2006年05月20日 五月晴れ、哲学の道。
:昨日の雨が嘘のよう。昼からの晴天に背中を押され、急遽「京都を知ろう。」企画の第3弾を敢行しました。自転車での京都ポタリング(散歩)。今回の舞台は「東山」です。いや~、真打登場って感じですか。
:まずはルートをご説明。今出川を東進し、銀閣寺で南に折れ、哲学の道を下り、南禅寺を探索、最後は平安神宮の前を通って帰途に着く・・・、というコースです。まぁ、東山と言っても北部の方ですね。それにしても、この時期は修学旅行の生徒さんたちが多い多い。銀閣寺前もすごかったですから、清水寺辺りも大変でしょうね。そこら辺は、また時期をずらして行きたいと思います。
:さて、本題。
:今出川通りは、西大路通りに端を発し、そこから市内を東に貫く通りです。東に行くにつれ徐々に北上し、その後なだらかに下りながら、やがて銀閣寺(慈照寺)へとつながっています。河原町通り辺りからは、ずっと大文字を見ながら走れますし、途中には北野天満宮・御所・同志社大学・京都大学・吉田山など、歴史とアカデミズムの空気が漂う風景が続きます。この通りを走るだけでも、京都観光をした気分になれるかもしれません(笑)。
:先ほども書きましたが、銀閣寺(慈照寺)は修学旅行の生徒さんたちで一杯でした。そこで、お寺の散策は諦め、門前の道を南進。
:途中、営業中の人力車にも遭遇。休日に来るとこういうのを見られるから良いですね(笑)。 くねくねと曲がる道は、やがて哲学の道へとつながります。桜の時期ではないので、人もまばら。それでも自転車を押して進みました。
:哲学の道を抜けると、閑静な住宅街に出ました。しかしもう山に入っているので、自転車は登ったり下ったり。石段のようなところもあって、少しだけスリリング。ママチャリもそろそろ限界かなぁなどと思ったり(笑)。ノートルダム女学院、東山学園の前を抜け、やがて南禅寺に辿りつきました。
:南禅寺は、以前に一度来たことがあるんですよ。だけど、疎水橋が好きなので、今日も散策をすることにしました。ここも修学旅行生と観光客で一杯だったので、三門・疎水橋・疎水の写真を撮って満足したら、長居せずに出てきました。
:今日のポタリングはこれにて終了。2時間ほどの自転車の旅でした。ついでに動物園の前を通り、平安神宮の鳥居の写真だけ撮ってきました。平安神宮、それから東山のもっと南の方はまた今度来ることにしましょう。
:帰りは、三条会商店街に出来た「サラサ3」にて一服。天気も良く、上着を脱ぎ、終始Tシャツ姿で走ってましたが、体にも心にも心地よく、清清しい時間でしたね。なんだか、やっと春が来たんだなぁという実感がありましたよ。