IHANOYA DIARY

2008年01月31日 ホームシックを過ぎれば。

寒風吹きすさぶテラスにて。


:歩いてスタバに行ける幸せ。


:引っ越してきてから、10日が経ちました。
:あっと言う間・・・ではなかったですね、結構長く感じてます。よく「住み心地は?」と聞かれるんですけど、これはもうね、「悪いなぁ。」としか言いようがなかったですよ。寒いし、何かと揃ってなくて不便だし、ベッドが硬かったせいで体を痛めたりとかね(笑)。一日無事にやり過ごすだけで精一杯なのが実情で。


:まぁ、そんなこと分かったうえで一人暮らしを始めたわけですけど、それでも「実家は温かかったなぁ…」なんて痛感してました。日当たりは良かったし、暖房をつければすぐに温まった。でも、そんな物理的なこと以外にも、実家を離れたことが最初はひどく寂しかったりしましたね。


:ああ、これがホームシックってもんなんだろうなぁと、30になって初めて知った僕がいましたよ。いや、実家はすぐそこなんだけれども、一旦部屋を借りたからにはそう簡単には実家に戻れない。その物理的な壁はとても大きくてね。
:朝、一人遅れて起きてきて、家族が一人一人出て行くのを見送ったり、あるいは一人一人帰ってくるのを迎えていた日々は、もうこの先ないんだろうなと。


:平然と目の前にあったものが突然なくなるということに、きっと体が反応できてなかったんですよね。


:今ではもう、その種の寂しさはなくなりました。この部屋での暮らしが、僕にとっての当たり前の日常になりつつあります。まぁ、まだ不便なところはありますけど、一人暮らしをしている友人たちに相談しまくって、難局を打開する日々です(笑)。ホントに皆様、助かります。ありがとう。


狙い通りに一人暮らしの寂しさを痛感したところで(笑)、新しい居場所で新しい暮らしを模索していこうと思いますよ。

2008年01月29日 第一号は豚の生姜焼き。

粗切りなキャベツももちろんお手製。


:千里の道も一歩から。今日は「豚の生姜焼き」を作りましたよ。


:もちろん市販のタレなんかは使ってませんよ。酒・しょうが・しょうゆで味付けし、オリーブオイルで焼きました。あっさりめの味付けで、我ながらウマかった。全然千切りになってない、お手製の粗切りキャベツも添えて、ワシワシ食べました。それにしても豚肉とキャベツは本当に合いますよねぇ…。あ、そうそう、ご覧のように味噌汁の器は買いましたので、ご心配なく。まぁ、味噌汁は相変わらずインスタントなんですけど。


:レシピの本を見ても、調味料とか道具が不ぞろいなんで、まだ作れないものが結構あるんですよ(笑)。そこら辺は優先順位をつけて徐々に揃えていきたいと思います。ええ、なにせこれから夕食は自炊メインでやっていくつもりですからね!(自分に言い聞かせるように強調しときますよ)

2008年01月25日 材料はやる気。

jisui080125.jpg

:インスタントの味噌汁なんぞ買ってはいますが、やる気はあるのです。


:一人で暮らし始めたら、晩御飯だけはなるべく自炊にしようと決めていました。昼食は、正直あんまり余裕がないんですけど、夕食くらいはゆっくり準備して、ゆっくり食べたい。それで一日のリズムを保ちたいと思うのです。


:実は、作るの嫌いじゃないんですよ。昔はパラパラのチャーハンを作るのに情熱を燃やしたこともあったし、カルボナーラに挑戦したこともありました(できたのは何故かカルボナーラではなかったけれど)。そうは言っても、自宅じゃ僕が作る必要性は全くなかったのですよね、実際。だからまぁ、最近はあんまりやってなかったんですよ。


アマゾンで評判の良かったこの本が届きました。一人暮らし用の分量は当然のこと、必要な道具が揃える順番も合わせて書かれてあって、これから自炊生活を始める僕には持って来いの内容です。作り方は簡潔に書かれてありますけど、そのぶんB5版で手に取りやすいのが良いと思えます。読んでると背中を押される、そんな一冊でした。


:まずは今手元にあるもので作れる料理から、始めていこうと思います。結果は逐一報告…できたらいいなということで(笑)。

2008年01月24日 スタバに失礼。

スタバ味噌。


:インスタントの味噌汁を買ってきて、夕食に添えようといそいそ準備をしたはいいものの、そこでハタと気づいたのです。


味噌汁を入れる器がない、と。


:適当な深さと広さがある器を探してみたんですが…、結局スタバのマグしかなかったのですよ。
:まぁ飲めればいいんですけど、何と言うか、うん、何と言うんだろう、一人暮らししてるんだなぁという実感が湧いてきましたよ。


:雪の降る寒い日にスタバのマグで飲む味噌汁は、侘しさの積もるような、しみじみとしたお味でした。

2008年01月21日 鬼門はエアコン。

泡少なめ。


:今日もギネスで一人酒。


:ここでちょっと昔話。
:何年も前の話です。友人らと旅に出て、旅館で一泊したのですよ。部屋には古めかしいエアコンがあったんですが、夏にも関わらずあまり暑くもなかったので、「ドライ」にして寝たのです。ドライは、オン・オフを繰り返しながら、湿度を自動調整するモードでした。
:友人が寝息を立てる中、僕はついたり切れたりを繰り返すエアコンが気になって、眠れなくなってしまったんですよ。もとより寝つきが悪いもので、睡眠不足で体調を崩したこと数知れず。とても些細なことで眠れなくなる我が身を呪いながら、この夜は外が明るくなるのをただ待っていたのでした。


:さて、昨日、新居で迎えた初めての夜。


:僕はエアコンを「自動」にして寝ました。実家のエアコンはとても静かに風量を調整してくれるので、まぁ何の心配もしてなかったのです。


:そしたら、エアコンから定期的に変な音がし始めたのですよ。風量の調整とか、電源のオン・オフとかじゃないんです。なにか、中から「カコッ」という音がするんです。器械的な感じの、組み合わせが悪いような音。それが、数十分おきに定期的に鳴る。


:こういうことは、一回気になりだしたら、もう終わり


:途中でエアコンを切ったものの、一度「不眠モード」に入った僕の脳みそは休んでくれません。どうでもいいことを無駄に考え続けるのです。眠ろうとする体を必死で起こすように。


:そういう訳で、新居で迎えた初めての朝は、とても重苦しいものでした。幸先悪い始まりです。

2008年01月20日 あたふた新生活。

新居のくつろぎスペース。


:移住完了しました。


:今、部屋のテーブルには、友人がくれた土鍋の上に、オカンが持たせたミカンが盛ってあります。別な意味で癒される風景に見えますよ。


:さて今日からは、室町三条の人になります。歩いてスターバックスや新風館に行ける距離に、部屋があります。仕事のことで頭がいっぱいになったとき、近くに「逃げ場」があるというのは、すごくいいですね。まぁ、これで鴨川の近くだったりしたら、もう最高なんですけど(笑)。


:5日に鍵をもらってから、これまで週末を使って地道に引越し作業を続けてきました。実家の物を少しずつまとめ、必要なものを買い揃えては、それをせっせと部屋に運ぶことの繰り返し。もうそれはそれは何往復もしましたよ。それでも、住んでみて必要だったことに気づくものって結構あるんですよね。今日もまた、色々買う羽目になってしまいました。


:なかでも、全く予想だにしなかったものがありましてね。


:友人が「引っ越してみたら室内に照明がないのに気がついて、慌てて買いに行った」という話をしてくれたことがあったんですよ。この話を聞いてから、照明については最初から付いていることを確認してたんで、まぁそれは大丈夫だろうと思ってたんですよね。


:そしたらねぇ、いきなり蛍光灯が1本点滅してまして(笑)。


:さらには天井まで2.5mはあるんですよね。どうやったって届かない。


:ええ、買いましたよ、脚立…。


:蛍光灯は全部で5本あるんでね。この先、きっと順番に点滅していくわけですよ。そのたびにどこかで借りるのは面倒だし、実家にもそんなに高い脚立はない。それにまぁ、3000円くらいのものなんですよね。


:しかしまさかね、1Kの部屋に脚立を置くことになるとは思いもしませんでしたよ…。どこにどう置こうか、今思案中です。


:今まで実家でのうのうと暮らし、さらに学生時代の「何でもいいや」的な勢いもない30歳もうすぐ7ヶ月。一人暮らしの一日目は、そんな感じで理想とのギャップに悩まされながら、あたふたと振り回されるままに過ぎていきました。

2008年01月12日 家具ラッシュ。

埋もれる玄関。


段ボールに阻まれて、部屋に入れないのだが。


:引越し作業は山場を迎えましたよ。今日届いたのは、机・ベッド・ソファの大物3つに、小物も合わせて段ボール箱は全部で6つ(笑)。しかもですよ、そのほとんどが組み立て家具なんですよね…。今日は、「開封したら組み立てて、すぐに梱包材を片付ける」ということをひたすら繰り返しました。梱包材の片付けは必須。そうしないと部屋が見る見る狭くなる状況なんですよ。組み立てる場所もないくらい(笑)。マンション玄関のゴミ置き場と部屋の間を、何往復もしましたよ。


:しかし、これでベッドもできて、机もできた。週明けにはネットが開通するはずで、さらには友人から布団を譲り受ける予定。仕事と寝ることができるようになれば、いよいよ完全移住かな、と。今のところ、1月20日には移り住む予定です。あくまでも予定。


:まぁ、前日の19日にも、3つほど組み立て家具が届くんですけどね(笑)。

2008年01月11日 占いの命ずるままに。

:年初めには、色んなメディアに「あなたの今年の運勢」ってのが載りますよね。


:僕は普段、基本的に占いは信じてないし、気にしないんです。ただ、たまたま目に入ったときは、悪い内容だったら忘れるし、いい内容だったら信じることにしてます(笑)。「何事も気の持ちよう」と言いますが、良い占いを信じて良い結果になるなら素晴らしいじゃないですか。何事も左右するほどの自己催眠をかけるための、大きなチャンスというわけです。


:今年は二つほど、占いを見る機会がありました。しかしそのどちらもが、「今年のあなたには良い出会いがあります」と書いてあったんですね。一つには「環境を変えると吉」とも。


これは来たね、来ましたね。


:年明け早々、僕は生活環境を変えました。まだ完全に移住できてないですけど、今月中には向こうでの生活を始められるでしょう。そんな僕が今一番飢えているのが出会い。もちろん、今やっている仕事は出会いが大切です。ただそれだけじゃなくて、今、人生的にも新たな出会いを強烈に求めています(笑)。


:今年は「良い出会いがあるらしい」と自己催眠をかけて、過ごしていこうと思いますよ。

2008年01月07日 現役復帰。

帰ってきた木目携帯は仲間を連れてきた。


:えーっとですね、再びこの木目携帯を使うことになりましてね…。


:INFOBAR2ですけれども、引越しの日にポケットから落とすわ、さらに上から電動ドライバーを落とすわ、という踏んだり蹴ったりの目に遭わせてしまいましてね。あえなく外装が破損、即入院となりました…。


:機能的には大丈夫だったんで、そのまま使うことも出来たんですけどね。まぁ、引越し初日に縁起が悪かろうということで、厄払いの意味を込めてauに預けてきましたよ。


:今は携帯の中のICカードを入れ替えるだけで、前使っていた携帯が使えるようになります。これが非常に助かってまして、前使っていたときのアドレスなんかは残ってるもんですから、あんまり不自由しないんですよね。ただ、ICカードの中にアドレスやメールの内容も含まれていたら言うことないんですけど…。(一応INFOBAR2からのデータ移動はしてもらえるんですが、ICカードの差し替えだけで全データを移動できたら便利じゃないですかねぇ。)


:とは言え、何故かau的には代替機を渡さないといけないシステムになっているらしく、「引換券として」渡されてしまいました。それが右の携帯です。なんとデカくて邪魔な引換券…。しかもキズ付けたら弁償だし…。


:ということで、一週間くらい木目携帯との生活を再開します。しかし一ヶ月くらい使わなかっただけで、これがどうにも使いづらい(笑)。人間の適応能力ってスゴイですねぇ。

2008年01月05日 裸一貫のお引越し。

何もない部屋。


:いよいよ引越しの日を迎えましたよ。


:ただ、一般的な引越しというイメージからは程遠く、ほとんど体一つで越してきてしまいました(笑)。実家の部屋にある家具は、一人暮らしではあまり機能的ではないのですよ。限りあるスペースで生活の全てをまかなうためには、服を入れるだけのタンスとか、本を入れるだけの本棚とかの応用性のない家具は使えないと分かりましたんでね。
:電化製品は以前にも書きましたが、家具のほうはオール通販となりました(笑)。楽天さまさまです…。これから徐々に家具が届くはずですんで、この空っぽの部屋も少しずつ埋まっていくでしょう。


:そうこうする内、電化製品が届きました。


電化製品の山。
:うわー、やっぱり興奮するわ、この光景。これ以外にも冷蔵庫と洗濯機がすでに設置されましたよ。一個一個、梱包を解いていくのが楽しみです!!


:まぁ、それを備え付ける家具がないんですけどね。


:家具はこれから、週末ごとに少しずつ届くことになっています。明日はシェルフ、来週に机とベッド、再来週にソファーとテーブル。ベッドが無いと寝られないし、机がないと仕事もできないですから、完全に移り住むのは月末くらいになるんじゃないでしょうか。いやー、実家が近いからこそ出来る、このノンキな引越し。


:ところで、電気屋が来るまであまりに暇だったので、生活に必要そうなものを買いに出ました。一番最初に買ったのは、ええ、「トイレットペーパー」でしたよ(笑)。いつなんどき必要になるか分からない代物ですからねぇ…。ただ、今まで自分で買ったことがなかったので、高いんだか安いんだか分からなかったのが妙に感慨深かったです(笑)。

2008年01月03日 同じ風景、同じ年明け。

願掛け達磨


:竹生島'08。


:今年は一人増え、男3人で琵琶湖の離れ孤島へと初詣にやってまいりました。
:朝に京都を出て、彦根のそば吉で昼食。隣の多賀大社には見向きもせずに一路琵琶湖へと向かう行程は、去年と全く同じ。


:港に着くと、明らかに空気が違います。いや、澄んでるとかじゃなくて、なんと言うかまったりしている。確かに正月なんだけれども、ここは一年中こんな感じなんじゃないかと思わせる、粘度の高いまったり感が漂っております。なので、フェリーに乗った瞬間、男3人は睡魔と闘うことになるのでした。


:竹生島は、雪が陽の光で解けて、辺りがテラテラと光ってました。でもそれ以外は、こちらも去年と全く同じ風景。島も、人も、寺も、神社も(同じところにどっちもある)。たぶん来年も全く変わらないのでしょう。


雪解けの雨


:去年は、ウツ気味でここを訪れ、すっかりポジティブになって島を出ることができました。今年は、去年ほどマイナスな状況ではないから、それほど心境の変化は無かったです。ただ、一眼レフのバッテリーが突然切れたり寒さで携帯が動かなくなったりとトラブルに見舞われたので、どっちかというと嫌な予感がしましたかね…。

2008年01月02日 開けて早々、神頼み。

今年の手帳。

:あけましておめでとうございます。


:今日になってようやく、今年の手帳を買ってきました。昨年と同じ手帳が無印の店頭になかったため、今年もまた違うヤツです。白無地のページが多かったので選んだんですが、大きいのが残念。でもINFOBAR2と並べると、あつらえたように合ってます(笑)。


:昨年末に日記を書かなかったので、今更ながらに昨年を振り返ります。
:昨年は、そうですね、いい年でした。1月2日に竹生島の宝厳寺を訪れたときに「あぁ、なんか今年はいいかもしれないな」とポジティブな予感があったんですけど、そのポジティブな気持ちが持続できた一年でした。
:仕事は順調に伸びてくれたし、嬉しい出会いも再会もあったし、体調も良かった(さらに痩せたし)。まぁ、いずれも僕のレベルの話なんで、チマチマしたもんですが、それでもここ数年の中で久々に前進した感があります。最後の最後で一人暮らしを決断したのは、次の年につながることかもしれません。
:しかしその「一人暮らし」が、今年のカギを握ってますよね。2年更新の部屋ですが、更新料を払うまで無事に住み続けられるよう、結構本気で祈っています(笑)。


:さて、明日また竹生島に行ってきます(今日行くと言っておいた人もいますが、明日に延期になりました)。ええ、ばっちりゲン担ぎです。去年は誘われて行きましたが、今回は同じ友人をこっちから誘いました。まぁ、あつかましい気持ちで行くとロクなことはないのですが、お参りに行くこと自体は悪いことじゃないですしね(笑)。

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