IHANOYA DIARY

2004年07月29日 今年は一からの…。

:我が家のWinが未だに安定せず、先日またOSの再インストールをしました。OSやハードに問題がある訳ではなくて、WIndowsUpdateの余計なお世話やらドライバの相性やら、そのたびごとに別のトラブルが出てくる感じです。まぁ確実に良い勉強にはなってますんで、「すっきりときれいな環境で再スタート」と前向きに捉えてはいますが…。
:まぁそれにこじつける訳ではないですけど、今年は個人的に「数年続けていたものに区切りを付けて、新たに始める」という事が多いように思います。なんというか、「仕切りなおし」の年という気がしています。
:久々に「社会人」復帰したのも今年ですし、家族共用車(マリノ)からマイカー(ユーノス)購入に踏み切ったのも今年。まぁその二つは書き尽くしましたね。最近では自転車の買い替えですか。些細なことですけど、前の自転車は病気退職したかつての職場の思い出を引きずる存在でもありましたし、ちょっと感慨深いものはありました。
:そしてもうひとつ、携帯の会社を変えることにしました。vodafoneからauに変えます。
:vodafoneとの付き合いは、大学三年くらいからだったかな?「関西デジタルフォン」からの愛用者でしたんで、5年ほどになるんでしょうか。でもね、もうこの「建物の中では電波が弱い」という特徴にうんざりです。最近では仕事関係の電話も携帯に掛かってくる訳ですが、京都市内の自宅で携帯でしゃべってて、向こうから「電話が遠いんですけど」と言われるとは何事か、と。とにかく電波の脆さにはずっとイライラさせられてきました。
:auを選んだのは、ドコモは避けたかったからです。単純に、「ドコモはユーザーが多いから」というのが理由なんですが、まぁ天邪鬼ですんで。
:近所のvodafoneショップには色白のお姉さんが多かったんですが、なんでしょう、auだからかどうかは知らないんですが、この前近所のauショップに行ったところ「睫毛の物凄いガングロお嬢さん」が受付に座っていたので、店間違ったかと思いました。時々タメぐちも交えながら、カンペでも読むように抑揚なく説明していただいたので、手続きはすんなり済みました。その日は印鑑を忘れていたので今日もう一度行ってきたんですが、彼女は相変わらず受付でヤ○キーの友人相手にオール「タメぐち」で接客していましたよ。元気そうでした。
:肝心の僕の新携帯ですが、今日は今日で「まさに今日連絡がありまして、ご指定の機種は"明日から"本体価格0円になりますよ!」ということで、またお預けをくらいました。
:…au、やや前途多難か…。

2004年07月19日 充実感があるよな無いよな。

:この三連休は、やるべきことを少しずつこなした、という感じでしょうか。どこかに遊びに行ったということは一切なかったですが、それなりに意味ある日々だったかなと思います。
:ひとつは、パソコンをようやく安定させることが出来たこと。この間のクラッシュでメールデータをはじめとして大切なデータをたくさん失いました。ですが、友人の協力を得てのリカバリー作業の結果、以前より良い環境になったのではないかと思っています。もちろんお金も少しは使いましたが、その分ちゃんと快適度はアップしましたよ。それにしても、今回の一件で自宅でのマシン環境については色々と思うところがありました。Winが壊れても確かにiBookがありました。とはいえ、たとえばその状況で仕事を持ち帰って出来るかというと、そう簡単にはいかない訳です。それ以前に、商売道具たるパソコンを、プライベートユースでも使っている現状はちょっと駄目かもしれないなとも、以前から思ってはいました。今の快適&安定という状態に来て、さぁこれからマシン環境を見直そうじゃないかと仕切り直しの気分です。
:仕切りなおしといえば、当サイトにもそれは当てはまるかもしれません。この3連休、以前お仕事をさせていただいた会社のサーバ移転をお手伝いしていました。サーバ会社とのトラブルが事の発端ですが、それにしても現状でのホームページの重要性とその立場の危うさというのを痛感した思いです。ということで、当サイトも今後幾つかあるターニングポイントの、次の一つを迎えようとしています。まぁまたそれは追々。
:パソコン修復、サーバー移転のお手伝い、そして後一つ、仕事を持ち帰りでやっていました。まぁちょっとしたコーディングなんで、「仕事を持ち帰りで」なんて言うほど大層なことではなかったですが。という訳で、なんというか、非常にWEB的な3連休だったですね。おかげで今月初めに行くはずだったユーノスの三ヶ月点検は、今週も行けずじまいでした…。

2004年07月14日 祇園祭。

:京都は祇園祭の真っ只中です。
:お囃子の稽古の音は、一月前から街に響いていました。やがて梅雨は明け、ゆるりと京都の夏がやってくる…。ここ数年京都の中心部に近いところで働いていますが、京都の夏の始まりがこの年齢になってやっと体感できた気がしています。
:帰宅途中では、浴衣姿の女性が目に付きました。会社の隣の店の受付の女性までが浴衣姿(退社後直行なんかな?)でしたよ。昨日梅雨が明けたばかりでしたから、なんかちょっとまだ目が慣れないなというのはありますけど。(笑)
:ただ僕は、お祭りに行くというのは、実は好きじゃないんです。元々人の多いところが苦手で、暑がりで、騒がしいのが駄目な性分なので、祇園祭は大学時代に一回行ったっきり。それ以前も以降もなるべく行かないで済むように避けています。
:祇園囃子を聴きながら、遠くに山車の明かりを見て、京都の夏をしみじみ感じる…、僕はそれだけで祇園祭に参加しているつもりなんですけどね。(笑)

2004年07月12日 目覚めが良いのか悪いのか。

:今朝は6時過ぎに目が覚めました。ありがたいことに10時出社という環境なので、こんな時間に起きたということは年をとった…のではなく、起こされた訳です。
:原因は電話でした。でもワンギリじゃなくて、4回くらい鳴ってました。ヨンギリ?で、番号を見ると、去年結婚して以来会ってない友達(女性)でした。
:まぁ学生時代は恋愛の話とか、プライベートな相談もよくした仲でしたが、だからといってある日突然早朝に電話を掛けてくるような仲でもないので、不思議に思いつつ、でもある「予想」は立てられたので、その後2時間中途半端に寝た後、出勤前にメールで確認しました。
:で、昼に返事が帰ってきました。「子供が携帯いじっていて掛かったらしい」とのこと。予想通り。
:一歳に満たないお子さんが携帯で遊んでいて僕に掛けてしまった、ということを想像するだけで、「かわいいなぁ」と思ってしまいます。できれば、4回で切れずに僕が出てしまって、その言葉にならない声を聞かせてほしかったなぁとすら思います。ということで、それが分かった時点で寝不足は解消されて、少し楽しい気分になってましたよ。
:後で、親のほうから「子供は可愛いで!」との返信が来ました。いいことです。まず「子育ては大変やで!」と愚痴から始めない親は、なんだかかっこいいです。僕でよければ、毎朝間違って電話掛けてもらっても良いので(笑)、応援したい気持ちになりましたよ。
:ちなみに、返信の続きに「好きな仕事ができて、後は彼女つくるだけやな。"ストライクゾーンが広がったら"連絡してな!」とありましたので、僕のほうは当分応援してもらえそうにありません。(笑)

2004年07月11日 復活?

:Windowsからこんばんは。
:この週末三日間は、ほとんど全てWin復活にあてました。まぁ暇だったのもあるんですけど。(笑)
:当初のクラッシュの原因は、ハードか、Winそのもののシステム的な要因だったと思います。ただ、単純にそれだけだったならもっと早く復活できていました。おそらくはその日のうちに。それがそういかなかったのは、ウィルスのせいです。
:僕はケーブルテレビのインターネットサービスを使ってLANでつなげてるんですけど、そのネットワークの中には流行の「Sasser」がウヨウヨしてたみたいなんです。なので、OS再インストールが済んだ直後の無垢なOSは、LANケーブルを繋いだ途端ウィルスに感染されて、起動後に強制的な再起動が行われるというループに陥ってしまいました。
:その原因がウィルスだったというのが分かったのは、再インストールを何度かした後でした。知識がないと、幾つもの無駄な手を打たなくてはならなくなります。僕の場合はパソコンに詳しい友人に色々聞くことができたので、打つ手の数も少ないほうだったのでしょう。でも、そういう友人がいなければ、今頃まだ復活できず、パソコンを買い換えようか、なんて思ってたかもしれません。そうしてまた感染されて八方塞がりという悪夢…。ぞっとしますね。今回の件で、ホント色々と勉強できたと思います。
:さて、パソ以外の日記も書いておきましょう。今日は自転車を買い替えに行ってきました。昨日あたりからまた後輪のガラガラ音がし始めたんですよ。で、結局近所の自転車屋で新車を買ってきました。本体がオリーブ色、カゴやチェーンカバーが銀メッキ、シートがタンカラー(茶色)というクラシカルな自転車。ユーノスに近いイメージでしょうか。前から自転車にも自分の色を出したいと思っていたので、思ってた通りの自転車に会えたと思っています。しかも、前の自転車と同じくらいの値段でした。それもうれしかったり。(笑)
:パソも直ったらしい、自転車も買い換えた、ということで何だかリフレッシュな気分になったせいで、深夜になってから部屋を片付けてしまいました。おかげで今はきれいになった机の上でこれを打っています。実に気持ちいいですねぇ。

2004年07月08日 近くへ行きたい。

:梅雨ってなんですか?って勢いで雨が降りません。こちらは京都です。
:朝は自転車通勤なんですが、なるべく影があるところを沿うように走っています。それでも左腕には腕時計の後がクッキリ。まさにオヤジの勲章。
:今からこんなのじゃ夏が思いやられるってもんですが、働くようになって休みが少なくなるもんですから、「夏休み」というものに対するモチベーションの高さというものは例年以上のものがある訳です。プーの頃は「何をわざわざ混むの判ってて夏休みに出歩くんだ...」なんて思っていたもんですが、いや〜ゴールデンウィークに続き、目の覚める思いですよ。連休と言われると、ちょっとウズウズするんですわ、これが。何と言うか、「有効に使わなきゃ」という義務感があるんですね。
:という訳で、微妙に「夏休み外出計画」を練っているところです。はっきり言って始動が遅いですが、まぁ休み慣れてないんでこんなもんです。
:どうせなら、一泊か二泊ぐらいで友人らと旅をしたいなぁ、という気持ちがあります。海外は未経験ですが特に今行きたいとも思わないので、国内ですね。ユーノスを使えれば良いんですが、一人で行ったり彼女がいるならまだしも、ただでさえ孤立する車ですから、まぁ今回は我慢することになりますかね。まぁ一泊ですから、レンタカーか鉄道で、しかも交通面で疲労しない程度の距離がベストでしょうか。まぁ国内な上にさらに近場ですね。相変わらずの「安全圏内出不精」です。
:旅行と言えば、小さい頃は旅行というものをとても非日常なイベントだと認識してました。旅先の旅館の人、観光地の人、土産物屋の人、僕がその場を離れるともう二度と会うことはないであろうそれらの人々は、僕にとって「非日常の世界の住人」でした。僕がその場を離れたらフッと消えてしまうんじゃないか、やや空想癖のあった少年期の僕は帰りの車中でそんな風によく夢想していたものです。
:大人になっても、旅行というのはどこか感傷的になるというか、心が敏感になるイベントとして捉えています。だからやっぱり一年に一回くらいは、「違う世界」に行っておきたいんですよね。諸般の事情で、たとえそれが近場であっても。 (笑)

2004年07月05日 いはのや大ピンチ。

:ネットの世界に戻ってきました。
:実はですね、昨日自宅のWinが壊れちゃってですね、OSの再インストールをしても駄目で、ほとんど丸一日メールもネットもできなかったんですよ...。
:それでも、こうして何事もなかったように間髪入れず日記を書いてられるのは、去年買ったiBookがあったからこそ。これまで会社での個人的ブラウザチェックにしか使ってこなかったiBookですが、これからしばらくはコイツがメインマシンになります。いや〜ホントよかった。ついでにMacのこと色々勉強しよう。...しかし、久々のノート、使いにくいったらないなぁ...。
:ただ、一番の問題は、今沈黙しているWinの中身のことなんです。OSがマトモに機能しなくなったということはハードに物理的な障害がある可能性がある訳なんですが、そのハードにこの「いはの屋」のファイルが全て入ってるんですよ。そう、そのファイルが全てなくなったら更新がマトモにできなくなります。特にFLASHサイトは更新不可能。あぁぁ...。バックアップはずいぶん前に一度取ったような取ってないような...。ということで、ずいぶん後に、全く違う顔でお目見えしたりするかもしれません、このサイト。
:ところで、ネットにつなぎたくてもつなげないという状態が訪れて気付いたんですが、僕の生活の中にインターネットとメールがずいぶん奥深く入り込んでいたんだな、と。帰宅してすぐパソのスイッチを入れ、夕食後はメールチェックにネットサーフィン、ネットの日記を書いておやすみなさい、という生活を毎日続けてる訳ですから当然といえば当然でしょうね。人に会わなくても大して寂しくないですが、ネットがないと心細くて...。逆に言えば、ネットが元々なかったとしたら、人恋しいということがもっと切実に感じられる人間だったかもしれませんねぇ...。
:という訳で、しばらくは不安を抱えつつも Macと過ごしていきます。でも、あ〜〜キーが打ちにくい!変換がしづらい!

2004年07月03日 迫るお別れ。

:僕の自転車がちょっと大変な状態でした。
:後輪辺りからすごい音がするんですよ。も~"ガラガラ"と断続的に。たまに「ガキッ」とか鳴ると、このまま後輪だけどこかへ走っていくんじゃないかとヒヤヒヤしたりしました。
:2週間くらい前からでしたっけね…。最初は小さい音だったんですけど、だんだん大きくなってきた感じです。チェーンに油を差してみたんですけど、効果なかったですね。たまに、おっさん(というかジイさん)が物凄い音のする自転車に悠然と乗っている姿を見たりしますが、自分がそういう状況だと思うと非常に恥ずかしかったです。でも、音に慣れてくると、たまにヘンな目で見られたりするのが一瞬不思議だったりして、おっさんの気持ちが分からないでもなかったです。ああそうか、もうおっさんだった・・・。
:今日自転車屋に持っていったところ、「コイツはもうダメ」ということでした。(笑) 後輪の軸にあるベアリングのオイルが切れているとのこと。交換には数千円掛かるが、それなら新しい自転車を買い換えた方がマシだということでした。とりあえずベアリング一極集中でプロ仕様の油を差してもらいましたが、一発で音が聞こえなくなりました。「これで騙し騙し乗っていくしかないですね」との事です。タダでやってもらえたので、元気よくお礼を言って店を後にしました。とりあえず後しばらくは乗ってみようと思います。
:この自転車は、大阪で買ったものです。当時僕は大阪で食品メーカーの営業マンになったばかりでして、ただでさえ家から遠い会社だったので、駅から会社までの道のりくらいはラクに行きたいということで会社の近くで買ったのでした。その後、足を患った際には、駅前の駐輪場に3ヶ月置いたままにせざるを得ず、それでも駐輪場のおじさんが「事情が事情だから」と1ヶ月の料金で許してくれたという思い出もあったりします。あれから4年、格安の割になかなか頑張ってくれたと思います。
:まぁそうは言いつつも、自転車は僕にとって「メインマシン」ですんで、出来れば快適な方がいいですし、買い替えを考えてはいます。盗まれる率が高いとは言え、そろそろ自転車選びにもこだわりたいなと思っていた頃だったので、色々情報収集してみたいですね。ええ、サービスの油が切れちゃうまでに…。

2004年07月02日 寂しいお別れ。

:ここのところ、僕が愛読していた雑誌が立て続けに2誌、休刊になったんですよ。
:一つはWEB系雑誌のWeb Site Design。恩師も記事を書いていた雑誌です。WEB系雑誌というと、最先端のデザインや(現場では使えないような)トリッキーなサンプルで彩られた、派手なつくりの本が多いんですよ。でもこのWeb Site Designは地味。すごく地味。昼間に読んでいると眠くなるくらい、文字で埋め尽くされた実直な雑誌でした。でもそこには、しっかりとした芯が感じられて、見た目よりもWEBの作り手として貫くべきポリシーのようなものを教えてくれるような記事が並んでいました。一年に数冊しか出ないわけですが、それで充分なくらい読み応えがありましたね。
:それが次第に、出版時期がズレていき、しまいには「記事が揃ったら出す」というような形になって、そして休刊となりました。その告知も、一番最後に載っているコラムの中に書かれてあるだけ、という地味なものでした。個性と実力のある雑誌が一つ消えたことはとても残念です。
:そしてもう一つ、出るのが楽しみでならなかったクルマ雑誌、cadaも休刊となりました。欧州のクルマをメインに扱い、女性も視野に入れたすっきりとした紙面は読んでいて心地いいものでした。クルマ雑誌というと、チューンやスピード(パワー)に地熱を上げるような紙面が多くて個人的には食傷気味だったんです。そうかと思ったら、急に年齢層が上がってしまって高級志向になったり。なんだか両極端だったんですね。その中で、cadaはとてもバランスの良い雑誌でした。読んでいると、輸入車というのが実は身近で、それでいて個性的な存在であることがすんなり飲み込めていけましたね。ちょうど僕が輸入車に目覚める時にタイミングが合っていたので、そういう意味でも貴重な雑誌でした。
:前々号でしたか、僕はこの雑誌の読者プレゼントに応募したんですよ。選んだのはイギリスのブランド「MG」のネックストラップとPARKERのボールペンのセット。応募葉書の意見欄には、独自ドメインなのに「出版の事後報告」の役割しかないHPの活用を要望しました。それが、そのHPが初めて機能したのが「休刊のお知らせ」だったとは皮肉です。前号には、次号の予告まで載っていますから、急な話だったんでしょう。しかも、今日そのプレゼントが当選して贈られてきたんですよ…。これまた二重に皮肉な話でした。
:僕はあんまり暇つぶしで雑誌を買うということはなくて、自分のお気に入りの雑誌を見つけたら、以降発売日を心待ちにして買う、という感じです。ですんで、二つもなくなっちゃうと、日々の楽しみが物凄く減ったように思えてしまうんですよね。まぁ難しいとは思いますが、「休刊」であれば、文字通りちょっと休んだらまた出してくださいよ、という気持ちですねぇ。