IHANOYA DIARY

2007年02月26日 白浜リターンマッチ 後編。

:昨日の続き。


:珍しいことに、こうして3日連続で日記を書いてるんですけども、なんとまだ旅行の一日目すら終わってません。


:一日目は、なんだかんだ色々ありつつ(前二日分参照)旅館に着きました。実は旅館に着いてからも「風呂場で靴下を片一方なくした」とか「いつもは一日中寝ている弟が眠れなくなり、一晩中ウロウロするので、こっちも不眠になった」…など、悲しい話題に事欠かなかったんですが、キリがないのでやめときます。


:さて二日目ですよ。


:二日目は、観光がメインです。


:白浜と言えば、「南紀白浜アドベンチャーワールド」です。が、それを求める年齢の人間が家族にいないですんで、何度も近所を通りながらスルー。代わりに行ったのは「海岸」です。


:白浜には絶景の海岸があるのですよ。一つ目は


:三段壁。
三段壁とかばんさん。
(一緒に写ってるのは、大枚はたいて買った例のカバンです。)


:で、もう一つは千畳敷。
千畳敷とかばんさん。


違わねぇ…。


:まぁ、お互い歩いて10分くらいの距離にあるので、なんかセットみたいな感じです。よく見りゃ観光客の顔ぶれまで同じだったりするのも物悲しいところ。


:その後は、「とれとれ市場」というところに行きました。ここは、海産物は当然のこと、無農薬野菜や柑橘類、お土産まで揃う観光施設。マリーナシティの「黒潮市場」とは違うのでご注意下さい。


:ここで僕らは買い物と食事をじっくり楽しんできました(他に観るところがないのでココで何とか時間を潰すしかなかったというのもあったりなかったりしますが…)。


:で、ここで買ったのがコレ。
特上。
その名も「ダイヤモンド梅」。てっぺんに金箔つき。1個200円なり。
:肝心のお味はですねぇ。蜂蜜が入ってるんですね。で、すごーく甘い訳です。ね。うん…。もう、いいかな…。


:二日目のラインナップは以上で終了。
:ただ、実はこの後にも、「父親が白浜駅まで歩くと言い出し、重い荷物を持って1時間近く山道を歩くことになった」という試練があったんですが、まぁ無事に電車が動き、何事もなく京都に帰ってこられたので、万事OKとします。終わりよければ全てよし。


:え?
:ああ、これですね。
なぞのゆるキャラ。
:これは、泊まった旅館の近くにあった不動産屋のキャラクターです。アドベンチャーワールドにパンダがいますから、ここら辺は「パンダの町」として押し切ろうという姿勢が出てました。でもなんだろうか、これは。パンダで下半身が魚…? パン魚?

2007年02月25日 白浜リターンマッチ 中編。

:昨日の続き。


:なんとか白浜駅に着いた僕ら。
:駅からはホテルへの送迎バスが出ているので、それに乗ればホテル直行です。今日はもうホテルでゆっくりするだけ。


:バスの発車まで少し時間があるはずなので、僕はトイレへ、親父と弟はタバコを一服しに行きました。母だけは、特に用もないので先にバスに乗って席を確保しておくことに。


:用を足してからバスのほうを見ると、バスの周りには人だかりができてました。まぁでも、席はあるはず。僕は弟に預けたカバンを受け取り、ゆっくりとバスのほうに向かいました。よく見れば、母が窓から手を振っています。


:そのとき。


:あれ? バスのドアが閉まりましたよ?


:慌てる男三人。ダッシュでバスに駆け寄ります。しかしドアは閉じている。コイツは走る気です。


:こういうとき、何故か一番に行動するのは僕のような気がします。いつもは一歩離れて事態を静観するタイプなのですが、緊急時にはまず手が動きます。それが正しい行動かどうかはともかくとして。


:で、僕が何をしたか。バスのドアを思い切り張り倒しました。平手で。相手がプラスチックでよかったです。


:幸い、少し遅れてからバスのドアが開き、中から怪訝そうな顔で「河原さぶ」にそっくりの運転手が出てきました。


:顔は怖かったですが、事情を言ったら乗せてもらえて、なんとか置いていかれずにすみました。危うく一人でホテルに行っていたかもしれない母も、車内で一人慌てていたようです。


和歌山はやはり恐ろしいところですよ…。


なぞのゆるキャラ。
:「え? まだ続くの?」

2007年02月24日 白浜リターンマッチ 前編。

宿からの夕景。


:家族旅行兼営業活動の第二弾。白浜にやってまいりました。ちなみに今月二度目の和歌山でございますよ。


:家族で和歌山、というと数年前の出来事を思い出す。そう、何故かあの時も白浜に家族でクエを食べに来ていました(前回と今回をミックスしたような話ですが)。
:美味しくクエを食べて観光も済ませ、僕らは帰りの電車に載ったのです。そしたら、先の方で架線が切断するという事態が発生。電車は最寄の駅で止まってしまい、僕らは京都まで3本の鈍行を乗り継いで帰るハメになったのです。


:思えば、僕が和歌山に来たときって、色々あって記憶に残っていることが多いんですね。「架線切断」の前には、大学時代に仲間3人と一緒に車で来たことがあったんですが、その時はもんのすごい雨でした。先日湯浅に行った時は、帰りに寄った「関空プレミアムアウトレット」が年中無休のくせに臨時休業してました。


:ただでは帰してくれない和歌山県。


:実を言うとですね、今日も僕は心配していたんです。それはもう、「架線切断」が記憶にこびりついていたので。例えば僕は、「常に最悪の事態を想定して、その割に大した準備はしないけどとりあえず覚悟はしておく」、そう、そんな人間ですから(笑)。


:僕らを乗せた電車は、何事もなく京都駅を出ました。
:そして1時間ほど経った頃、それはやって来たのです。


:先の駅で人身事故


:これは、でけぇ。


:大きく出たな、和歌山県!


:そこまで拒むか、和歌山県!


:だいたい、なんでなんだろうか。
:ただで行って帰ってこれない土地、和歌山県。今回は入ることすらままならない。
:僕と和歌山の縁は、大変うすい。和歌山に知り合いはいないし、周りに和歌山出身者もいない。知ってると言えば、阪神の濱中が南部(みなべ)の出身らしい、ということくらいだ。あの、一緒にエアロビトレをやっていた濱中ママはまだ南部在住なんだろうか。だとしたら、むしろ応援したいくらいだ。濱中は今不振なのだ。


:なのに、なぜ…。


:電車は最寄の駅で停車を余儀なくされ、状況の分からぬまま時間が過ぎていきました。車内は事故の程度を推測する話題で持ちきり。慌てて電車を降りる人もいましたね。
:まぁ僕らの旅はそんなに時間に厳しくないし、なにせ親父が元職員なのであんまり文句を言う気分にもならず(笑)、「まただねぇ」などと笑いながら大人しく待ってました。前回に比べれば、同じ電車に乗っていられるだけ幸せです。


:電車は、「警察の実況見分が終わりました」のアナウンスとともに、1時間経ってから再び動き出しました。
:結局、翌日の新聞にはこの事故のことは載っていなかったので、それほど大したことでもなかったのでしょう。
:しかし今回も和歌山旅行は波乱の幕開け。何とか和歌山に入ることはできそうですが、入ったら入ったで先が不安…。


:長くなるのでとりあえず明日に続きますよ。


なぞのゆるキャラ。


:なんだコレ?

2007年02月22日 うららかを過ぎて。

フレッシュネスのコーヒー。


:暑い。


:ただいまフレッシュネスバーガーのテラス席にてランチ中。陽光が全身に降り注いでいます。


:いや、しかしこの暑さはおかしいよ…。


:2月、僕はコートを脱ぎ、暑い暑いと言いながら、外でランチを食べているのです。

2007年02月17日 軍団に乗り込む。

原点ラーメン。


:京都のラーメンを食べ歩き、緻密で熱のこもった批評で人気を博していたウェブサイト「元祖京都ラーメン軍団」。なんとそこの管理人さんが、先日自らラーメン店をオープンされたんですよ。
:場所は京都ラーメンのメッカ、一乗寺。中でも、天天有・夢を語れ(次郎系)と同じ通りという強烈な場所にオープンしたのが、その名も「ラーメン軍団」というお店です。


:10月にサイトでラーメン店を開くことを宣言し、同時に秀逸なレビューも潔く削除。以降はブログでオープンまでの経緯が逐次報告されていました。僕もそれをこまめにチェックしながら、オープンを心待ちにしていた一人です。
:いざ開店してみれば、仕事もあってなかなか行く機会がありませんでしたが、ようやく今日行くことができました。メニュー表にはちゃっかり「ホームページやブログ用の撮影は大歓迎です」などと書かれてあったので、お言葉に甘えてちゃんと画像も撮ってきましたよ(笑)。


:ラーメンは2種類。あっさり味の「原点」とこってり味のその名もズバリ「重厚」。僕が食べた「原点」は、豚骨ベースに鶏がらが効いた、甘みのあるスープでした。あっさりとは言え物足りなさはなく、飽きのこない味です。友人が食べた「重厚」は、粘度の高いスープで見た目からこってり。こちらの味も良かったとのことなので、今度は僕も挑戦しないといけないですねぇ。それにしても、今までラーメン店を批評していた人が批評される側に回ることでプレッシャーもあったと思いますが、今までの批評を裏付ける力を持ったラーメンになっていると思いましたよ。

2007年02月15日 郷愁タイムスリップ。

宴たけなわ。


:悠々自適な大人4人で、和歌山へクエを食べに行ってきました。
:メンバーは、20代・30代・40代・50代が各1名というレンジの広い構成。うち3名がフリーランス、残る1名が定年間近です(笑)。
:上の画像は、まさにクエの入った水炊きが絶好調のときのもの。食前の綺麗な状態を撮り忘れたので、店の人が説明するために持ってきた「クエ写真」を拝借しました。しかし、なんで「クエクエ」と2回繰り返されてるのかは不明…。


:今の時期は梅の盛りでした。車で走っていても、車内に入り込む風に梅の香を感じるほど。
:あちこちに惜しげもなく転がるオレンジの香りとあいまって、春を感じるフルーティな二月の和歌山でしたよ。


:クエを堪能した我々は、足を伸ばして「湯浅」へ。ここは、古くから醤油の生産で知られる町です。
:蔵をはじめとして、歴史ある家並みが保存されており、昔の街道のにぎわいを感じることができました。


湯浅の町並み。


:我が町・京都に残される景観よりももっと新しい時代の風景。それは、この先に今の自分達の時代があることを実感させてくれるものでした。古い町並みを縫う路地を、学校帰りの子供達が駆けていきます。家々に目をやれば、そこには明治があり、やがて大正になり、そして昭和へとながれていくさまが渾然一体としてありました。


:ただ、平成だけがない気がする(笑)。


:湯浅はちょっとした時間旅行を楽しめる町です。


湯浅の円筒ポスト。


:湯浅でゆっくりしすぎた我々が京都に戻ったのは、夜の9時近くでした。
:平日を1日丸ごと使っての小旅行。さぁ、明日からまた締め切りの嵐の真っ只中です。こちら京都の春は、まだ少し遠い模様…。

2007年02月13日 解き放て物欲。

LX2。


:デジカメ、買い換えました。


:9月に「買い換えようかと計画中です」と書いてから5ヶ月。この間、物欲に耐えてよく頑張りました。我ながら。
:このLUMIXのLX2は、レトロな正統派カメラ調のデザインに、ライカ製レンズをはじめとするハイスペックな機構が組み込まれた、コンパクトカメラの中でも高級志向な機種。ウリの一つが強力な手ブレ補正でして、旅先での夜景からブログ用の地味な室内撮影まで、これで安心して撮れるんじゃないでしょうか。


:ところで、これでもコンパクトカメラとしては大きいほうなのですが、以前のカメラと比べると、なんとまぁ小さくなりました。おまけに背面の液晶画面がワイド仕様で大きいため、指の置ける位置がほんのちょっとしかありません。
:さらに表面はスベスベだし、重みがあるし、値段も高いしで、ホント恐る恐る触っていたのですが


さっき落としました。


:ええ。いつもそうなんです。車は数ヵ月でぶつけ、携帯電話は翌日に胸ポケから落とした男です。そして今回は購入から数時間でボッシュート。誰か僕の手ブレを補正してください。
:幸いキズも無く、今のところ普通に動作している様子ですが、いつ何が起こるか内心ドキドキしています。どうかこの一撃が厄払いになりますように。

2007年02月11日 永遠の少年。

:深夜。スペインバル。男が2人。向かいの席。


:今年45歳になる知り合いが、僕に力強く語りかける。


:「きみも今年30なんやから、そろそろカノジョ作っとかなアカンよ。がんばらんと! 俺も今年はカノジョ作るから。俺も一緒にがんばるよ。」


:知り合いに妻子がいることには、このさい目をつむることにします。

2007年02月10日 高嶺の花博覧会。

エントランス。


:今年もやってきました「京都輸入車ショウ」。今回もキメキメなセールスマン達に無視されながら、憧れの車の外から中から触りたおしてきましたよ。


ルーテシア(クリオ)。
:入ってすぐ出迎えてくれたのは、以前「(ユーノスの他に)今一番欲しいクルマ」と書いたことのあるルノーの「ルーテシア」です。今まで眺めるだけでしたけど、今日は運転席にも座ったし、外観も穴が開くほど見つめてきました。やっぱりイイですねぇ。小柄な成りして、キリリと引き締まったデザイン。競合ひしめくこのセグメント、僕ならちょっとハズしてコレを選びますよ。


FIAT500(チンクエチェント)
:「ルパンの車」、チンクエチェントことFIAT500。なんで旧車が展示されてるのかというと、実はコイツの新型がもうすぐ出るからなんです。小さい車が好きな僕は、2年くらい前から気になってました。最近のFIATは正直あまり面白くないんですけど、この車はぜひともミニに続いて欲しいもんです。


アウディTT。
:今日ぜひとも見たかった車の一台、アウディTT。どーですか、この戦闘的な面構え。顔だけでなく、小さなサイズにはちきれんばかりの筋肉を詰め込んだボディ、そしてコクピットのような運転席、全てが威嚇的。ただ、個人的には幾何学的なデザインがぶつかり合う先代のほうが好きかなぁ。


イオス。
:最近気になって仕方がない一台、VWのEOS。今どきめずらしい四角四面なボディラインに、意外にハマるオープンボディ。運転席からの景色は、前はフツーのセダンなのに、見上げれば空が見える。このアンバランス。貴重な存在になりそうなこの車の刹那な魅力に、どうしても心惹かれてしまうのです。


:ちなみに、今日は会場でイベントがありました。地元FM局・アルファステーションによる公開生放送。DJは我らがキヨピー。


キヨピー。


:すんません、顔が白く飛んでました…。誰だか全く分かりませんが、まぁその、キヨピーだからいいかな、と…。

2007年02月09日 Googleのたくらみ。

:今日もまた、仕事で意気揚々と大阪へ。しかし今日の相手先は、初めて訪問する会社。


:行ったことのない場所へ行くとき、最近は目的地に30分以上前に着き、なおかつGoogleマップをプリントアウトして持ち歩く万全の体制をとっています。ええ、方向音痴かつ健忘症なのでね。


:しかし、ここにがあった。油断大敵。


:訪れたそのビルに、相手先の社名は無し。該当のフロアを歩いてみても、やはり会社は無し。しかしGoogleマップはここだと言っている。駅から思ったより遠かったせいで、余裕を持って来たのにすでに約束の時間が近い。大ピンチ。


:結局、土壇場になってあきらめ、相手先に電話をしてようやくたどり着きました。痛恨の出来事。恥ずかしいったらありゃしない。


:そこで分かった真実。


:なんと、同じ住所、同じ番地に、同じ名前のビルが2つあったのですよ。で、Googleさんは1個だけ(しかも違うほう)を表示して何食わぬ顔をしていた、と。


:そりゃないよね。うん、そりゃない。


:他でもない、方向音痴で健忘症の立場が弱いフリーランスを捕まえて、検索サイトの大手・Googleがやることじゃないよ、それは。


:自分の脳みそも感覚も信用できず、ついにはGoogleマップすら信じることのできなくなった僕は、これからどこへ行くのでしょう。いや、そもそもどこへ行くか分からないから困ってるわけなんですけど。

2007年02月04日 我が町。

京都CF!


:今度のCFは四条通り特集


:なかでも我が町西院は、「これから期待される町」として別ページが設けられるなど、破格の扱いを受けております。
:なんでも、「(いい意味での)場末感漂う」西院は、「まちなかに比べて"安くてうまい"店が多いのが特徴で」(じゃないと、みんなまちなかへ行っちゃうからね)、「一度店を気に入ったら、足繁く通う人が多い」んだそうな。


:気になってた阪急西院駅前の工事中の物件は、どうやらショッピングセンターで確定のもよう。ますます便利に、かつ魅力的になっていく我が町西院。そしてますます僕は「西院引きこもり」に(笑)…。

2007年02月01日 10年ぶりにこんにちは。

:体重が60キロを切った!


:おほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ。