IHANOYA DIARY

2006年11月05日 大きな買い物、早くも決着。

試乗車。


:きちゃない画像で、あいすみませぬ。まだ新携帯の操作に慣れません…。


先週に引き続き、今日もまた友人のクルマ選びにお付き合いしてきました。
:今日はトヨタ・オーリスに初めて試乗するのと、マツダのセールスマン氏いわく「オーリスに乗ったら、もう一度乗りに来て下さい、勝つ自信があります!」とのことでしたんで、再度アクセラの試乗もします。


:短時間に乗り比べができることになったので、友人が運転するのは当然ながら、僕のほうは一計を案じて後部座席に乗ることにしました。友人が「走りのよさ」とともに「後部座席の居住性」を重要視していましたし、日頃後部座席のないクルマに乗っているので(笑)、車種によってどれほど違うのか興味がありましたんで。
:ただこれ、結論から言うと大正解でしたよ。


:オーリスの後部座席は、思っていたよりずっと広く感じられました。外から見れば上に向かって絞られていくデザインに見えるんですが、後部座席の頭上部はとても広く、また前後も余裕たっぷり。そのうえリクライニングもできるんだそうで、前席が狭く見えて申し訳なく思ったくらいです。
:…でも、走り出すとちょっと事情が変わりました。
:上下左右、とにかくよく揺れるんです。路面の凹凸が、ホールド性の高いシートから腰に、硬い震動になって伝わってきます。踏み切りを越えると、お尻が左右に大きく振られます。アームレストが妙に低い位置にあるせいで、それを使うと体が横にもたれてしまい、着座姿勢に違和感がありました。この後部座席でのロングドライブは、僕ならちょっと遠慮したいです。
:大抵はソツなくまとめてくるトヨタさん。しかし、妙に凝ったインパネ造形といい、このクルマに限っては事情が違うようです。2ボックスハッチバック車の活況を見て、慌てて作ったんではなかろうか…と疑うようになってしまいました。


:さて次は、セールスマン氏が自信満々のアクセラです。
:とはいえ、セールスマン氏が自信を持っているのは、あくまでも足回りの話でした。四輪独立サスペンションにより、前後左右のタイヤがそれぞれに路面の凹凸を捉え、安定した走行性能を発揮する・・・といったものです。
:もちろんここでも僕は後部座席に試乗しました。シートは左右の盛り上がりが大きく、ホールド性は高いものの、乗り降りの際にちょっと気になるような気がしました。また、こちらは居住空間としてそれほどの広さは感じず、「それなり」といった感じでしょうか。ただ、サイズがサイズですから、足元と頭上ともに余裕は充分ありますよ。
:しかしねぇ、面白かったのは、走り出すとオーリスとは好対照なんですよね。
:自慢の四輪独立サスペンションの恩恵だと思いますが、後部座席も非常に震動が少ないんですよ。静かだし、安心して体を預けていられる。一度マイナーチェンジを経た成果か、細部まできっちり作られている印象を受けました。


:後部座席に関しては、僕は率直に言ってアクセラに軍配を上げます。
:ちなみに、オーリスを運転した友人によると、踏み込みと加速にタイムラグを感じたそうです。あと、ハンドルが軽すぎたとか(これはトヨタ車全般に言えることですが)。こちらも、やはりアクセラのほうが一段上のようでした。


:結果として、友人はアクセラを選択。もう購入手続きを済ませてきました。
:値引き交渉ばかりでなく、きちんと両者を吟味して購入できたというのは、非常に楽しい経験でしたよ。「新しい=良い」というのではなく、改良を重ねたがゆえの良さがあることを実感できたのも大きいです。まぁ、僕はトヨタに断りの連絡をしなくていいから、そのぶん気が楽なんでしょうけどね(笑)。

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