IHANOYA DIARY

2005年03月29日 デザイン中。

まだお見せできません
:最近は、またデジャヴという名の自律神経失調症ぎみ。特に朝。
:仕事的には、ようやく自分のペースで出来るスケジュールになってきたというのに、何でかなぁ…。疲れや精神状態とかとは直結してない辺りが不思議です。いつも一番疲れている状態の後に、遅れてやってくるような気がする…。
:そう、精神的には一時期に比べ、だいぶマシになってきました。まだまだ完全に脱却することはできていませんが、それでも自分をコントロールすることが出来てはいます。
:やってる仕事の内容が変わったというのも大きいと思いますね。今やってる仕事は、前も日記に書いた大阪の某結婚式場さんのFLASHコンテンツです。これは、折衝からデザインから制作から全部自分で出来るのです。デザインをするのも実は随分ご無沙汰なのですが、代理店の担当者さんレベルでは気に入っていただけたようで、さらにモチベーションが上がりました。ついでに言うと、その担当者さんは可愛い若妻さんなので、いつも以上にモチベーションが上がっています。ええ、上がりますとも。
:で、上の画像はその仕事とは関係なく、実は「新いはの屋」です。
:現在、デザインに対するモチベーションの上昇とともに、順調に作業進行中。トップのデザインと大まかな動きは決めたので、後は各コンテンツ内の具体的なデザインを残すのみ。その後FLASHに入りますんで、GW辺りを目標に出来たらいいな、と…。ま、これは仕事との兼ね合いもありますが。
:では、今しばらくこのシンプルスタイルのいはの屋とお付き合いください。

2005年03月27日 週末の充足感。

運転席から見た風景at北大路堀川
:仕事を昼過ぎまでに何とか片付け、写真家さんと、初めて行くカフェへ。
:「さらさ西陣」というカフェです。富小路のほうはよく行くんですが、こちらは初めて。銭湯をカフェに改装したという変り種で、店内はサイケというか極彩色というか、一面のタイルに覆われていました。
:そこで2時間ほどトーク。話題の中心はやはり新型ロードスター。
:昨日もちょっとブログに書いてましたが、「次に欲しいクルマ」というところへも話題が移りました。普段ミニに乗る写真家さんは、次は新型のミニが良いと。僕はというと、「もし数年後もまだ独りだったらオープンですね」と昨日と同じことを言ったんですが、「いや、その時は彼女がいるという前提で考えようじゃないか」と励まされてしまったり。(笑)
:夜は夜で、別の友人から連絡があり、これまたカフェへ。今度は北山のドルフ。
:メインはこちらでもやっぱりクルマなのですが、「将来の自分たち」というテーマについても大いに語ってきました。まぁ、あんまり発展性のない話ばかりなんですけど。(笑)
:いつまで続くか、このトーク&トークな週末。精神的には大いにリフレッシュして、さらに一週間なんとか乗り切れるだけのモチベーション(それはもっぱら私生活のための)をもらうことが出来て、非常に充実してます。願わくば、しばらくこんな感じで良い週末を重ねていきたいですね。まぁ、最近一番多い出費が交際費なのは間違いないんですけど。(笑)

2005年03月26日 浮気心は出来心。

「Road & Ster」と「NAVI」
:ユーノスと暮らしてそろそろ一年になります。
:ユーノスを買って以降、他のクルマには興味がなくなりました。試乗会はおろか、クルマ雑誌すら買わないし見ない。新車情報もカーグラフィックTVも、録るだけで見ない。写真家さんとのクルマトークも話題についていけない。そんな一年を過ごしてきた訳です。
:…ところがどうでしょう。このところムクムクっと、色んなクルマに興味が湧いてきたりして。
:もちろん、ユーノスに飽きたなんてことないです。もう、見るたびに惚れ直してます。「こんなに素晴らしいクルマはないな。一生そばに置いておきたい」…いつもそう思ってます。
:でも、現実的には、もう10年を過ぎた車です。点検整備もそんなにマメに出来るわけじゃなし、そんな技術もない訳で、そう遠くない内に泣く泣く別れなければならない日が来るでしょう。そのときのことを考える、ということが少しだけリアルに感じられるようになってきたんだと思います。決して浮気ではありません。(笑)
:次にクルマを買うタイミングで、案の定まだ一人で過ごしていたら、僕はまたオープンを買うと思います。新車でも中古でも良いですが、総じてオープンカーというのは、それなりの個性を持っているもので、それぞれが他のどんなクルマにも取って代われない魅力を兼ね備えていると思っています。MG-TF(MG-F)、フィアットバルケッタ、COPEN…、今すぐにでも乗ってみたいクルマは結構あります。
:そこに決定打が。新しいマツダロードスターがお披露目となりました。
:ウチのユーノスが初代で、今回お披露目になったのは3代目。リトラクタブルライトこそないものの、初代のユーノスを彷彿とさせる、丸みを帯びたスタイリング。3ナンバーになってしまった一方で、「人馬一体」のコンセプトは貫かれているというのだから、ワクワクするなというほうが無理です。
:少し前から雑誌は店頭に並んでいたそうなので、写真家さんにも教えてもらってたんですが、正直なところあんまり関心がなくて見てませんでした。でも今日見た途端、新型が表紙を飾る雑誌を見渡して「で、どれを買おう?」と立ち読みで済ます気持ちは全くなくなってました。(笑) しかも、コンパクトカー特集をしていたNAVIまで買ってしまったのは全くの想定外。これも興奮してしまったからでしょうか。
:新型は今年の夏~秋ごろ出るらしいですが、まぁ僕が買えるとしても数年後でしょう。マイナーチェンジの頃かな。(笑) それまではユーノスでクルマとの上手い付き合い方を模索して行こうと思っています。

2005年03月23日 その名はマカロン。

:今日は特に書くことがないので…。
:ここしばらく「食べてみたいなぁ」と思いながら、いざ買いに行くチャンスがある時に限ってその存在を忘れているお菓子があります。
:その名はマカロン。
:見た目ハンバーガーみたいな洋菓子です。「京都新聞」に毎週水曜日(だけかな?)に洋菓子評論家の方のコラムが載ってまして、そこで紹介されてたんですね。ちなみに今日はミルフィーユでした。先週は確かティラミス。(愛読中)
:で、そこで初めてマカロンをまじまじと見てみたんですけど、今まで食べたことないせいで、急に興味が湧きましてね。大して気にもしなかったけど、何となくそそられるお菓子だなぁと。食感が、いまいちイメージしづらいというのもありますけど。
:Yahooで検索したら、こんなマニアサイト見つけました。「マカロンマニア
:このサイトよく見て、今週末辺りチャレンジだな…。

2005年03月22日 春は映画。

深津絵里が若い…
:今日は会社から早めに帰って、家に仕事をお持ち帰り…のはずが、親戚からの電話で急遽パソコンの修理をしにいくことに。ところが、「残業代だと思って…」とお小遣いをいただいちゃいました。(笑) そうそう会社にいたって、残業代なんて出ませんからねぇ。
:ま、結果的にパソコンは直って一安心。
:さて、話は変わりますが、皆さんご存知のように春が近づいてます。
:個人的に、春は映画の季節です。それも、毎年同じ映画を必ず「春にだけ」観ることにしています。それが上の「(ハル)」と「四月物語」。
:「(ハル)」は、最愛の恋人を事故でなくした女性が、インターネットを通じて"ハル"というハンドルネームの男性と出会い、徐々に心を開いていく物語。「四月物語」は、卒業した先輩に憧れて東京の大学に入学した女性が、その先輩との再会を通して東京での一人暮らしを始める物語。どちらも恋愛モノですが、大して何も起こらない、ただ淡々と時間が流れていく映画です。
:僕は何でもない日常を描いたものが好きなんですよ。ニュースを見てると、ホントに毎日おかしなことが起こってますが、ただでさえ不愉快なのに、それを映画や小説でも見せられてはたまりません。僕が映画や小説に求めるのは、あまりに日常過ぎて誰も取り上げないこと、そして自分も気付かないことの再発見です。
:そういう訳で僕はこれら二つの映画を、春を再発見するために毎年観るのです。今年はこの週末辺りに観れたら良いんですけどねぇ…。

2005年03月21日 マイ神様。

ユーノスのシーズン到来
:今日は、短い距離ながら、今年初のオープンドライブ。自宅~北山間。で、北山でコーヒー。
:もう最高でした。天気はいいし、まったく寒さを感じないし、まさにオープンカーのシーズン到来です。心地よいエンジンのうなりに身を任せ、しばしの爽快なドライブを楽しんできました。
:屋根なしドライブというのは本当に良い気分転換になるんですけど、季節が限られるというのが玉にキズですね。(笑)
:さて、そうした気分転換をはさみつつ、ここのところ週末は"誰かと語り合う"ということに費やされています。それはいずれも、とても充実した時間です。
:先々週は午前3時までカフェにて。先週は自由が丘にて。昨日は23時までカフェ&別の人とまた午前3時までカフェ。今日は北山のカフェにて。計4人。
:語ることがあるのです。僕が語る、相手も語る。お互いが相手の話を聞く。そこで、気付けなかったことに気付かされ、忘れていたことを思い出させてもらえる。そうして僕は、あるいはお互いが、昨日よりほんの少しだけ成長する。一ヶ月前を思い出せば、僕の考え方はずいぶん変わってきました。そういう実感があるからこそ、こういう時間を大切に思います。
:例えば、昨日久々に思い出したのが、「マイ神様」の存在です。
:何か失敗したり、あるいは失敗しそうになったとき、ただそれを悔いて落ち込むのではなく、「最近ちょっとダレていたのを、神様が叱ってくれたんだな」とプラスに転換する概念、それが「マイ神様」です。
:僕自身は無宗教です。外国人に言わせれば「無宗教なんてありえない」なんて言われるかもしれませんが、実際のところ僕に生きていく中での戒律なんてない訳で。だから、誰かがあらかじめ決めた神様なんて僕は信じていなくて、ただひとつ、自分の中に神様がいるということを信じています。それが「マイ神様」。
:「マイ神様」は、僕だけを見ています。あるいは、あなただけを見ています。例えばクルマを運転していて、事故りそうになったとします。そのとき、「あぁ、最近運転する時ちょっと調子に乗りすぎていたのかもしれない。神様がそれを叱ってくれたんだな」と、思うようにしています。そこに初めてマイ神様が存在するのです。「反省」をプラス思考に変える変換システム、それがマイ神様な訳です。
:ここのところ、僕はその「マイ神様」の存在を忘れかけていました。ひたすら悔い、ひたすら反省していました。なかなか前へ進めず、苦しい思いをしていました。なんで忘れていたんだろう…。
:昨日の夜に僕のところに戻ってきた「マイ神様」は、また僕を見守り続けてくれることでしょう。

2005年03月19日 天邪鬼の血が騒ぐ。

ベイリーズのある風景
:今日は休日出勤。
:自宅での作業をさらにスピードアップするべくパソコンを買い換えた訳ですが、今回の案件ばかりは、明日が納期&共同作業というくくりなので、顔を出さない訳にもいかず…。
:ということで、天気がよかったんですが、特に書くこともない一日でした。
:ただ、帰り道であるクルマを久々に目撃して、なんとなく「今まで欲しかった車ってのも色々だったなぁ」などと思い巡らせていたんで、それを書こうかな、と。
:一番最初に「もうすぐクルマが買えるんだ!」という自覚が生まれたのは15歳の時のこと。イベント会場に展示されていた、34型のスカイラインを間近に見た時でした。「もうすぐ」も何も、18になったって免許が取れるだけで、実際マイカーを買ったのは干支が一回りしてからでした。でも、あのときのゾクゾクっとした感覚は今でも覚えてますね。そんな原体験の割に、スカイラインを欲しいと思ったことは一度も無い、というのが不思議なところです。
:その後、僕の心を揺さぶったのは三菱のFTO。起伏に富むグラマラスなボディを纏ったクーペでした。シフトには、MT/ATを思いのままに切り替えられる「INVECS-2」という当時最先端のシステムを採用。それもあってか、この手のクルマに珍しく、カーオブザイヤーに輝いた経歴を持ちます。流麗なスタイリングに、最新のシステム。当時高校生の僕のハートはぎゅぎゅぅと鷲掴みにされました。
:でも、売れませんでしたね…。さっぱり売れませんでした。結局、一代限りで生産終了。
:時代の波には勝てませんよね。この当時、スポーツスペシャリティを出すこと自体が勇気ある行動だった訳だし、あのカーオブザイヤーだって、クルマ業界からの暖かい励まし、と取れなくもないです。
:その次に好きになったのは、日産のラシーンというクルマです。「羅針盤」から取ったというその個性的なネーミングが示すとおり、低い車体でありながら、角ばったフォルムで車内を広く取り、この後にやってくる「ミニバンブーム」を先んじたコンセプトのクルマでした。そういった異質な存在感が、当時から天邪鬼だった僕のハートをぎゅぎゅぎゅぅっと鷲掴みにしたのです。
:でも、売れませんでしたね…。さっぱり売れませんでした。結局、一代限りで生産終了。
:まぁ、分かりやすく言えば、「勇み足」でしたね。コンセプトそのものは、後のミニバンブームの火付け役となったオデッセイと似ていたんですが、あっちは非常によくまとめられたクルマでした。で、ラシーンはというと、やっぱりどこか中途半端でした。その中途半端さに惹かれる人は、まぁあんまりいなかったんでしょうね…。
:で、その後に好きになったのが、ユーノスな訳です。これはもう、「セダンは飽きた→ミニバンとかワゴンは好きじゃない→じゃぁスポーツスペシャリティ→でもその中でも変わってるヤツ→屋根が布→いいじゃん!」というチャートを経ての結果でした。このクルマはお蔭様で、もうすぐ三代目が出ようとしている訳ですから、人気車です。誰に話しても、大抵「あぁ、あれ」と言ってもらえます。天邪鬼としてはちょっとそこら辺が不満だったりしますが、ユーノスの魅力はそれをはるかに凌駕しています。同じクルマを何人持っていようが、マイユーノスは1台だけ。これはもう運命!
:ですが、いずれは誰も知らないような「変な外車」を買ってやろうと、密かに野心を抱いています。生まれながらにしての「不人気車好き」の血が再び騒ぐのはいつの日か…。

2005年03月17日 ゆるゆる。

iPod shuffle
:周囲に「最近金遣いが荒いよ」と心配されつつ、財布のヒモの「独身貴族っぷり」は、とうぶん治まる気配も見せません。まぁ、あれです、ここんとこストレス過多な状態でしたから、今ちょっと自分的に「衝動買いブーム」なだけなんですよ。
:で、横浜行きとすれ違うように到着していたiPod shuffleが↑です。まだちょっと、使い方分かってません。(汗 ただまぁ、首から提げて出歩くのだけはやめようと…。
:ところで、なるべく早く退社しての「自宅学習」は、横浜遠征による中断を挟みつつも、継続中。今やってるところは、昨年の夏に一度挫折を味わった箇所でして、そのぶん慎重にいきたいと思ってます。
:さてその傍ら、友人と電話で「ビジネス本」トーク。本屋でバイトしていた頃は、「ビジネス本なんて、結局は勝ち組の自慢話やん」と思ってましたが、実際「会社人」として働く立場になって、「ビジネス本=癒し(励まし)本」であることに気付きました。会社で同僚に経営を語っても大して建設的でないので、これからはビジネス本との対話の中で、理想の会社人像を思い描いていきたいと思います。それが今の会社や仕事に役立つかどうかは、知ったこっちゃないですが。
:今日も一冊、お勧めの本を紹介してもらいました。でもその友人、女の子なんだけどなぁ…。

2005年03月16日 祈り続けて。

この大きさで、環境改善…!
:上のは、アキバで買ってきた戦利品のPC。今日も元気に動いています。
:机の上に鎮座してますが、位置的には僕の真正面。パソコンと対面しながらの作業というのは、赤ランプ(HDD)の点滅と会話しているようで、なんか変な感じがしますね。
:さて、横浜行きの前日に、この日記で「祈るような気持ちで…」とか書いていたのを覚えておられるでしょうか? 仕事・会社・自分自身のことで日々悩み続け、どこにも打開策のない中で、せめて気分転換になれば…との思いで書いていました。
:結果として、その祈りは通じたかと思っています。以前より少しは方向性が見えた気がしました。
:ただ、逆のことを言うようですが、明るい未来というのは正直あまり見えてきません。その中で、自分が日々どうしていくべきか、どんな気持ちでいたらいいか、"そのニュアンスがつかめた"という辺りが一番近い表現かもしれません。事態は急に好転することもなければ、徐々に良い方向へ向かうという可能性も低いでしょう。一方で、急に最悪の状況を迎えるということは大いにあります。そのときに、鼻で笑える男になりたいですね。(笑)
:とにもかくにも、ここ数ヶ月の間に、僕は周りの人たちとの関係というものについて多く学んだ気がします。信じていた人が、信じるべき人じゃなかった事を知って落胆したり。自分よりも、自分のことを分かっている人がいた事に気付かされたり。そういった人たちとの輪の中で、自分がどう過ごしていくかというのがこれからしばらくのテーマとなりそうな気がしています。
:とりあえずは、やや平静を取り戻しつつあるこの気持ちを維持することに努めたいと思います。今は正直、風邪が治ったあと久々に通学した子供みたいな気持ちです。またいつぶり返すやらと、不安で一杯なんです。例えば明日、「昨日あんな事を書いたそばから…」なんて、ここに書いているかもしれません。なんとかこのまま今週を無難に終えられたらと、引き続き僕は祈っているのです。

2005年03月15日 打ち合わせ後のつらつら。

打ち合わせをおさらい中
:職場復帰(?)の一日目は、しかしながら半日勤務。
:夕方から打ち合わせに行ってきました。相手先は、大阪の「ハービスENT」のオフィスタワーに事務所を構える某出版社。
:大阪のとある結婚式場のスペシャルコンテンツに関する打ち合わせです。FLASHでオープニング込み4シーンほど。今回はちょっとデザインもやらせてもらえたらと思っているので、いつもより微妙に気合が入ってます。
:が、納期が色々重なっていて、それだけが不安…。
:2時間を要した打ち合わせの後は、社長にメールで報告し、直帰の前に打ち合わせのまとめ作業。ハービスENT内のオープンカフェでちまちまやってました。
:ところで。
:最近、ちょっと周りでよく聞く言葉に「プロ意識」というものがあります。これがまた、どうも捉え方に個人差があるようで、人を評価する際の基準になるかと言えば、どうもそうではないようです。僕みたいに「ものづくり」をしている職場にいると、「手を抜かず、納得行くまで良いモノを作る、それがプロ!」みたいな意識があるような気がしないでもないです。まぁ非常に肩が凝る考え方だなぁと、僕なんかは思ったりする訳ですが。
:僕個人で言えば、「与えられた予算と時間の中で、クライアントと制作者の接点を見つけ、結果的に利潤を生むのがプロ」と考えています。"安い予算でも、それ以上の仕事をすればクライアントが評価してくれる"なんて、僕は考えたことないです。そんな風に考えてると、知らぬ間に安売り根性が染み付いちゃいますからね。(笑) 
:そういう意味では、前者は「職人(クリエイター)」のプロ意識、僕のほうは「会社人」としてのプロ意識というものに感化されてるのかもなぁと、改めて思ったりします。いずれにしても、周りでこういう話が出るようになってきたのも、「もう学ぶ側じゃなくて、プロとして仕事をいていかなくちゃならないんだ」という意識があるからこそなんでしょうね。

2005年03月13日 二日目も炭水化物のオン・パレード。

中華街
:二日目のメインイベントは中華街。
:その前に、ちょっとこれについて書いておかなくては。実は、横浜での表向きなメインイベントがもう一つあったんですよ。今日の一番目の行き先は、みなとみらいにある、アート系のイベント会場みたいなところでした。お目当てはFLASHアニメーションのエキシビジョン。ところが、行ってびっくり、肝心のプレゼンテーションは昨日既に終わっていて、今日は「残りカス」みたいに置き去りのMacがアニメを流しているだけでした。(泣) 会社の人には「これ見てきます!」と言ってきたんですが、この有様です。まぁでも、CATMANの青池さんの新作はやっぱり面白かったです。それに、港近くを歩けたのは良かったですね。
:ということで、中華街が本日のメインイベントになった訳ですが。
:前夜に、ガイドブックを見て何を食べるか話し合っていた僕らは、一路「スープチャーハン」を求めてとある店に。昨日に比べてガクッと気温が落ちた海辺の町を、スプリングコートで歩く男二人。お店は中華街の端っこのほうでした。高菜のあんかけの中に浮かぶ島のようなチャーハン。いやいや、美味しかったです。一緒に食べた水餃子もモチモチ。
:でも、中華街ってば結構広くて、中華料理の店が本当に何軒も何軒も連なってるんですね。僕らは最初に食べた後でグルッと歩いてみたんですけど、見てるうちにまた食べたくなってました。(笑) ところで、途中「ヨン様」グッズが売られていたり、ブルース・リーのヌンチャクが売っていたり、韓国のりをやたらと売っていたのは何故なのだろう…。
:中華街を出た僕らは、みなとみらいなどをうろついて、夕食に「一蘭」の豚骨ラーメンを食べました。昨日から食べているものを上げると、パスタ→ラーメン→フライドポテト(おつまみ)→マクドナルド→スープチャーハン→肉まん→ラーメン… 「ザ・炭水化物」ですね。

2005年03月12日 一日目に旅のハイライト。

自由が丘の「SODA cafe」
:人生初の関東上陸、その一日目。
:昨年転勤し、横浜の人となった友人を訪ねて関東の地を踏みました。今回は友人宅で宿泊もします。
:今日のメインは、実は横浜ではなく東京・秋葉原。でもって、それは観光でも何でもなく、仕事道具であるパソコンを、この際買い換えるための、いわば「買い出し」です。
:以前から、友人と電話で打ち合わせ、目当てのパソコンを決めていました。大体、選択肢としては三つ。ところが、筆頭候補は想像以上に大きくて断念、次の候補は実物にピンとこなくて惹かれず、その次の候補は売ってすらいませんでした。まさに八方ふさがりの状態で、僕らは秋葉原を文字通り迷走。結局、なんとか購入に漕ぎ付けた頃には、もう日が暮れようとしていました。
:本当はお台場とか、原宿とかにも行ってみようかという話になってたんですけどね…。まぁパソコン的には良い買い物が出来たっぽいので納得はしてるんですけど、僕の初関東の一日目はアキバに始まりアキバに終わろうとしていた訳です。
:ところが。
:夕食を終えた僕らは、少し足を伸ばして自由が丘でお酒を飲むことにしました。入ったお店は、上の(分かりにくい画像の)「SODA cafe」。
:そこでまぁ改めて近況報告となった訳ですが、ここんとこずっと同じことで悩んでいた僕は、話し始めると止まらなくなってしまいました。会社のこと、仕事のこと、自分自身のこと…。聞き上手な友人に甘えさせてもらい、気が付けば短時間の間にここ数週間の思いを全て吐き出せていたように思います。
:もちろん、友人に話せば全て問題解決!という訳ではありません。全ては自分の問題。今吐き出して少しは楽になっても、結局自分自身を含め、状況が変わるまでにはある程度の時間は掛かるのです。ただそれでも、聞いてもらえるだけでうれしかった。上っ面で同意したり、利害関係がからんだりしない人に、今の思いを受け止めてもらえるというのはとても幸せなことだと思います。
:一方で、一つの可能性も見えました。今までちょっと、会社・仕事というところに意識が集中しすぎていたように思うのです。それを少しでも逸らす手立てとして、もう一度始めてみたいことがあります。それはまた、追々。
:結局、友人宅でもこんな話の延長線みたいなことをして、一日目は濃密に過ぎていきました。

2005年03月10日 ヨコハマ買い出し紀行。

:…と言っても、僕の好きな同名タイトルのコミックの事じゃなく、リアルのことで。
:この週末、友人を訪ねて横浜に行ってきます。僕にとっての初関東。語尾が「~ジャン!」の異世界に乗り込んできます。
:で、ついでに、例のワンダーゾーン「秋葉原」にも連れて行ってもらうことになってます。せっかくなのでこの際、商売道具のパソコンを買ってこようと思ってまして、まさにそういった意味では「買い出し」と。
:友人は転勤で横浜の人となった訳ですが、以降もとりあえず電話やメールはしてました。でも面と向かって話さないと伝わりにくい話もありますし、お互い色々語ることになりそうです。
:仕事のこと、会社のこと、自分自身のこと…、この1ヶ月間、個人的には色々ありまして、正直いくら休んでも消えてくれない種類の疲れが溜まっています。僕を最も理解してくれる人と話すことで、少しは良い方向に向かってくれたらと、祈るような気持ちでもあったりします。

2005年03月09日 春なのに、春だから。

ベイリーズ
:今日は何とか、コーヒーならぬ、コーヒーみたいな味のお酒を飲みながらの帰宅後学習。
:暖かな一日でした。冬の次に好きな季節です。もうちょっとで春、という三寒四温のこの感じ。今日は帰り、夜道をマフラーはずして自転車漕いでました。
:明日は午後から崩れるとか。で、週末は真冬並みの寒さとか・・・。
:ここのところ、変な夢を見ます。怖いとか、楽しいとか、そういった言葉で表せないような変な夢ばかりです。懐かしいような、でも見たことないような景色と、お互いを知らない友人・知人の共演、ありえない会話や展開…。ほぼ毎日違うシチュエーションで同じようなタッチの夢を見る、というのは精神的に何らかの原因があるのでしょうか?
:今日はずいぶん昔に付き合っていたY子さんが出てきました。僕は彼女を偶然見つけて、大声で彼女の名前を呼びました。僕が唯一、名前で呼んでいた女性です。彼女は振り返り、僕は駆け寄り、その後少し話をして、少し何やかんやをして…。彼女は「そんな事、言ってくれたこと無かったのに」と言いました。"愛情表現が下手である"という自己分析だけは、夢の中でもきちんと踏襲されてるあたりが泣かせます。
:そんな夢を見たので、今日は朝からブルーでした。春なのに。

2005年03月08日 初志挫折。

:さぁ今日も早めに帰って学習だ! と思った矢先に急遽仕事が。
:なんとか家に帰ってテキストを開き、さぁほんのちょっとでも学習だ! と思って簡単なサンプルソースを書き、サーバーにアップロードを試みたところで、何故かその時だけネット接続不可。
:…ということで、さっそく今日は一歩も前に進みませんでした。
:こうして今、ネットもつながり、何でか再放送している吉田栄作のドラマを横目に日記を書いているのもなんかむなしい…。明日こそ、がんばります。

2005年03月07日 次のステップと国松さん。

親父の国松
:上の画像は、昨晩のウチの親父の書き置きです。
:一体何のこっちゃとネットで検索してみたんですが、「1勝93敗の国松くん」と書いた筆跡でその人の性格が分かるとかというネタを「あるある大辞典」でやってたんですね。最初に「国松さん」と間違えてしまう辺りが、さすがウチの親父、イカしてます。で、本人には何か分かったんでしょうか、今更…。
:話は変わりますが、ここ数週間色々思い悩んだ末の一つの副産物として、新しいことにチャレンジしてみようと思います。ただそれは、WEB以外の何かじゃなくて、まさにWEB。新しいプログラム言語の修得です。
:僕は仕事で主にFLASHを使っている訳です。FLASHは底なしです。何でも出来る。今のスキルでは無理でも、突き詰めれば何だって出来る。しかし現実問題として、そんなに高度な事は必要とされない。また、ウチで出来る仕事の報酬じゃ、そんな高度な技術をわざわざ研究して利用する訳にもいかない。ならFLASHにこだわらず、いますぐ金になることをやったほうがいいじゃないか、というのが道理です。でも、忙しい日々の中で、新しい技術を修得することなんか、容易じゃない。
:そこで社長に提案しました。「勉強したいので、しばらく早く帰宅します」と。…OKが出ました。
:まぁ、かねてから「今年はステップアップの年」と繰り返して言ってきましたし、僕が修得することで、会社ないし社長個人にもたらされるメリットはある程度計算が立つと思います。僕のほうとしても、言ったからには修得しなきゃならない、まさに崖っぷちに自ら立った訳で、これはもう最終手段でした。
:ただまぁ、早く帰ると言っても20時過ぎるまではいるでしょうし、納期前や共同作業の際はもちろん配慮しますけどね。
:とりあえず梅雨辺りを目処に、実用化できるくらいのスキルを身に付けたいと思います。いよいよ今年が始まったような気にもなりましたね。

2005年03月06日 移転しました。

:ということで、「ihanoya.com」→「ihanoya.jp」に変わりました。
:いや、別に「.com」が嫌だ、ということじゃなくてですね、「ihanoya.com」を置いていたサーバー会社さんがどうにも怪しい感じになってきたので、泣く泣く手放さざるを得なかったという状況です。「ihanoya.com」は取得してから何年か経ちますし、語呂も良いので気に入っていたんですよ。でもまぁ、「ihanoya.jp」ということで、「日本のサイトですよ」という事が分かっていいかなとも思います。(笑) まぁ、外国人さんが来る理由も無いんですけど。
:今日はですね、あんまり何にもしなかったです。そういう日にしました。
:朝からこのサイトの引越し作業の続きをやって、それが昼過ぎまで掛かりました。午後には家を出て、近所の喫茶店で仕事関係の書類(今度作るFLASHゲームのルールブック)に目を通してました。夜は引越し作業の惰性で過去の日記なんぞをダラーっと読んで、友人と久々に長電話して…という感じで、ひたすらスローペースに過ぎた一日でした。
:でも、過去の日記読んでると面白いですね。今の会社に行き始めた頃にも「週末は有意義に使うことに決めました」とか書いてあって、1年越しに同じこと言ってんだな(笑)と、自分の進歩の無さに呆れてみたり。昔の文章のタッチに比べて、やっぱり今は重い雰囲気があるかなぁと思ってみたり…。まぁこうして読み返すために書いているようなもんだったりする訳ですが。
:あぁ、そうだ、一応ご連絡までに。「いはの屋」本体はとりあえず当分の間休止状態になります。なにせ更新してないですから、リニューアルとかも考えたんですけどアイデアも浮かばなくて(じっくり腰据えて考えられてないからですが)、お見苦しいのでもう隠そうと。ただ、「いはの屋」は、WebCreatorとして以前に、僕個人としての拠り所みたなところがあるので、いつかきっと復活させたいとは思っています。それまで、この日記を以前より力入れて書いていきます。
:それでは、場所は変わりましたが、今後ともよろしくお願いしますね。

2005年03月05日 春の装い。

戦利品のコート
:「外に出よう」個人的キャンペーン、地味に継続中。
:週末は出来る限り有意義に使う、と決めた僕は、今日は服を買いに行きました。上記キャンペーン中につき、まさに外に出るための装いを求めに行くということで、結構気合が入っていましたね。
:戦利品は、シャツ4枚、スプリングコート1着ということで、その気合の成果が表れたというところでしょうか。あんまり好きじゃない試着もガンガンやってきましたし、納得のいく買い物が出来たと思います。ホントはさらにズボンとTシャツが欲しかったんですが、どちらも求めるものに出会えず難儀しました。特にズボンは、最近ちょっと痩せたんですけど、それでも世の中の皆さんはさぞかしスリムなご様子で…。
:その後、一旦は家に帰ったんですけど、友人から連絡があり、今度は飲みに行ってきました。
:全員、顔見知りではあったんですけど、テンションが違っていて、ちょっと置いていかれっぱなしでしたね。(笑) 元々アルコールが入るとテンションが下がる性分なもので、後半は完全に置いてけぼりでした。酒の席は苦手なので、ずっとこんな事を繰り返してます。「外に出る」と言っても、やはり現実は色々と難しい…。ということで反省。

2005年03月02日 家電がもたらす精神的作用について。

今回のmonoマガは家電特集
:monoマガを久々購入。特集は(男の)家電!これは燃える!
:まぁ、我が部屋の家電は、贅沢を言わなければしっかり揃っていると思います。テレビは見れる、音楽は聴ける。ビデオも録れる、HDDにだって、DVDにだって録れる。パワプロは出来るし(笑)、暑けりゃエアコン&扇風機があるし、寒けりゃエアコン&ストーブがある。恵まれ過ぎです。
:ただ最近、ふと思うのです。仕事で疲れて部屋に帰ってきて、もうちょっと癒されてもいいじゃないか、と。
:友人が一時期(今でもそうかもしれないけど)、AV機器の新製品を次から次へと買っていました。数年前にHDDレコーダーはあったし、デジタルビデオカメラや複数のデジカメなどなど。その頃僕はまだアルバイトの身でしたから、「いやサラリーマンは違うね」と思っていたものでしたが、今はなんかその友人と同じ道を歩みそうな自分が怖いです。(笑) この前もiPodShuffleをサクッと買ってしまった訳で、今月半ばには2台目のパソをサクッと買ってしまう勢いですし、4月には5万円近いカバンの購入を虎視眈々と狙っていたり…。
:「1人暮らしがしたいから、貯金しなきゃ」と言っていたのが、いつの間にやら「1人暮らしをするんだから、余裕のあるうちに良いモノ揃えとかなくちゃ」と思い始めてる辺り、我ながらちょっと危険です。
:でもこれがアレですか、いわゆる独身貴族というヤツですか? …書いてて恥ずかしくなってきました。心の中は貧民な私です。