中の「ジラフ」は良く利用しているカフェですが、この新風館の向かいには「大垣書店」があり、その南には「スタバ」あるという、そこそこ時間がつぶせるスポットな訳です。自転車に乗っているならば、先日お話しした「cocon烏丸」にも行け、さらには「さらさ富小路」・「cafe kocsi」・「京都芸術センター」・「前田コーヒー」などなど、犬も歩けば形式で良質なカフェに出会えるというアツいエリアだったりするのです。
:で、そこでまだ何故か一度も行ってない場所がありました。スタバの西隣にあるその名も「文椿ビルヂング(ふみつばきびるぢんぐ)」。建物の中に複数のショップが入った複合施設です。その名が示す通り外観はモダーンな雰囲気で、特にこの周辺はそういった建物が多いですから、うまく溶け込んでる訳です。
:で、なんで今まで行ってなかったかというと、出来て間もない頃に行った写真家さんが「もひとつ。」という感想をもたらしたからでありまして。普段一人でカフェに行く身としては、イマイチな場所にわざわざチャレンジしたくない、ということで興味が薄れていました。
:ところが今晩、当の写真家さんからお誘いがありまして。理由は、つい最近このビルに移転してきたカフェ「neutron(ニュートロン)」に行ってみよう、というものでした。この「neutron」、昔は新京極三条のビルの上にありまして、アートスペースを併設したちょっと近未来な雰囲気も漂うカフェでした。ランチメニューの名前もなんだかロボットの名前みたいで、微妙に馴染めない印象があったのを覚えています。
:ところが新しい店に行ってびっくり。ビルの雰囲気に合わせたモダンで落ち着いた店になっていて、全く路線が違っていました。店内は広く、席と席の間もゆったりしてるし、天井も高い。「この店は使える」ということで写真家さんと意見が一致。ここにまた、新たな「使えるカフェ」が登場した訳です。ますますアツくなる烏丸三条!
:この建物の中には、他にもカフェが二軒、雑貨屋、美容院などがあり、全体としても(中途半端な雰囲気がありながら)とりあえず行ってみる価値のあるスポットにはなってるようです。neutron以外のカフェにも行っておかないといけないですね。
:ということで、またカフェに散財する日々が戻ってきそうな予感を残しつつ、飲食代が激しかった今年の5月は幕を閉じました。

2005年05月22日 気分的には仕切りなおし。

:どうも、こんばんは。
:日記書くのにそろそろ飽きた、って訳でもなく、今週は別のことにパワーを使い切ったので書けなかったのです。
:何にパワーを使ったのかは、まぁ来月くらいに書くことになるでしょう。
:さて、月曜から今日まで、カフェに行った回数は6でした(会社の昼休み除く)。ジラフ・さらさ富小路・efish・ブールヴァール・シアトルズベスト×2 です。以上、とりあえず報告まで。
:このところ、なんと言うか、停滞感を感じています。
:いや、一方ですごく大きな変化(の前の儀式)があって、今までとは違うところに自分が向かおうとしているという状況はあります。
:それでも、この、なんと言うか、自分が重要視していることのベクトルがそれとは違うものなので、そこに停滞感を感じているのかな、と。
:それもあって、「外に出よう」個人的キャンペーンは、今年一年のテーマに昇格しました。今年の残りも、「外に出よう」をスローガンとして色んな局面を打開していきたいと思います。2005年という年は、今後も色々ありそうな気配ですよ。

2005年05月08日 さらばGW。

見ての通りのネイティブアメリカン風
:GWが終わってしまいました。
:私生活、いや人生の充実を日々の指針としてやってきたここ数ヶ月。その意味を確かめるべきだと、有給を絡めて4/29~5/8まで10日間中9日の休みを取りました。
:まずは数字から。この9日間の内訳は
・さらさ富小路…3回
・さらさ西陣…4回
・シアトルズベストコーヒー…3回
・カフェベローチェ…1回
・ask a giraffe(ジラフ)…1回
・cafe kocsi…1回
・ラーメン五行…2回
・劇場での映画鑑賞…2回
…わはは、日数と釣り合ってませんね。(笑) 私一人だけを見ても、GWが日本経済の活性化にいかに寄与しているかが分かろうというものです。
:一人ででも、二人ででも、僕はコーヒーを飲み、タバコを吸い、話して過ごしました。もちろん家で仕事をした日もありましたし、一人でカフェにいるときはもっぱらWEB関連の本を読んでいました。会社と離れ、こうして人と話し、本を読む中で、僕の中で一つ固まったものがあります。それはまぁ、いずれここに書く日が来るでしょう。
:さて、長々引っ張りましたが、今日の日記です。上の暑苦しい画像は何かと言いますと、今日観てきた映画「スペースポリス・デラックス ネイティブアメリカン風の男を追え!!」のポスターです。主演は、あの目黒祐樹氏。
:この映画は、タイトルの語呂の悪さが物語るように、いわゆるB級映画です。そのB級っぷりを期待して、GWの最後の日に観に行ってきた訳です。でも劇場の観客は、せいぜい10人!皆さん明日に備えてゆっくりされてるんでしょうね…。違う?
:感想はですねぇ…、「もう少しがんばりましょう」といった感じでしょうか。イマイチ抜けきれてない。なんというか、余裕が無い。どうせお馬鹿な映画なんだから、細かいボケをいくつも重ねて多少不条理になっていっても良いと思うんですが、なんだか手堅い。ドキュメンタリータッチの作風にすることに目が行き過ぎて、肝心の中身が素っ気無いものになった気がします。笑える箇所は、せいぜい3箇所くらいでしょうか。観る前は1時間という上映時間を短いと考えていましたが、あれを2時間観せられるのは苦痛だと思います…。
:おかげでちょっと尻切れトンボなシメになった気がしないでもないですが、まぁ個人的に充実したGWになったのは間違いないところです。あとはこの期間で熟成したものを、いかに活かしていけるかでしょう。この後の夏から秋にかけての間に、この9日間の意味が分かるんだと思っています。

2005年05月03日 コーヒーとタバコは。

:GW仕切り直しの今日は、前回体調不良により叶わなかった服購入のリベンジから。
:前回は「暑さで」ヤラれて服を買う気も起こらなかった訳ですが、GWの今日は真夏かと思う日差しの中、自転車で服を買いに行ってきました。予定通りに服もガッツリ買い、さぁ今夏はひとまずこれで「外に出る」キャンペーン継続だな、と意気揚々です。
:その勢いついでに、この前書いていた「コーヒー&シガレッツ」を観に行きました。あ、特に書いてないですけど、服購入も映画鑑賞も一人で行ってきましたよ。どちらも基本的には一人で行くのが好きです。映画は相手との相乗効果で楽しめる場合があるので、ケースバイケースですけどね。
:さて上映場所は、京都ではカルトな人気を誇る「みなみ会館」。昔はこのすぐ近くに住んでまして、ここが元々ポルノ専門の映画館だった時代も知っています。変われば変わるもんですね…。
:さて、ここからはネタバレになりますので、これから観る予定の方は絶対に目を通さないように。
:「コーヒー&シガレッツ」は、ジム・ジャームッシュ監督が80年代から録り貯めた短編11本からなるオムニバスです。
:この映画のポスターが手元にあるんですけど、そこには「ゆっくり時間が流れる」、「あなたをリフレッシュタイムへと誘う、至福のリラックス・ムービー」とか書いてあります。でもこれ、全部嘘。嘘八百。だって、ほとんど全ての物語で、登場人物はみな口喧嘩してるんですから。(笑)
:一方が突っかかり、一方が何とかそれを丸く治めようとする、そんな展開の話が主流です。でもそれが面白い。一方の発言に対して、相手がどう切り返すか?その瞬間瞬間がとてもスリリング。それでいて、全体を取り巻く雰囲気はなんだかダルい。そのアンバランスでシュールな世界観が、非常に小気味よく短編を紡いでいます。11本97分なんて、あっという間。
:期待していたものとは違いましたけど、僕は好きですね、こういうのも。

2005年05月01日 時代は光。

コーヒー&シガレッツ
:↑とりあえず近日中に見に行こうと思っている映画の一つがこれ。コーヒーとタバコが演出する11本のオムニバス。
:今日は会社に行く予定だったんですけど、結局クライアントから連絡が来ず、会社に行ってもやることがないということで自宅にいました。
:昼からはNTTが来て、光導入の工事。設定も済み、ようやく快適インターネットの世界に戻ってこれたのは、もう夕方でした。
:仕事も停滞気味で、特に予定もなくなってしまった夜。ちょっと迷った結果、二日連続でさらさ西陣へ。でも今日は一人。雨の中、車を止めておける近場のカフェもそんなにないというのがメインの理由ですが、まぁ西陣にしても富小路にしても、とりあえず居心地が良いので足が向いてしまう訳です。
:カウンターにはオーナーとアルバイトの女の子が二人。一人の子に「昨日も来ましたよね?」と言われ、苦笑。
:今日はまだ一本も吸ってなかったタバコをふかし、コーヒーをちびちび飲みつつ、後はアルバイトの女の子たちと話しながら(仕事の邪魔をしながら)時を過ごしました。後半、シフトの交代のタイミングで女の子が二人増え、狭いカウンターに女子大生が4人(!)という、個人的には近年稀に見る状況と遭遇しながら一人カウンターを楽しんできました。4人の中には大学の後輩にあたる子もいて、「そうよね、あのジメッとした感じが清心館の良さよね」というローカルな話もしてみたり。
:まぁ、後から来た二人の内の一人に「昨日も来ましたよね?」とまた言われたんですが。(笑)
:とりあえず明日1日、また仕事ですが、その前日としては上出来の一日でした。カフェでシメるのが、最近の「明日に繋げる今日のシメかた」みたいな感じです。なんつーか、日々モチベーションとの戦い、みたいな感じになってますね。(笑)

2005年04月30日 最後の最後で。

憧れのリトラクタブル
:今日は色々やる日。
:午前中はちょい仕事。持ち帰った書類の整理、リニューアル前の現状サイトマップ作成など。手を動かさない仕事とか昨日書きましたが、とりあえず文章に起こさないといけないので、何か書いてはいます。
:昼過ぎから予定通り洗車。しかし暑い。日が照りまくり。おかげでちょっと「水アカ」が残りました。洗車っていうのはホント難しいもんだと痛感する日々です。前は結構適当にやってても気にならなかったんですけどね…。(笑)
:15時ごろからケーブルテレビの業者が来ました。今までネットはケーブルだったんですけど、光を導入することになりまして、ケーブルのモデムなどを取りはずす工事をしてもらいました。お陰で明日夜までネットはお預け。ネットでメシ食ってるものとしては、これはかなり不安です。
:夜はまた仕事。サイトマップ作りの続き。
:ネット切断のため、外界と絶たれながら孤独にチマチマと作業していたところ、電話が。相手は写真家さん。「珍しく夜に暇なので、良ければ付き合って」ということで、さらさ西陣へ。
:日付けが変わる寸前まで談笑して過ごし、楽しく家路に着きました。一人で色々やってた日でしたが、シメがこれで良かったなぁと。今まで長いこと一人で過ごしてきた訳ですが、なんだか一人で過ごすことが下手になってきている気がする今日この頃です。まぁ、それもアリかな。

2005年04月17日 モチベーション。

ユーノスから見た(何も写ってない)空
:週末から体調をガタッと崩してしまいまして、金曜は会社を病欠しました。あの会社に行ってから、病欠は初めてだったかもしれない…。元々ひ弱なんですけどね。今までよく耐えたもんだ。(笑)
:一つの大きな案件が終わって、ちょっと安心しすぎたんですかね。なんか不意打ちくらったような発熱でした。
~この三日間をまとめて~
:15日…ベッドの上で「(ハル)」観てました。あぁ、恋してぇ。
:16日…ダルい体にムチ打って、「リハビリ」を名目に服を買いに。暑くて買う気にならず、結局「さらさ富小路」でうだうだ。(しかも胃腸が悪いのでコーヒーも冷たいもの飲めず、仕方なくホットカルピス・笑)
:で、今日。
:熱は下がったみたいですけど、頭痛が残ってるのと、胃腸の具合が悪いまんまです。昨日も夜から体が動きませんでした。(笑) 今日も今日とて「さらさ西陣」→「さらさ富小路」のリレーでオーナーや店員さんとおしゃべりしてきましたが、今猛烈に眠いです…。
:体もそうなんですけど、気持ちの面でもちょっと調子が悪くて、仕事に対するモチベーションが「ダダ落ち」中です。今日も含めて、このところ仕事や私生活で嫌な気持ちになったり、残念な場面に出くわすことが多く、今ものすんごい虚無感に襲われているところなんですよ。
:それでもなんとかモチベーションを(低空飛行ながら)維持するために、色々と技術的な本を買っています。この1週間で間違いなく1万円以上は使ってますね。とりあえず、僕が今一番やりたいことはこれで、これは会社や現状とは関係なく、自分自身の目標なんだ、って感じで。
:まぁ、気持ち的には正直「お先真っ暗」と言うか「真っ白」という感じで、希望も展望もへったくれもないのが実際のところです。ただ一方で、「外に出よう」個人的キャンペーンは継続していこうと思ってます。とにかく、ひとつ所には留まってられないので、世界を拡げることをテーマに、少しずつ色々なところに顔を出していこうと。
:こんなガキんちょの話を聞いて下さる写真家さん&さらさ富小路のスタッフの皆様に、今日を一つの区切りとして、改めてお礼を。「ありがとうございます。また今週バンメシ食いに行きます!」

2005年04月12日 …で、結局今日も。

:デザインから全て一人で担当した案件が、昨日めでたく納品となりました。
:自分で言うのも何ですが、非常にスムーズに作業が進み、納得の行く仕事が出来たと思います。とは言え、商業ベースのデザインをまとめていく難しさを改めて実感しましたし、仕事の進め方にしても反省すべき点はあると思います。ただ、それを前向きに捉えられるくらい、持てる力を出せた案件だったと思います。
:さて、昨日の納品を終えて気合も抜け、今日は以前の案件の修正をやっていました。結構バグが出るFLASHでして、予想通り今日1日それに掛かりっきりでしたね。気合が抜けた状態でバグ消しをやっていくのは精神的にヘビーでしたが、なんとかそれも予定時間に切り上げ、今日は早めに退社。
:…で、結局今日もまた「さらさ」です。平日は富小路。
:今日は小雨の天気だからか店内は空いてまして、常連ヅラしてカウンターでずいぶんおしゃべりしてきました。「西陣」関連の話やら、諸々。仕事が終わって家に直行せず、こうして全く関係ない場所に来るというのは精神的にとても健康的だなと思った次第です。それも例えば仕事仲間と飲みに行く、とかならあまり雰囲気が変わらないんでしょうが、こんな風に仕事と無関係な人と楽しくおしゃべりするという辺りに意味があるんでしょうね。
:明日からまた新しい案件に取り掛かるので、本当に良いタイミングでリフレッシュができたと思います。阪神も巨人に大勝したし、今宵はかなり良い気分。(笑)

2005年04月10日 で、結局今日も。

本文と写真は微妙に関係がありません
:昨日、洗車をがんばりすぎて、今日は右肩と腰が痛いのです。
:さて、今日は雨の中をじっとガマンで仕事に専念だ! …と思っていたものの、3つの案件中1つの案件が進められなくなってしまい、午前~昼過ぎにかけて残る仕事をズババっと片付けることが出来ました。しかも、雨は一向に降る気配もなく…。
:ということで、体は自然とユーノスのほうへ向かい、手は自然と屋根を開け、ハンドルは自然と「さらさ西陣」へクルマを向かわせていました。(笑) 道中、サクラの名所・平野神社も、梅の名所・北野天満宮も人だらけ。雨は降らないものの風は強く、サクラの花びらがそこら中で舞っていました。1週間前からずっと今日は雨だと言われていたのに、それでも晴れたのは、きっと何処かの誰かがとても良い行いをしたからなのでしょう。
:「さらさ西陣」は、今日はカウンターにオーナーが一人。雑誌を持っていってたんですけど、それを読むということもなく、ただオーナーとポツポツお話していました。社員教育のこと、ユーノスのこと、結婚のこと…。それにしても、最近妙に新しい人と話す機会が増え、そのたびに自分の話題の無さにはほとほと呆れますよ。こんなガキんちょと話を合わせてくださったオーナーに感謝、です。
:ところで、人は何故「約束の時間に遅れる」ということを、こんなにも軽んじるのでしょう? 待ち合わせ時間に遅れる、出勤時間に遅刻する…。人と会う前にその心象を悪くするというのがどれほど損なことなのか、身に染みて分かっていない人が多いことに、最近は幻滅しています。
:すみません、だいぶん話が逸れましたね。この週末三日間とリンクする問題だったので、なんとなく書いてしまいました。
:さて、僕が「西陣」にいた頃、写真家さんは「富小路」にいたそうで、会わなくても似たようなことをしている辺りが面白い。(笑) 10歳離れた「さらさ兄弟」です。

2005年04月09日 カフェ→クルマ→カフェ→カフェ。

洗車中!
綺麗になりました(at国際会館)
:ということで、週末を堪能。
:写真家さんからの提案で、写真家さんはバイクを、僕はユーノスを洗車することになっていた今日。せっかく晴れるのだからと、カフェのランチで腹ごしらえし、そのあと洗車にいそしみ、最後にカフェの夕食でシメるという、素敵なコースが決定。これぞ、語り合う週末の一つの総決算。
:ランチは宝ヶ池の「ドルフ」で。皆お花見に行っちゃってるのか、休日の昼にしては案外混んでませんでした。陽のよく当たるテラスで、ランチを食べながら、阪神タイガースの話やら仕事の近況報告など。
:洗車はすぐ近くのコイン洗車場で。今日はみっちりコース。シャワー→シャンプー→シャワー→ワックスがけ→室内清掃…。全てをじっくりとこなし、4時間ほど掛かりました。
:手も汚れたし、汗もかいたし、洗車用具も持ってるし、で、お互い一旦帰宅することに。もちろん僕はオープンでクルマを走らせ、ナビでは阪神のデーゲームのテレビ中継を流してました。そこら中で渋滞に遭遇しても、とりあえず阪神は勝っていたので非常に楽しい一人ドライブでしたよ。(笑)
:夜は再度集合して、「さらさ富小路」へ。月曜にも来た店です。店に入ってカウンターに座るや否や、店長さんから「すみません、この間はバタバタしててお話も出来ず…」と笑顔でお詫びがありました。…って、常連扱いしてもらってる! 感激…。
:もちろんこれも写真家さんのお陰でありまして、私なんざ金魚のウンコみたいにくっついて来ていただけですから…えぇ。なんか申し訳ないです。(笑) ただ、今後も写真家さんを交えて、私生活のほうでもさらさの店員さんとのつながりはありそうですから、末永く贔屓にさせていただきますよ!
:相変わらず大賑わいの店内ですが、カウンターでは恋愛話やら下ネタやらで結構アツいトークに。どうも僕の女性の好みは、ストライクゾーンが「狭い」のではなく、日本とメジャーの違いのようにどこかがズレてるらしいです。なるほど、メジャー式の「外に広い」ストライクゾーンで待ち構えてたのに、日本式にインコースを攻められ続けてもバットは振れんわなぁ、という実感もないではないですが。
:まぁそういう訳で、「さらさ富小路」では、いつもとは違った「カフェ」を楽しんできました。こうして常連扱いしてもらって思うのは、「もう一つ自分の居場所ができたのかな」ということですね。家、会社、そしてもう一つ自分のことを知ってくれている場所がある。これがカフェではなかったら、こんなことは思わないでしょうね。他のお店なら、行ったら買うか買わないか、という駆け引きもある訳だろうし。ただカフェに行ったら、何か飲むのは当たり前。飲み物を注文したら、一服できる場所が引き換えに提供される訳です。そして、カフェで過ごすのが一番リラックスできる僕にとっては、その「場所」が大切な訳ですしね。
:「外に出よう」という個人的キャンペーンを始めて、ようやく世界が少し広がったような気がした今日でした。
:ちなみに、「さらさ富小路」のあとに、今度は「スターバックス」に行って、写真家さんと二人で引き続き語りあってたりします。(笑) 年が10近く違う男二人の間に、何をそんなに語ることがあるのか? いやいや、なくても話題が出てくる辺りが、カフェの魅力だったりするんですよ。

2005年04月04日 平日夜カフェ。

:週末のカフェ気分が抜けない月曜日。
:クライアントからの連絡は待てどもなく、素材も送られてこず、今日やろうと思ってたところまで仕事が終わっていたなら…、会社に長居する理由などないでしょう。(笑) まぁ、納期が明後日なんですが、素材がないんだから仕方ない。何もできないじゃないですか。
:ということで、久々に平日の夜カフェを楽しんでみるかと、退社して「さらさ富小路」へ。
:昨日行った「さらさ西陣」よりも、こちらのほうが先にあったお店です。町屋を改装したカフェで、一階はおしゃれな自転車屋。急な階段を上って二階に上がると、アートスペースを兼ねたなんとも味のあるカフェが広がっています。
:店員さんのお姉さん(かな?この年になってくると、女性が自分より下なんだか上なんだかイマイチ分からない)は、「写真家さんのお友達」という事で僕を覚えてくださってました。ということで、一人カウンターに腰掛け、パスタと食後にコーヒー。そんでもって、たまに店員さんとおしゃべり。
:それにしても、店は大盛況です。「西陣」は静かで落ち着いた雰囲気ですが、こちらはさすが繁華街の中にあるだけあって、お客さんが絶えません。月曜日の夜に、満席でお客さんをお断りしてるんですからね。そんなに極端に小さい店でもないのに。
:途中から、僕の隣の席には外国人が座りました。ペーパーバックを読んで笑った後、「骨付き豚のから揚げ」とごはんを箸でガツガツと平らげ、またペーパーバックに戻るという、ナイスな外国人でした。しかも、から揚げは骨ごとバリバリ食ってました。かっこいい。
:平日のカフェも、予想通り良いものです。面白いくらいに、カウンターの上では仕事のことを忘れられる。ただ、もうちょっと落ち着いた店にしたほうが良いかもしれないですね。(笑)
:もちろん帰ってから、ちゃんと例の自主学習も進めましたよ。念のため。

2005年04月03日 二週続けて同じカフェ。

クローズで、先週と同じ場所にて、縦フレームで。
:誰かと会って語り合う週末、継続中。
:持ち帰りの仕事があったんですけど、クライアントさんからの連絡が遅れたことで、昼間に中途半端な時間ができてしまいました。そこで写真家さんと、二週続けて「さらさ西陣」へ。なぜ同じ店に二週続けて行ったのかは、内緒。
:さらさのオーナーがカウンターにいらっしゃったんですけど、この方の車歴は非常に共感できるものがあります。分かっているだけでも、ユーノス→インプレッサSTi→ミニ。僕と写真家さんの愛車の間にインプレッサが挟まれているようなのが、なんとも。(笑) そのとき乗りたいものに乗る、男はこうありたいものですな。
:ところで、そのオーナーさんがおっしゃってました。「この店、芸能人さんもよく来るんですよ。松たか子さんとか、松嶋菜々子さんとか…まぁ、お付きの方も一緒ですけど。一人で来られたのは、片平なぎささんかな」 …一人で来ちゃ駄目ですって、2時間ドラマの女王!(笑)
:まぁ、それもそうだろうな、というお洒落で落ち着いたお店です。紫明通りにあって、通りは人通りも多くなく、非常に静か。元々銭湯だったのを改装してありますから、店構えは独特で、写真を撮っていく人が後を絶ちません。おそらくは、今日写真を撮った人の中に、カウンターの僕らが写っていた人もいるはず。(笑)
:カウンターで、写真家さんにオーナー、バイトの女の子も交えて楽しく話していたら、突然ものすごい勢いで雨が降り出してきました。雷も鳴ったりして、まるでスコール。花散らしには少し早い、そんなどこか季節外れな雨でした。車で来たんですけど、こんな雨じゃ仕方ないや、ということでコーヒーをおかわりして、結局長居してしまいましたよ。
:このところ、仕事で、というより会社で無駄に神経をすり減らしているので、週末のカフェは本当に癒されます。しばらくは、平日の夜にも一人でカフェに寄ったりしてみようかなと思ったりしています。なんだかんだで、カフェにいる時間というのが僕にとって一番好きな時間なんですね。それで次の日仕事がはかどるなら、それもアリかなと。ただ、ストレスの"効率の良い"逃がし方を、早く覚えたいものですけどね。(笑)

2005年03月27日 週末の充足感。

運転席から見た風景at北大路堀川
:仕事を昼過ぎまでに何とか片付け、写真家さんと、初めて行くカフェへ。
:「さらさ西陣」というカフェです。富小路のほうはよく行くんですが、こちらは初めて。銭湯をカフェに改装したという変り種で、店内はサイケというか極彩色というか、一面のタイルに覆われていました。
:そこで2時間ほどトーク。話題の中心はやはり新型ロードスター。
:昨日もちょっとブログに書いてましたが、「次に欲しいクルマ」というところへも話題が移りました。普段ミニに乗る写真家さんは、次は新型のミニが良いと。僕はというと、「もし数年後もまだ独りだったらオープンですね」と昨日と同じことを言ったんですが、「いや、その時は彼女がいるという前提で考えようじゃないか」と励まされてしまったり。(笑)
:夜は夜で、別の友人から連絡があり、これまたカフェへ。今度は北山のドルフ。
:メインはこちらでもやっぱりクルマなのですが、「将来の自分たち」というテーマについても大いに語ってきました。まぁ、あんまり発展性のない話ばかりなんですけど。(笑)
:いつまで続くか、このトーク&トークな週末。精神的には大いにリフレッシュして、さらに一週間なんとか乗り切れるだけのモチベーション(それはもっぱら私生活のための)をもらうことが出来て、非常に充実してます。願わくば、しばらくこんな感じで良い週末を重ねていきたいですね。まぁ、最近一番多い出費が交際費なのは間違いないんですけど。(笑)

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