IHANOYA DIARY

2009年03月28日 スプラッシュ来ました。

スプラッシュ前。


:スプラッシュが納車されました。


:はるばるハンガリーからやってきて、約1ヶ月三重県で待たされたあと、こうして僕の元まで来てくれました。スプラッシュにとっては長い旅だったと思います。僕にとっては、仕事で忙殺されたり、ユーノスを手放してからまだ一週間しか経ってなかったりもして、あっと言う間にこの日が来たという感じでしたけど…。


スプラッシュ後。


:短時間の試乗と違って、こうして長い時間乗ってみると、やっぱり色々と気付くことがあるもんです。


:まず驚いたのは加速。試乗のときは、CVTならではの「踏んだ後しばらくしてゆっくり加速してくる」という特性が顕著でした。ところがですね、実は結構がんばってくれるんですよ。とりあえず街中では何の問題もない加速を見せてくれます。シフトを「S(スポーツモード)」にすれば、一気にワイルドな走りと音で、別の車のような印象になります。この変化は楽しいですね。


:スタイルは、この背高&寸づまりなチョロQシルエットと張り出したオーバーフェンダーで、実寸よりもずっと大きく見えます。運転席に座ってもそれは同じで、十分な頭上高に大きなシートで余裕のある空間ができてますよ。まぁ、ユーノスから乗り換えたことも大きいとは思いますけど(笑)。


スプラッシュインテリア。


:気になることも無いではないです。不思議なウィンカー音…は、まぁ慣れるしかないですけど、左ハンドル仕様のままのシフトゲートはちょっと引っかかるなぁと。今後のマイチェンでここが変更されたら、お金払ってでも直せたらいいなと思うんですけどねぇ。


:さてさて、こうして今日からスプラッシュとの日々が始まった訳ですが、最後はユーノスのときと同じように、手放すのが辛いような存在になるんじゃないかという気がしています。何せ、納車の日まで一度も公道で走ってるのを見なかったというくらいのマイナー車ですんで、まず僕の愛着は保証済みですから(笑)。

2009年03月19日 さよならユーノス。

運転席からみた風景。


:これを書いている今、僕はもうユーノスのオーナーじゃありません。


:さて、前回の続き。T社に8万円の査定を受け、返事を保留したまま、続くJ社の査定を待ち受けるのでした。


:J社の査定士さんは到着が大幅に遅れてしまいまして、すでに薄暗いガレージの中、査定は懐中電灯を使いつつ行われました。T社の場合は僕のいない場所で査定されてましたんで、実際の様子を見るのはこれが初めて。実にじっくりと観察しつつ、何やらこまめにメモしていくんですねぇ。その内容が気になる気になる(笑)。


:査定は20分ほどで終わり、その後は車について色々聞かれながらの価格交渉です。ここら辺はすでに腹の探りあい。すでにT社の査定を受けた後ということを知って、向こうの出方も慎重でしたよ。


:ここでもやっぱり、状態の良さを褒めてもらいました。むちゃくちゃ綺麗ですね、と。びっくりしました、と。…そう言えば、僕も他人のユーノスは意識して見てきましたけど、あんまり綺麗なのって記憶にないですね。僕はこの車のブリティッシュスポーツ的な雰囲気を大切にしたかったんで、あんまりイジらなかったのがよかったんだと思います。


:結果、J社がユーノスに付けた値段は11万円でした。


:じゅういちまんえんですよ! 最初は1000円だったのに! 別の業者からは「無理。」と言われた10万円の大台を突破しましたよ! やほーい!


:まぁ、これまでの電話での印象からすると、あと何社に来てもらってもこの額を超えるのは難しそうに思います。何度も言いますけど、「10万円は無理」と鼻で笑われましたからね。


:ということで、J社にお願いすることにしました。綺麗だ綺麗だと褒めてくれる人にユーノスを渡せて、僕も安心です。


:2009年3月19日。僕とユーノスの自由で、気楽で、なのに淡々としていて、そしてどこか孤独だった日々が終わりました。


:今ユーノスの写真を見ると、実はちょっと泣きそうです。


2009年03月18日 1000円からのスタート。

琵琶湖岸にて。


:「値段は付かない」と言われた訳ですが、実は、無償で手放すことはないのです。かと言って、廃車にする費用が掛かるからマイナスだってこともない。


:実はスズキから、「車を購入された方なら、どのメーカーの車でも1000円で引き取ります」と言われたんですね。ということでユーノスの下取り価格は最低でも1000円なのです。


:1000円て。


:しかしそれもまぁ、現実な訳で。買い取り業者から電話で言われた予想額は、どこも大体「幅は0円~5万円、平均2~3万円」でした。0円スタートというのが現実で、「1000円でもよし。」としなければならない可能性もあるんですよね。


:で、話は本題。


:先日、J社の査定を受けることになっていたんですが、その前に微妙な時間が出来てしまったので、先にT社に持って行くことにしたんです。向こうからは来てくれないT社。さすがは世界一の自動車メーカー。


:日頃、売れてる車ばかり見てるから、さぞかし厳しい査定になると思っていたのですが、そこで出た額はなんと8万円でした。


:8万円!


:「がんばって5万いくかどうか…」と言われていた車が8万円!


:平静を装いながら、内心は一足先に桜が満開でしたよ。


:車の状態がいいんですってよ! 15年経った車にしては綺麗過ぎるんですってよ! 屋根つきガレージ万々歳ですよ!


:1000円スタートが、一気に8万円スタートに。「がんばって5万円」とか言ってた業者はサヨウナラ…。しかしだ、ここは冷静になる必要がある。今日はまだもう一社査定がある訳で、その後で結論を出しても遅くない…。


:ということで、後ろ髪ひかれつつ、結論を保留してT社を後にしました。

2009年03月13日 ユーノスの行方。

4年くらい前のユーノス。


:スプラッシュの納車は28日になりそうです。


:あと2週間。それまでの間に、ユーノスとお別れしなくてはなりませんね。


:トヨタ・三菱・スズキ。試乗に訪れたディーラーで、ユーノスの下取り価格を一応聞いてみてはいるのです。その結果はですね、口を揃えて「値段が付けられません…」ということでした。
:ええ、15年モノともなると、もう売り物としては考えてくれないんだそうですよ。走行距離が5万そこそことか、事故歴なしとか、HDDナビとETCが付いてるとか、本皮シートとか、そんな諸々がみな0円なんだそうですよ。


:なんてこったい。


:ちょっとくらいは覚悟していたつもりでしたが、世知辛いもんですよね。


:かと言って、オークションは色々不安だし面倒なんで、とりあえず買い取り専門店に当たってみました。


:ネットから7社にコンタクトを取って、すぐにレスポンスがあったのはそのうち5社。うち1社が「自分で店まで来てください」という事なので無視して、残り4社に査定してもらうことになりましたよ。それにしても、相手にしてくれない会社がある時点で、15年モノの立場の厳しさを感じますねぇ…。


:ということで、まずは明日、J社の査定を受けてきます。

2009年02月15日 今 変わってゆくよ。

:ユーノスを買った頃のことを、思い出します。


:「中古車店を周って、なるべくたくさんのユーノスを比較して選びたい。」 …そう言っていたはずの僕は、最初に訪れた店の、最初に見たユーノスを買ってしまいました。


:あれから5年の時が過ぎようとしています。もう三十路を越えた僕は、今年、


青いスプラッシュ。


スプラッシュを買いました。


:買いました…  いました…  ました… (←エコー)。


:我ながら、即決っぷりは健在でした。人間、そう変わるもんじゃありません。結局は、対立候補のi(アイ)の見積もりが出る前に勝負が終わってしまいましたよ。まぁ、値段には納得しています。


青い内装。


:上の写真は、スズキに新たにやってきた青いボディカラーの試乗車の内装です。購入したのはこのボディカラー。外も中も青いんです。


:思えば、スプラッシュを買うことは最初から決めていたのかもしれません。後は、i(アイ)の「軽自動車」というアドバンテージに対して、スプラッシュがどう上回るか、という点だけでした。


:もちろん、維持費の安さではどうしたって軽自動車に及びませんが、それでもスプラッシュには乗っていて飽きない魅力があるんじゃないか、という気がするんです。
:この独特の青い内装や、欧州で生まれ育ったという出自、カタマリ感のあるデザイン、まれに見る硬い乗り味…そういった車としての個性。そして、発売から3ヶ月経ってるのに、京都でまだ10台も売れてないというレア感。
:僕にとっては、スプラッシュという車は特別な魅力に満ちていますよ。


青いスプラッシュ。


:そしてもう1つ、飽きない車があります。


:今度は、ユーノスとの別れについて書かなければならないですねぇ…。

2009年02月07日 スズキの不意打ち。

スプラッシュ前。


:再びスズキに行ってきました。今度はちゃんと写真も撮ってきましたよ。


:日記の上では二日連続のようになっていますが、スプラッシュの試乗そのものは2週間ほど前のことになります。
:あれから特に何の進展もないまま、昨日スプラッシュ試乗記を書いていた頃に、ちょうどスズキから電話が入りました。


:内容は、「あれから考えていただけましたか?」といった定番のお伺いでした。
:考えてなくはないんですがねぇ…、前回は定価のお見積もりをもらっただけなんで、正直なところ次の一手をどうするか、思いあぐねていたところでした。スプラッシュもi(アイ)も定価で買うつもりはないですが、デビュー間もないスプラッシュは向こうも強気でしょうし、切り出しづらいなぁというのがあったんですね。
:今まで何度か車購入の場面には立ち会ってますが、最初の見積もり提示で(様子見程度の)値引きが含まれていることが大半だったので、定価での提示にちょっと戸惑ったんですよ。


:うーん、向こうも様子見だったってことですかねぇ。僕としては、いかにも「買いますよ」というカモネギ顔でノコノコと来店したつもりだったんですけど…。


:ということで、いっそのこと仕切り直しで別のディーラーにもう一度試乗しに行こうかと考えていたりもしました。


:で、話は戻って昨日の電話。


:続きがどうもね、雰囲気が違うわけです。


:「もう一度話がしたいので、明日か明後日は空いてないですか」と持ちかけてこられたんですよ。


:売る気です。待ってました。


:ああ、ようやくその気になってくれたか…。二週間の間に何があったかは知らないけれど、とりあえず「コイツは買うかもしれないな」と思ってくれたようです。なんか安心してしまいましたが、これもスズキの作戦でしょうか。これってツンデレとか言うの? え?違う?


:そんなこんなで、とりあえずスプラッシュの方がまず動きました。今日は「受けて立つ!」と勇んでスズキに再訪した次第。ということで、長い前置き終わり。


:今回は、やはり値引きの提示がありました。それも、雑誌の「スプラッシュの目標値引き」を最初から軽く上回る好条件! スタッフさんが言うには、「スプラッシュはそもそも気に入ってくれる人が少ない」(我ながらここで笑っていいのか迷う)、「だから、気に入ってくれた人には多少無理しても買ってもらいたい」とのことでした。


:最終的な見積額は上司の了承を得てからとのことで、今日のところは現状の見積もりを一旦持ち帰ることに。予想もしない急展開で、こっちが握っていたはずのイニシアチブは完全にスズキのものになったようです(笑)。
:とりあえず今日のところは頭を落ち着けることにしたいと思いますよ。


スプラッシュ後ろ。

2009年02月06日 スズキ製のドイツ車。

スプラッシュのカタログ。


:さて、また間が空きましたが、試乗記の第3弾でございます。


:今回乗ってきたのはスズキの「スプラッシュ」。うっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが、上のカタログの車です。同社のコンパクトカー「スイフト」の全長と全幅をちょっと縮め、一方で全高だけはちょっと高くしてみた、そんなサイズの車。


:実はコレ、スズキのエンブレムは付いてますが、れっきとした輸入車なんですね。


:ドイツのオペル社と共同で開発され、スズキのハンガリー工場で生産、現在ヨーロッパで売られているという欧州車。ちなみに、オペルでは「アギーラ」という名前で、ちょっとお化粧直しして出ています。


:本来、日本で売るつもりはなかったそうですが、スズキはガソリン代の高騰という事態を「コンパクトカーのチャンス到来」と捉え、急遽輸入販売が決まったそうで。そのため、円高の時代に輸入車がラインナップに加わるという珍事が起こってしまいました。


:さて、前置きが長くなりましたが、試乗の話に移りましょう。


:結論から言いますと、これ、中身もまんま欧州車…いや、ドイツ車でした。


:ちょっと左寄りに付いたペダル、左ハンドル用のままのシフトゲート、後部座席の3席分のヘッドレストとシートベルト…まぁこういった辺りからも欧州の香りが漂ってきます。しかし、なんと言っても顕著に現れているのは、シートと乗り味の「硬さ」でしょうね。


:まず、シートが硬い。シートと言うより、イスに座ったという印象です。
:次に乗り味。これもハード。しかし個人的には、不快感のある硬さではなかったです。スポーツカーみたいな尖がった硬さではなくて、路面の凹凸を巧みに吸収する、大人っぽい硬さでした。
:このシートと乗り味の硬さは、昔BMWの3シリーズやVWのポロに運転したときに感じたものと似ています。ドイツ車は長距離の高速移動に適した硬さに調整されているということなので、ここら辺、オペルからのオーダーなんでしょうねぇ。


:アクセルを踏むと、出足はスムーズ。しかし…、うーん…、加速しないなぁ(笑)。ミッションはCVTなんですけど、踏み込みと加速との間に結構タイムラグがある…。これはちょっと、高速の合流とかで不安になるかもしれないです。


:シートとサスペンションがもたらす硬さは、車格以上の剛性を感じさせてくれている気がします。カーブや段差を過ぎるときに、値段不相応の頼もしさを感じましたね。


:街中を低速中心で走ったこともあり、今日のわずかな試乗だけでは物足りない感じでした。ただ、この車が相当に個性的な存在だということは十分に伝わってきましたね。
:ただ僕は、何か足りないものがあっても、それを補う個性を持った車の方が好きです。そういう車の方に愛着が湧くし、飽きにくいと思ってますよ。


:今回のスプラッシュで、買い替え候補の本命となる車の試乗を一通り終えました。軽のi(アイ)か、普通車のスプラッシュか(IQのことは忘れてください)。購入の目処は春頃。あと一ヶ月程度ありますが、それまでかなり悩むことになると思います。


:ちなみに…、今年一発目の日記で使った画像は、スプラッシュの運転席でした。近所のショッピングモールに展示されていたのを撮ったものです。


スプラッシュの運転席。


2009年02月03日 案外繁殖してるリス。

:体調が悪かったりなんだりで書いてなかったんですが、実は先月2台ほど試乗に行ってきたのですよ。


:まず1台目はこれ。


i(アイ)。


:三菱の軽自動車、「i」(アイ)です。


:軽自動車の中でも、個性で群を抜くこの車。何せこのデザイン、そしてMR(エンジンが後部座席の後ろにある後輪駆動)というレイアウト。「周りの人とちょっと違う車に乗りたい」という理由でロードスターを買った僕は、そのマニアックな存在に心をくすぐられましたよ。その個性が合理的かどうかとかは、正直どうでもいい。


:昔は「狙い過ぎかな」と感じていたエクステリアのデザインも、近くで見れば丁寧に造りこまれているように見えて感心します。個人的には、(軽の枠を無視しても)もうちょっと横幅があった方が、デザインのバランスが良かったかなとは思いますが…。あと、正面から見ると「エサを口に溜め込みすぎたちょっとアホめなリス」みたいな愛嬌がありますね。


:走った感じは、何も言うことございません。試乗車にはターボが付いてましたが、軽自動車らしからぬ加速にまず驚きます。次に、背中から聞こえるエンジン音の軽自動車らしからぬ野太さに驚きます。ハンドルやブレーキに、特に違和感を感じることもなかったですね。
:前回乗ったIQでは、室内の幅で「これ普通車やね…。」と思いましたが、i(アイ)では乗り味で「これ普通車やね!」と思いました。


:ただね、


:これ、ターボ付きのモデルは新車価格で160万円近いんですよ。馬鹿正直に買ったら200万円近くになる。まぁ、その価格見ても「これ普通車やね…。」と思った訳ですが、やっぱりこの辺りが原因なのか、売れてないらしいです。


:「売れてない」というのは、僕にとっては魅惑のキーワードですが、ホントに売れてないですかね? 京都ではよく見る気がするんですけどねぇ…。
:目立つデザインだからそう思うのかもしれないと思いまして、この前ほぼ1日クルマに乗っていた日に、目撃台数を数えてみました。


:結果は、京都と滋賀あわせて9台。充分繁殖してないですかね…?近場だけ?


:i(アイ)はクルマ自体は文句なしですが、価格と近場での繁殖具合がネックですねぇ。

2009年01月21日 短い車。

:さて、先日の運転席の写真についてですが。


:もちろんユーノスの運転席ではないんですが、とは言えまだ車を買い替えたわけでもないです。


:過去形ではなく、未来形。今年、ついにユーノスを手放すことになりました。


:実は、今年の半ばにもなれば、僕の生活環境は大きく変わることになるんです。立場も変わるし、住むところも変わる。これからの僕にとって、車は趣味のものではなく、生活道具のひとつになります。それは、ユーノスには文字通り荷が重い。かと言って、二台も所有できるような余裕はないですしね。


:そういう訳で、もうすでに昨年から、ユーノスの次の相棒を探してるんですよ。
:相変わらず小さい車が好きですんで、次の車も必要充分の大きさがあればいいと思っています。人が4人乗れて、週末の買出し程度の荷物が載ればOKです。
:まず最初に見に行ったのが、トヨタのIQでした。年明けすぐのことですね。


IQ(の写ってる表紙)。


:↑これですね。カタログが手元にないので、雑誌の表紙で失礼します。
:まぁ、「人が4人乗れて」と言った尻から乗れない雰囲気満点ですが、まぁ、話題の車ですからね(笑)。もちろん、試乗もしてきましたよ。


:トヨタが送り出した革新的なプレミアムコンパクト、ということでワクワクしてたんですが…、僕の思ったことを率直に言うとですね、


:短い車。


:と、これに尽きますね。


:さすがはトヨタ、っていう所はやっぱり乗り味でしたね。至って普通。IQだ、プレミアムコンパクトだ、と構えて乗ったら肩透かし。実家のラウムで馴染んだ、懐かしいトヨタの乗り心地でした。
:コンパクトとは言え、幅は普通車と同様ですから、運転席からの眺めはコンパクトという気がしません。そこもトヨタの狙いなのかもしれませんが、乗り味も含め、もうちょっと個性的な車に乗っている実感が欲しかったところでした。トヨタにしては重めのハンドルや、効きの遅いブレーキなんかは気になりましたが、全体としては印象が薄かったですね。


:IQで一番気に掛かるのが、後部座席です。ヘッドレストとリアガラスとの間が、数センチしかないんですね。後ろから衝突された際にはリアのエアバッグが開くそうですが、それにしてもこのクラッシャブルゾーンの無さは心配…。


:乗ってみたら普通車、しかし後ろを見ればすぐそこにリアガラス。「短い車」というのはそういうことです。


:ということで、早々と「IQは今回の候補じゃない」という結論に達しました。4人は無理でも、大人2人に子供1人なら何とか…とも思ったんですが、やっぱり難しいみたいですねぇ。

2007年10月13日 不意の初対面。

身悶える可愛さでした。


:復活したFIAT500こと、新型チンクエチェントと京都駅にて遭遇。発売はまだ先ですが、左ハンドルのMT車が参考展示されていました。


:横にチラッと写っている人と比べてもらえば分かるかと思いますが、実物はちっさい車です。たぶんヴィッツよりも小さい。後部座席には小柄な女性が乗れる程度の大きさです。それでも、ユーノスの倍の人数が乗れるんですけどね。
:インテリアのデザインも最高で、外から中からくまなくオシャレ。ここ最近のFIATはオシャレなイメージが皆無だったんですけど、溜めた分だけ物凄いのが来た感じですよ。


ええ、真剣に乗換えを検討しました。


:とは言え、ユーノスへの愛着は変わらないし、オープンの楽しさも分かってしまってるわけで。物理的に所有できなくなるまでユーノスに乗り続けたい、というのも変わらぬ本音です。
:だからまぁ、年末にある車検は当然受けるとして、その次の車検のときに改めて考えたいと思いますよ。


:実際チンクエチェントが大ヒットしたりしたら、今度は僕の天邪鬼根性が働いて、たぶん欲しくなくなると思うんですよね(笑)。発売前後(来春)が我慢のしどころでしょうかね…。

2007年10月07日 夏と冬の隙間をぬって。

実は保津峡駅に佇んでいるユーノスさん。


:上の写真では屋根が閉まってますが、本日この秋では初のオープンドライブを楽しんできましたよ。


:異常な暑さをもたらした今年の夏は、10月がもう1/3を過ぎようとしていることにまだお気付きでないご様子。このままだと、今年は秋より先に冬が来そうな気配です。先月2週続いた3連休も泣く泣く見送ったわけですが、今日ついに痺れを切らせて屋根を開けてみました。


:明日の降水確率が100%で、今日も夜から崩れる予報。それなのに雲間から陽が差すと、これが結構暑い。雨の不安と日差しの暑さ、オープンドライブに付きまとう心配事を一気に背負っての、なかなかにスリリングなドライブとなりましたよ。やれやれ…。


:それでもやっぱりね、


:はぁぁ…


:いいですよ、オープン。


:いいですよ。


:もうこれはね、経験してみないと分からない、というヤツです。


:迫る景色がフロントガラスを滑って、頭の上に抜けていく、あの感覚。アクセルを踏み込めば、何の障壁もなく両耳に届くエンジン音。今、僕は車と風と一体になって、確実に前へ進んでいると実感できるんです。
:バイクでも似たような感覚はあるんでしょう。ただ、体に掛かる負荷の違いはあるんじゃないかと思うんです。車のほうが、少し感覚を楽しめる余裕があるのではないかと。


:二度目の車検を目前に控え、実は少しだけ買い替えを考えたこともありました。でもこうして屋根を開けて走るとやっぱり駄目ですね、なかなか手放す気になれない。


:独り身も長くなりそうなので、環境的に手放す理由ができることもあまりないでしょう。もうしばらくはユーノスと一緒にいられるようにしてみようと思いますよ。

2007年04月28日 開けるのは洗うときだけ…。

抑え気味に開いております。


:GW初日ということで、特に予定はないけれどとりあえず洗車をすることになりましたよ。


:しかし、前回の洗車からわずかに一ヶ月、よく行っていた洗車場(上賀茂のMK)がなくなっていたのには驚いた…。その前に行っていた宝ヶ池のマクドの隣の洗車場もなくなったし、洗車しがてら景色のいいところをドライブする楽しみがどんどん奪われていきますよ。


:まぁ、たった一ヶ月ではあるんですけど、車にはしっかり埃が積もってますねぇ。ろくに乗れないまま、洗ってばっかりいるような気がしますよ。

2007年04月20日 大きなお買い物の妄想。

チンクェチェントを眺めながらコーヒー。


:ユーノスへの愛は変わりませんよ。


:でもこれ、FIATから出る新しいチンクェチェント、これはもう強烈に欲しいのですよ! 珍しく「!」を使ってしまうくらい欲しいのですよ!


:往年のファニーなたたずまいを上手くアレンジしたエクステリアはもちろん、インテリアのおしゃれ具合がこれまた、たまりません。ミニには手が届かないけど、このサイズの車なら、おそらく200万辺りで出てくるはず。その微妙にリアルな価格帯に、思わず身震いするってもんですよ。


:でもまぁ…、


:ねぇ。


:現実的に、車にお金使ってる場合か、ってことですよね。前の日記見てもらえば分かるように、もう目の前で出費の予感がある訳で。


:春の浮かれ気分もここら辺にしとかないといけないですね。そろそろ嫌な夏がきますしねぇ…。

2007年03月30日 全開洗車。

eunos070330.jpg


:年度末進行は一瞬の小休止。間隙を縫って、花粉と黄砂で汚れたユーノスを洗ってきましたよ。


:ライト、ワイパー、窓と開いていって、最後は屋根を全開に。オープンらしい洗車風景です。


:この後、もちろんオープンのまま帰宅しました。しかし、今年の春はこれが最初で最後のオープンドライブになりそうな予感がします…。

2007年02月10日 高嶺の花博覧会。

エントランス。


:今年もやってきました「京都輸入車ショウ」。今回もキメキメなセールスマン達に無視されながら、憧れの車の外から中から触りたおしてきましたよ。


ルーテシア(クリオ)。
:入ってすぐ出迎えてくれたのは、以前「(ユーノスの他に)今一番欲しいクルマ」と書いたことのあるルノーの「ルーテシア」です。今まで眺めるだけでしたけど、今日は運転席にも座ったし、外観も穴が開くほど見つめてきました。やっぱりイイですねぇ。小柄な成りして、キリリと引き締まったデザイン。競合ひしめくこのセグメント、僕ならちょっとハズしてコレを選びますよ。


FIAT500(チンクエチェント)
:「ルパンの車」、チンクエチェントことFIAT500。なんで旧車が展示されてるのかというと、実はコイツの新型がもうすぐ出るからなんです。小さい車が好きな僕は、2年くらい前から気になってました。最近のFIATは正直あまり面白くないんですけど、この車はぜひともミニに続いて欲しいもんです。


アウディTT。
:今日ぜひとも見たかった車の一台、アウディTT。どーですか、この戦闘的な面構え。顔だけでなく、小さなサイズにはちきれんばかりの筋肉を詰め込んだボディ、そしてコクピットのような運転席、全てが威嚇的。ただ、個人的には幾何学的なデザインがぶつかり合う先代のほうが好きかなぁ。


イオス。
:最近気になって仕方がない一台、VWのEOS。今どきめずらしい四角四面なボディラインに、意外にハマるオープンボディ。運転席からの景色は、前はフツーのセダンなのに、見上げれば空が見える。このアンバランス。貴重な存在になりそうなこの車の刹那な魅力に、どうしても心惹かれてしまうのです。


:ちなみに、今日は会場でイベントがありました。地元FM局・アルファステーションによる公開生放送。DJは我らがキヨピー。


キヨピー。


:すんません、顔が白く飛んでました…。誰だか全く分かりませんが、まぁその、キヨピーだからいいかな、と…。

2006年12月02日 次の春までに。

eunos061202.jpg


:友人の納車を見届けた週末、ユーノスも今年最後のイベントを迎えましたよ。


:法定12ヶ月点検とオイル(&フィルター)交換です。いやまぁ、そんなに大層なことでもないですが(笑)、ユーノスさんもスッキリした形で一年を終えましょう、ってことでね。来年で干支が二周り目になる13年目ですからね(おっさんくさい)。
:友人の新車購入で「ユーノス・愛」が再燃していた訳ですが、プラグコードも交換したし、オイルもフィルタごと替えたしで、ひと段落といったところでしょうか。もちろん後はほったらかしという訳ではなく、次のオープンの季節に向けて、常に何がしてやれるかを考えつつ過ごしていこうと思ってますよ。


:点検を終えた後、ドライブがてら市内の北部(丸太町以北)をグルッと一周してきました。白川通りを、イチョウが舞うなか走ったのは心地よかったなぁ…。フロントガラスを横切るイチョウの葉、幹の焦げ茶色、そして背景の町並み。それがいかにも晩秋の色合いで、少ししみじみとしてしまいました。まぁ、屋根を開けてたら大変なことになってたでしょうけど(笑)。


:屋根を開けるのは、春までお預け。でもその春には、ちょっと計画していることがあるんです。実現できるかどうか分かりませんが、一度はやっておきたかったことを、やってみようと思っています。とりあえず今は、いい春を迎えられるようにがんばらなくてはね。

2006年11月28日 何が何でも見届ける。

アクセラ


:今日は友人のアクセラの納車日でしたよ。


:ご存知のように平日ですが、ここまで同席してきた以上、最後まで見届けないと気が済みません。当事者でもないのに、なんとか仕事を片付け、僕は今日この日を迎えました。
:ユーノスで友人を迎えに行き、午前中から洛北のディーラーへ。納車の一連の手続きを隣で眺め、ユーノスの時のことを思い出したりしていました。
「確かあの時は、ディーラーに着く前に強烈な尿意に襲われて、着いてすぐ車も見ずにトイレに駆け込んだんだっけか…」などと。


:納車の儀式を終えると、伏見に用があった我々は、東大路通りを一路南へ。アクセラの後ろにユーノス、赤と緑のクリスマスカラーなランデブーで、京都を縦に走り抜けました。先日お手入れをしたばかりのユーノスで走るのは心地よくて、つかの間でしたけど良いドライブでしたよ。


アクセラ


:友人の前の愛車(イスト)には、ずいぶん乗せてもらいました。三十路を迎えても当分は行動パターンが変わらないであろう僕らは、今度はアクセラに乗って色んな場所へ行くことでしょう。周りに既婚者が増えて、遊んでくれる友人が減っていく中、アクセラという新しい友人を仲間に入れたような気分でいます(自分の車じゃないのに)。僕らはアクセラに乗って、僕らなりに「おっさんの階段」を楽しく上がっていきたいなぁと、しみじみ思ったりもしましたよ(勝手に)。

2006年11月26日 青いコード。

昔の画像であいすみませぬ。


:ユーノスの「プラグコード」を交換してきました。プラグはずいぶん前にイリジウムプラグに交換してあったんですけど、もう一方のコードのほうは高価ゆえ放置状態になっていたんです。
:とはいえ、「加速アップにはプラグ周りの交換が一番」と知り合いに諭され、ここのところのユーノス熱再燃に背中を押される形で奮発してみました(笑)。


:プラシーボ効果かもしれませんが、こういう事をした後は「走りが良くなった」と感じるもの。今日もやはり、出だしの反応が良くなったように感じましたよ。走行中の加速性能に関しては、そんなに乗れてないので何とも言えません。ただまぁ、良いことした後は気持ちがいいです(笑)。


:来週末は12ヶ月点検とオイル交換を予定。次のオープンの季節までに、さらに心地良いクルマにしておきたいと思います。

2006年11月11日 ストーブリーグ。

この雑誌、読んでビックリ乱丁本でした。


:友人の大きな買い物に触発されて、ユーノスへの情熱が再燃中。


:なんだか以前も「今年は幌を交換したい」とか言ってた気がしますが、残念ながらそれは叶いませんでした。あれも冬でしたが、季節がこういうことを言わせるんでしょうか(笑)。
:何はともあれ、今回は幌などと大きなことを言わず、地道にメンテナンスの面からやっていこうと思います。ユーノスオーナーになって2年。ユーノスのある生活に慣れて、ちょっとオロソカにしている反省がありますからね。


:まず定期的なオイル交換。そしてプラグ交換はしたものの、プラグコードがそのままなのでそれも交換。そこら辺から始めようと思います。


:友人がアクセラを買い、車に詳しい旧友が(彼女と別れたので)最近また遊んでくれるようになりましたんで、機は熟したという感じでしょうか。プロ野球のストーブリーグよろしく、次のオープンシーズンまでにユーノスをリフレッシュしていこうと思います。


大人しく主を待つユーノスさん。

2006年11月05日 大きな買い物、早くも決着。

試乗車。


:きちゃない画像で、あいすみませぬ。まだ新携帯の操作に慣れません…。


先週に引き続き、今日もまた友人のクルマ選びにお付き合いしてきました。
:今日はトヨタ・オーリスに初めて試乗するのと、マツダのセールスマン氏いわく「オーリスに乗ったら、もう一度乗りに来て下さい、勝つ自信があります!」とのことでしたんで、再度アクセラの試乗もします。


:短時間に乗り比べができることになったので、友人が運転するのは当然ながら、僕のほうは一計を案じて後部座席に乗ることにしました。友人が「走りのよさ」とともに「後部座席の居住性」を重要視していましたし、日頃後部座席のないクルマに乗っているので(笑)、車種によってどれほど違うのか興味がありましたんで。
:ただこれ、結論から言うと大正解でしたよ。


:オーリスの後部座席は、思っていたよりずっと広く感じられました。外から見れば上に向かって絞られていくデザインに見えるんですが、後部座席の頭上部はとても広く、また前後も余裕たっぷり。そのうえリクライニングもできるんだそうで、前席が狭く見えて申し訳なく思ったくらいです。
:…でも、走り出すとちょっと事情が変わりました。
:上下左右、とにかくよく揺れるんです。路面の凹凸が、ホールド性の高いシートから腰に、硬い震動になって伝わってきます。踏み切りを越えると、お尻が左右に大きく振られます。アームレストが妙に低い位置にあるせいで、それを使うと体が横にもたれてしまい、着座姿勢に違和感がありました。この後部座席でのロングドライブは、僕ならちょっと遠慮したいです。
:大抵はソツなくまとめてくるトヨタさん。しかし、妙に凝ったインパネ造形といい、このクルマに限っては事情が違うようです。2ボックスハッチバック車の活況を見て、慌てて作ったんではなかろうか…と疑うようになってしまいました。


:さて次は、セールスマン氏が自信満々のアクセラです。
:とはいえ、セールスマン氏が自信を持っているのは、あくまでも足回りの話でした。四輪独立サスペンションにより、前後左右のタイヤがそれぞれに路面の凹凸を捉え、安定した走行性能を発揮する・・・といったものです。
:もちろんここでも僕は後部座席に試乗しました。シートは左右の盛り上がりが大きく、ホールド性は高いものの、乗り降りの際にちょっと気になるような気がしました。また、こちらは居住空間としてそれほどの広さは感じず、「それなり」といった感じでしょうか。ただ、サイズがサイズですから、足元と頭上ともに余裕は充分ありますよ。
:しかしねぇ、面白かったのは、走り出すとオーリスとは好対照なんですよね。
:自慢の四輪独立サスペンションの恩恵だと思いますが、後部座席も非常に震動が少ないんですよ。静かだし、安心して体を預けていられる。一度マイナーチェンジを経た成果か、細部まできっちり作られている印象を受けました。


:後部座席に関しては、僕は率直に言ってアクセラに軍配を上げます。
:ちなみに、オーリスを運転した友人によると、踏み込みと加速にタイムラグを感じたそうです。あと、ハンドルが軽すぎたとか(これはトヨタ車全般に言えることですが)。こちらも、やはりアクセラのほうが一段上のようでした。


:結果として、友人はアクセラを選択。もう購入手続きを済ませてきました。
:値引き交渉ばかりでなく、きちんと両者を吟味して購入できたというのは、非常に楽しい経験でしたよ。「新しい=良い」というのではなく、改良を重ねたがゆえの良さがあることを実感できたのも大きいです。まぁ、僕はトヨタに断りの連絡をしなくていいから、そのぶん気が楽なんでしょうけどね(笑)。

2006年10月30日 デジャヴ。

roadster061029.jpg


:画像の使い回し、申し訳ない。 いや、タイトルはこれのことではないのですよ。


:前回までのあらすじ。
:友人のクルマ選びに同行した僕は、なんだかんだでちゃっかりと新型ロードスターの運転席に初めて座ってみたのでした。


:ということで、その続き。
:アクセラの試乗を終え、値引きに関する攻防も一段落したところで、我々とセールスマン氏は外に出ました。陽はすっかり落ち、クルマ選びの続きはひとまず来週に持ち越し。友人とセールスマン氏にしてみれば、今日はこれにてお開きといった感じな訳ですが、僕にとっては第二幕開演な訳で。
:今まで遠くから眺めるだけだった新型ロードスター。お付き合いのあるディーラーに行った際も、売約済みの車しかなかったために触れられなかった新型ロードスター。それが目の前に、屋根を開けて待っている
:どこからともなく差してくる冷たい視線を背中に感じつつ、僕は足早に運転席に駆け寄り、そのシートに身を預けました。


:最初に思ったこと。


「ああ、ロードスターだよ、これ。」


:ついにボケたか、とお思いかもしれませんが、残念ながらそうではないですよ。
:新型に乗った感触は、ユーノスのそれと同じだったんです。座席の感触、座席からの見晴らし、ドアとセンターコンソールとの間隔…、そういったものが、ユーノスに乗ってるような錯覚を呼び起こしたんです。
:もちろん、それぞれを見れば、ユーノスとは違う作りになっているのでしょう。ハンドルの形状は全く違うし、サイドブレーキの後方にはカップホルダーなんて近代的な装備がある(※ユーノスにはそんなユースフルなものは着いていません)。でもやっぱり、同じメーカーが作った三代目、同じ血が流れているのでしょう。いや、きっと流す努力をしたのだと思います。エクステリアのデザインを見ても、原点回帰の思いは明らかですからね。


:新型がユーノスに似ていると実感してから、何故か逆に、ユーノスへの愛情が再燃してきました。
:もちろん新型には惹かれます。お金に余裕があったら、ローンを組んででも(お金のあり具合がリアルですが)欲しい。ただ、それも「ユーノスと2台所有」という前提ありきです。僕はよく「今一番欲しい車」と言って「ルノー・ルーテシア」やら「スバル・R1」の話をしますが、それもこれも「ユーノスの他にもう一台」というハナシです。


:今年の目標の一つはユーノスの幌を付け替えることでした。残念ながら現状、フトコロにそんな余裕は無く、目標は達成できそうにありません。とは言え、僕はユーノスを動かなくなるまで乗るつもりですから、この目標は来年に持ち越してもいいでしょう。
:ただ、もしユーノスが動かなくなっても、その血を継いだ車がすでに存在している・・・ということが分かっただけで、本当は少し安心していたりするんですけどね。

2006年10月29日 大きな買い物。

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:愛車を買い換える予定の友人と、ディーラーを2軒回ってきました。


:「後部座席の居住性も重視しつつ荷室も重要、一番肝心なのはスポーティな走行性能・・・」という友人の要望を満遍なく叶えたのは、欧州を中心に人気の「2ボックスカー」というセグメント(いわゆるハッチバック)でした。代表格がVWゴルフですが、日本ではマツダのアクセラが火をつけたカテゴリです。


:最初に訪れたのはトヨタのネッツ店。トヨタもいよいよこのセグメントに本格参戦ということで、出たばかりの「オーリス」を見てきました。今日のところは、まだ試乗車がないため試乗は出来ず。ということで、見ただけの個人的な印象を以下に。
:外観は、ヴィッツをタテヨコに伸ばしたような感じでした。女性受けが良いと聞きますが、それもそのはず優しい印象すらある滑らかなラインが特徴です。ただ、個人的にはインパクトに欠けると言うか、(言葉は悪いですが)記憶に残らないデザインでした。ぼんやりと形は思い出せるものの、はっきりとイメージを再構築しづらいんです。
:内装のほうは、なんと言っても大きく張り出したセンターコンソールでしょう。良くも悪くも、このクルマで一番目立つポイントだと思います。セールスマンですら、「とりあえず、こういうのがやりたかったんだと思います…」と匙を投げたそれは、インテリアとも外観とも独立した存在感を放ち、「トヨタがちょっと冒険した記念碑」のような威厳を放っておりましたよ。


:さて、続いて見たのはこのセグメントの先導者、マツダのアクセラです。
:ただ、お互いの共通の知り合いがすでにアクセラのオーナーでしてね。カブるのもアレだから、という感じで友人はあまり乗り気じゃなかったんです。それに、彼が今乗っている車もトヨタ車だし、オーリスに目立った不満がなければスンナリと決まると思ってたんですよ。正直なところ、だから僕のお付き合いのあるディーラーには誘いませんでした(笑)。


:でもねぇ。欧州カーオブザイヤーの次点をあのVWゴルフと分け合ったアクセラは、やっぱりよく出来た車なんですよ。
:デザインの良さと踏み出しのスムーズさは、以前から知っていました。ただ、マイチェンを経て、より静かに、そしてより穏やかに走る術を見に着けていたとは知りませんでした。ボリュームあるフロントマスクに象徴される、力感溢れるエクステリアデザイン。地味ながらも、赤を巧みに配して気持ちを高ぶらせてくれるインテリアデザイン。そこに加わる、質実剛健な走り。不満と言えば、ナビ関連が充実してないことくらいです。


:僕が「国産車ならマツダ。」と公言するマツダ好きでなかったとしても、両者を比較して、僕なら間違いなくアクセラを選んだと思いますね。
:もうね、自分が「マツダ贔屓」と思われているであろうことが恨めしかった。さらには、先にアクセラを買ってしまった知り合いがいることすら無意味に腹立たしかった(笑)。


:来週にはオーリスも試乗ができるそうですし、そうなれば本当の意味での比較ができるということになるでしょう。上に書いたことはあくまで個人的な感想ですし、また友人が買う前だからこそ言える本音でもあります。 まぁ、友人と僕とはだいたい意見が一致していたのですが、あくまでも友人の尺度で決めるべきことなので、僕からは「こっちにしろ」とだけは言いません(ほとんど言ってるけどね)。


:僕はただ、上にある画像のように、新型ロードスターの運転席に座れたこと、それだけで今日は大満足です(笑)。
:これについては、また後日。

2006年10月09日 秋は何もかもが短くて。

比叡山から琵琶湖を一望。


:友人と、今秋初のオープンドライブで比叡山へ。
:空は快晴、気温もちょうど良く、琵琶湖もきれいに見渡せる最高のタイミングでした。


手前暗くてすみません。


:ここのところ、週末もなかなか時間が取れなくて、ユーノスにもろくに乗ってませんでした。ガソリンの値上げ以降、まだ一度も給油してないくらいですからね。
:でも久しぶりに乗ると、やっぱりユーノスは良いです。

:屋根を開けていると、車の声がよく聞こえるんです。タイヤが地面を撫でる音、僕の踏むアクセルにエンジンが律儀に返事をする音。そして大きく開けた僕の視界は、ユーノスのそれと等しくなります。


:帰路、ユーノスと一つになった錯覚を楽しみながら、待ちわびた秋があまりに早く日暮れてしまうことにジレンマを感じていました。

2006年04月30日 今春最初で最後の。

フロントガラス越しの街並み。
:4月最後の日曜日。やっと屋根を開けて走る。
:結局、4月にオープンで走ったのは、これが最初で最後なんじゃないでしょうか。前も言いましたけど、今月の週末ときたら「雨」か「強風」か「黄砂」か「寒い」のどれかだったので、全く春の気分を味わえないままでした。とは言え、もう明日から5月。若葉の中を走っていたら、すでに体に当たる日差しが熱いんですけどね…。
:今日は特に目的なく走りました。いつも走ってる道をとりあえず走ろう、と。運転すること自体が久しぶりなので、 ブランクを埋めるつもりで。
:しかし、読みたい本があったので途中カフェに寄ろうとしたんですけど、これが上手くいかなかったんですよ。一軒目「Zanpano」は、2時過ぎに行ったのに「しばらくは2時から営業開始」の札があるだけで営業しておらず、「sarasaかもがわ」は貸切、「chobitto」は駐車スペースに空きがなくて断念…。最後はめんどくさくなって、家の近所のシアトルズベストに行きましたよ…。
:まぁでも、走れただけでずいぶんスッキリした気がします。まだユーノスが来てから2年ですが、もう春と秋には欠かせない存在なんですよね。

2006年03月05日 今春のオープン初め。

フロント越しの空など
:昨日までの寒さも一息つき、久々に春を感じられる一日。こんな日が週末にピタリと当たるとは、実に素晴らしい。
:もちろん、こんな日を逃す手はありません。屋根を開け、ユーノスで街に出ました。
ヨングラスに加え、今回は新たに革手袋も装備。ユーノスの木製ハンドルは、夏場以外は手が滑りやすいのです。
:走りなれた道をフラフラと走りましたが、梅の時期ということで、北野天満宮の前は混んでましたね。結局、カフェで読みかけの本を読んで帰りました。
:まだ春というには少し早いですが、早くもオープンを堪能できた一日でした。他には特に何もないけれど、濃密に肌で時間を感じていたような気がします。

2006年03月02日 ユーノスの春ごしらえ。

艶やかボンネット。

:最近、電動歯ブラシが止まらなくなって困っています…。

:昨夜思ったより仕事がはかどったおかげで、今日は朝から洗車を決行。
:いや、なんと言うか自由業という感じがしますね。(笑) とは言え、これまではなかなか洗車をするタイミングが無くて、なんだかんだで昨年の晩秋に洗って以来のような気がします。春も近いし、オープンの季節はもうすぐ。なんとしてでも近い内にキレイにしておかなくては、と強く思っていたのです。
:今日はおそらく仕事の電話もないんじゃないか、と踏んでいたんですけど、そういう時に限ってあるもんなんですよね。(笑) 結局、洗う直前に一件掛かってきました。とは言え、作業を必要とする内容じゃなかったので、なんとかセーフでしたが。
:時間も無いので軽めの洗車にはなりましたが、それでもようやく春を迎える準備ができたな、という感じです。ユーノスなしでの春は考えられませんからねぇ。ちなみに、洗車後にちょっとウズウズしてしまい、結局オープンで短い距離を走りました。しかし、今日はまだ寒すぎでしたね。(笑) 

2006年01月21日 なんだかんだでやっぱりユーノス。

:オートバックスの駐車場に置かれた、くすんだネイビーブルーのダイハツ・コペン。
:それをまじまじと眺めつつ、僕は傍らの写真家さんに言いました。「あのですね、僕の夢の一つは、新型ルノー・クリオとコペンを同時に所有することなんです」と。

:「いつか欲しい車」は、本当に沢山あります。
:でも、その車を所有する自分を夢想するたび、思うのです。「ユーノスは手放せるのかな」と。色々と不便なところのある車ですけど、この車がない生活というのも何故だか想像できません。
:洋服の似合わないド日本人体型の僕に、奇跡的にピッタリ合う服があればそれは貴重です。少々色落ちしても、なかなか手放す気になれません。その服がなくなると、なんだか自分じゃない自分で外に出なきゃならなくなるようで。僕がユーノスに対して抱いている思いは、ちょうどそんな感じです。
:今年こそは、ユーノスをドレスアップしていこうと計画中です。去年は車検があったので、対ユーノス資金はそれに充てたような感じでした。今のところ、先立つものが心もとないですが、まぁそれを目標に仕事を頑張っていこうじゃないかという気持ちもあります。ニンジンですかね。セルフニンジン。
:とりあえず、サイドミラーのメッキ化、幌の交換などを予定中。長く付き合っていくと決めたからには、どんどん手放せない存在に仕立てていって、自分を追い込んでいくだけですヨ。(笑)

2005年11月13日 初・車検。

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:今朝、何故か夢の中で松崎しげるが「愛のメモリー」を歌っていました。目が覚めて体を起こした後、何故か僕もボソボソと「愛のメモリー」を口ずさんでしまいました。朝から愛のメモリー。
:さて、今日はユーノスを車検に持っていきました。ユーノスにとっては慣れたものでも、僕自身にとっては初の車検。しかし初めての車検に持っていくのが「11年モノのクルマ」とは、なんともスリリングです。
:ユーノスを停めた隣に、納車を待つ新型・マツダロードスターがありました。納車前なので中に入ることは出来ませんでしたが、生まれたばかりの三代目をまじまじと見てきましたよ。
:本年のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた新型は、とても良いクルマです。コンパクトなサイズの中で肉感あるデザインを実現し、マツダのロードスターのアイデンティティを巧みに継承しています。
:ただ、ただ・・・です、
:初代の「ユーノス」と三代目を見比べた場合、そこには僕個人にとっては決定的なものが継承されていないように思えました。それは、僕がユーノスを買う決め手とした、その柔和で落ち着いた佇まい。
:ユーノスからは、何故かマイナスイオンが出ているような気がします。あのクルマに乗っていると、あまりスピードを出す気にならないし、クルマの中で周りに暴言を吐いたりすることもなくなりました。飾りっ気のないデザインと必要最小限の装備で、自然の音を全部拾ってガタピシ走るユーノス。それは、止まっていても絵になる「エバーグリーン」なクルマだと思っています。
:一方の新型は、今日見た限りではいかにも「走るぞ!」という勢いを感じました。肉感あるボディラインも、各種ランプが睨みを効かすヘッドライトも、走っていてこそ様(サマ)になるように思えます。それは僕がオープンカーに求めるものではない、そんな風に思いました。
:ところで、車検は明日の夕方には終わり、予定では明後日の朝に受け取りにいくことになります。内心、幾ら掛かるかビクビクしていますが、まぁこれで先の二年の切符がもらえるわけですから、仕方なしとしましょう。

2005年11月04日 見積り額、決まる。

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:ということで、昨日の続き。これを読んでおられるドライバーの皆さんに、何かの参考になればと思います。
:上の写真が、傷の状態。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、バンパーの白い下地が見えています。ナンバーがあることからも分かるように、ちょうど真ん中辺りですね。相手のほうは、バンパーの右前方にユーノスの塗料が着いてました。
:朝10時頃、加害者側の保険会社から電話が掛かってきました。事故状況と、今後の手続きについての説明でした。ここで初めて、事故発生が「16時半」だったことを知りましたよ。あ~、そのころ写真家さんらとコーヒー飲んでたっけな・・・。あと、車の色が「紺」になっていたので(暗くてよく分からなかったのかも)、緑に訂正しておきました。「乗っておられなかったとのことで、お怪我はございませんね?」とも聞かれたのですが、ホント、乗っていたら余計にややこしい事になっていたのでしょうね・・・。あとは、修理に持っていったときの段取りなどを聞きました。
:それから「カーコンビニ倶楽部」へ。以前、一度修繕してもらってるお店ですんで、とりあえずココになりますね。なにせあの時、値段と出来栄えにずいぶん感動させられましたから。
:保険会社からの指示通り、カーコンビニ倶楽部さんから保険会社に直接電話連絡してもらうようお願いしました。実際は、カーコンビニ倶楽部と保険会社とが修理代金を相談して決めるという形になるんだそうです。なんか不思議な感じですね。私は客本人でありながら、なんだか代理人のような気分になる。
:今日のところは車を預けず、そのままお店を出ました。実際に修理する際、お店の側で損傷箇所の写真を撮って、保険会社に送るのだそうです。それまでの間に別の傷を増やさないよう、注意しなくては・・・。
:昼過ぎ、今度はカーコンビニ倶楽部さんから電話が入りました。保険会社との間で修理代金が決まり、3万円少々となったそうです。まぁ、これに関しては、私は「分かりました」と答えるしかありません。その後で、車を入れる日を7日の月曜日と決めました。
:同じ頃に保険会社から加害者側へ見積り額が伝えられているのだと思います。おそらくこれで主な手続きは済んだのだと思いますが、いやはや、在宅の仕事で良かったと改めて思いましたヨ。勤め人だったら、電話のやり取りや車の持ち込みなど、全てがずれこんでいったでしょう。この手続きだけで1週間くらいは掛かっていたかもしれません。
:ユーノスが綺麗になって戻ってくるのは来週の半ば~末に掛けての頃になります。その頃はちょうど、今の作業の締め日も重なってくるので、どちらにせよスッキリした気分でその頃を迎えたいと思うばかりです。

2005年11月03日 ユーノス、ぶつけられる。

:寺町三条西入ル「同時代ギャラリー」にて、写真家さんの個展「MALTAの佇まい」が開催中。「写真家さんってどんな人?」と思っていた方、あるいは「芸術の秋なのに、私はいつも食欲の秋」という新聞の四コマ並みにベタな方も、ぜひお越しを! ちなみに"MALTA"はグラサンのサックス奏者のことではないので、ご注意下さい。
:今日はその写真展にお邪魔してきました。仕事のヒントになるかもしれないと、じっくりと作品を味わってきましたよ。ヨーロッパの町並みは、色彩感覚そのものが日本と異なるという話を聞いたことがあります。白やシルバーの車がウケる日本とは異なり、色の特色を活かすことの出来る民族によって作り出された町並み。それはまるで、その時々の空の色も合わせてレイアウトされたかのように見えました。
:作品も充分に堪能し、そろそろ退出するかと思っていた頃、私の携帯に一本の電話が。掛けてきたのは、私がガレージを借りているダンススクールのオーナーさんでした。今月のお金は払ったはずだけど・・・と、思って聞いていると、オーナーさんの口から驚くべき言葉が。「すみません、ウチの生徒さんがおたくの車にブツけてしまったんですよ」・・・なんですとー!!
:聞けば、既に警察が来ているので、可能ならば至急来て欲しいとのこと。警察が来ているって、相当のことなんじゃないのか!? 私は不安を抱えて、ユーノスの元へと急ぎました。
:ガレージについて、まずは車をチェック。見たところ、後部バンパーを20センチほどこすっただけのようです。ここで、ひとまず安心し、スクールの中へ。そこには警察官と加害者がいました。
:加害者は、年配の方で、スクール歴も長いようでした。隣には奥さんが座っていましたが、あまり私のほうには顔を見せたくないようでした。警察官に促され、ガレージへと移動。そこで車内にあった自賠責の証書を提示。警察官はそれを確認した後、これにてお役御免とばかりにサッサと立ち去ってしまいました。その後で、お互いに免許証を提示し合い、必要事項をメモして別れました。この後は、私のほうで修理代の見積もりを取り、それを保険会社側に提示するという流れになります。
:私は、事故を起こした経験も事故に遭った経験もありません。加害者にしても今回のようなケースは初めてのようでした。ただ、その中にあって、1.それほど大きな被害ではないこと 2.それでいて、警察に連絡してくれていること という2点において、私にとっては不幸中の幸いだったと思います。そしてまた、私は車を仕事に使っている訳ではなく、元通りにさえしてもらえればそれで良い。ですんで、バカみたいな修理代にさえならなければ、スムーズに解決するのではないかと考えています。
:たまにガレージは生徒さんの車で埋まっていたりしました。区画のないところにまで車が詰め込まれているのを発見し、いつかはこういうことが起こるのではないかと、実は覚悟していたんです。それに、あのガレージは日が暮れてから照明が灯るまでの間、とても暗い時間帯がある。それを知っている以上、加害者の状況が分からなくはありません。
:明日、見積もりを取ってこようと思います。煩わしさよりは、未解決状態のモヤモヤ感のほうが強いですね。一刻も早くすっきりしたい。仕事のほうも、相変わらず通産7匹目の天使を待っている状態なんですけどね。(苦笑)

2005年09月02日 掘り出した5冊目。

5冊目。
:はい、5冊目です。
:誌名の横に「002」と書いてあるところを見ると、新創刊の雑誌の二冊目ということなんでしょうか。
:しかし、もうちょっと分かり易い表紙にしてもらえんかなぁと。誌名の「Limit」ってのも車っぽくないし、いくらロードスターのリアが特徴的とはいっても、このライティングじゃパッと見わからんです。
:愛する車雑誌「Cada」が早々に休刊した悲しい思い出があるため、新しい車雑誌には一言言いたいワタシでした。(笑)
:しかし河口まなぶ(自動車評論家)も老けたなぁ…。

2005年08月30日 真打ち到着。

カタログ
:そして今日、カタログが到着~。割に早かったですねェ。
:マツダのカタログらしく、シンプルな表紙。でもこのアングルが一番カッコいいよなぁ。このクルマ、斜め下からのアングルはあんまり良くないですね。
:近所の書店を見ても、他の雑誌を見かけないし、とりあえず4冊+カタログにて打ち止めとします。でもまぁ、今後発売されたものは順次購入という感じで。実はまだ、それぞれの中身をじっくり読んでない…。(笑) これから楽しみます。

2005年08月27日 祭は続く。

4冊目
:今日も1冊購入~。薄い割に高い…。
:そしてカタログも請求。ぬかりなし。

2005年08月26日 新型ロードスター!

今日のところは3誌
:昨日、新型ロードスターが発売されました。7年越しのモデルチェンジ。これでロードスターは3世代目に突入です。
:ここでロードスターの基礎知識を一つ。私が乗っているのはと言いますと、あれが初代のロードスターです。メーカーはマツダ。ただ、初代の頃には「アンフィニ」という販売チャンネル(今で言うなら"ネッツトヨタ"みたいなもの)があって、そこで「ユーノス」というブランドの車種群が販売されていたんですね。初代ロードスターもそのラインナップの1台でした。そこで、初代だけは「ユーノス・ロードスター」という名前になっています。2代目以降は「マツダ・ロードスター」です。となると、今回のロードスターは「2代目マツダ・ロードスター」とも言えるわけですね。
:さて、周りによく聞かれることの一つに、「新しいロードスターは欲しいと思うの?」という事があります。う~ん、どうなんでしょう…? 2代目を初めて見たときは、正直欲しいと思いませんでした。まぁ、そのころは初代のオーナーではなかったですし、特別な思い入れはなかったのですが、それでもあまり食指が動きませんでした。2代目は、キープコンセプトの色が濃く、比較をすれば結局初代の魅力の方が勝ってしまったように思います。
:ところがこの3代目、これにはかなり惹かれています。初代を彷彿とさせるボディラインに、こだわり抜いた走りの良さ。キープコンセプトだけではなくて、新しいロードスターというものの指し示すものが、確かに見える気がする。それがこの、小さいのに張りのあるボディの中に、ギュウギュウに詰まっている気がする。3代目は、こんな風にとてもワクワクさせてくれる車です。
:まぁ、3ナンバーになったし、豪華になったのは残念ですけど、逆にいかに「ロードスターらしさ」をそこに盛り込んだのか、今やそれに対する期待の方が大きいです。早く生で見たい!
:まだまだ僕は「ユーノス・ラヴ」ですけど、いつの日か3代目を買うことになるかもしれない、そんな風には考えてます。とりあえず今はこのワクワクを落ち着かせるために、店頭に並び始めた3代目関係の雑誌を買い漁っています。あったらあるだけ買うつもりでいたんですが、今日のところは3冊。むむー、ちょっと足りないなぁ…。

2005年04月30日 最後の最後で。

憧れのリトラクタブル
:今日は色々やる日。
:午前中はちょい仕事。持ち帰った書類の整理、リニューアル前の現状サイトマップ作成など。手を動かさない仕事とか昨日書きましたが、とりあえず文章に起こさないといけないので、何か書いてはいます。
:昼過ぎから予定通り洗車。しかし暑い。日が照りまくり。おかげでちょっと「水アカ」が残りました。洗車っていうのはホント難しいもんだと痛感する日々です。前は結構適当にやってても気にならなかったんですけどね…。(笑)
:15時ごろからケーブルテレビの業者が来ました。今までネットはケーブルだったんですけど、光を導入することになりまして、ケーブルのモデムなどを取りはずす工事をしてもらいました。お陰で明日夜までネットはお預け。ネットでメシ食ってるものとしては、これはかなり不安です。
:夜はまた仕事。サイトマップ作りの続き。
:ネット切断のため、外界と絶たれながら孤独にチマチマと作業していたところ、電話が。相手は写真家さん。「珍しく夜に暇なので、良ければ付き合って」ということで、さらさ西陣へ。
:日付けが変わる寸前まで談笑して過ごし、楽しく家路に着きました。一人で色々やってた日でしたが、シメがこれで良かったなぁと。今まで長いこと一人で過ごしてきた訳ですが、なんだか一人で過ごすことが下手になってきている気がする今日この頃です。まぁ、それもアリかな。

2005年04月29日 大人BBQ。

ユーノスの後ろにおっさん。
:ごおぉぉぉぉぉぉぉぉるでんうぃぃぃぃく!
:自分の時間は有効に使うぞ、休みは活かすぞ、と「外に出よう(超個人的)キャンペーン]を始めて以来の大型連休。これはもう、ここ数ヶ月の真価が問われる、ってな感じで指折り数えて待ってましたが、予定が次々固まっていきました。ありがたや。
:まぁ、仕事もあるにはあるんですけど、あんまり手を動かすことじゃなくて「考えること」がメインなので、すき間すき間に時間を見つけてやっていこうと思います。ええ、思います。
:一日目の今日は、写真家さんのお仲間の皆様とBBQ。
:大学時代からの友人を伴い、花背に行ってきました。絶好のアウトドア日和。ただ、オープンで走るにはもうちょっと暑いくらいになってきましたね。オープンの盛りは桜のように短いと…。
:かねてから写真家さんは、「子供っぽい集まりはイヤ」とおっしゃってたんですが、まぁそれもそのはず、今回のメンバーは平均年齢が40歳を上回る勢いです。年齢が分かっている中で、僕は最年少。37歳の写真家さんですら下から数えて三番目、といった感じで、最年長さんは僕の叔父と同い年でした。(笑)
:そよそよ流れる川を横目に、肉を喰らい、談笑し、ある人は居眠りし、ある人は子をあやし、ある人は変なものを食わされながら、それぞれの時間を楽しむといった感じでした。無理に盛り上げようとせず、無理に打ち解けようとせず、淡々と和やかに過ぎていく時間。皆さんを見てると、こうして年を取っていきたいねぇという気になりましたね。いや、皆さん驚くほど見た目は若いんですけど。
:帰りにユーノスの近寄ると、花粉なのか黄砂なのか分からん粉でマッ黄色になってました。という訳でGW二日目の予定は洗車に決定。

2005年04月23日 11年目の大進化。

夕暮れ・サクラ・ユーノス。
:↑の写真は、2週間前のユーノス。国際会館の終わり間近なサクラの前にて。
:さて、ユーノス改善計画第一弾。まずは「エンジンプラグの交換」です。
:「さらさ西陣」にて、以前オーナーから勧められた「プラグ交換」。ユーノスの純正プラグは元々へなちょこ、という噂は以前から聞いていましたが、これを交換することで見違えるほど低速のトルクがアップする、とオーナーは仰ってました。
:低速トルク…、まぁ私もあんまり走り関係の用語に詳しい訳ではないですが、要するに「スピードが遅い段階での踏ん張りが利く」といった効果があるんだろう、と予想しました。
:ここで、思い出してみたいと思います。今のマイ・ユーノスがどうなのか。
:信号が青になりアクセルを踏むと、一度はガッと加速するんですが、その後へにゃーっとした加速になり、もひとつ頑張り切れません。少し遅れて思い出したようにエンジンがうなり始め、2速に入ります。でもその頃にはだいたい次の赤信号に止められてしまうんです…。
:まさにマイ・ユーノスに必要な処置こそ、低速トルクのアップなはず。しかもそんなにコストが高い訳でもないらしい。じゃぁ、まずはそれをやってみるべと、結局以前書いてた「ボディコーティング」よりもこちらを優先させることにした訳です。
:後輩のY内君に付いてきてもらって、オートバックスへ。一番評価の高いメーカーの高価なプラグを奮発し、ユーノスをメカニックさんに預けて待つことたった20分。コーヒーを飲み終わる間もなく、ユーノスは帰ってきました。
:当たり前ですが、見ても特に変化はありません。
:とりあえず運転してみました。アクセルを踏むと、従来通りガッと出るユーノス。その後でへにゃーっと…、、、、、下がらない! ガッと出たその時の勢いを維持し、アクセルを踏み込む量に合わせて唸りを上げていくエンジン。そしてそのまま2速へとスムーズにシフトしていく…。1速を踏ん張りきって、2速に繋げたのです!
:マイ・ユーノス、11年目の大進化。1万円にも満たない出費で、ユーノスが生まれ変わりました。
:クルマをいじることで、クルマは改善され、オーナーはさらなる愛着が湧く。運転し、洗車することだけがクルマと関わる全てではない、ということが再認識できた思いです。ユーノスをこれから先も長く乗るために、これからも少しずつ手を入れていこうと思います。

2005年04月17日 モチベーション。

ユーノスから見た(何も写ってない)空
:週末から体調をガタッと崩してしまいまして、金曜は会社を病欠しました。あの会社に行ってから、病欠は初めてだったかもしれない…。元々ひ弱なんですけどね。今までよく耐えたもんだ。(笑)
:一つの大きな案件が終わって、ちょっと安心しすぎたんですかね。なんか不意打ちくらったような発熱でした。
~この三日間をまとめて~
:15日…ベッドの上で「(ハル)」観てました。あぁ、恋してぇ。
:16日…ダルい体にムチ打って、「リハビリ」を名目に服を買いに。暑くて買う気にならず、結局「さらさ富小路」でうだうだ。(しかも胃腸が悪いのでコーヒーも冷たいもの飲めず、仕方なくホットカルピス・笑)
:で、今日。
:熱は下がったみたいですけど、頭痛が残ってるのと、胃腸の具合が悪いまんまです。昨日も夜から体が動きませんでした。(笑) 今日も今日とて「さらさ西陣」→「さらさ富小路」のリレーでオーナーや店員さんとおしゃべりしてきましたが、今猛烈に眠いです…。
:体もそうなんですけど、気持ちの面でもちょっと調子が悪くて、仕事に対するモチベーションが「ダダ落ち」中です。今日も含めて、このところ仕事や私生活で嫌な気持ちになったり、残念な場面に出くわすことが多く、今ものすんごい虚無感に襲われているところなんですよ。
:それでもなんとかモチベーションを(低空飛行ながら)維持するために、色々と技術的な本を買っています。この1週間で間違いなく1万円以上は使ってますね。とりあえず、僕が今一番やりたいことはこれで、これは会社や現状とは関係なく、自分自身の目標なんだ、って感じで。
:まぁ、気持ち的には正直「お先真っ暗」と言うか「真っ白」という感じで、希望も展望もへったくれもないのが実際のところです。ただ一方で、「外に出よう」個人的キャンペーンは継続していこうと思ってます。とにかく、ひとつ所には留まってられないので、世界を拡げることをテーマに、少しずつ色々なところに顔を出していこうと。
:こんなガキんちょの話を聞いて下さる写真家さん&さらさ富小路のスタッフの皆様に、今日を一つの区切りとして、改めてお礼を。「ありがとうございます。また今週バンメシ食いに行きます!」

2005年04月09日 カフェ→クルマ→カフェ→カフェ。

洗車中!
綺麗になりました(at国際会館)
:ということで、週末を堪能。
:写真家さんからの提案で、写真家さんはバイクを、僕はユーノスを洗車することになっていた今日。せっかく晴れるのだからと、カフェのランチで腹ごしらえし、そのあと洗車にいそしみ、最後にカフェの夕食でシメるという、素敵なコースが決定。これぞ、語り合う週末の一つの総決算。
:ランチは宝ヶ池の「ドルフ」で。皆お花見に行っちゃってるのか、休日の昼にしては案外混んでませんでした。陽のよく当たるテラスで、ランチを食べながら、阪神タイガースの話やら仕事の近況報告など。
:洗車はすぐ近くのコイン洗車場で。今日はみっちりコース。シャワー→シャンプー→シャワー→ワックスがけ→室内清掃…。全てをじっくりとこなし、4時間ほど掛かりました。
:手も汚れたし、汗もかいたし、洗車用具も持ってるし、で、お互い一旦帰宅することに。もちろん僕はオープンでクルマを走らせ、ナビでは阪神のデーゲームのテレビ中継を流してました。そこら中で渋滞に遭遇しても、とりあえず阪神は勝っていたので非常に楽しい一人ドライブでしたよ。(笑)
:夜は再度集合して、「さらさ富小路」へ。月曜にも来た店です。店に入ってカウンターに座るや否や、店長さんから「すみません、この間はバタバタしててお話も出来ず…」と笑顔でお詫びがありました。…って、常連扱いしてもらってる! 感激…。
:もちろんこれも写真家さんのお陰でありまして、私なんざ金魚のウンコみたいにくっついて来ていただけですから…えぇ。なんか申し訳ないです。(笑) ただ、今後も写真家さんを交えて、私生活のほうでもさらさの店員さんとのつながりはありそうですから、末永く贔屓にさせていただきますよ!
:相変わらず大賑わいの店内ですが、カウンターでは恋愛話やら下ネタやらで結構アツいトークに。どうも僕の女性の好みは、ストライクゾーンが「狭い」のではなく、日本とメジャーの違いのようにどこかがズレてるらしいです。なるほど、メジャー式の「外に広い」ストライクゾーンで待ち構えてたのに、日本式にインコースを攻められ続けてもバットは振れんわなぁ、という実感もないではないですが。
:まぁそういう訳で、「さらさ富小路」では、いつもとは違った「カフェ」を楽しんできました。こうして常連扱いしてもらって思うのは、「もう一つ自分の居場所ができたのかな」ということですね。家、会社、そしてもう一つ自分のことを知ってくれている場所がある。これがカフェではなかったら、こんなことは思わないでしょうね。他のお店なら、行ったら買うか買わないか、という駆け引きもある訳だろうし。ただカフェに行ったら、何か飲むのは当たり前。飲み物を注文したら、一服できる場所が引き換えに提供される訳です。そして、カフェで過ごすのが一番リラックスできる僕にとっては、その「場所」が大切な訳ですしね。
:「外に出よう」という個人的キャンペーンを始めて、ようやく世界が少し広がったような気がした今日でした。
:ちなみに、「さらさ富小路」のあとに、今度は「スターバックス」に行って、写真家さんと二人で引き続き語りあってたりします。(笑) 年が10近く違う男二人の間に、何をそんなに語ることがあるのか? いやいや、なくても話題が出てくる辺りが、カフェの魅力だったりするんですよ。

2005年04月03日 二週続けて同じカフェ。

クローズで、先週と同じ場所にて、縦フレームで。
:誰かと会って語り合う週末、継続中。
:持ち帰りの仕事があったんですけど、クライアントさんからの連絡が遅れたことで、昼間に中途半端な時間ができてしまいました。そこで写真家さんと、二週続けて「さらさ西陣」へ。なぜ同じ店に二週続けて行ったのかは、内緒。
:さらさのオーナーがカウンターにいらっしゃったんですけど、この方の車歴は非常に共感できるものがあります。分かっているだけでも、ユーノス→インプレッサSTi→ミニ。僕と写真家さんの愛車の間にインプレッサが挟まれているようなのが、なんとも。(笑) そのとき乗りたいものに乗る、男はこうありたいものですな。
:ところで、そのオーナーさんがおっしゃってました。「この店、芸能人さんもよく来るんですよ。松たか子さんとか、松嶋菜々子さんとか…まぁ、お付きの方も一緒ですけど。一人で来られたのは、片平なぎささんかな」 …一人で来ちゃ駄目ですって、2時間ドラマの女王!(笑)
:まぁ、それもそうだろうな、というお洒落で落ち着いたお店です。紫明通りにあって、通りは人通りも多くなく、非常に静か。元々銭湯だったのを改装してありますから、店構えは独特で、写真を撮っていく人が後を絶ちません。おそらくは、今日写真を撮った人の中に、カウンターの僕らが写っていた人もいるはず。(笑)
:カウンターで、写真家さんにオーナー、バイトの女の子も交えて楽しく話していたら、突然ものすごい勢いで雨が降り出してきました。雷も鳴ったりして、まるでスコール。花散らしには少し早い、そんなどこか季節外れな雨でした。車で来たんですけど、こんな雨じゃ仕方ないや、ということでコーヒーをおかわりして、結局長居してしまいましたよ。
:このところ、仕事で、というより会社で無駄に神経をすり減らしているので、週末のカフェは本当に癒されます。しばらくは、平日の夜にも一人でカフェに寄ったりしてみようかなと思ったりしています。なんだかんだで、カフェにいる時間というのが僕にとって一番好きな時間なんですね。それで次の日仕事がはかどるなら、それもアリかなと。ただ、ストレスの"効率の良い"逃がし方を、早く覚えたいものですけどね。(笑)

2005年04月01日 やっとこさ4月。

このアングルがキュート
:やっと三月が終わりました。ホント、やっとという感じです。
:理不尽に忙しいと、人の心はギスギスします。それが元で、いろいろと嫌なことがあった一ヶ月だったと思います。その点では、本当に一刻も早く忘れてしまいたい一ヶ月でした。
:その一方で、多くの収穫もありました。改めて、友人の大切さが身に染みた思いです。社会的な人間関係と、こういった精神的な人間関係は全く違うものだと思い知らされました。それを意識的に分けて考えていく姿勢を、身に付けていきたいと思います。
:さて、気分を変えて。
:ユーノスが僕の元にやってきて、ジャスト1年が経ちました。まさにあっという間。あのユーノスが手元にあるということが微妙に信じられない、そんな気持ちが実はまだ残っていたりします。(笑)
:その微妙に信じられない、フワフワしたような気分が元で、僕はまだまだユーノスを"おっかなびっくり"で触っている気がします。このままではお互いに不幸…!という訳で、先日も書きましたが、今年は少し手を入れていこうと思っています。幸いなことにクルマに詳しい友人は多いですから、いろいろ聞けそうですし、その点は心配なさそうです。ただ僕の場合は、11歳になってしまったユーノスの「延命」が目的な訳で、車高を落としたり・レカロシートにしたり・エアロを装着したり…は、100%しません。ですので、ここで報告しても、「で、何がどう変わったの?」という程度の、恐ろしく地味な「手入れ」が非常にチマチマと行われていくことでしょう。
:で、まずその第一弾が、洗車を楽にするためのボディコート! うわぁ地味。しかも延命と関係ないし。
:とにもかくにも、地道にユーノスを労わりながら、来るべき年末の車検を迎えたいと思います。

2005年03月27日 週末の充足感。

運転席から見た風景at北大路堀川
:仕事を昼過ぎまでに何とか片付け、写真家さんと、初めて行くカフェへ。
:「さらさ西陣」というカフェです。富小路のほうはよく行くんですが、こちらは初めて。銭湯をカフェに改装したという変り種で、店内はサイケというか極彩色というか、一面のタイルに覆われていました。
:そこで2時間ほどトーク。話題の中心はやはり新型ロードスター。
:昨日もちょっとブログに書いてましたが、「次に欲しいクルマ」というところへも話題が移りました。普段ミニに乗る写真家さんは、次は新型のミニが良いと。僕はというと、「もし数年後もまだ独りだったらオープンですね」と昨日と同じことを言ったんですが、「いや、その時は彼女がいるという前提で考えようじゃないか」と励まされてしまったり。(笑)
:夜は夜で、別の友人から連絡があり、これまたカフェへ。今度は北山のドルフ。
:メインはこちらでもやっぱりクルマなのですが、「将来の自分たち」というテーマについても大いに語ってきました。まぁ、あんまり発展性のない話ばかりなんですけど。(笑)
:いつまで続くか、このトーク&トークな週末。精神的には大いにリフレッシュして、さらに一週間なんとか乗り切れるだけのモチベーション(それはもっぱら私生活のための)をもらうことが出来て、非常に充実してます。願わくば、しばらくこんな感じで良い週末を重ねていきたいですね。まぁ、最近一番多い出費が交際費なのは間違いないんですけど。(笑)

2005年03月26日 浮気心は出来心。

「Road & Ster」と「NAVI」
:ユーノスと暮らしてそろそろ一年になります。
:ユーノスを買って以降、他のクルマには興味がなくなりました。試乗会はおろか、クルマ雑誌すら買わないし見ない。新車情報もカーグラフィックTVも、録るだけで見ない。写真家さんとのクルマトークも話題についていけない。そんな一年を過ごしてきた訳です。
:…ところがどうでしょう。このところムクムクっと、色んなクルマに興味が湧いてきたりして。
:もちろん、ユーノスに飽きたなんてことないです。もう、見るたびに惚れ直してます。「こんなに素晴らしいクルマはないな。一生そばに置いておきたい」…いつもそう思ってます。
:でも、現実的には、もう10年を過ぎた車です。点検整備もそんなにマメに出来るわけじゃなし、そんな技術もない訳で、そう遠くない内に泣く泣く別れなければならない日が来るでしょう。そのときのことを考える、ということが少しだけリアルに感じられるようになってきたんだと思います。決して浮気ではありません。(笑)
:次にクルマを買うタイミングで、案の定まだ一人で過ごしていたら、僕はまたオープンを買うと思います。新車でも中古でも良いですが、総じてオープンカーというのは、それなりの個性を持っているもので、それぞれが他のどんなクルマにも取って代われない魅力を兼ね備えていると思っています。MG-TF(MG-F)、フィアットバルケッタ、COPEN…、今すぐにでも乗ってみたいクルマは結構あります。
:そこに決定打が。新しいマツダロードスターがお披露目となりました。
:ウチのユーノスが初代で、今回お披露目になったのは3代目。リトラクタブルライトこそないものの、初代のユーノスを彷彿とさせる、丸みを帯びたスタイリング。3ナンバーになってしまった一方で、「人馬一体」のコンセプトは貫かれているというのだから、ワクワクするなというほうが無理です。
:少し前から雑誌は店頭に並んでいたそうなので、写真家さんにも教えてもらってたんですが、正直なところあんまり関心がなくて見てませんでした。でも今日見た途端、新型が表紙を飾る雑誌を見渡して「で、どれを買おう?」と立ち読みで済ます気持ちは全くなくなってました。(笑) しかも、コンパクトカー特集をしていたNAVIまで買ってしまったのは全くの想定外。これも興奮してしまったからでしょうか。
:新型は今年の夏~秋ごろ出るらしいですが、まぁ僕が買えるとしても数年後でしょう。マイナーチェンジの頃かな。(笑) それまではユーノスでクルマとの上手い付き合い方を模索して行こうと思っています。

2005年03月21日 マイ神様。

ユーノスのシーズン到来
:今日は、短い距離ながら、今年初のオープンドライブ。自宅~北山間。で、北山でコーヒー。
:もう最高でした。天気はいいし、まったく寒さを感じないし、まさにオープンカーのシーズン到来です。心地よいエンジンのうなりに身を任せ、しばしの爽快なドライブを楽しんできました。
:屋根なしドライブというのは本当に良い気分転換になるんですけど、季節が限られるというのが玉にキズですね。(笑)
:さて、そうした気分転換をはさみつつ、ここのところ週末は"誰かと語り合う"ということに費やされています。それはいずれも、とても充実した時間です。
:先々週は午前3時までカフェにて。先週は自由が丘にて。昨日は23時までカフェ&別の人とまた午前3時までカフェ。今日は北山のカフェにて。計4人。
:語ることがあるのです。僕が語る、相手も語る。お互いが相手の話を聞く。そこで、気付けなかったことに気付かされ、忘れていたことを思い出させてもらえる。そうして僕は、あるいはお互いが、昨日よりほんの少しだけ成長する。一ヶ月前を思い出せば、僕の考え方はずいぶん変わってきました。そういう実感があるからこそ、こういう時間を大切に思います。
:例えば、昨日久々に思い出したのが、「マイ神様」の存在です。
:何か失敗したり、あるいは失敗しそうになったとき、ただそれを悔いて落ち込むのではなく、「最近ちょっとダレていたのを、神様が叱ってくれたんだな」とプラスに転換する概念、それが「マイ神様」です。
:僕自身は無宗教です。外国人に言わせれば「無宗教なんてありえない」なんて言われるかもしれませんが、実際のところ僕に生きていく中での戒律なんてない訳で。だから、誰かがあらかじめ決めた神様なんて僕は信じていなくて、ただひとつ、自分の中に神様がいるということを信じています。それが「マイ神様」。
:「マイ神様」は、僕だけを見ています。あるいは、あなただけを見ています。例えばクルマを運転していて、事故りそうになったとします。そのとき、「あぁ、最近運転する時ちょっと調子に乗りすぎていたのかもしれない。神様がそれを叱ってくれたんだな」と、思うようにしています。そこに初めてマイ神様が存在するのです。「反省」をプラス思考に変える変換システム、それがマイ神様な訳です。
:ここのところ、僕はその「マイ神様」の存在を忘れかけていました。ひたすら悔い、ひたすら反省していました。なかなか前へ進めず、苦しい思いをしていました。なんで忘れていたんだろう…。
:昨日の夜に僕のところに戻ってきた「マイ神様」は、また僕を見守り続けてくれることでしょう。

2005年03月19日 天邪鬼の血が騒ぐ。

ベイリーズのある風景
:今日は休日出勤。
:自宅での作業をさらにスピードアップするべくパソコンを買い換えた訳ですが、今回の案件ばかりは、明日が納期&共同作業というくくりなので、顔を出さない訳にもいかず…。
:ということで、天気がよかったんですが、特に書くこともない一日でした。
:ただ、帰り道であるクルマを久々に目撃して、なんとなく「今まで欲しかった車ってのも色々だったなぁ」などと思い巡らせていたんで、それを書こうかな、と。
:一番最初に「もうすぐクルマが買えるんだ!」という自覚が生まれたのは15歳の時のこと。イベント会場に展示されていた、34型のスカイラインを間近に見た時でした。「もうすぐ」も何も、18になったって免許が取れるだけで、実際マイカーを買ったのは干支が一回りしてからでした。でも、あのときのゾクゾクっとした感覚は今でも覚えてますね。そんな原体験の割に、スカイラインを欲しいと思ったことは一度も無い、というのが不思議なところです。
:その後、僕の心を揺さぶったのは三菱のFTO。起伏に富むグラマラスなボディを纏ったクーペでした。シフトには、MT/ATを思いのままに切り替えられる「INVECS-2」という当時最先端のシステムを採用。それもあってか、この手のクルマに珍しく、カーオブザイヤーに輝いた経歴を持ちます。流麗なスタイリングに、最新のシステム。当時高校生の僕のハートはぎゅぎゅぅと鷲掴みにされました。
:でも、売れませんでしたね…。さっぱり売れませんでした。結局、一代限りで生産終了。
:時代の波には勝てませんよね。この当時、スポーツスペシャリティを出すこと自体が勇気ある行動だった訳だし、あのカーオブザイヤーだって、クルマ業界からの暖かい励まし、と取れなくもないです。
:その次に好きになったのは、日産のラシーンというクルマです。「羅針盤」から取ったというその個性的なネーミングが示すとおり、低い車体でありながら、角ばったフォルムで車内を広く取り、この後にやってくる「ミニバンブーム」を先んじたコンセプトのクルマでした。そういった異質な存在感が、当時から天邪鬼だった僕のハートをぎゅぎゅぎゅぅっと鷲掴みにしたのです。
:でも、売れませんでしたね…。さっぱり売れませんでした。結局、一代限りで生産終了。
:まぁ、分かりやすく言えば、「勇み足」でしたね。コンセプトそのものは、後のミニバンブームの火付け役となったオデッセイと似ていたんですが、あっちは非常によくまとめられたクルマでした。で、ラシーンはというと、やっぱりどこか中途半端でした。その中途半端さに惹かれる人は、まぁあんまりいなかったんでしょうね…。
:で、その後に好きになったのが、ユーノスな訳です。これはもう、「セダンは飽きた→ミニバンとかワゴンは好きじゃない→じゃぁスポーツスペシャリティ→でもその中でも変わってるヤツ→屋根が布→いいじゃん!」というチャートを経ての結果でした。このクルマはお蔭様で、もうすぐ三代目が出ようとしている訳ですから、人気車です。誰に話しても、大抵「あぁ、あれ」と言ってもらえます。天邪鬼としてはちょっとそこら辺が不満だったりしますが、ユーノスの魅力はそれをはるかに凌駕しています。同じクルマを何人持っていようが、マイユーノスは1台だけ。これはもう運命!
:ですが、いずれは誰も知らないような「変な外車」を買ってやろうと、密かに野心を抱いています。生まれながらにしての「不人気車好き」の血が再び騒ぐのはいつの日か…。

2004年12月12日 新参車。

コルベット
トラックス
:先日届いた、トランスフォーマー三体目。実はコイツ、いわくつきでして、ネット通販で買ったら二度も不良品を掴まされて、その意味でも三体目だったりします。ようやく五体満足な個体が届きまして、お目見えとなりました。
:トランスフォーマーで始まりましたが、今日はまさに車の日でした。なんだか久し振り。
:まず、ラウムが納車されました。さすがトヨタ、隙の無い作りです。いわゆるユニバーサルデザインも満足できるレベルですが、全体としても過不足なくまとまっていて、文句の付けようがないんですね。細かく言えばキリが無いですが、長年クルマを作って行く中で、ユーザーから出た声を確実にフィードバックしているんだなぁということが、このクルマ一台を見ただけで分かったように思いました。
:ただ一方で、ラウムが納車されたということは、僕のほぼ「初マイカー」と言えるスプリンターマリノとの別れでもあった訳です。僕が大学3年~再就職までをともに過ごしたこのクルマは、その間の色んな思い出のシーンに必ずと言っていいほど存在していました。僕のほうは先にユーノスに乗り換えていて、すれ違いのような感じになりましたが、昨晩はマリノに礼を言い、頭を下げておきましたよ。
:ところで、実は僕自身、ラウムを運転したことは一度も無いんです。一応家族車ということで、父と弟がメインになるものですから、僕は蚊帳の外ということで、遠慮しています。今後もユーノス一筋ということで。
:納車に立ち会った後、急にお誘いがあって、写真家さんと日産に行ってきました。お目当ては、ティーダ。写真家さんが家族&仕事用に購入を予定されているとのことで、試乗もしてきました。相変わらず僕は助手席ですけどね。(笑)
:ティーダ、これまた良い車です。ロードノイズは少なく、エンジン音も聞こえない(アイドリング中はエンストかと思うほど)。加速はスムーズ、乗り心地は適度に硬い。さすがにトヨタほどのキメ細やかな気配りは目立ってきませんが、車としての個性や完成度はかなり高いと見ました。ラウムは走りに関してピンと来なかったんですが、ティーダは乗っていて楽しそうです。個人的には、前後のデザインが調和していないように思えるんですが、現在の元気な日産車群には馴染んでいるので、まぁそれは良いでしょう。
:さて、年末ならではということで、この一年を振り返ってみると、ホントにクルマ一色の一年だったもんだなぁとしみじみ思う訳です。しかも、自分のクルマのことだけだった訳じゃないから、楽しい訳で。来年末には(僕にとっての)ユーノス初車検が控えています。また来年も色んなクルマとクルマづくしの日々を送り、オーラスで車検が来るような流れだったら良いなぁと思ったりもしてます。

2004年11月28日 ユーノスオーナー半年経過。

:ということで、ユーノスが僕のもとに来てから、半年が過ぎました。
:いや、まだたった半年でしかないんですね。ユーノスと過ごす時間は、なんだか濃密に感じられるから不思議です。
:ユーノスに乗ってから、非常に穏やかな気持ちで運転ができるようになった気がします。元々スピード狂だったりはしないんですが、それでも父の血を引いて運転中に暴言を吐くことが結構ありました。(笑) それが不思議と、ユーノスでは出ない。クラクションも滅多に鳴らしません(一度壊れたので鳴らすのが怖いというのもありますが…)。思えば、あのキャメル色に包まれた運転席と、ボンネットから突き出たヘッドライトが心を癒してくれているのかもしれません。
:いや、何も乗っている最中だけではありません。ユーノスに乗るとき、僕はクルマに近づいて、小声で「さぁ行くで」と声を掛け、帰りは「おやすみ」と言ってユーノスのそばを離れます。「男にとってクルマは恋人」なんだそうで、「クルマの好みはそのまま女性の好みに反映される(逆も真なり)」らしいんですが、まぁそうかなという気もします。
:屋根つきガレージのおかげで、ユーノスはあまり汚れないで済んでいます。そのせいで、割りに誰に見せるときでも「綺麗にしてるね」と言われるんですが、謙遜しながらそれが妙にうれしかったりします。やたらと友達に彼女を見せたがる男は嫌いなんですが、まぁその気持ちも少しは分からんでもないかな、ということも思いました。
:そういう訳で、特にチューンをするわけでもなく、レースに参加するわけでもなく、ロングドライブに出かける訳でもない僕とユーノスは、これからも近場をまったりと走っていくんだと思います。

2004年11月01日 結局トヨタなのね。

:で、ラウムなんですけど。
:昨日、親父と一緒に近所のネッツに行ってきました。試乗車はないものの、展示車のラウムは見ることができました。分厚いドア、プラスチッキーなのを逆に活かしたようなインパネデザイン、明るい雰囲気のキャビン、運転しやすそうなボディスタイル…。まぁなんと言いましょうか、非常にソツのない車です。他の車と競合させても、「面白みがない」以外に弱点がないような感じです。親父には悪いですが、老後には打ってつけのクルマですよね。
:まぁ、見積もりもそれなりですし、セールスマンの接客も悪くはないし(僕と同い年らしい…)、第一クルマに不満がないものですから、もうラウムに決まりそうです。
:でも、それじゃぁ面白くないので、ユーノスの半年点検ついでに親父をマツダに連れて行きました。
:そこで見たのは「ベリーサ(新古)」と「プレマシー(4年落ち)」。ただ、ベリーサのほうは小柄なのとまだまだ値が落ちないのとで早々に戦線離脱。一方プレマシーのほうは「いざというときの7人乗り」、「値ごろ感」などから、最後にはラウムと一騎打ちすることとなりました。
:マツダファンの僕としては、よりマツダコネクションを強くしておきたいところなのですが、そこは親父が乗るわけなので、あんまりエコヒイキはしないでおきました。
:結果、「年齢からしたら、最後の車になるかもしれないし…」という非常に高齢化社会に逆行する思考が後押しして、どうせなら新車(=ラウム)で、となった模様です。来週末には試乗、そこでハンコとなるのではないでしょうか…。なかなか切れないトヨタとの縁、まぁ切り札的に持っておくのもいいかもしれませんね。
:一方、息子のほうは、マツダを去り際に「5年後には私がベリーサ買いますから」と言い残してきた訳ですが…。(笑)

2004年10月30日 買い替え気分。

:忙しくて書けなくなってから、書く習慣のリズムが狂ってしまい、なかなか日記を書けない今日この頃。
:今日は法事でした。祖母の一周忌と祖父の30日(宗教上そういうのがあるのです)。家族四人、父の運転する車に乗って移動する訳ですが、その車に関して、そろそろ動きがありそうです。
:我が家の自家用車は「トヨタ スプリンター・マリノ」です。購入したのは98年。その時点で3年落ちの中古でした。当時、免許を取って間もない僕のたっての願いから、購入費は両親と僕とで折半し、名義は僕となっています。(なので、今のユーノスは文面上サイドカー扱いだったりする…)
:そのマリノももう10年選手。父・僕・弟が代わる代わる運転したせいで、車の状態もあまり良好とは言えないところまで来ていまして、ついに今月中での買い替えを検討しているんです。
:買い替えを検討し始めた去年は、まだ祖父母合わせて4人健在だった訳で、まず僕が候補として推したのが「トヨタ ラウム」でした。父は、「スタイリッシュ」とか「パワフル」とかはどうでも良く、「多機能」とか「安全性が高い」とかのほうが好きらしいので、「ユニバーサルデザイン」を売りにしてカタログも実に"説明的"なラウムには、なかなか好感触を示してくれました。今年になって、マツダ好きの僕としては「ベリーサ」を推したかったのですが、ちょっと父にはアピール度が低かったようです。
:葬式や法事で週末に家族で移動する機会が増え、父にも僕にも急速に「買い替え気分」が増してきたところなので、おそらくこれからしばらくはこの日記にも「ラウム」の名が頻繁に登場するでしょう。まぁ、ユーノスオーナーである僕にとっては、一応ラウムは無関係な存在ではある訳ですが、それでもとりあえず乗ってみて、(10年モノのユーノスとは違う)新しいクルマの快適性とやらを堪能したいと思っています。

2004年06月19日 日焼けドライブ。

:一日ユーノスをオープンにして走ったせいで、ずいぶん焼けました。
:最初の目的地は「蕎麦屋」です。以前写真家さんとミニで行った彦根の蕎麦屋。今日は晴れてユーノスで再びその店に行きます。隣には友人を乗せて、これまた男二人でわざわざ昼食を食べに彦根まで行ってきたわけです。
:京都南から彦根まで高速を使いました。ETCもここに来て初仕事です。オープンでの高速走行は、今までとは全く違う世界でした。時速100キロ超走行の風を体の周りに感じてるわけで、爽快さ半分・スリル半分といったところです。ちなみに高速走行だと、車中での会話を楽しむという訳にはいかないことも発見しました。風で声はかきけされ、さらにノドも乾燥します。
:目的地には1時間半ほどで着きました。オープン走行での体力の消耗度合いからすれば、ちょうど良い走行時間でしたよ。(笑) 相変わらずあっさりとしてコシの強い蕎麦を、今日も楽しんできました。
:その後は、琵琶湖の湖岸道路を走っての爽快なドライブ。時速は70~80と、風と景色の楽しめるちょうど良い速さで走れました。まぁ梅雨ですんで、琵琶湖にはもやが掛かって、あまり良い眺めとはいきませんでしたが…。それでも、木々が並ぶ隣を空を見ながら走るのはやはり格別。オープンに乗ると、屋根の開かないクルマはちょっと考えられない、という心境になります。ただまぁ、体の右半分は琵琶湖に面していて爽快だったんですが、左半分が一面田んぼの景色に面していたんですよ。何が悪いって、たまに肥料系のくさ~い風が漂ってくるんですが、こっちは窓を開けっぴろげて走ってるんで、全く逃げ場がなくなってしまうんですね。仕方ないので二人でとりあえず身悶えてました。
;京都に帰ってきて喫茶店で一息つきましたが、その時には二人とも顔から腕から真っ赤でした。何年ぶりかでまとまった日焼けをした気がします。それにしても、やっぱり夏場のオープンは控えといた方が良さそうですね…。

2004年06月13日 続・日焼け。

:今日は一ヶ月ぶりの洗車です。
:梅雨だったはずなんですが、空は真っ青、日はガンガンと照り、それでも風は爽やか。五月みたいな一日でした。
:ただ、この日の照り方というのが、洗車の天敵でして。せっかくの洗車ですから、晴れるのは大いに結構、京都は今週一週間晴れるらしいというのも大いに結構。でも、クルマをシャワーでぬらし、汚れを洗い落とし、さぁ拭き取るという段になったとき、拭く前に陽射しでどんどん水分が乾いていっちゃうんですよ。そうなると、水の中に含まれていた汚れが乾いてボディに残っちゃうんです。何のために洗車したか、ってくらい汚くなるんですね。
:今日はWAXを買ってきていて、ユーノスに初WAXをしようと意気込んでいたんですが、そんなこんなで本当に綺麗になったと言えない状況なので、WAXは延期しました。これから洗車をする際には、絶妙に曇っているタイミングを見つけないといけませんね。
:そんな陽射しのせいで、またも日焼けしたようです。首筋がまたしてもちょっと熱いです。ただ、そんなに黒くなってないんですね。毎年のことですが。
:ところで、以前「ポリマーコートをしたい」と書いたような気がするんですが、やめました。というのも、屋根つきガレージって、ホントにクルマが汚れないんですよ。だったら、1~2ヶ月に1回洗車してやるほうが経済的かな、と思いまして。一転、WAXを初め、シャンプーやバケツなど、洗車グッズを揃えていこうと思っている今日この頃です。

2004年06月06日 日焼け。

:雨が降るという予報だったんですけど、日が出てきたりするもんで、昼から友人とキャッチボールに出かけました。
:大阪の友人の家まで、ロードスターを走らせます。久々のオープン。さすがに日が肌をジリジリ焼く季節になってしまいました。でも、信号待ちで空を見上げれば、緑の葉の向こうに青い空。これぞオープンの醍醐味。
:なんて浸ってたら、途中で雨が降ってきました。ちょっとこれは洒落にならんなと思い、路肩にクルマを寄せて屋根を閉じるハメに。 これぞオープンの最も辛い瞬間。
:友人宅についた頃にはまた日が出てきたので、もう一度屋根を開けてからキャッチボールをする公園まで走りました。緑の街路樹並木の中を、風を切って走るユーノス。やっぱりオープンはいいなぁ。
:休みの日なので、公園だけでなく、行くところ行くところ家族連れが多かったです。ホントに、世の中で子供を取り巻く嫌な事件が沢山起こってるなんて、まったくの嘘みたいに。
:オープン+キャッチボールの相乗効果でずいぶん日に焼けた模様です。首筋がなんだかまだ熱いんですよ。(笑)

2004年05月16日 私がピット・イン

:今日は非常に貴重な体験をしてきました。
:自動車メーカー・ホンダさん関連のクライアントさんで、自らレースに参戦されてる方がいらっしゃるんですけど、その方がウチの社長を自ら走るレースの観戦に誘ってくださったんです。で、社長ご一家で行かれることになったんですが、チケットが一枚余ったとのことで、「クルマ好き」な僕がお誘いを受けました。
:場所は、かの鈴鹿サーキット。「スーパー耐久レース」という、市販車ベースのクルマでサーキットを80周以上回るというレースだそうです。で、我々が通されたのは、なんと「ピット」だったんです。もちろん、F1でも使用される「鈴鹿のピット」です。
:ピットで出番を待つ、スポンサーステッカーで飾られたインテグラ&フェアレディZ。内装の内張りは剥がされ、シートは一つしかなく、助手席があるべき場所には二本の消火器。他に中にあるのはガソリンタンクのみという超スパルタン仕様。クライアントさんが乗るのはインテグラのほうなんですが、そのクライアントさんと交代で80周を走るチームメイトはヒロミ。そう、あのタレントの、元B21スペシャルのヒロミです。
:朝から降り続く雨の中、レースはスタート。ポルシェ・BMW・ランエボ・S2000・アルテッツァといったクルマが、一斉に走り出しました。ピットでは、モニタでレースの状況と順位を逐一確認。途中、フェアレディのほうがコースアウトする一幕があり、ピットの中は慌しくなっていました。我々はそんな中、少々肩身の狭い思いをしつつ(笑)、クライアントさんをモニタで応援していたのです。ピットの前を走り抜ける車の爆音、目で追うだけで目が回る高速の走り、ピットに充満するガソリンの匂い…。僕のようなまったり人間はクラクラするような非日常がそこにはありました。
:レースは4時間近くの長丁場ですので、止むをえず途中で失礼することとなりました。帰り際、手前3メートルのところにヒロミさんが一人で座ってこちらを見ていたんですが、どうしていいものか分からず、とりあえず我々は「見て見ぬ振り」をしてその場を後にしました。(笑)
:帰りの車の中、「あの時我々はヒロミに対してどういうアクションを起こすべきだったか」をテーマに、色々と話し合いましたよ。「いつもテレビで見てます」というのは、最近は嘘になるし(レギュラーが無い)、「ファンです」はそもそも嘘だし、第一あのレース中の緊迫した中で話し掛けるべきなのかどうか、ヒロミは話し掛けられたかったのか、ところで何故マネージャーもスタッフも誰一人周りにいなかったんだ、などなど…。結論としては、「ヒロミはこのままレースにうつつを抜かしていると危ないのではないか」というものでした。(笑)
:ところで、レースの主役はドライバーでもクルマでもなくどうやらレースクィーンらしい、ということが分かりました。ピット周りに出来ている人だかりは、100%レースクィーン目当てです。円の中央で彼女たちがポーズを取り、その周りを大量のカメラオヤジ達が取り囲むという図式。そんな円がそこら中にありました。中には手を握って離さない者や、色紙にサインを書いてもらう者まで。なんてこと…ヒロミは誰にも囲まれていないのに…。
:で、レースを観にいって、影響されてチューンに走るかというと、やっぱり僕はそんなことないですわ。(笑) これからも相棒のユーノスとまったり安全ドライブを続けていきますよ。

2004年05月09日 何もなかったかのように。

:実は昨日、ユーノスを修理に出してたんです。
:修理って、アレです、ボディの左前部を擦っちゃったヤツ。GW前半に見積もりは取ってましたが、工場がお休みでお預けになってました。
:前日にクルマの中の貴重品は全部取り除いておいて(カーナビもね)、昨日の朝8時にカーコンビニ倶楽部に持っていきました。こういうことは初体験だったんで、色々不安はあったんですが、結局は受付の茶髪のお姉さんにクルマを渡すだけでアッサリ終わっちゃいました。(笑)とりあえず遠ざかるユーノスの後姿に「頑張ってこいよ」と心の中で声を掛け、朝の道を歩いて帰ってきました。
:一夜明けて今日、午後に作業完了の電話が入ったので、取りに行ってきました。
:補修個所はまるで何もなかったかのように、綺麗に直っていました。夕闇迫る中でのチェックだったので、じっくり見れば粗はあるかもしれませんが、あとで見せた写真家さんも「ぶつけたのは左じゃなくて右」と思われたほどでした。たったの二日でこんなになるんですから、いやはや今の技術はすごいもんです。これで安心して…ぶつけないようにします。(笑)
:まぁ、そのあと雨の中を走ったので、塗料の乾き具合など、ちょっと心配ではありますが…。
:次ユーノスに乗れるのは週末ですか・・・、GWはほぼ毎日小刻みに乗っていたので、やけに週末までが長く感じることでしょうね。 

2004年05月05日 縁がない。

:今日はまたしても宝ヶ池の試乗会に行ってきました。
:今日の収穫はマツダのアクセラでしょうか。非の打ち所のない素晴らしいクルマです。しっかりした足、筋骨隆々のスタイル、締まった印象のインパネ。ボディサイズの大きさとシート生地の趣味の悪さ(グレードによって違う?)に関しては、まぁ目をつむるとして。
:さてその帰りの電車にて。僕のすぐそばに、僕の好みのストライクゾーンを射抜く女の人がいたので、30歳も視界に入ってきた年齢ながら久々にドキドキしてしまいました。(笑) 同じ駅で降りることになったのですが、当然のように声は掛けられませんでしたよ。声を掛けてついてくる女の人は、その時点で僕のストライクゾーンから外れちゃいますんで。(笑)
:独り身になってからもう5年近く経ってますが、特に出会いの場がある訳でもなく、また望んでそういう場に行ったりもしないので、このまま行けば独り身のまま30代突入という可能性が限りなく高いです。まぁ一人でいるのは好きですし(たとえ彼女がいたとしても一人の時間が欲しいんです)、女性と一緒にいないとツマランという気性でもないので(笑)、このままぷらぷらし続けて気が付いたら30超えていた、という状況が目に見えるかのようですよ。(笑)

2004年05月02日 初洗車

:今日はユーノス購入以来初めての洗車とあいなりました。
:今まで全く洗わなくてドロッドロだった…のではなく、この前ETCを着けた際にマツダさんが一度洗って下さってるんですよ。(まぁその日にボディを擦った訳ですが…) ということで、幸運なことにここまで洗わずにいられた、というところです。
:本当なら洗車には色々と手順があるんだろうと思います。洗車マニアみたいな人もいる訳ですし。ただ僕自身はというと、あんまり神経質になりすぎると究極は「走らせない方がずっと綺麗」という結論になってしまいそうで、洗車はいたって普通に、ホコリが取れればいいという感じでやることにしています。(笑)
:ガレージが借り物なので、コイン洗車場に行って来ました。指定の場所に止めて、ユーノスにシャワーを掛けてやります。強烈な勢いで水→シャンプー→水ですっかりユーノスは綺麗に。あとはボディを拭いてやれば外装は終わりです。内装は布巾で拭いてやるのと、本革用のスプレーでシートを拭くことだけ。実にシンプル。
:それにしても、ボディを拭いていて改めて思いました。「小さいクルマだなぁ」と。(笑) だから拭くのも非常に簡単。 あ、そうそうもう一つ気付きましたよ。やっぱり走ってると小石とかを跳ね上げちゃうんですかね、ボディには結構傷がついてました。
:今までも洗車はしてきましたが、マイカーを洗って改めて、洗車はクルマと語り合う時間だなぁと実感しました。これからも、「嫌にならない程度」に洗車に励もうと思います。(笑)

2004年04月29日 用が無くてもオートバックス。

:どうせ毎日がユーノスなので、タイトルの「ユーノスオーナーの道」はやめることにしました。すると何か、ユーノスのある日常が現実のものになったという実感がフツフツと湧いてきたのは何故でしょう。(笑)
:今日は一ヶ月点検に行ってきました。
:まぁ毎週マツダさんに行っているので、今更点検もないかな、というところですが、いつものメカニックさんにお預けして待つことしばし。当たり前のように特に何の異常もなく戻ってきたユーノス。その姿は、何度見てもやっぱりこう、胸がキュンとなるような美しさでしたよ。(笑)
:ただまぁ、それも今や「左前部を除いて」という注釈つきになってしまうのが痛い。今日見てもらったところによると、下地が出ちゃってるところに関しては、やはり塗料を塗るなどしておかないと錆びてくるとのこと。で、修理の見積もりを取ってもらったんですが、これがまた作業期間4日間の工賃8万円! 「分かりました考えときます」と答えましたが、心は泣いていましたよ。この前の日記では「何万掛かろうとも」とか書きましたが、ごめんなさい嘘でした。
:で、その足で行ったのが「カーコンビニ倶楽部」。そう、あのCMやってるとこです。マツダさんからの帰り道のわずか20分ほどの間に4軒もあったんで驚いたんですが、中でも家から一番近い店に寄ってみました。結果、こちらでは作業期間2日間の工賃5万円なり。
:なんかもう、5万円で「安。」と思う自分が怖いです。4月1日以来、94万、14万、2万という買い物を続けてたら、貯金残高がいくらあるのか分からなくなってきましたよ。
:連休中は工場がお休みとのことで、連休明けにお願いすることにしました。あの美しいボディラインを取り戻すために、8万は無理でも5万は出します。
:で、さらにその足で行ったのがオートバックス。このところ毎週末にマツダさんに行ってますが、それと同時にオートバックスにも通っています。ただ、お目当てはカー用品ではなくて、1Fにあるシアトルズベストコーヒーなんです。オートバックスの駐車場にクルマを止め、シアトルズベストでコーヒーを一杯飲んでタバコを吹かす…という時間が好きなんですよ。(笑) 最近の一番ベストな休日の過ごし方かもしれない。
:ということで、相変わらずマイユーノスは京都市内をひたすら南北に、そして小刻みに走り回っております。購入からの走行距離は300キロを越えたところですが、まだまだ「週末はユーノスのためのもの」という状態は続くでしょうね。

2004年04月24日 ◎ユーノスオーナーの道 その(T-T)。

:やっちまいました…。
:夕暮れの屋根つきガレージは、まだ夜でないため照明がつかず、日の下から急に中に入ると下手な夜より真っ暗です。前から怖いなと思ってはいたんですが、今日、コンクリートの柱の角でユーノスを擦っちゃいましたよ…。(T-T)
:2年振りくらいで聞くあのガリガリという嫌な音。マリノでもしばらくやってなかっただけに、ショックは大きいです。正直今でも、何で擦ったのかよく分からないんです。侵入角度も侵入速度もいつもとたいして変わらなかったし、手の滑りやすい木製ハンドルもしっかり切れていたのに…。ただまぁ、それくらい「目の錯覚」というのは恐ろしいということなのでしょう。
:損傷個所は左前部。傷の具合は縦3センチ、横20センチほど。バンパーからフェンダーにかけての広い範囲で、目立った損傷の他に、下のほうにも小傷が広がっています。 ヘコミもあって、ユーノスの流麗なラインが台無しです…。
:慌てて自宅に戻り、コンパウンド(研磨剤)で小傷を磨き取ることにしました。コンパウンドに適しているのは木綿の柔らかな布。ただ、家にはそれ該当する布は「親父のお古のパッチ」しかありませんでした。仕方なくそれで磨くことにしましたが、「親父のパッチ」で磨かれるユーノスを思いやると何とも情けない気分になりました。その一方で「これが言葉の通り、"必死のパッチ"やなぁ」などと、アホなことも思ったりしてました。
:でもまぁ、これは直します。ええ、直します。何万掛かろうともね。マリノの時は学生だったし、直すことなんて考えもせず、傷が残ることをただ憂いていました。でも今は幸いなことに社会人+一人モンですからね。(笑) それに、「あのユーノス」は、綺麗に乗ってこそのクルマだと思ってるんです。
:ホントなら今日は「ETC着けました」が最大のトピックスになるはずだったんですが、こんなことになってしまいました。ただまぁ、今までおっかなびっくりで乗っていたのが、一線越えてしまったことを機会に(笑)、ちょっと肩の力が抜けるかもしれませんね。

2004年04月18日 ◎ユーノスオーナーの道 その4。

ミニとユーノス
ユーノスの顔
カーナビが着きました

:週末はユーノスのためのもの。
:カーナビを装備、初のオープンも済まし、ユーノスは今日も快調に走っております。今日は宝ヶ池の喫茶「ドルフ」へ行ってきました。
:知り合いの写真家さんの写真展で、僕が作ったFLASHムービーが上映されます。今日はその打ち合わせがメインでした。ムービーと言っても、写真をBGMとともに20枚ほど切り替えて流すというものです。報酬はご飯をご馳走になるのと、エンドクレジットに名前が入ること。(笑) そういったアーティスティックな世界とはほとんど無縁でしたから、これは嬉しいですよ。
:打ち合わせとおしゃべりの後は、写真家さんのミニと連なって、写真撮影に向かいました。お互いの愛車をそれぞれ思い思いにデジカメで撮影です。緑色の小さなクルマが二台揃って走る様は、きっとキュートだったはず。(笑)
:帰りは自宅までわざわざナビを使って帰ってみました。最後の最後で僕と意見が分かれましたが、なかなか僕好みの道を辿ってくれるようです。
:もちろん今日もフルにオープンでしたよ。

2004年04月17日 ◎ユーノスオーナーの道 その3。

:カーナビが無事届きました。
:さてちょっと時間があるので着けてみるべと説明書を見ましたが…、「無理」です。絶対無理。まず、分かりやすいように省略された接続図のイラストが意味不明。そもそもどこからその線が伸びてくるのか不明。…ポータブル的なナビなんで、幾つかのアンテナを接続するだけだと思ってたんですが…、甘かったですね。
:ということで慌ててオートバックスに電話するも、「持ち込みナビの取り付けは工賃4万円なり」と言われ、唖然。それじゃぁネットで安く買った意味ないやーん。電話口でしばらく途方に暮れていましたが、そのとき思い出しました。マツダさんに聞いてみよう、と。
:お返事は「2~3万円でやりますよ」、ということでした。やっぱりマツダ車はマツダで!
:外は快晴。と言うか夏日。なので、初のオープンドライブを決意しました。実は今まで何かと夜に乗ることが多くて、「青い空を見られないオープンはオープンじゃない!」と、屋根を開ける機会を逃していたんです。
:ちょっとだけの試乗(MR-S)を除いて、愛車では初のオープンドライブ。それはきっと異次元的なものに違いない、とちょっとビビったので、昼過ぎまで寝ていたヒマな弟を隣に乗せていくことにしました。
:「屋根があるとこれほど視界の狭いクルマもないが、屋根が開いたらこれほど視界の広いクルマは他にない」とはオープンを語る際によく言われる言葉ですが、僕は一つ発見しました。屋根は開きますが、フロントガラスと太いAピラー(ガラスのフチ)は変わらないので、運転中の視界は普段と何にも変わらんのです。だから不思議と、人の視線を気にしたりということもありませんでした。窓全開で運転しているのと、大して変わらない。ただちょっといつもより沢山風が入ってきたり、信号待ちで虫が飛んできたり、トラックの排気ガスをモロにくらったり…。
:でも、上を見たら快晴の空がある。その感覚は、クルマを運転するということの意味を全く違うものにする力がありました。そんなことを実感しながら、弟と二人、信号待ちで一緒にしばらく空を見上げていましたよ。
:マツダさんに到着すると、ポータブルナビだということで、なんと工賃を1万円にしてもらえました。やはりマツダ車はマツダで!ビバ、マツダ!中古車はぜひマツダで!
:ということで、マイユーノスに無事最新鋭ナビが積まれました。ナビのボディカラーは黒なので、タンと黒でコーディネートされたインテリアとも合っているように思えます。オンダッシュですが、視界もそれほど遮りません。走っていると、「近くに金閣寺があります」とご丁寧に伝えてくれます。ただ、エンジンを始動したときに、「ストラーダ!」と叫ぶのはちょっと何とかしたいと思いますが…。
:このナビとユーノスが、この先、僕を何処まで連れて行ってくれるんでしょうか。島国根性で出不精な僕も、そろそろこの小さな殻から出てみないといけないですしね。

2004年04月16日 オープン・カフェ~。

:天気の良い日が続き、仕事をするモチベーションが奪われがちな昨今(笑)、 週末に向けて「外行きてぇ」という気持ちを助長してくれるキャンペーンが始まっています。ローソンで缶コーヒーを買うと、オープンカーのミニカーが付いてくるんですよ。
:シークレット合わせて9種類のラインナップなのですが、ちゃんとロードスターも入ってます。しかも、現行型ではなくて僕の愛車である先代モデル。「分かってるなぁ」という感じですよ。(笑)
:今朝は朝からローソンへ行き、缶コーヒーを4本調達して出勤しました。協力してくれた同僚が2本買ってきてくれ、退社時にまた自分で4本買ったので、今日だけで缶コーヒーを10本買ったことに。おかげでシークレットを除く全種類を揃える事が出来ました。ダブった物も周りの人に貰われて行ったので、手元には綺麗に7つ残っています。ロードスターは、実車では限定カラーで貴重な存在だった黄色でした。抽選キャンペーンが連動していて、抽選で1000人にディスプレイケースと別カラーのミニカーが当たるそうなんですが、そのロードスターのカラーは緑。そう、愛車と同じ色です。う~~~ん、欲しい…!
:さて、明日は休日ということで、仕事が終わってから少しだけドライブに出ました。市内をちょっと走っただけなんですけど、車が置けて・ジュースとタバコの自販機があって・灰皿まである格好のブレークポイントを見つけました。まぁ前から何度も通ってた場所なんですけど、改めて車を止めて再確認した、という感じでしょうか。マイカーを持つと視点が変わるという事の表われかもしれません。いい気分になってタバコを吹かしましたが、やっぱりコーヒーが欲しくなったので、ここでまた缶コーヒーを買ってしまったのでした。(笑)

2004年04月15日 一週間の疲れを人差し指に込めて。

:カーナビ買っちゃいました。ネットで。しかも仕事中に。(笑)
:もうね、この一週間、「逃げたい」と思いながらも"納期二日間のはずが気が付けば一週間"一人で同じ仕事やってきたのも、今週のこのイベントがあったからこそですよ。
:前にも書きましたが、「ゴリラ」はやめました。大きな理由は、車内で「CD-R」が聴きたかったから、というものです。今ユーノスに着いてるのは10年も前のオーディオですし、そんなのでCD-R聴いてたらレーザー部分がすぐにやられちゃう訳ですよ。もうそれで3つくらいオーディオ壊してる男ですからね、僕は。(笑) そこで、カーナビでCD-Rないしmp3などの音源を鳴らして、それをFMトランスミッターで車載オーディオに飛ばす、というのが一番欲しい機能だった訳です。で、その機能がゴリラにはなかった。そして、期待したパナソニックのDVDポータブルもCD-Rは再生できなかった。そこで見つけたのが、パナソニックのHDナビ。こいつはmp3をパソコンからUSBで持ってこられる。しかも、ポータブルとは言わないながら、持ち運びが出来る。もうこれしかありませんでした。
:で、そのナビを何で今日買ったかというと、発売日が今日だったからです。(笑) ええ、待ってました。待ち構えてました。オート○ックスなんかだと新製品は高いだろうし、特に取り付けに技術はいらないはずなので、ネットにしたんです。
:ネットでの買い物は慣れてますけど、さすがに相手は10万円以上。商品の製品番号を何度も確かめながら、震える指で「注文」ボタンをクリックしました。(笑) 土曜には届く予定。さぁ、ちゃんと思ってたものが届くかどうか。届いたとしても、あの一癖あるクルマにちゃんと搭載できるのか? いやいや、ドキドキの週末がもうすぐやってきます。(笑)

2004年04月04日 ◎ユーノスオーナーの道 その2。

夕暮れのダンススクール前にて
:週末はユーノスざんまい。
:金曜に"「NARDI」が取れてクラクション止まらず殴打事件"が発生したわけですが、翌日土曜にはマツダさんに持って行き、治してもらいました。原因は「NARDI」のプラスチックの爪が割れたこと。こちらが破損状況を連絡したときに「あぁ、取れましたか」と言われたので、どうやらよくある話なようです。ついでに、ちょっと気を抜くとすぐにハンドルが右に取られるという「右曲がりダンディー」なところがあったので、そこも治してもらいました。
:その帰り、クルマをオートバックスに向かわせ、キーに付けるミニライトと、ユーノスオーナー向けの本を買ってきました。買い物の後には1Fにあるシアトルズベストコーヒーで一人きりのまったりカフェタイム。マイユーノスをガレージに置いてのカフェタイムは、また格別でしたよ。
:で、本日日曜日。
:今日は、ユーノスが僕の元に来てから初めての体験を二つしました。一つは、雨。屋根が布のユーノスは、なんと雨粒の音がダイレクトに屋根から聞こえてきます。なるほど当然のことなんですが、改めて体験すると結構驚きました。スピードを上げるとどこからともなく風切り音が聞こえ、路面の凹凸を幌が「パタパタ」と鳴いて教えてくれる、自然をダイレクトに感じられるクルマ、ユーノス。
:もう一つは、高速走行。わずか20分ほどですが、高速道路を走ってきました。僕自身、めったに高速道路には乗らないですし、路面の凹凸にハンドルが取られるので、かなり肩に力の入った高速ドライブとなりました。(笑) 「たまにはエンジンを回してやるのが良い」との写真家さんの助言もあったので、ユーノスには「こんなに頑張って走ったの久々だよ」という程度の運動になったのではないでしょうか。実際、目的地に着いた後、ユーノスは「プシュー…」と息をついておりました。(この音が微妙に不安)
:元々のデザイン性のよさと、リトラクタブルライトの希少性、内装のラグジュアリー感、さらに排気音を含めた走りの実力などで、見せる人みなさんにお褒めの言葉をいただいているマイユーノス。オーナーはますます有頂天になり、かつユーノスが愛しくて愛しくてたまらなくなり、こうして日記が毎日ユーノス状態になってしまう訳です。(笑)

2004年04月02日 ◎ユーノスオーナーの道 その1。

:晴れてユーノスオーナーとなり、タイトルから「へ」が抜けました。
:さて、今日は衝撃的なサブタイトルがつきます。
「ユーノス壊れる」
:ウチのユーノスにはナルディというブランドの木製ハンドルが着いています。エアバッグが当たり前の今、木と金属の華奢なハンドルはとても新鮮で、スパルタンな雰囲気が満点です。中心部には「NARDI」と書かれたプラスチックのプレートがあしらわれてあります。そこがクラクションな訳です。
:今日、十字路を横から来たクルマに道を譲ってもらったので、挨拶しようとクラクションを軽く叩いたんです。そしたらフタが取れました。「NARDI」が取れました。クラクションは不発。
:僕は一瞬何が起こったのか分からず、ただ道を譲ってくれた車の前を挨拶もせず通り過ぎるしかありませんでした。いや、挨拶はしたんですが、すかしっ屁みたいな挨拶になってしまったんです。
:僕の目の前には、金属部分丸出しの、もはや「NARDI」でなくなった間抜けな木のハンドルがありました。そして股間には「NARDI」と、中に入ってたらしい「バネ」が飛び散っていました。
:悲しい気持ちのまま、目的地の喫茶店に到着。そこで自分で「NARDI」をはめ込んでみたんですが、なんとクラクションが止まりません。取ろうとしたら、今度は取れない。このままでは、何処かのガラの悪い人になってしまいます。慌てて「NARDI」を殴ったら、止まりました。ホッとして周りを見ましたが、幸い誰もお店から飛び出してきたりはしてないみたいで、胸を撫で下ろしました。で、目の前には微妙に斜め右に曲がって着いた偽NARDIが。
:とりあえず明日マツダさんに持って行こうと思います。最初の故障がクラクションのフタ。身近な人なら分かってくれそうですが、僕らしいと言えば僕らしいです。ある意味「さすが僕のユーノス。」という感じでしょうか…。

2004年04月01日 ◎ユーノスオーナーへの道 その8。

eunos01.jpg
:本日、ユーノスがついに納車されました。
:社長の寛大なはからいで「納車」を理由に会社を早退し、一年以上乗っていない市バスに乗って一路マツダさんへ。的確な路線選択によって(笑)、バスは夕方の渋滞を避けて思ったより早く僕をユーノスの元へ届けてくれました。
:お店の敷地に入ると、もうそこには僕の苗字とともに「売約済み」と札の貼られたマイユーノスが。緩む頬を引き締めて、さっそうと店内に入り、とりあえず我慢していたトイレに直行。
:すっきりして、順序が逆になったものの担当のセールスマンさんにここでご挨拶。一通りの説明を受け、「説明を受けましたよ」という紙にサイン。これでついに僕は「ユーノスロードスター」のオーナーになった訳です。
:続いて、車の元まで行って、そこでまた軽く説明を受けます。僕はもう早く乗りたくてウズウズしてる訳なんですが、そこはグッと我慢して、改めて車体の傷や塗装具合などをチェックしました。ただ、日が暮れて暗い上にボディの色まで暗いので、さっぱり分かりませんでした。
:いざシートに腰を沈め、シート位置やミラーを逐一調整。お気に入りのCDを突っ込み、セールスマンさんと笑顔でお別れ。これでやっとユーノスとの初めてのドライブが始まりました。
:アクセルに軽く足を置くと、うなりを上げて反応するエンジン。速度が速くなると、振動でパタパタと音を立てる幌。思わず手がすべりそうな木製ハンドル。自分の後ろがもうリアスクリーンというミニマムなキャビン…。初めてのマイカーは、まさに自分のためだけに用意された空間です。それが小さくて狭いものであるほど、僕にはそれが自分のテリトリーだと実感しやすいように思えました。ユーノスが自分のものになったという実感が、ここにきてようやく沸き起こってきましたね。
:走り出してしばらくしてから、二つのリトラクタブルライトを見ていたら気持ちがジワジワこみ上げてきました。「こ、このクルマはかわいい!!!」と…。 なんでしょうか、本当に擬人化してしまいそうなくらい、愛着を感じるんです。例えるなら、「ナイトライダー」のナイト2000のように、今にもジェントルな声でしゃべってくれそうな気がするんです。…ええ、惚れました。(笑)
:ガレージに着く前に、初めての給油をしました。オープンカーなので、給油口の蓋のスイッチやパワーウィンドウのスイッチの位置が変なところにあるので戸惑いましたが、予定通りハイオクを奢ってあげましたよ(ユーノス自体はレギュラーで充分です)。
:この後、会社の飲み会があったので、ガレージに着いたところで今日のドライブはおしまい。初めて着いた「家」で撮った写真が上の画像です。携帯なのでめちゃくちゃ荒いですが、これが初フォト。たぶん「我が子の成長記録」並にこれから写真を撮りまくるんでしょうな…。
:ということで「オーナーへの道」はこれにて完結。これからはオーナーとしての道を、ユーノスとともに走っていきます。

2004年03月30日 ◎ユーノスオーナーへの道 その7。

:最近は仕事が忙しいのかヒマなのかちょうどいいのか微妙…。
:同僚が体調を崩して昨日休んだんですけど、そうなるとFLASHメインの人間が僕一人になっちゃうので、ちょっとビビリながら仕事してました。(笑) 最近はもっぱらアニメ担当だなぁ。ActionScriptはあんまりやってないです。 それよりやってないのがHTML。やらないと忘れるので、もう10分の1くらいは忘れてるのではないかと。
:ユーノスのほうは、今のところ4月1日納車予定となっています。ただ、初めての手続きが多い上に日数が短いので、1日に間に合うかが激しく微妙。担当のセールスマンの方、友人、家族を大いに巻き込んで、手続きを一つ一つ片付けていっている感じで…。ホント、クルマって買うまで大変ですね。まぁ、日付が日付なんで、嘘になっちゃわないかビクビクしてますよ。
:そんな中、今日届いたのが「オープンカー オールカタログ 今、手に入る120台」という本。2000円する、150ページを超える大きなムック本です。手に入るも何も、もう買っちゃったんですけど、やっぱりオープンカー気分全開ですから。ほら、桜も咲いたことだし。
:ということで、4月は週末が全部晴れますように。

2004年03月28日 夜カフェ。

:知り合いの写真家さんのお誘いを受けて、夜に新風館のジラフへ。
:ここでは、二人ともいつもコーヒーとケーキを頼みます。そして、男二人でじっくりとおしゃべり。
:写真家さんと以前お会いしたのは宝ヶ池の輸入車ショーの日。二週間ほど前でしたっけ。あれから僕はユーノスを買ったわけで、今日やっと、面と向かってのご報告です。
:候補をユーノスに絞ったとき、写真家さんがおっしゃったのは「スマートにはクルマっぽさを感じないから、ユーノスにしてくれたのは僕としても嬉しい」ということでした。この人に会っていなかったら、きっと僕はユーノスでもスマートでもコペンでもなくもっと普通のクルマを選んでいたかもしれない、そう思います。周りにはオープンカーのファンもいなかったし、輸入車に興味のある人なんていませんでしたし。特に大学時代なんて、不思議とクルマ好きに恵まれなくて、唯一近くにいたのはドラフト好きでした。(笑)
:今日のおしゃべりは、ユーノスを買った日の経緯から、ユーノスの状態、今後のドレスアッププラン、今後楽しみな輸入車、そしてマツダとスバル、新車情報の三本さん、打ち合わせでフランス人が言った何気ない英語の意味、今年の阪神タイガース、そして互いの近況…と途切れることなく、気付いたら二時間ほどになっていました。お互い明日は仕事ですし、一段落ついたところでお開きです。
:カフェで、2~3人のごく少人数でおしゃべりして過ごす。コーヒーを飲み、たばこを吹かして。この時間がやっぱり何よりも好きですね。自分にとってストレス発散法って何だろうと思ってきましたけど、これが一番ストレス発散できます。あ、あとバッティングセンターかな。(笑)

2004年03月23日 ◎ユーノスオーナーへの道 その6。

:最近は日記と言えばユーノス。つまり毎日がユーノス。
:カーナビは「これしかありません!」と書いときながら結局ゴリラではなく、パナソニックのポータブルにしようかと思っています。決め手は、色が三色あることでした。茶色と黒で迷ってます。やっぱりほら、スポーツカーの車内ですから、「ゴリラ」はどうかと。(笑) Vスペの内装に合ってくれれば、ハードディスクナビでなくたって全く問題なしですよ。
:昨日はマツダの担当者さんから「お車のナンバーが決まりました。京都○○○、○の111です!」という間違い電話があり、今日は今日で車庫証明に不備があるので直しに来いと警察から電話があったりで、ナビの件も含めて、購入以来微妙に雲行きが怪しい感じです。特に警察のほうは困ったもので、提出された書類をチェックしてOKを出した後、「やっぱり間違えてた」って家に電話してきたんだから、困ったものです。なんとか今月中に登録しようと、マツダさんとともに急いでいるわけなんですけどねぇ…。
:そうそう、電話と言えば、最近誰彼問わず「こちらから掛けると決まって相手が出ない」という事が多すぎます。何の仕打ちでしょう…。(笑)
:話は逸れましたが、購入した日以来また寒くなったような気がするので、また暖かくなったら物事がいい感じに運んでいくかなと考えてます。何せほら、オープンカーを買うんですし。

2004年03月21日 ◎ユーノスオーナーへの道 その5。

:30代が視界にチラついてくると、酒の席でも健康が話題に上ります。ということで、今日は男三人で運動不足解消のキャッチボールに興じてきました。
:…と、本当なら日記の話題はそれがメインになるはずだったんですが、タイトルの通りまたしてもユーノスの話です。
:クルマを買ったら絶対つけようと思ってた装備の一つ、それがカーナビです。何せ僕は道を覚えるのが大の苦手。しかも方向音痴。京都ですらまともにナビゲートできません。ということで、もはやカーナビは必需品と言っても差し支えないわけです。情けない話ですが。
:キャッチボールで疲れた体ですが、クルマ熱が後押しして、日が暮れる頃になってオートバックスに足を運びました。
:さすが決算期。店員さんがガンガン近寄ってきます。途中からは一人の店員さんに対応していただきましたが、それでも、その店員さんがちょっと調べに離れた隙に、また別の店員さんが話し掛けてくるといった具合。格好の餌食。まさに入れ食いです。
:店員さんはお勧めのカーナビを横に、セールストークを続けます。最新のHDナビは素晴らしい訳です。DVDも見れちゃう。声で反応して曲を流してくれちゃう。「そんな機能要らんなぁ。それよりか、ユーノスのインパネに合うデザインは無いんかいな」などと思いながら、「へへぇ。ほおぅ」と言いながら聞いていました。
:で、話は佳境になり、店員さんが「スピーカーを交換するというお考えは?」と聞いてきました。そこで僕は答えたんです。「いやぁ、スピーカーだけで8個もあるらしいんで、ちょっと考えてないですけど…」。店員さんが一瞬止まりました。僕は続けました。「センソリーサウンドシステムって言いまして、シートの中にもスピーカーが入ってるんです」。そう、僕の買ったユーノスは、シートのヘッドレストにもスピーカーが仕込まれています。屋根が開いても音が聞こえるようにとの配慮です。それを聞いた店員さんは慌てて、調べ物をしにいきました。で、帰ってきて僕に資料を見せて下さいました。ほとんど全ての2DINカーナビに当てはまる、適合表みたいな冊子です。で、そこにはこう書かれてあった訳です。「ただし、センソリーサウンドシステム搭載車を除く」と。 うっそーん。
:つまり、今ユーノスについているオーディオは代えられない、ということです。そう、ナビはつけられない。正確に言えば、シートのスピーカーやらを犠牲にすることで、つけることは出来ます。ただ、それには「スーパー費用がかかります」(店員談)。「結構高くつきます」とか「ちょっと頑張らないと」とかじゃありません。「スーパー」です。改めて額を聞くまでも無く、間違いなく「スーパー」に勝てる財力は僕には無いでしょう。
:もう一つ方法があります。ダッシュボードの上に、ナビを置いちゃうという方法です。でもそれは、わざわざ車上荒らしに「狙ってください」と言うようなもの。幌の屋根なんて、ナイフ一つでご開帳です。(T-T)
:じゃあナビは諦めるのか?…いえいえ。最後の手段が残っているんです。それはですね、ゴリラです。そう、あの通販でおなじみの、持ち運びできるカーナビ!もはやあれしかありません。おおーい、ジャパネットたかた!休んでる場合じゃないよ!!

2004年03月20日 ◎ユーノスオーナーへの道 その4。

:ユーノス買いました。
:え?聞こえなかったですか?もう一回言いますよ。「ユーノスロードスターを買ってしまいました、わたくし。」
:前に書いたように、マツダさんから平成6年式Vスペシャルのご案内があり、今日見に行ってきたんですよ。相棒に、元トヨタセールスマンをやってた後輩を連れて。
:以前から「沢山のユーノスを見てから決めたい」という思いがあって、その後輩とマツダさん、そしてもう一つ外車系のディーラーさんの三方面にユーノス探しの依頼を出していた訳です。ところが、そこはスポーツカー。かなり走りこまれた物件が多くて、なかなか良い話が入ってきませんでした。
:マツダさんからご案内があった今回の物件、実は前からネットで見つけていました。舞鶴にあったはずのクルマです。ただ、年式が古いので、とりあえずスルーしてました。でも京都で探すなら、やっぱりこの物件がターゲットに入ってくる。ということで、とにかく縁があって近所で見られる機会が出来たのだから、とりあえず見てみようということになったんです。
:天気は小雨。昼からは止むと言われていたのに、なかなか諦めてくれない雨の中、僕らはマツダさんへ行きました。すぐに視界に入ってくるユーノス。緑のボディカラー、タンの内装、黒い幌…NA8C Vスペシャルタイプ1です。
:マツダの担当者の方にお会いして、実際にそのクルマに触れます。エンジンをかけてもらい、生気の戻った車を三人の男がまじまじと見つめました。
:真っ先に目に付いたのは、両方のドアの下半分にある再塗装の跡。吹き付ける塗料の量が多すぎて、ちょっと表面がデコボコしていました。ただ、ちょっと手際が悪いというだけで、色も問題ないし、素人リペアや傷よりよっぽど気になりません。そこを指摘したあと、ボディをくまなく見ていきます。特に目立った傷はなし。エンジンルームやドアも開け、ねじ山までじっくり見つめます。修復歴はなさそうでした。
:ユーノスの肝、幌もチェック。何よりスクリーンが新しいことに驚きました。ユーノスのリアの窓はガラスではなく、「ビニール」なんです。このビニール、はっきり言って消耗品でして、屋根の開け閉めですぐに傷がつき、洗車でも傷がつき、挙句の果てには割れてしまうというものです。なので、ここが新しいというのは大きなアドバンテージです。
:次は内装のチェック。タン(革)の内装ですが、実に状態が良い。シート座面の黒ずみも少ないし、破れている個所もほんの少し。スイッチ類もちゃんと機能しているようでしたね。前のオーナーが付けたものはワイドミラーだけだったのか、外装・内装ともにノーマルに限りなく近い状態でした。
:結論を言うと、予想外に状態が良かったんです、このクルマ。これより古いユーノス、そして新しいユーノスも見せてもらいました。でも明らかに、年式と比べてこのユーノスの状態は素晴らしい。
:僕がユーノスを眺め、触り、座り、ハンドルを握りなどしている間、一緒に行った後輩はマツダの担当者さんを相手にガンガン質問をぶつけます。物件の状態、修復歴の確認、前のオーナーの数や人物像…。僕はそれに聞き耳を立てながら、…でもたまに夢心地になって一人の世界に浸ったりして話を聞いてなかったり。(笑)
:試乗もしました。MTには四年乗ってないですが、このユーノスはATなので、何の心配もなく運転できます。まだ小雨が降っていたので、幌は閉めておきました。2シーターなので、車内は僕と担当者さんの二人きり。途中で「お連れの方は何をされてる方ですか?」と聞かれましたが、「ホームページの制作です」と答えておきました。うそじゃないもん。
:初めてのユーノスでのドライブはほんの少しの時間でしたが、分かったことがあります。ユーノスって、ホントに素直なクルマかもしれない。ATですけど、僕のタイミングを分かってくれるようなところがあったように思うんです。
:ということで、気分はすっかり購入へ。あとは値段の交渉です。もともとこういうのは苦手で、まさに後輩のオンステージという予想だったのですが、決算期ということもあってマツダさんのほうから先に好条件が出ました。それに僕が駄目を押して交渉成立。保険以外の諸費用を合わせても、スマートやコペンの半額くらいの値段で買えましたよ。
:納車は4月。今日の午前中に色白の大澄賢也さん(実はそんなに似てない。雰囲気だけ)と会って駐車場も契約してきました。今日は熟年カップルが笑顔の素敵なお姉さんに指導されて楽しく踊っておられました。ということで駐車場も問題なし。
:いよいよ本当にユーノスのオーナーになります。ただ、まだ「オーナーへの道」は、納車されるまで完結しません。

2004年03月18日 ◎ユーノスオーナーへの道 その3。

:昨日あんなことを書いていたら、今日さっそくマツダから連絡が。
:平成6年式と年式は古いものの、車検のたっぷり残ったVスペシャル。もう一も二も無く「見せてください」と返事をしましたよ。いやぁ、嬉しいですねぇ。初めてマトモな報告が来ましたからね。今までは言えば、「赤は嫌だって言ったのに、赤いクルマ」だったり、「聞いたことも見たこともないグレード」だったり、「でもそのグレードって何なんですか?と返したら既に売約済み」だったり(でもそのクルマ、GOOとかカーセンサーのHPにまだ載ってるんですけど)。心配性な私は、今回も正直「何か起こるんじゃないか」と半分ビクビクしています。ただまぁ、今夜はさすがにユーノス本を見る目に熱がこもりますよね。寝る前ですけど。…どうしよう、寝られなくなったら。
:でも、平成6年式って、この冬にもお勤めを終える我が家のマリノと同じだ…。

2004年03月17日 ◎ユーノスオーナーへの道 その2。

:汗をかきそうな暖かさと、背中を押す強風。春はときに無茶をします。
:ユーノス購入には、まだ春が見えません。「たくさんのクルマを見たい」ということで、三つの方向に依頼を出したのですが、結局未だ一台も見られていません。条件的にはそれほど厳しいものではないのですが、単純に適当なクルマが見当たらないという状況のようです。
:「その1」から今までの進展はと言うと、ストライクゾーンに限りなく近いクルマが「他府県で」見つかったということです。兵庫県と大阪府。いずれも比較的新しい年式の「Vスペシャル」。グリーンのボディカラーにタンの内装…。ウチの「favorites_others」のコーナーにもミニカーを載せてますが、まさにそのグレードこそ、僕の憧れです。もちろん、他府県に行って買うという手もあるにはあるんですが、後々色々とめんどくさいことになるそうなので、あまり真剣には考えないことにしています。地元の系列店に頼んでみたところ、それらのお店が売り物を譲ってくれるかどうかに掛かっているんだそうで。う~ん、こんなところで店同士の駆け引きなんて話を出されるの、ちょっと嫌だなぁ…。でも、「確認します」と言ってから三日連絡のないあたり、いろんな意味で期待しないほうがいいのかも。
:とにかく今は、ユーノスに触れたくて触れたくてたまりません。こんな気持ちのままだと、最初に見たクルマを買ってしまいそうです。「たくさんのクルマを見たい」という当初の思いは何処へやら…。
:そんな中、先日例の色白の大澄賢也さんから電話があり、駐車場だけは今週末に契約できそうです。本当に「自転車でも置こうか」という状況になってきました。悲しい。

2004年03月13日 クルマ欲を発散。

:またまた輸入車ショーに行ってきました。
:今日は、僕が去年初めて輸入車というものを体験したという、宝ヶ池の輸入車ショー。このイベントは試乗が出来るので楽しみにしてたんです。
:天気は良好。風邪は強いものの、スプリングコートを着て出かけられる季節になりました。本当はユーノスを見に行くのに最高な日和だったんですけど、残念ながらまだ良い物件が見つかっておらず、それは叶いません。ということで、今日の輸入車ショーは膨らんだ「クルマ欲」を発散するにはタイミングの良いイベントとなった訳でした。
:ただ、輸入車のイベントもこれまで結構行ってますし、そこに並ぶ顔ぶれも大体同じなので、内容的にはイマイチ楽しめなかったように思います。購入候補がユーノスに絞られていることも影響してるんでしょうね。
:それでも試乗はちゃんとしてきましたよ。僕が乗ったのはVWポロとプジョー206(助手席)。ポロはとてもカッチリした作りが印象的でした。黒一色で幾何学的な造詣のなされたインパネは文句なしにカッコよかったですし、4灯ライトのフロントを含むスタイリングも好きです。アイドリングの音は本当に静かで、止まるたびにエンストかと不安になるくらいでした。(笑) ただ、アクセル・ブレーキともに踏んだ時の抵抗が弱く(電子制御のため)、運転している実感に欠けました。ブレーキなんてちょっと踏んだだけで利きだすので、妙に車体が揺れる気がしました。プジョーのほうは、エンジンは静かなものの、ロードノイズ(アスファルトとタイヤの擦れる音)がすごく気になりましたね。
:さて、ユーノスの方ですが、さっきも書いた通り進展なしです。やはり色々イジリたくなる車なせいで、良質なタマが少ないようです。4月までの残る2回の週末で、なんとか進展があると良いのですが…。

2004年03月09日 ◎ユーノスオーナーへの道 その1。

:最近は考えるだけでワクワクする、そんなクルマの話です。
:つい最近まで購入候補車は3台ありました。スマート、コペン、そしてユーノスです。どれを買っても後悔しない、何なら3つ同時に購入計画を進めて条件の良いものを選ぼう、なんて事も真剣に考えたりしました。
:それがここに来て、徐々にユーノス一本に絞られてきました。こんなクルマです。コンパクトな2座オープン。必要充分で、ある程度個性的だけれど、アクの強さはない。大きなクルマは持て余す僕にとって、このクルマのサイズや存在感はとてもしっくり来るように思えるんです。大学時代から、このクルマは憧れの存在でした。そういう意味では、3つの候補の中で一番思い入れは強かったんです。
:ただ、このクルマはもう生産されていません。平成9年一杯まで生産され、その後2代目(現行型)にバトンタッチしたんですね。でも、僕が欲しいのはこの初代。つまりは、一番新しいモデルで既に7年落ちな訳です。この購入機会を逃したら、もう二度と乗れないかもしれない…まさにその思いこそ、購入を後押ししているんですよ。ということでこの文章が「その2」「その3」と進むにつれて、そのまま購入までの記録となるはずです。
:さて、先週末に、以前何度かお話した外車系ディーラーのセールスマンの方にユーノス探しをお願いしておきました。本家マツダの中古車販売店にも、所定の方法で依頼のメールを出したんですが、こちらは対応がマズくて急かすまで返事がこない始末。スタートの時点では完全に前者のセールスマンの方に分がある訳です。
:こちらの条件提示は以下のとおり。最優先事項は「程度の良さ」。年式は平成7年8月以降の最終型、走行距離5万キロ以下を希望。色は「グリーンのボディカラーにタンの内装」という「Vスペシャル」が第一希望。ただ、赤以外なら、これは妥協します。
:問題はミッションでして、これは本当に悩みました。四年乗っていないけれど、乗りこなしてみたい「MT」か、楽チンで安い「AT」か・・・。結局は「最優先は車の品質で、ミッションは運任せ」ということになりました。
:今日セールスマンさんから電話があり、近々オークションがあるのでさっそく探してみるということです。もちろん購入は来月ですが(もうこれ以上早まりません。ガレージがまだないので・笑)、今月中には「初のマイカー」が決まっているかもしれませんね。

2004年03月06日 ガレージの上でダンスを。

:このところ、週末と言えば「クルマ」です。ガレージを探したり、クルマの本を買ったり。
:今日は、ガレージの下見をしてきました。下見、という表現が正しいのかどうか微妙ですが、契約しないまでも場所を決め、契約の意思を示してきた訳です。
:僕の契約しようとしているガレージは屋根つきです。現在の第一候補車である「ユーノスロードスター」は屋根が幌なので、雨や直射日光を避けたほうが良いんですよね。
:ただ、厳密に言うと、今日行ったガレージは屋根つきではありません。クルマの上にあるのは建物。つまり建物の1階部分を月極駐車場として開放しているということなんです。
:で、その建物というのが何に使われているかと言うと、これが「ダンススクール」なんです。
:僕はガレージの話をしに行った訳なんですが、他人が見れば明らかに「ダンススクールの門を叩いている」以外の何ものでもない訳です。そんな視線を自意識過剰気味に意識しながら、ダンススクールの扉を開けると、やっぱりダンスの真っ最中でした。
:ゴージャスなBGMが流れ、鏡張りの中で、黒いビシッとした服に身を包んで踊るキメキメの男。その男に身を任せる白ドレスのキメキメ女。僕は「ウルルン滞在紀」よろしく異文化に瞳をウルルンさせながら、入り口付近にいた川崎麻世似の男性になんとかガレージの件を切り出しました。しばらくすると、これまた「色白の大澄賢也」みたいな男性が奥から出てきました。出来すぎな気がしました。
:色白の賢也さんは身長も素晴らしく高く、僕を見下ろしながら、ガレージの話をしてくださいました。しかしながら僕は既に異文化にウルルン状態だったので、北か南かどちらの場所を選ぶかですら、マトモに考えがまとまらず、えらく悩んでしまいました。初めてのガレージ選びだというのに、そんなことよりもむしろ全く関係ないものに僕はドキドキする結果になってしまったのです。
:結果的には北のほうを4月から契約したいということで話を終え、ガレージに関してはこれでなんとか決まりそうです。ただ、あそこにこれから何度か顔を出さないといけないんじゃないかと思うと、まだ少しドキドキしますね…。次行った時には羽賀研二が出てくるかもしれません。
:以前から、僕が行くところにはちょっと変わった人がいたり、ちょっと変わったことが起こったり、という事が多かったんです。そういう物を呼びやすい体質(?)だというのも自覚していました。だから正直なところ、誤解を恐れずに言えば、「ガレージの上がダンススクール」と分かった時点で「これだな。」という確信がありました。これからは、「今僕のユーノスの上で愛のダンスが…」と想像するのも楽しいかもしれません。
:さて、当初クルマ購入は5月に予定していました。でも、せっかく良いガレージが見つかったのだから、早めにキープしておきたい訳です。ただ、ガレージが決まっても置くものがないのはいかがなものか、自転車でも置こうか、友達に貸そうか、などと言っていたのですが、結局クルマの購入を早めることにしました。現在の予定は4月購入です。
:ということで、今日「良いユーノスを探してください」という依頼を数箇所に出しました。以前試乗会で顔見知りになった外車系ディーラーのセールスマンと、元トヨタセールスマンの後輩、そして本家マツダの中古車販売店。後は、この中から僕の相棒になるユーノスが見つかるのを待つだけ。なるべく沢山のユーノスを見て決めたい、とは思っています。

2004年02月29日 クルマまみれ。

:休む日は休む。ということで、休日をゆったりかつ有意義に過ごすということがこのところのテーマです。
:それでも午前中は家の用事で忙しくしていたんですが、午後になってムラムラっと、このところのマイカー病が再発。とりあえず、候補となる例の三台(ユーノス・コペン・スマート)に触れられるような時間を作りたくなりました。それは、例えばクルマ関連の本を読むでも良し、ネットでクルマの記事を読むも良し、中古車を検索するでも良し、とにかく例の三台に触れている時間が幸せなのです。
:ここのところ、寝る前に例の三台のカタログや特集雑誌を読むというのが癖になっているんですが、いかんせんここ一ヶ月ほどそれなので、飽きてきました。ということで、今日の午後は例の三台の関連書籍を探すことに使おうと思い立ったんです。
:目的地は近所のスーパーオートバックスにある「リンドバーグ」。クルマとバイクの書籍の専門店です。
:行く途中、またしても駐車場の候補を発見しました。ただ、今回のはそこに至るまでの道が狭くて、コペンかスマートならなんとかなるかな、という感じです。もう駐車場を見ては、そこに止まる車の姿を思い描いて、ワクワクしてますよ。(笑) ちょっと病気気味です。
:リンドバーグはちょっとエンスージアスト的なお店なので、ロードスターはコーナーまであったものの、コペン・スマートは見当たりませんでした。チューンナップやレースものの書籍が多かったんですけど、実車がないと読んでも面白くないので、カーグラフィックという雑誌を再編集したムック本を買うことにしました。ロードスターの歴史が評論家の文章とともに辿っていける、じっくり読めそうな本です。ユーノスの写真も多く、見てるだけでもこれまたワクワクしますね。
:ということで、昨日の駐車場発見、今日の駐車場発見&書籍購入ということで、この週末はクルマまみれの実に有意義な時間でした。

2004年02月28日 ガレージ発見。

:床屋は地域の情報拠点です。
:まぁそういう訳で、客の話さえ遮ってしまうほど話し好きな行きつけの床屋の情報で、近所にガレージ候補を二箇所見つけました。
:一つは、建物の1階にある天井の低いガレージ。そう、つまりは屋根付き。ただここは、見たところ2台ほどしか空きは無さそうで、気持ちが焦ります。車を買うのはまだ二ヶ月も先の事なんですけど。(笑) とりあえず電話を掛けてみたんですが、お休みのようでずっと留守電でした。
:もう一箇所は新しく作られた屋根なしのガレージ。まだ出来たばかりのようで、前の道も広く、止めやすそうです。ただ、この周りは前から野良猫が多かったんですよね。ユーノスとか幌屋根の車を買うと、あまり炎天下に置いておくといけないと思うので、やはり屋根付きが第一候補になります。
:ここら辺は駐車場が高いので、屋根のあるところで2万円ならアリだな、と。ただ、大事なことが一つあって、それは「まだ車が無い」ということなんですが。(笑) まぁ屋根つきに置けるんなら手付代わりに払っておくのも構わないという風には思ってます。
:さて、その駐車場探しに何よりも肝心な車購入ですが、上にも書いたように現状では5月くらいで考えています。候補はやはりスマート・コペン・ユーノスロードスター(NA8C)。この三台が日替わりで第一候補になるんですが、今のところユーノスが優勢です。コスト的な面と大きさ的な面から軽自動車であるスマートK・コペンを優先していたんですが、「憧れ」の絶版車に今乗らなかったらもう乗れないかも、という気持ちは強く、ユーノスが後ろから追い上げてきました。
:駐車場発見で車購入気分がすっかり高まったので、マツダのHPから、マツダの中古車販売店にユーノスを探しておいてほしいという依頼を出しておきました。そういう依頼フォーマットがあったので気楽に出せたんですが、一応「購入は三ヶ月以内」という所にチェックを入れておいたので、どこまで本気にしてもらえるかは分かりませんけどね。

2004年02月17日 こればっかりの三大テーマ。

:最近は寝る前に車のカタログや雑誌を読む習慣がついています。
:この前は、近所のお店に入る時と出てきた時、同じ場所でそれぞれ別々のコペンが信号待ちをしていた事に「神のお告げか!?」と思ってしまいました。(笑) それを知り合いのクルマ好きの方に報告すると、「それは悪魔のささやきかもしれない」とおっしゃったので我に返りましたが。
:すると、今朝は出勤時に、黒のスマートを二台見るという事があり「神のお告げか!?」と思ったんですが、まぁ二台くらいはよくある話かもしれないと自分で我に返りました。とかく、頭の中がクルマで一杯なんです。
:クルマの話ばっかりも何ですね。仕事ですか、仕事は楽しいです。以前はFLASHのアニメーションがメインで、息抜きにhtmlコーディングが出来る、みたいな状況でしたけど、最近はプログラムがメインで息抜きにアニメーションみたいな状況になってきました。それはそれで良いんですが、htmlのテクニックを忘れてしまいそうで、ちょっと怖いです。
:阪神ですか、阪神のキャンプ中継は、ビデオにとってそれなりに見ています。寝る前に少し見て寝るのと、出勤前に昨日のダイジェストを放送しているのでそれも見ていたり。
:なんだか久しぶりに日々が充実している気がしています。このままの気持ちで春を迎えられたら、大学卒業以来無かった「思い出深い春」になりそうなんですけどね。

2004年02月15日 「初めてのマイカー」とお別れ。

:長い間乗っていなかった原付を、処分することにしました。
:大学一回生の秋頃に買ったと思うんですけど、思えば免許証を取って最初に乗った「クルマ」がこの原付でした。大学生協で買ったので、納車の日は大学から家まで乗って帰ったんですけど、緊張して一方通行を気付かずしばらく逆走していて、すれ違ったおばさんに睨まれたのを覚えています。よく晴れた日でした。
:この原付に乗って、交通違反を二回してしまいましたね…。いずれも一時停止位置不停止です。一応左右を確認しながら徐行気味に通り過ぎたら、隠れんぼしていた警察官のヒマ潰しに付き合わされました。僕が違反切符を切られたのは、今のところこの二回だけです。
:大学3~4回生の頃は、この原付を通学とアルバイトへのアシとして頻繁に使っていました。雨の時も、雪の時も乗りました。ヘルメットのバイザーが自分のタメ息で真っ白になって、非常にあぶない思いをしたこともありましたね。そうそう、雪の日はコケたこともありました。これは、角を曲がろうとしたら、ひとりでこっそりコケてしまった、というくらいのコケ方でしたが。
:大学卒業後はめっきり乗ることもなくなり、この4年近くでわずかに二回乗ったきりでした。そして去年暮れ、弟が免許を取った機会に、久しぶりにキーをひねってみたら、もうバッテリーが逝かれてしまわれていたのです。
:今後も乗る予定は特に無く、弟も自分で新車を買いたいと言っているし、廃車処分とすることにしました。大学時代の思い出がまた一つ…なんて感傷的な気持ちはそれほど無いですけど、この原付が生まれ変わって今度のマイカーになるのだと思うようにしました。今度こそ、ちゃんとコンスタントに乗ってあげたいですからね。

2004年02月12日 憧れのマイカー。

:昨日は世間的には祝日だった訳ですが、僕にとっては納期前日でして、今朝の三時まで働いてました。おかげで今日無事に納品できましたよ。当初は一人で打ち合わせに行った大きな仕事だっただけに、今夜は一段落という気持ちです。
:最近は、頭の中が三つの事で埋め尽くされています。一つは仕事、もう一つが阪神タイガース、そして三つ目がクルマです。まぁ、大抵この三つは頭にある訳なんですけど、仕事の忙しさも手伝って、本当にこの三つしか頭にない状態が続いています。
:で、クルマなんですが。
:何度か書いてますが、今年は僕にとってマイカー元年です。16歳の頃から夢みていたマイカーが、やっと手元にやってきます。
:最初にマイカーを意識したのは、父親と出先で見たスカイラインでした。ただ、スカイラインというクルマそのものには興味は無くて、不思議とそれを見たときに「もうすぐクルマが買えるんだ(正しくは免許が取れるだけ)」という気持ちがゾクゾク湧いてきた、という経験があったんです。
:高校時代、最初に欲しいと思っていたのはスターレットのターボモデル「グランツァV」でした。最初のマイカーはきっとこういう小さいクルマだろうということでスターレット。中でも男っぽさも感じるターボモデルで、と思った訳なんですが、今から思えば通り一遍というか、トヨタさんが喜びそうな発想だったと思います。(笑)
:ただ、大学に入ると、そんな「走る気マンマン」なクルマには興味がなくなっていきました。スポーツカーは好きだけど、そんなに肩に力が入りそうなクルマは好きじゃない、ということで興味を持ったのがオープンカー。中でもスタイリングが素晴らしいユーノスロードスターでした。
:ユーノス好きは、その後5年近く、今でも続いています。ただ、二年ほど前から、少し趣向が変わってきました。ある知り合いの方の影響で、輸入車に興味を持つようになったんです。試乗会や展示会にも足を運ぶようになっていって、沢山のクルマを生で見ることが出来るようになってきました。そうして辿り着いた結論は、「近所の人も乗ってるような、ありきたりなクルマには乗りたくない」ということと、「スポーツカーじゃなくても、オープンカーじゃなくても、独自の存在感を持つクルマは沢山ある」ということ、そして、「僕は小さいクルマが好きだ」ということでした。
:目下、マイカー候補のラインアップは「スマート(K・クーペ・カブリオ)」・「FIATプント(フェイスリフト以前)」・「ユーノスロードスター」・「ダイハツ・コペン」・「シトロエンC2」です。最初にマイカーを意識してから10年。あの頃は想像もしなかったカタチのクルマが顔を揃えてしまいました。これらが日替わりに第一候補になっているのが現状ですが、あと数ヶ月、この嬉しい迷いを続けていきそうです。

2004年02月07日 輸入車ショー。

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:この日記に何度も出てきた、輸入車ショー。今日ちゃんと行ってきました。
:上のは飾ってあったスマートロードスター。今のところ購入候補筆頭である「スマート」というクルマのバリエーションの一つですが、コイツは車両価格が200万円を超えるので購入対象外です。(笑)
:各国のメーカーのクルマが居並び、実際に触れたり、運転席や助手席に座ったりもできます。セールスマンもそれほどうるさくはなく、好きなだけ気になるクルマを眺め、触ることが出来るということで、クルマ好きにはタマラン世界な訳です。買えるとか買えないとか、そんな事はとりあえず置いておいて。(笑) ちなみに今回のイベントは、試乗が出来ません。残念…。
:新車のフロアと中古車のフロアに分かれるんですが、新車フロアでの個人的な収穫は何といってもシトロエンのC2。4月に日本に入ってくるそうなんですが、写真で見ていたよりも大きく感じられましたね。兄貴(姉貴?)分のC3とは対照的に、カクカクしたデザインはいかにもヤンチャそうで、「小粒でもピリリと辛い」系。ただちょっと、車両価格が180万に迫りそうなんで、その点がキビしいかな、と。
:お目当てのスマートは、結局ロードスターだけの展示。このロードスターの運転席に乗ってみましたが、低くて乗り降りがしづらいというスパルタンさもさることながら、サイドブレーキが体のすぐ横にある感じで、色々と大変そうなクルマだと思いましたね。
:で、今日一番の収穫は、やはり中古フロアのこいつだったかな、と。
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:だ~いぶ前にこの日記でも書いていた、「フィアット・プント」です。このクルマ、新車のほうは先日マイナーチェンジを受けまして、なんと言うか、日本車か韓国車みたいな地味な顔つきに変わってしまったんです。それでもう縁はなくなったと思ってたんですが、良い中古も探せばありそうな感じです。何せ、この写真のクルマ、走行距離わずか100キロ。慣らし運転レベルというシロモノです。そんなに売れたクルマじゃないし、マイナーチェンジで売れ残った旧型、つまりは新古車もありそうです。ここに来て、候補の筆頭に再浮上ですね。
:ということで、クルマ熱はますます加熱中。とりあえず、夏までにはなんとか手に入れたいですねぇ。

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