IHANOYA DIARY

2005年10月23日 貧しい舌。

:私は恥ずかしながら、食べ物の好き嫌いが大変多い人です。
:「好き嫌いも個性のうち」とも言われますが、まぁ不便なことには変わりありません。皆が美味しくいただいてる中で、一人だけ頻繁に渋い表情をせねばならないんですから。
:ベタなモノはグリーンピース、納豆、レバー等の内臓系の肉、ナス、イチジクなど。ここら辺なら「私も!」と言ってくれる人がいるのですが、ここからがちょっと驚かれるかも。カニ、イクラ、あとウニを含む貝全般が駄目なんです。エビはOKなんですが、カニは駄目。
:だから、おすし屋さんとか、海産物の美味しい店などでは結構苦労します。食べられるモノがすごく限られるんですよね。
:とにかく皆、「食わず嫌い」ではないです。食べて、舌が拒絶したから、以降食べないようにしている、というモノばかりです。最近では、それを知っている友人が、私の食べたことないモノを「お前が苦手そうな味」という新たなボキャブラリーで表現してくれるようになり、大変重宝しています。
:何で急にこんな話をしたかというと、今日、生まれて初めて「フォアグラ」を食べたからなんですね。結果はと言うと、ええ、別にもう一回食べたいとは思いませんでした。(笑) 
:舌が安物なんですかねぇ。何せ一番好きな寿司のネタは「サーモン」ですからね。「霜降りの牛肉」も油っぽいとしか思わなかったし、キャビアも未経験ですが、絶対に食べられないと思います。いわゆる珍味系は、なるべくなら食べずに生きていきたい。
:あぁそう言えば昔、「死ぬ前に、最後に食べたい物は?」と聞かれて、「焼きそば」と即答したんだった。うわぁ、やっすいなぁ・・・。

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