IHANOYA DIARY

2005年05月31日 文椿ビルヂングー。

文椿ビルヂング外観
:最近、ごく個人的にアツいのが、烏丸三条界隈。メインスポットたる新風館の中の「ジラフ」は良く利用しているカフェですが、この新風館の向かいには「大垣書店」があり、その南には「スタバ」あるという、そこそこ時間がつぶせるスポットな訳です。自転車に乗っているならば、先日お話しした「cocon烏丸」にも行け、さらには「さらさ富小路」・「cafe kocsi」・「京都芸術センター」・「前田コーヒー」などなど、犬も歩けば形式で良質なカフェに出会えるというアツいエリアだったりするのです。
:で、そこでまだ何故か一度も行ってない場所がありました。スタバの西隣にあるその名も「文椿ビルヂング(ふみつばきびるぢんぐ)」。建物の中に複数のショップが入った複合施設です。その名が示す通り外観はモダーンな雰囲気で、特にこの周辺はそういった建物が多いですから、うまく溶け込んでる訳です。
:で、なんで今まで行ってなかったかというと、出来て間もない頃に行った写真家さんが「もひとつ。」という感想をもたらしたからでありまして。普段一人でカフェに行く身としては、イマイチな場所にわざわざチャレンジしたくない、ということで興味が薄れていました。
:ところが今晩、当の写真家さんからお誘いがありまして。理由は、つい最近このビルに移転してきたカフェ「neutron(ニュートロン)」に行ってみよう、というものでした。この「neutron」、昔は新京極三条のビルの上にありまして、アートスペースを併設したちょっと近未来な雰囲気も漂うカフェでした。ランチメニューの名前もなんだかロボットの名前みたいで、微妙に馴染めない印象があったのを覚えています。
:ところが新しい店に行ってびっくり。ビルの雰囲気に合わせたモダンで落ち着いた店になっていて、全く路線が違っていました。店内は広く、席と席の間もゆったりしてるし、天井も高い。「この店は使える」ということで写真家さんと意見が一致。ここにまた、新たな「使えるカフェ」が登場した訳です。ますますアツくなる烏丸三条!
:この建物の中には、他にもカフェが二軒、雑貨屋、美容院などがあり、全体としても(中途半端な雰囲気がありながら)とりあえず行ってみる価値のあるスポットにはなってるようです。neutron以外のカフェにも行っておかないといけないですね。
:ということで、またカフェに散財する日々が戻ってきそうな予感を残しつつ、飲食代が激しかった今年の5月は幕を閉じました。

2005年05月27日 ふしめ・ふしめ・ふしめ。

:ああ、やっと週末。疲れたとかじゃないのに、この開放感は何だ。

:変なセキは、あんまり良くなりません。風邪じゃないのかなぁ。

:今週は、なんと言うか個人的にテンションが低い週でした。やや引き篭もり気味。平日の夜カフェにも行かず、仕事が終われば大人しく家に帰ってました。悪い傾向だ…。

:先週末に、周りで二人ほど人生の岐路を迎えた人がいます。一人は「この先の人生を誰と歩くか」ということに答えを出し、もう一人はこの先も二人で歩いていくことを断念しました。
:ちょうど僕も同じタイミングでこの先の行く末に答えを出していたので、これも何かの縁かなぁなどと思ったりもしましたけどね。いずれにしても、何かを決めなくちゃいけない時っていうのは、何度かあるもんです。後になってその決断をどう振り返ることになるのかは、自分には分からない。そして、その決断をした時の気持ちも、未来の自分には分からないかもしれない訳で。大切なのは、自分で考え自分で決めたと言える決断をしていくべきだ、と自分自身に言い聞かせてはいます。
:何はともあれ、そうやって一つの決断をした10年近い付き合いになる友人と、(間違いなくこれをご覧になっているであろう)その彼女さんのお二人を、僕は心から祝福します。これから一緒に頑張っていってくださいね。

:さぁてと、僕自身も「見た目だけは既に子持ち」という状態を何とか脱出せねばならんなぁ…。

2005年05月23日 夏の匂い。

:昼過ぎに急に降り出した雨は、夏の匂いがしました。

:さて、今日は朝から会社ではなく病院へ。
:変なセキが、どうにもよくならないんです。もう2~3週間ずっとこんな感じです。しゃべるとセキが出る。黙っていれば出ない。
:周りから「タバコ吸いすぎなんちゃうん?」と言われ、会社の先輩にも「薬買ったら?」と言われ、クライアントさんから「ぜひコレを飲んでください。変なセキしていらっしゃるから」と、これからウチで作るサイトで売り出そうとしている商品を勧められたりもしたのですが、決め手は母親の「病院行っとき。今の内やで」という一言でした。そう、今の内なんです…。
:朝からユーノスで病院へ。なんですかね、友人も言ってましたが、「平日に乗るマイカーは格別」ですね。この、変な優越感というか。ホントは仕事してる時間に、愛するマイカーに乗ってる罪悪感というか。
:診察結果は「風邪」でした。ええっ、風邪が2~3週間も引っ張ってたの…?
:セキから始まる風邪、というのも僕の中ではかなり珍しい部類です。熱もないし、鼻は…そう言えば昨日辺りからおかしくなってきましたけど。
:とりあえず貰った薬が効いてるっぽいので、真面目に薬を飲んどきます。まぁ、遠からずタバコも原因であろうけど、とりあえず何も言われなくて良かった。(笑) 今の僕から癒しを奪わんといてくれー。

:昼からは出勤しました。ここんとは、少しの間マイペースで仕事が出来るので、なんとかこなせています。
:2時間ほど仕事をしてから、会社のあるビルの入り口まで下りて、外を見ながらタバコを吸いました。火を着けた頃にポツポツと降り出した雨は、一本吸い終わる頃には辺りが白くぼけるくらいに強く降っていました。僕の鼻に当たる、タバコのケムリとアスファルトの匂い。もう夏の雨です。
:夏は、もうすぐ。今年の夏は、去年の夏と違うものになるはずです。

2005年05月22日 気分的には仕切りなおし。

:どうも、こんばんは。
:日記書くのにそろそろ飽きた、って訳でもなく、今週は別のことにパワーを使い切ったので書けなかったのです。
:何にパワーを使ったのかは、まぁ来月くらいに書くことになるでしょう。
:さて、月曜から今日まで、カフェに行った回数は6でした(会社の昼休み除く)。ジラフ・さらさ富小路・efish・ブールヴァール・シアトルズベスト×2 です。以上、とりあえず報告まで。
:このところ、なんと言うか、停滞感を感じています。
:いや、一方ですごく大きな変化(の前の儀式)があって、今までとは違うところに自分が向かおうとしているという状況はあります。
:それでも、この、なんと言うか、自分が重要視していることのベクトルがそれとは違うものなので、そこに停滞感を感じているのかな、と。
:それもあって、「外に出よう」個人的キャンペーンは、今年一年のテーマに昇格しました。今年の残りも、「外に出よう」をスローガンとして色んな局面を打開していきたいと思います。2005年という年は、今後も色々ありそうな気配ですよ。

2005年05月18日 響鬼にはまる。

:去年はトランスフォーマー、その前はゾイドと、30歳が近くなっても男の子っぷりを遺憾なく発揮していた私ですが、ここんところはもっぱらユーノスに熱を上げ、ちょっとは大人になったかなと思ってたんですがねぇ。
:今、「仮面ライダー響鬼」が面白い。
:いやもう、とりあえず毎日見てます。えぇ、 毎 日 。
:放送が始まる前にね、今度の仮面ライダーは「細川茂樹」らしいよ、という情報は知ってた訳です。おっさんじゃないか、えぇ? やるじゃないか。 と、まぁ多少気になってはいた訳です。
:細川茂樹と言えば、日経新聞のCM。あの、ウダツの上がらん男役で、何シリーズか出てましたね。「就職活動には日経読まなきゃ。マジで。」とか何とか言ってた記憶があるのですが、あの取って付けたような「マジで」が忘れられない。マジで。
:なんてこと思い出してたら、響鬼の前に「マジレンジャー」ってのがやってるそうです。マジで。
:まぁ、この時点では、さっきも言ったように「気になる」程度だった訳です。
:ところが次の刺客がやってきました。その名は布施明。 布 施 明 。
:もう、猛烈に気になったんですね。シクラメンですから。
:で、あまり大きな声で言えないP2Pでですね、聴いてみました。シクラメン・・・じゃなくて、響鬼のエンディング。

:いい。

:すごくいい。

:あの「メタルダー」の説教主題歌、「君の青春は輝いているか」(うた:ささきいさお)にはちょっと及ばないけれど、テイストは似ている。
:で、オープニングのほうも聴いてみましたが、これがまたインストなんですけど、カッコいいんですね。
:もう音楽が良ければ見てみるべ、って感じで、あまり大きな声で言えないP2Pで、放送されてる分を全話落としてみました。
:いや、おもしれー。続きがすんごい気になる。
:あれなんですよ、この世界ではですね、仮面ライダー・・・というか「鬼」が一つの職業みたいなもんでですね、何十人もが全国各地で怪物を倒している訳です。で、地域それぞれに担当の鬼の中でローテーションがあって、分担しあって職務を全うしているようなんです。
:子供の頃を思い出すと、例えばある仮面ライダーの最終回とかはですね、先輩ライダーたちが世界の至る所から救援に駆けつけてきたりしてました。放送してないんで子供の目には見えないけれど、実は昔の主役ライダー達は今も世界各地で戦っているんだよ、という設定でした。響鬼には、なんかそれを思い出しましたね。
:出てる役者もいい。特に下條アトムがいい。お父さんに似てきて、良い味出すおっさんになってるなぁと。
:何か全体的に、僕らと同じ世代が作ってるなぁという感じが伝わってきます。
:まぁ、色々書きましたけどね、実は「こんな大人になりたいな」とか、「俺もがんばらないとな」とか、大人が見てもそんな真面目な気持ちが湧いてくる、良いドラマです。これは30近い世代にも観ていただきたい作品ですね。

2005年05月15日 「期限」から逆算されたフローチャート。

:GW中に1つの考えが固まったと、ここに書きました。
:その考えは今も揺らぐことなく、僕の中にあります。この週末は、何人かの人にその内容を話しました。大半のかたが賛同してくださったのですが、そこはやはり僕個人の問題。本当に正しいのかどうか、それは自分がいつか確かめることになるでしょう。
:何か1つのことに答えを出そうとするとき、今までは期限を区切って考えていたように思います。結論を急ぎ、そのとき思いついたことを最良の選択と考え、自分を納得させようと焦っていたように思います。
:今回の事に関しては、僕は期限を設けませんでした。いや、最初は設けていたのですが、いつしかそれをやめていました。つまり、意図的ではなかった訳です。僕個人で決めた期限は、数字遊びのようなもので特に意味を持たず、いつしかあまり意識しなくなりました。すると周囲の環境が答えをもたらしてくれ、結果として考えがまとまった日が「期限」となりました。
:一番重要な部分が決まると、あとはそこから逆算して他の部分が決まっていきます。今僕の頭の中には、大まかながらも非常に明確なフローチャートがあります。あとはその個別のフローに注釈をつけ、なぞっていくという過程が待っています。
:この続きは、またいつかご報告したいと思っています。

2005年05月13日 || 今年"最初の"甲子園。 ||

金本選手がバッターボックスに入りました
:2003年8月30日、あの福原投手復活登板以来、久々に甲子園にやってきました。
:我がタイガースの本日の対戦相手は、"プロ野球改革元年の象徴"と言われる楽天ゴールデンイーグルス。ここまで、開幕前に不安視されていた「シーズン100敗」の可能性もジワジワ現実味を帯びつつある現状があり、また、かつて阪神に在籍したことのある選手も多く、親しみを感じる部分はありますが、敵は敵。今日は勝ってもらわないといけません。
:おまけにこの日のゲームは、セパ交流戦の甲子園開幕戦。阪神タイガースは、79年から使用されていたユニフォームを復刻させ、ホームゲームでのみ着用するという粋な演出を用意していました。
:知り合いの方たちと男3人で夕方に集合し、甲子園前のダイエーで夕食などの買い物を済ませ、意気揚々と17時半頃には球場入り。今回は3塁側、本来は楽天ファンのほうの席になる訳ですが、そこはさすが甲子園、周りは黄色一色です。(笑)
:試合は阪神・安藤、楽天・一場の両先発で始まりました。楽天の一場投手は、昨年阪神が自由獲得枠の筆頭に上げながらも、不正な金銭授受が明るみになって獲得を断念したという経緯があります。それだけに、何としても勝たなければいけない相手と言えるでしょう。
:阪神はシーツのタイムリーで先制するも、その後すぐに追いつかれる重たい展開。間髪いれずに1点勝ち越すことには成功したのですが、それ以降はどちらの投手もパッとしない、見ててイライラの募る試合展開がしばらく続きました。
:試合が再び動いたのは6回裏。この回阪神は代打・代走をつぎ込み、4点ビハインドにまで持ち込みます。その後は藤川投手をはじめ、磐石の投手リレーで楽天を押さえ込み、8回裏には今岡選手のレフトポール直撃の3ランも飛び出し、終わってみれば9-1の快勝となりました。
:三振を取れば手をたたき、ヒットを打てば「おっしゃー!」と叫び、フォアボールを出せば「あ~~」と嘆く。家で一人でやっていることが、球場では皆で出来る。皆、野球観戦はおんなじやり方なんだな、という発見が一体感を生みます。これだから、球場での観戦は良いですね。
:ところで、僕らは3塁側で観ていた訳ですが、今岡選手のHRは、まさに目の前を真っ直ぐ飛んでいきました。ファールラインとボールの位置を確かめながら目で追い、「これはファールじゃないか」と不安に感じたその直後、ボールは目前のポールに激突。一瞬の静寂を置いて、ファンの拍手喝さいが吹き荒れました。僕も直撃を確認して立ち上がり、拍手の後に万歳三唱。この瞬間は本当に気持ちが良くて、あのスローモーションの光景は目に焼きついています。
:まだ5月、ペナントレースは始まったばかり。優勝の年は2度観戦に行きましたが、今年もまたもう一度行けるようにと祈っています。

2005年05月12日 || 今日勝ったので気分良く。 ||

:明日は甲子園に行ってきます!

2005年05月11日 好き嫌い。

:最近、食べ物の好き嫌いの話をすることが多いです。
:僕はホントに好き嫌いが多いんですよ。それも、アレルギーとかで食べられないとかじゃなくて、純粋に舌が受け付けない。まったく、贅沢な話です。
:僕が嫌いなのは、まずグリーンピースですね。もう、ヤツは何故存在するのかが分からない。特別に栄養価が高い訳でもなさそうなのに、平然と料理の中に入ってる訳です。同じ彩りでも、パセリなんて上に乗っかって可愛いもんですが、ヤツは混ざってる。それも、カレーとかオムライスとかチャーハンとか、僕が好きな料理に特によく混ざってる。困ったもんです。
:あと、カニが駄目ですね。なんかあの味が駄目。味というか、匂い? でも、エビは好きなんですよ。すんごい好き。だからですね、僕の中ではカニとエビは北極と南極くらいに違う訳です。
:それから貝が駄目ですね。貝で食べられるのは牡蠣フライだけ。生牡蠣は駄目。カニも駄目、貝も駄目なんで、海辺に旅行に行ったら大変ですよ。大抵どっちかがメインですからね。逆に、伊勢は大歓迎ですよ。エビですから。
:あとねぇ、なんと言うか、珍味系が駄目ですね。大人の味、っていう感じのヤツ。生肉系とか、酒の味がするヤツとか。だから付き合いの長い友人とかになると、何か味見した時に「お前は食べられなさそうな味」とかいう表現をしてくれます。非常に分かりやすいです。
:昔は嫌いだったけど、今は好きというのもありますよ。代表例がピーマン。あの苦味が良いアクセントになりますよね。
:…なんか、こう書いてくると、すんごい子供っぽいですね、僕。(笑) こういうのは「若さ」とかじゃないな…。親父になった時に子供に偉そうなこと言えるようにしとかなきゃならないんでしょうけど、まぁ当分その心配はないんで、とりあえず食べたいもん食べときますけどね。

2005年05月09日 キノコ汁を愛飲。

困ったら酒を撮る
:上の画像はベイリーズ+ミルク。今夜は久々の晩酌。
:ところで、なんか変なセキが止まりません。
:風邪なのか、もしくはタバコの吸いすぎか、はたまたその両方か? まぁとりあえず仕事中もずっとケホケホしてました。
:さてさて、こんな風に何かと体の弱い僕ですが、今とある健康食品を飲んでます…というか、飲まざるを得ない事態になっています。
:何を飲んでいるかと言うと、キノコです。いや、キノコの汁です。いやぃゃ、正しくはキノコを煎じたお茶みたいな飲み物です。
:そのキノコの名は「カバノアナタケ」。白樺の木に寄生して生育する非常にグロテスクなキノコです。色は真っ黒で、見た目はライオネル・リッチーばりのアフロヘア。それを、飲んでます。えぇ、毎日。
:ネットショップを立ち上げて、その加工食品を販売するという案件がある訳ですよ。で、またその社長さんがとても熱い。負けてられるかと、こっちもカバノアナタケを飲み、カバノアナタケ本を読み、実はGW中ずっとキノコ尽くしな日々を送っていたりもしたのです。
:で、そのグロテスクなキノコがどういう効果があるかというと、体内の免疫力を高め、ガンやエイズ、花粉症からアトピー、果ては何故か円形脱毛症にまで効果が期待されるっていうんだから、もうこれは飲まない手はない訳です。
:いや、実はそのキノコ汁、色は紅茶色で味はほんのり甘いという、結構飲みやすい代物なんですよ。タダでもらえて免疫力が高まるんなら、実際大歓迎な訳です。
:ただまぁ、ガンやエイズはまだ良いとして、せめてこのセキくらいは治ったりしないんですかね…?

2005年05月08日 さらばGW。

見ての通りのネイティブアメリカン風
:GWが終わってしまいました。
:私生活、いや人生の充実を日々の指針としてやってきたここ数ヶ月。その意味を確かめるべきだと、有給を絡めて4/29~5/8まで10日間中9日の休みを取りました。
:まずは数字から。この9日間の内訳は
・さらさ富小路…3回
・さらさ西陣…4回
・シアトルズベストコーヒー…3回
・カフェベローチェ…1回
・ask a giraffe(ジラフ)…1回
・cafe kocsi…1回
・ラーメン五行…2回
・劇場での映画鑑賞…2回
…わはは、日数と釣り合ってませんね。(笑) 私一人だけを見ても、GWが日本経済の活性化にいかに寄与しているかが分かろうというものです。
:一人ででも、二人ででも、僕はコーヒーを飲み、タバコを吸い、話して過ごしました。もちろん家で仕事をした日もありましたし、一人でカフェにいるときはもっぱらWEB関連の本を読んでいました。会社と離れ、こうして人と話し、本を読む中で、僕の中で一つ固まったものがあります。それはまぁ、いずれここに書く日が来るでしょう。
:さて、長々引っ張りましたが、今日の日記です。上の暑苦しい画像は何かと言いますと、今日観てきた映画「スペースポリス・デラックス ネイティブアメリカン風の男を追え!!」のポスターです。主演は、あの目黒祐樹氏。
:この映画は、タイトルの語呂の悪さが物語るように、いわゆるB級映画です。そのB級っぷりを期待して、GWの最後の日に観に行ってきた訳です。でも劇場の観客は、せいぜい10人!皆さん明日に備えてゆっくりされてるんでしょうね…。違う?
:感想はですねぇ…、「もう少しがんばりましょう」といった感じでしょうか。イマイチ抜けきれてない。なんというか、余裕が無い。どうせお馬鹿な映画なんだから、細かいボケをいくつも重ねて多少不条理になっていっても良いと思うんですが、なんだか手堅い。ドキュメンタリータッチの作風にすることに目が行き過ぎて、肝心の中身が素っ気無いものになった気がします。笑える箇所は、せいぜい3箇所くらいでしょうか。観る前は1時間という上映時間を短いと考えていましたが、あれを2時間観せられるのは苦痛だと思います…。
:おかげでちょっと尻切れトンボなシメになった気がしないでもないですが、まぁ個人的に充実したGWになったのは間違いないところです。あとはこの期間で熟成したものを、いかに活かしていけるかでしょう。この後の夏から秋にかけての間に、この9日間の意味が分かるんだと思っています。

2005年05月05日 目指すは松任谷正隆。

:世間的には「子供の日」なんですが、個人的には「子供と大人の境目の日」みたいな感じで。
:昼は写真家さん+さらさの店員さんと「cafe kocsi」でランチ。本来は大人の中に紛れ込んだ子供といった年齢差があるんですが、あまりそれを感じさせない雰囲気がこの方たちと一緒にいる魅力です。話題は恋愛や結婚や血液型など。お二人には色々な方面でお気遣いいただいている訳ですが、なかなかご期待に添えないのが残念で…。
:夕方からは大学時代の友人と飲み。こちらは、年が近いからか逆に大人と子供のギャップを感じる場面が多かったです。今はそう言うけど、2~3年後にはお前も俺と同じこと思うはずだよ、みたいな。それぞれを取り巻く環境は違えど、どこかで一度は同じように大人になる瞬間があって、その先の進み具合は個人差があるような気がしています。皆、ちゃんと一段階大人に近づいたんだけれども、その後の個人差が意識のズレを生むと言うか。最近はどうもその個人差具合がムズ痒くてかないません。
:昔はひたすら早く大人になりたかったですけど、今は大人になりたいと思いながらも、気持ち的な若さを保っていきたいと思っています。いたずらに大人ぶって、老けた振りをするのはやめようと。やっぱり「外に出よう」キャンペーンは正解だった。少しずつ、今までにない方向で考え方が変わりつつあります。
:目指すは松任谷正隆ですね、やっぱり。(笑) あとはあのユルさを身に付けたい。

2005年05月04日 出石アゲイン。

そばの並ぶ風景。
:横浜から久々入洛の友人と、出石(いずし)へ行ってまいりました。
:出石へ行くのは二度目。出石と言えば、皿そば。5つの小皿に分けられたそばを、一皿一皿味わいながら食べていくというのが流儀…なんて言っちゃって良いのかどうか分からないですが、「わんこそば」のエネルギッシュな雰囲気とは対極にある名物そばだと思っています。
:しかも出石は、小さいながらも町全体が「そばのテーマパーク」。そば屋がそれこそ何十軒も軒を連ね、行く度に違う店を楽しむことも出来ます。ここら辺、個人的には先だっての横浜中華街と似たものを感じました。まぁでも、出てくるものは「5つの皿に分けられたそば」でしかないので、店による味の違いを楽しむのも結構スキルが必要な気がしますね。(笑)
:数日前には一部で夏日を記録した日本列島。本日は昨年の反省を活かし、日焼け止めを塗ってからのオープンドライブです。天気は雲一つない晴天、まさにドライブ日和。
:…が、出発してから2時間ほどたった頃、あまりの直射日光っぷりに早々とオープンを断念しました。どんなに天気が良くても、日焼け止めを塗っていようとも、どんなに風が吹こうとも、暑いものは暑いんです。まさにオープンドライブは桜の命の如し…。
:昼頃には出石に着きましたが、さすがGW。駐車場も順番待ちです。それでもなんとか車を止めて、二軒のそばを楽しんできました。
:一軒目は普通の細さのそばで、コシが印象的。薬味が少ないのがちょっと不満だったかも。二軒目は上の画像のそばを出してくれたお店です。去年も行った店なんですが、薬味も豊富で面は太め、わさびは自分でおろすので非常に良い香りが楽しめます。個人的には二軒目がお気に入りですね。
:その他に、甘党の僕は「そばソフト」も楽しんできました。あと、ちょっとだけ町の散策も。「小京都」と至る所に書かれてありましたが、京都人の僕が行っても十字に区画された町並みには何故か安心感を覚えましたよ。(笑)
:一年に一回あるかないかの遠距離ドライブですが、やはり食べ物をターゲットにするとモチベーションが違いますね。(笑) 来年は伊勢だな、と気の早い話も出ました。でもまぁ、ユーノスにとってもこういった長距離走行は良いと思うので、一人ででもこういう機会を増やしていかないとな、と思ってはいます。

2005年05月03日 コーヒーとタバコは。

:GW仕切り直しの今日は、前回体調不良により叶わなかった服購入のリベンジから。
:前回は「暑さで」ヤラれて服を買う気も起こらなかった訳ですが、GWの今日は真夏かと思う日差しの中、自転車で服を買いに行ってきました。予定通りに服もガッツリ買い、さぁ今夏はひとまずこれで「外に出る」キャンペーン継続だな、と意気揚々です。
:その勢いついでに、この前書いていた「コーヒー&シガレッツ」を観に行きました。あ、特に書いてないですけど、服購入も映画鑑賞も一人で行ってきましたよ。どちらも基本的には一人で行くのが好きです。映画は相手との相乗効果で楽しめる場合があるので、ケースバイケースですけどね。
:さて上映場所は、京都ではカルトな人気を誇る「みなみ会館」。昔はこのすぐ近くに住んでまして、ここが元々ポルノ専門の映画館だった時代も知っています。変われば変わるもんですね…。
:さて、ここからはネタバレになりますので、これから観る予定の方は絶対に目を通さないように。
:「コーヒー&シガレッツ」は、ジム・ジャームッシュ監督が80年代から録り貯めた短編11本からなるオムニバスです。
:この映画のポスターが手元にあるんですけど、そこには「ゆっくり時間が流れる」、「あなたをリフレッシュタイムへと誘う、至福のリラックス・ムービー」とか書いてあります。でもこれ、全部嘘。嘘八百。だって、ほとんど全ての物語で、登場人物はみな口喧嘩してるんですから。(笑)
:一方が突っかかり、一方が何とかそれを丸く治めようとする、そんな展開の話が主流です。でもそれが面白い。一方の発言に対して、相手がどう切り返すか?その瞬間瞬間がとてもスリリング。それでいて、全体を取り巻く雰囲気はなんだかダルい。そのアンバランスでシュールな世界観が、非常に小気味よく短編を紡いでいます。11本97分なんて、あっという間。
:期待していたものとは違いましたけど、僕は好きですね、こういうのも。

2005年05月01日 時代は光。

コーヒー&シガレッツ
:↑とりあえず近日中に見に行こうと思っている映画の一つがこれ。コーヒーとタバコが演出する11本のオムニバス。
:今日は会社に行く予定だったんですけど、結局クライアントから連絡が来ず、会社に行ってもやることがないということで自宅にいました。
:昼からはNTTが来て、光導入の工事。設定も済み、ようやく快適インターネットの世界に戻ってこれたのは、もう夕方でした。
:仕事も停滞気味で、特に予定もなくなってしまった夜。ちょっと迷った結果、二日連続でさらさ西陣へ。でも今日は一人。雨の中、車を止めておける近場のカフェもそんなにないというのがメインの理由ですが、まぁ西陣にしても富小路にしても、とりあえず居心地が良いので足が向いてしまう訳です。
:カウンターにはオーナーとアルバイトの女の子が二人。一人の子に「昨日も来ましたよね?」と言われ、苦笑。
:今日はまだ一本も吸ってなかったタバコをふかし、コーヒーをちびちび飲みつつ、後はアルバイトの女の子たちと話しながら(仕事の邪魔をしながら)時を過ごしました。後半、シフトの交代のタイミングで女の子が二人増え、狭いカウンターに女子大生が4人(!)という、個人的には近年稀に見る状況と遭遇しながら一人カウンターを楽しんできました。4人の中には大学の後輩にあたる子もいて、「そうよね、あのジメッとした感じが清心館の良さよね」というローカルな話もしてみたり。
:まぁ、後から来た二人の内の一人に「昨日も来ましたよね?」とまた言われたんですが。(笑)
:とりあえず明日1日、また仕事ですが、その前日としては上出来の一日でした。カフェでシメるのが、最近の「明日に繋げる今日のシメかた」みたいな感じです。なんつーか、日々モチベーションとの戦い、みたいな感じになってますね。(笑)