2008年01月21日 鬼門はエアコン。
:今日もギネスで一人酒。
:ここでちょっと昔話。
:何年も前の話です。友人らと旅に出て、旅館で一泊したのですよ。部屋には古めかしいエアコンがあったんですが、夏にも関わらずあまり暑くもなかったので、「ドライ」にして寝たのです。ドライは、オン・オフを繰り返しながら、湿度を自動調整するモードでした。
:友人が寝息を立てる中、僕はついたり切れたりを繰り返すエアコンが気になって、眠れなくなってしまったんですよ。もとより寝つきが悪いもので、睡眠不足で体調を崩したこと数知れず。とても些細なことで眠れなくなる我が身を呪いながら、この夜は外が明るくなるのをただ待っていたのでした。
:さて、昨日、新居で迎えた初めての夜。
:僕はエアコンを「自動」にして寝ました。実家のエアコンはとても静かに風量を調整してくれるので、まぁ何の心配もしてなかったのです。
:そしたら、エアコンから定期的に変な音がし始めたのですよ。風量の調整とか、電源のオン・オフとかじゃないんです。なにか、中から「カコッ」という音がするんです。器械的な感じの、組み合わせが悪いような音。それが、数十分おきに定期的に鳴る。
:こういうことは、一回気になりだしたら、もう終わり。
:途中でエアコンを切ったものの、一度「不眠モード」に入った僕の脳みそは休んでくれません。どうでもいいことを無駄に考え続けるのです。眠ろうとする体を必死で起こすように。
:そういう訳で、新居で迎えた初めての朝は、とても重苦しいものでした。幸先悪い始まりです。