2005年10月30日 オープンのシーズンが終わりました。
:あまりにも天気が良いので、北山の「ドルフ」でランチを。
:しかしもう寒いですな・・・。オープンは断念しました。無理をすれば出来なくはないですが、今は絶対に風邪をひいてはいけないタイミングなので、大事をとりました。経験上、一番信用できないのは自分の体です。
:それにしても、この秋のオープン歴は3回か・・・。少ないなぁ。一度オープンカーを所有すると、クローズドの車のオーナーになることがちょっと想像できなくなりますね。車と走る時は風の音を聞いてナンボ、みたいな考え方になるんです。屋根の閉まった車で昼間走るのは、なんだかとても窮屈で・・・。
:「ドルフ」のサンドイッチはまぁまぁでした。個人的には、ハムサンドはカラシのよく効いたものが好きです。原体験がそうなんですよ。近所のパン屋のハムサンドは、子供には辛いくらいツンとしてました。あと、卵サンドは玉子焼きでなくて、ゆで卵をマヨネーズで和えたものが良いですね。白身はなるべく細かく刻んでおいてください。
:帰り道、写真家さんの昨日の一言を思い出す。独り身の生活を謳歌する写真家さん曰く、「テーブルに(残り物含めて)7品ものおかずが並んでるのを見て、思ったよ。"当分カノジョは要らんなぁ"って。(笑)」 自炊の話になると侘しさを語るようなステレオタイプでない辺りが、やはり写真家さんだと思う。まぁ、この人と遊んでると、自分も当分独り者でいるだろうなとは思うけれども。(笑)
:家から北山までの道のりはもう散々走ってきたんですが、今日は少し帰り道を変えてみました。オープンにしていれば全ての景色が新鮮に映るのですが、冬の間はこんなことでもして工夫していかないといけないかもしれません。
2005年10月26日 || 忘れ物を残して ||
:まず、千葉ロッテマリーンズ、日本一おめでとうございます。
:我が阪神タイガースは、またしても日本シリーズに忘れ物を残してくることとなりました。ただ個人的に、今回は2年前のような悔しさがない。何故かとても空しく、切ないというのが正直なところです。
:シリーズが始まる前から、監督・選手の皆が懸念していた「シリーズまでの待機期間の長さ」。まさにそれが、現実の悪夢として眼前に立ちはだかりました。当初は互角と分析された両チームの戦力が、シリーズにおいてここまで大きな隔たりを見せたのも、その2週間あまりの期間が生んだマジックだったと思います。パリーグのペナントを1位で通過したソフトバンク・王監督ですら、プレーオフ第一戦を待つ時間の長さを敗因としてあげておられました。阪神は、なおのことです。
:確かに、ロッテの選手の中には故障していた選手もいましたし、連戦の疲労もあったでしょう。しかし、野球もまたメンタルなスポーツ。故障や疲弊を乗り切る勢いを持ったチームと、一度緊張の糸が途切れたチームでは、始まる前から勝負はついていたのかもしれません。
:昨年と全く同様に、パリーグのペナントを2位で通過したチームが日本一になった。この現実をどう捉えるか。プレーオフ第一戦をホームで戦い、第二戦にその勢いを持ち込み、日本シリーズでは待ちくたびれた相手と戦う・・・それがパリーグのペナント2位通過のチームです。そもそも、MLBと異なり、単なる敗者復活戦でしかないこの「パリーグのプレーオフ」という制度を、何とか根本的に見直していただきたいと、強く願います。
:阪神タイガースの皆さん、今はただ、疲れを癒してください。我々ファンは、あなた方の持つ本当の力を知っています。だからこそ、自信をなくさないで欲しい。来年は、昨年成し遂げられなかった「連覇」を成し遂げる"チャンス"なんですから。
2005年10月25日 ちょっとだけWEBマヂばなし。
:サイト総合トップページをリニューアルしました。
:「え、もう?」とお思いかと思います。あるいは「FLASHモッタイナイ」とか。でもまぁ、遅かれ早かれこうするつもりでした。その上でWorksページが遅れそうなので、こっちを優先させただけのことだったりします。なんか、毎回総合トップを前倒しにしている気がしないでもないですが。(笑)
:さて今回は、おそろしくシンプルなものになっています。ただ、このシンプルなページは、FLASHじゃ出来ないことが出来てしまう。FireFox(ブラウザ)でご覧になっている方は、"表示メニュー>スタイルシート>スタイルシートを使用しない"という操作を試してみてください。画像も表示されないけれど、ちゃんと一つのテキストページになっていることがご覧いただけると思います。下のような感じで。
見映えのための「スタイルシート」をはずしても、情報の順序が狂わないレイアウトになっているということなんですね。これが、これから大切にしていかなくちゃならないことの一つなんです。
:今、色んな人が、色んな手段でWEBページを見ています。その中には、ナローバンドの人はもちろん、目に障害のある人だっている。そういった人たちも含めて、皆に等しく優しいページ、言い換えればバリアフリーなページ。そういったものを作っていくのが、これからのこの業界の大命題だと思います。デザインがカッコいいページがあっても良い、操作感が心地よいFLASHがあっても良い、ただ、それだけで良い時代は終わったことを、肝に銘じていかなくてはなりません。
:一方で、FLASHもまた、将来性のあるソフトです。私としては、ちょっとは使えるようになったのだから、そこら辺もアピールしておきたい、と。(笑) ということで、プライベートサイトの「IHANOYA」はオールFLASHになりました。で、今回リニューアルの総合トップはxhtml+CSS。そしてその間に立つWorksページは"ハイブリッド"になります。つまりはまぁ、信念と下心の折衷案というか。(笑) ただコレに関しては、まだしばらくお待ちくださいませ・・・。
2005年10月18日 来るなら来やがれ2006年。
:ということで、手帳買いました。
:最初考えてたのは、もっとファニィな感じのものだったんですよ。でも、今年は「仕事を想定して」準備しないといけないですからね。質実剛健、でもちょっとデザイナー風味で、という基準でコレになりました。(笑)
:小さいんですけど少し厚めで、一日のスケジュールがしっかり書き込めます。外面は地味ですけど、落ち着いた中に味があるというのでしょうか。ビジネスに徹しきらない程度の遊びがある感じで、条件にピッタリ来ました。
:ということで買うには買いましたけど、しかしまぁ・・・、まだ今年はだいぶん残ってますよねぇ・・・。(笑)
2005年10月15日 また良い歌と出会いました。
:また良い歌を見つけました。
:「ORCA」(公式サイト)という男性ツインボーカルのユニットが歌う、「SMILE」という曲です。MTVだかなんだか見てたら、流れてきました。最初は「またJ-POPでツインボーカルですか・・・」と馬鹿にしてたんですけど、聴いてみると、これがなかなか。
:曲は、鼻歌を口ずさむように始まり、感情の高まりに合わせるかのように盛り上がっていきます。秋口に合うような、いや、春間近の頃に合うような、優しく穏やかなメロディ。目をつむれば、そこには街路樹や、草原や、優しい陽光をたたえた空、まっすぐに伸びる道、そういったものが浮かび、涼やかな風とともに後ろに流れていきます。
:そのメロディには、素直な言葉が乗っています。語り掛けたい人に、相手に伝わる表現で語り掛ける。そこには、優しさと愛情の裏づけがあります。それは、説教くさいHIPHOPや製造者不明の大量生産品みたいな歌詞の数々に辟易していた私の横を、春の嵐のように一瞬吹き抜けたようにすら思えました。
:この歌の雰囲気は、「GARNET CROW」の「千以上の言葉を並べても・・・」に似ているように思います。あれも私にとっては衝撃的だった。でも、残念ながら、私にとってあれを超える曲は、今のところGARNET CROWからは聞こえてきません。それくらい、あの歌の、私の中での存在感は大きいものです。
:この歌も、それくらい大切な歌になってくれたら、この秋はきっと良い時間を過ごせるんじゃないかな、などと思ったりしています。
2005年10月12日 仕事しながら癒しも求める。
:仕事しながらテレビをBGM代わりに付けていると、優しい曲が流れてきました。
:ふと見ると、「ひらかた大菊人形」のCMが。今回がラストとなる菊人形、最後に相応しく、なんとも切なく、それでいてとても温かなCMです。夕暮れに舞う、菊の花びら。その一枚が、川辺に佇む少女の頬に止まり、それは涙のようにも見える・・・。「ひらパー」とか言い出してから、ここのCMは上手くなったよなぁ。ホームページは何とかしたいけれども。(笑)
:さて、そのCMの刹那に、しっかりとアーチストのクレジットを発見し、さっそくネット検索しました。
:ジャズカバーアルバムも出されている土岐麻子さんという方の、「ブルー・バード」という曲だそうです。上に貼り付けた「Debut」に収録されていますので、同じように気になった方は、ぜひ。
:私はさっそくiTune Music Storeにて「ブルー・バード」を購入。今、聴きながらこれを書いてるわけですが、いやホント、癒される・・・。なんかこう、久しぶりに「癒される」という感覚を味わっている感じがする・・・。はぅぅぅ・・・。はぅぅぅ・・・。
2005年10月11日 || 日本シリーズに水を差されて ||
:明日は仕事でジムにいけなくなってしまい、悲しい気分の私です。
:さて、いよいよ大きくなってまいりました「タイガース上場問題」。前回の優勝時、この時期は星野監督の勇退問題で揺れていたのを思い出します。ホントに、なんで阪神の優勝は、こうも水を差されるんでしょうか。
:ところで、この問題、私個人の考えを言えば、上場には反対です。
:理由は、スポーツとしてタイガースを、そして選手を見られなくなるからです。ファンが阪神球団の株を買う。買ったからには値上がりしてもらいたい。それは当然の心理でしょう。ところがそこで、選手が期待に応えられなかったら、どうなるか?監督の采配が気に食わなかったら、どう思うか? 応援に見返りの無い今ですら、選手を「戦犯」よばわりして非難する「自称ファン」がいる。年棒交渉で揉める選手を罵倒する「自称ファン」がいる。グランドにモノを投げ入れたり、選手の自宅に脅迫めいたことをする「自称ファン」もいる。そこに「自分のお金」が絡んできたら・・・。想像するだけで、背筋の凍る思いです。
:あの、暗黒時代と言われた時代も、ファンは甲子園に駆けつけ、無償の愛情をチームに、選手に注いできたのではなかったでしょうか。それが、阪神ファンが他球団のファンに誇れることの一つではなかったでしょうか。だからこそ、阪神ファンが応援に見返りを求めるようなことにはなってほしくないのです。
:阪神ファンには、熱い人たちが多い。だから今回の件も、白黒はっきりした答えが出るでしょう。一方で、その「熱さ」というものを自分自身で勘違いしている人も多いようで、同じファンとしてこの盛り上がりの先にあるものに不安を覚えたりもします。発端である親会社の問題は、あくまで経営陣の失態であって、今回の件はビジネスとしては正当な訳です。くれぐれもそれをわきまえた上で、(以前も書きましたが)紳士的な振る舞いでファンの主張がなされることを期待します。
2005年10月10日 色んな意味でアイム・フリー。
:お風呂上りに手が荒れる季節になってまいりました・・・。
:以前書いてた「奥さまはマリナーゼ」を買ってきました。延べ4~5店探してやっと発見。どういうジャンルで扱われているのか分からなかったので、新刊コーナーはもちろん、コミック売り場や女性誌売り場にエッセイの棚など、可能性を片っ端からつぶしていかねばならず余計に苦労した印象があります・・・。
:さて、読んでみて思うのは、やはりこういう奥さんが欲しいものだ、ということですね。以前は「けらえいこさん(あたしンちの作者)」がそういう対象だったのだけれど、最近のイチオシはこのゆみぞうさんです。(笑) 3枚目なところが憎めないというか。自分としてはシッカリしてるつもりなんだけれど、どこかから空気が抜けてるというか。そういう人に振り回されたいという願望は少なからずあります。
:最近、あんまりこういう話題は書いてなかったですが、三十路を前にして一人身生活が長いもんですから、まぁイロイロと日々考えてはいるのです。
:ただ、今のところ、恋愛とかに裂くモチベーションが無いというのが実際のところでして。目の前に可愛い女性がいたとして、それはそれで有難いことだと拝ませてはいただきますが、それで満足してしまうのが現状です。(笑)
:今の僕には、自分以外に誰かの面倒を見る財力も無ければ度量もありません。自分一人のことで精一杯だし、誰かのことを四六時中考える余裕はないんですね。相手も一人で勝手にやってくれれば良いですが、それはもう恋愛関係とは言いませんしね。(笑) だからまぁ、そういった面倒くさいことにはなるべく関わらないように、避けるように過ごしているのが実際のところです。
:理想の奥さん像は、それはそれとして置いておいて、今はまだ現実味の無い話にしかとらえてないです。しばらくして色々な面で余裕の出てきたときに、何らかの機会が訪れたとしたら、後はモチベーションと相談して考えたいと思います。ホントのところ、一人遊びの気楽さに慣れてしまっているので、面倒くさいことは面倒くさいままだと思うんですけど・・・。
2005年10月06日 ホットコーヒーはじめました。
:個人的に、秋の到来を最も感じる瞬間は、久々に家でホットコーヒーを淹れた時なのです。
:まぁ、既に数日前からカフェなどではホットを飲んでますし、「淹れた」って言っても今日はインスタントなんですけど、それでもやはりちょっとだけ感慨深くなってしまうのです。「あぁ、ホットが飲める季節になったのだなぁ」と。
:何度も言ってますが、夏は一番苦手な季節でして、ひたすらに「はよ終われ」と念じながら日々を過ごしているのです。それだけに、ホットを入れようと思い立った瞬間と言うのはまさに「念願成就」、夏に引導を渡したって気になって、とても爽やかな心持になるのですよ。
:おかげさまで、さらにちょっとお仕事をいただいたりして、月が変わったら急にせわしなくなった気がしています。そんな中で、ホットコーヒーを淹れる時間を、良い気分転換の合図にしていこうと思っています。もちろん、インスタントばかりじゃないですよ。(笑)
2005年10月05日 || これ以上無い最終戦 ||
:下柳投手10イニングの粘投、今岡選手が球団新記録の打点を挙げ、最後は成長した鳥谷選手がサヨナラホームラン。まさに今年のタイガースを象徴する面々が活躍し、今季最後の試合は最高の形で幕を閉じました。
:鳥谷選手がベースを一周し、チームメートに手荒な祝福を受ける中、カメラはベンチ前を映します。そこには、笑顔でベンチから出てくる下柳投手の姿が。しかしアンダーシャツを脱いでいる途中だったのか、胸ボタンは開きっぱなしで、ベルトを締めながらの中途半端ないでたち。そこだけ見れば、単なる汚いオッサンです。しかし、このオッサンが最多勝に当確ランプを灯したんだからスゴイ。
:誰が、下柳投手の最多勝を予想しえたでしょう。思い起こせば移籍初年の2003年はじめ、我々ファンの中では「下柳投手は6回3失点で御の字」と言われていたものです。実は、トレード直後に日ハムファンのサイトを覗いたのですが、そこには「下柳を拾ってくれるところがあっただけ良かった」と書かれてたんですよ。それが、シーズン後半には完封まで成し遂げ、日本シリーズでの熱投にファンはシビレる事になったのです。いやはや、分からないものです。分かっていたのは、おそらく星野監督だけだったのではないかとすら思えます。
:話を今日に戻しますが、下柳投手を中心に大盛り上がりのベンチ前。下柳投手は鳥谷投手の手を握り、最敬礼。矢野選手は下柳投手とガッチリ抱き合っていました。鳥谷選手には、色んな選手が声を掛け、肩を叩きます。そこから、チームがとても良い雰囲気であることが充分すぎるほど伝わってきます。
:何かと周辺が騒がしいタイガースですが、我々ファンは目の前の日本シリーズを見据え、今はただ応援するのみ。これからの長い長い二週間、選手もファンも力を熟成させていきましょう。