IHANOYA DIARY

2004年03月31日 || いよいよ開幕を待つのみ。 ||

:去年の開幕戦は、途中で辛くなってチャンネルを変えたりしてましたっけね…。今年はその時間、外に出ているので、残念ながら観戦できませんが、この小心者にはそれが良いかもしれません。
:ということで、当日の予定が決まっているくらい、もう開幕が目前になってしまいました。キャンプ~オープン戦と阪神タイガースをチェックしつづけてきましたが、今のところ目立った不安がないというこの状況、かえって不安です。(笑) 現状のチームに対する不安と言えば、やはり投手陣でしょうか。伊良部・下柳両投手は今年どこまで通用するのか?井川投手は勤続疲労の影響を受けるのか?井川投手に続く先発左腕、あるいは吉野投手に続く中継ぎ左腕が出てくるのか?オープン戦を絶不調のまま終えたウィリアムス投手はどこまで復調するか…? しかしまぁ、こういった不安は何処の球団でもあることなんですが。
:やっぱり一番の不安は怪我なんでしょうね。今年は、キャンプ以降プロ野球界全体的に怪我人が多すぎます。阪神では今のところ今岡・吉野・的場・藤川・沖原といった辺りが現在リタイア気味ですが、なぜか今年は怪我に悩まされそうな、言い知れぬ不安を感じています。
:とは言え、連覇を阻む存在は怪我だけだろうという気もします。ホントにこのチームは頼もしくなりました。あの"自称最強打線"(え?違う?)の某チームを尻目に、「世界一」のヤンキースを倒してしまうんですから。このチームに連覇を期待しないほうが無理というもの。
:ということで、今年も熱くタイガースを応援していきます。そして闘将を欠いた今も、熱く応援するに相応しい熱い闘いが見れることを期待しています。

2004年03月30日 ◎ユーノスオーナーへの道 その7。

:最近は仕事が忙しいのかヒマなのかちょうどいいのか微妙…。
:同僚が体調を崩して昨日休んだんですけど、そうなるとFLASHメインの人間が僕一人になっちゃうので、ちょっとビビリながら仕事してました。(笑) 最近はもっぱらアニメ担当だなぁ。ActionScriptはあんまりやってないです。 それよりやってないのがHTML。やらないと忘れるので、もう10分の1くらいは忘れてるのではないかと。
:ユーノスのほうは、今のところ4月1日納車予定となっています。ただ、初めての手続きが多い上に日数が短いので、1日に間に合うかが激しく微妙。担当のセールスマンの方、友人、家族を大いに巻き込んで、手続きを一つ一つ片付けていっている感じで…。ホント、クルマって買うまで大変ですね。まぁ、日付が日付なんで、嘘になっちゃわないかビクビクしてますよ。
:そんな中、今日届いたのが「オープンカー オールカタログ 今、手に入る120台」という本。2000円する、150ページを超える大きなムック本です。手に入るも何も、もう買っちゃったんですけど、やっぱりオープンカー気分全開ですから。ほら、桜も咲いたことだし。
:ということで、4月は週末が全部晴れますように。

2004年03月28日 夜カフェ。

:知り合いの写真家さんのお誘いを受けて、夜に新風館のジラフへ。
:ここでは、二人ともいつもコーヒーとケーキを頼みます。そして、男二人でじっくりとおしゃべり。
:写真家さんと以前お会いしたのは宝ヶ池の輸入車ショーの日。二週間ほど前でしたっけ。あれから僕はユーノスを買ったわけで、今日やっと、面と向かってのご報告です。
:候補をユーノスに絞ったとき、写真家さんがおっしゃったのは「スマートにはクルマっぽさを感じないから、ユーノスにしてくれたのは僕としても嬉しい」ということでした。この人に会っていなかったら、きっと僕はユーノスでもスマートでもコペンでもなくもっと普通のクルマを選んでいたかもしれない、そう思います。周りにはオープンカーのファンもいなかったし、輸入車に興味のある人なんていませんでしたし。特に大学時代なんて、不思議とクルマ好きに恵まれなくて、唯一近くにいたのはドラフト好きでした。(笑)
:今日のおしゃべりは、ユーノスを買った日の経緯から、ユーノスの状態、今後のドレスアッププラン、今後楽しみな輸入車、そしてマツダとスバル、新車情報の三本さん、打ち合わせでフランス人が言った何気ない英語の意味、今年の阪神タイガース、そして互いの近況…と途切れることなく、気付いたら二時間ほどになっていました。お互い明日は仕事ですし、一段落ついたところでお開きです。
:カフェで、2~3人のごく少人数でおしゃべりして過ごす。コーヒーを飲み、たばこを吹かして。この時間がやっぱり何よりも好きですね。自分にとってストレス発散法って何だろうと思ってきましたけど、これが一番ストレス発散できます。あ、あとバッティングセンターかな。(笑)

2004年03月23日 ◎ユーノスオーナーへの道 その6。

:最近は日記と言えばユーノス。つまり毎日がユーノス。
:カーナビは「これしかありません!」と書いときながら結局ゴリラではなく、パナソニックのポータブルにしようかと思っています。決め手は、色が三色あることでした。茶色と黒で迷ってます。やっぱりほら、スポーツカーの車内ですから、「ゴリラ」はどうかと。(笑) Vスペの内装に合ってくれれば、ハードディスクナビでなくたって全く問題なしですよ。
:昨日はマツダの担当者さんから「お車のナンバーが決まりました。京都○○○、○の111です!」という間違い電話があり、今日は今日で車庫証明に不備があるので直しに来いと警察から電話があったりで、ナビの件も含めて、購入以来微妙に雲行きが怪しい感じです。特に警察のほうは困ったもので、提出された書類をチェックしてOKを出した後、「やっぱり間違えてた」って家に電話してきたんだから、困ったものです。なんとか今月中に登録しようと、マツダさんとともに急いでいるわけなんですけどねぇ…。
:そうそう、電話と言えば、最近誰彼問わず「こちらから掛けると決まって相手が出ない」という事が多すぎます。何の仕打ちでしょう…。(笑)
:話は逸れましたが、購入した日以来また寒くなったような気がするので、また暖かくなったら物事がいい感じに運んでいくかなと考えてます。何せほら、オープンカーを買うんですし。

2004年03月21日 ◎ユーノスオーナーへの道 その5。

:30代が視界にチラついてくると、酒の席でも健康が話題に上ります。ということで、今日は男三人で運動不足解消のキャッチボールに興じてきました。
:…と、本当なら日記の話題はそれがメインになるはずだったんですが、タイトルの通りまたしてもユーノスの話です。
:クルマを買ったら絶対つけようと思ってた装備の一つ、それがカーナビです。何せ僕は道を覚えるのが大の苦手。しかも方向音痴。京都ですらまともにナビゲートできません。ということで、もはやカーナビは必需品と言っても差し支えないわけです。情けない話ですが。
:キャッチボールで疲れた体ですが、クルマ熱が後押しして、日が暮れる頃になってオートバックスに足を運びました。
:さすが決算期。店員さんがガンガン近寄ってきます。途中からは一人の店員さんに対応していただきましたが、それでも、その店員さんがちょっと調べに離れた隙に、また別の店員さんが話し掛けてくるといった具合。格好の餌食。まさに入れ食いです。
:店員さんはお勧めのカーナビを横に、セールストークを続けます。最新のHDナビは素晴らしい訳です。DVDも見れちゃう。声で反応して曲を流してくれちゃう。「そんな機能要らんなぁ。それよりか、ユーノスのインパネに合うデザインは無いんかいな」などと思いながら、「へへぇ。ほおぅ」と言いながら聞いていました。
:で、話は佳境になり、店員さんが「スピーカーを交換するというお考えは?」と聞いてきました。そこで僕は答えたんです。「いやぁ、スピーカーだけで8個もあるらしいんで、ちょっと考えてないですけど…」。店員さんが一瞬止まりました。僕は続けました。「センソリーサウンドシステムって言いまして、シートの中にもスピーカーが入ってるんです」。そう、僕の買ったユーノスは、シートのヘッドレストにもスピーカーが仕込まれています。屋根が開いても音が聞こえるようにとの配慮です。それを聞いた店員さんは慌てて、調べ物をしにいきました。で、帰ってきて僕に資料を見せて下さいました。ほとんど全ての2DINカーナビに当てはまる、適合表みたいな冊子です。で、そこにはこう書かれてあった訳です。「ただし、センソリーサウンドシステム搭載車を除く」と。 うっそーん。
:つまり、今ユーノスについているオーディオは代えられない、ということです。そう、ナビはつけられない。正確に言えば、シートのスピーカーやらを犠牲にすることで、つけることは出来ます。ただ、それには「スーパー費用がかかります」(店員談)。「結構高くつきます」とか「ちょっと頑張らないと」とかじゃありません。「スーパー」です。改めて額を聞くまでも無く、間違いなく「スーパー」に勝てる財力は僕には無いでしょう。
:もう一つ方法があります。ダッシュボードの上に、ナビを置いちゃうという方法です。でもそれは、わざわざ車上荒らしに「狙ってください」と言うようなもの。幌の屋根なんて、ナイフ一つでご開帳です。(T-T)
:じゃあナビは諦めるのか?…いえいえ。最後の手段が残っているんです。それはですね、ゴリラです。そう、あの通販でおなじみの、持ち運びできるカーナビ!もはやあれしかありません。おおーい、ジャパネットたかた!休んでる場合じゃないよ!!

2004年03月20日 ◎ユーノスオーナーへの道 その4。

:ユーノス買いました。
:え?聞こえなかったですか?もう一回言いますよ。「ユーノスロードスターを買ってしまいました、わたくし。」
:前に書いたように、マツダさんから平成6年式Vスペシャルのご案内があり、今日見に行ってきたんですよ。相棒に、元トヨタセールスマンをやってた後輩を連れて。
:以前から「沢山のユーノスを見てから決めたい」という思いがあって、その後輩とマツダさん、そしてもう一つ外車系のディーラーさんの三方面にユーノス探しの依頼を出していた訳です。ところが、そこはスポーツカー。かなり走りこまれた物件が多くて、なかなか良い話が入ってきませんでした。
:マツダさんからご案内があった今回の物件、実は前からネットで見つけていました。舞鶴にあったはずのクルマです。ただ、年式が古いので、とりあえずスルーしてました。でも京都で探すなら、やっぱりこの物件がターゲットに入ってくる。ということで、とにかく縁があって近所で見られる機会が出来たのだから、とりあえず見てみようということになったんです。
:天気は小雨。昼からは止むと言われていたのに、なかなか諦めてくれない雨の中、僕らはマツダさんへ行きました。すぐに視界に入ってくるユーノス。緑のボディカラー、タンの内装、黒い幌…NA8C Vスペシャルタイプ1です。
:マツダの担当者の方にお会いして、実際にそのクルマに触れます。エンジンをかけてもらい、生気の戻った車を三人の男がまじまじと見つめました。
:真っ先に目に付いたのは、両方のドアの下半分にある再塗装の跡。吹き付ける塗料の量が多すぎて、ちょっと表面がデコボコしていました。ただ、ちょっと手際が悪いというだけで、色も問題ないし、素人リペアや傷よりよっぽど気になりません。そこを指摘したあと、ボディをくまなく見ていきます。特に目立った傷はなし。エンジンルームやドアも開け、ねじ山までじっくり見つめます。修復歴はなさそうでした。
:ユーノスの肝、幌もチェック。何よりスクリーンが新しいことに驚きました。ユーノスのリアの窓はガラスではなく、「ビニール」なんです。このビニール、はっきり言って消耗品でして、屋根の開け閉めですぐに傷がつき、洗車でも傷がつき、挙句の果てには割れてしまうというものです。なので、ここが新しいというのは大きなアドバンテージです。
:次は内装のチェック。タン(革)の内装ですが、実に状態が良い。シート座面の黒ずみも少ないし、破れている個所もほんの少し。スイッチ類もちゃんと機能しているようでしたね。前のオーナーが付けたものはワイドミラーだけだったのか、外装・内装ともにノーマルに限りなく近い状態でした。
:結論を言うと、予想外に状態が良かったんです、このクルマ。これより古いユーノス、そして新しいユーノスも見せてもらいました。でも明らかに、年式と比べてこのユーノスの状態は素晴らしい。
:僕がユーノスを眺め、触り、座り、ハンドルを握りなどしている間、一緒に行った後輩はマツダの担当者さんを相手にガンガン質問をぶつけます。物件の状態、修復歴の確認、前のオーナーの数や人物像…。僕はそれに聞き耳を立てながら、…でもたまに夢心地になって一人の世界に浸ったりして話を聞いてなかったり。(笑)
:試乗もしました。MTには四年乗ってないですが、このユーノスはATなので、何の心配もなく運転できます。まだ小雨が降っていたので、幌は閉めておきました。2シーターなので、車内は僕と担当者さんの二人きり。途中で「お連れの方は何をされてる方ですか?」と聞かれましたが、「ホームページの制作です」と答えておきました。うそじゃないもん。
:初めてのユーノスでのドライブはほんの少しの時間でしたが、分かったことがあります。ユーノスって、ホントに素直なクルマかもしれない。ATですけど、僕のタイミングを分かってくれるようなところがあったように思うんです。
:ということで、気分はすっかり購入へ。あとは値段の交渉です。もともとこういうのは苦手で、まさに後輩のオンステージという予想だったのですが、決算期ということもあってマツダさんのほうから先に好条件が出ました。それに僕が駄目を押して交渉成立。保険以外の諸費用を合わせても、スマートやコペンの半額くらいの値段で買えましたよ。
:納車は4月。今日の午前中に色白の大澄賢也さん(実はそんなに似てない。雰囲気だけ)と会って駐車場も契約してきました。今日は熟年カップルが笑顔の素敵なお姉さんに指導されて楽しく踊っておられました。ということで駐車場も問題なし。
:いよいよ本当にユーノスのオーナーになります。ただ、まだ「オーナーへの道」は、納車されるまで完結しません。

2004年03月18日 ◎ユーノスオーナーへの道 その3。

:昨日あんなことを書いていたら、今日さっそくマツダから連絡が。
:平成6年式と年式は古いものの、車検のたっぷり残ったVスペシャル。もう一も二も無く「見せてください」と返事をしましたよ。いやぁ、嬉しいですねぇ。初めてマトモな報告が来ましたからね。今までは言えば、「赤は嫌だって言ったのに、赤いクルマ」だったり、「聞いたことも見たこともないグレード」だったり、「でもそのグレードって何なんですか?と返したら既に売約済み」だったり(でもそのクルマ、GOOとかカーセンサーのHPにまだ載ってるんですけど)。心配性な私は、今回も正直「何か起こるんじゃないか」と半分ビクビクしています。ただまぁ、今夜はさすがにユーノス本を見る目に熱がこもりますよね。寝る前ですけど。…どうしよう、寝られなくなったら。
:でも、平成6年式って、この冬にもお勤めを終える我が家のマリノと同じだ…。

2004年03月17日 ◎ユーノスオーナーへの道 その2。

:汗をかきそうな暖かさと、背中を押す強風。春はときに無茶をします。
:ユーノス購入には、まだ春が見えません。「たくさんのクルマを見たい」ということで、三つの方向に依頼を出したのですが、結局未だ一台も見られていません。条件的にはそれほど厳しいものではないのですが、単純に適当なクルマが見当たらないという状況のようです。
:「その1」から今までの進展はと言うと、ストライクゾーンに限りなく近いクルマが「他府県で」見つかったということです。兵庫県と大阪府。いずれも比較的新しい年式の「Vスペシャル」。グリーンのボディカラーにタンの内装…。ウチの「favorites_others」のコーナーにもミニカーを載せてますが、まさにそのグレードこそ、僕の憧れです。もちろん、他府県に行って買うという手もあるにはあるんですが、後々色々とめんどくさいことになるそうなので、あまり真剣には考えないことにしています。地元の系列店に頼んでみたところ、それらのお店が売り物を譲ってくれるかどうかに掛かっているんだそうで。う~ん、こんなところで店同士の駆け引きなんて話を出されるの、ちょっと嫌だなぁ…。でも、「確認します」と言ってから三日連絡のないあたり、いろんな意味で期待しないほうがいいのかも。
:とにかく今は、ユーノスに触れたくて触れたくてたまりません。こんな気持ちのままだと、最初に見たクルマを買ってしまいそうです。「たくさんのクルマを見たい」という当初の思いは何処へやら…。
:そんな中、先日例の色白の大澄賢也さんから電話があり、駐車場だけは今週末に契約できそうです。本当に「自転車でも置こうか」という状況になってきました。悲しい。

2004年03月13日 クルマ欲を発散。

:またまた輸入車ショーに行ってきました。
:今日は、僕が去年初めて輸入車というものを体験したという、宝ヶ池の輸入車ショー。このイベントは試乗が出来るので楽しみにしてたんです。
:天気は良好。風邪は強いものの、スプリングコートを着て出かけられる季節になりました。本当はユーノスを見に行くのに最高な日和だったんですけど、残念ながらまだ良い物件が見つかっておらず、それは叶いません。ということで、今日の輸入車ショーは膨らんだ「クルマ欲」を発散するにはタイミングの良いイベントとなった訳でした。
:ただ、輸入車のイベントもこれまで結構行ってますし、そこに並ぶ顔ぶれも大体同じなので、内容的にはイマイチ楽しめなかったように思います。購入候補がユーノスに絞られていることも影響してるんでしょうね。
:それでも試乗はちゃんとしてきましたよ。僕が乗ったのはVWポロとプジョー206(助手席)。ポロはとてもカッチリした作りが印象的でした。黒一色で幾何学的な造詣のなされたインパネは文句なしにカッコよかったですし、4灯ライトのフロントを含むスタイリングも好きです。アイドリングの音は本当に静かで、止まるたびにエンストかと不安になるくらいでした。(笑) ただ、アクセル・ブレーキともに踏んだ時の抵抗が弱く(電子制御のため)、運転している実感に欠けました。ブレーキなんてちょっと踏んだだけで利きだすので、妙に車体が揺れる気がしました。プジョーのほうは、エンジンは静かなものの、ロードノイズ(アスファルトとタイヤの擦れる音)がすごく気になりましたね。
:さて、ユーノスの方ですが、さっきも書いた通り進展なしです。やはり色々イジリたくなる車なせいで、良質なタマが少ないようです。4月までの残る2回の週末で、なんとか進展があると良いのですが…。

2004年03月09日 ◎ユーノスオーナーへの道 その1。

:最近は考えるだけでワクワクする、そんなクルマの話です。
:つい最近まで購入候補車は3台ありました。スマート、コペン、そしてユーノスです。どれを買っても後悔しない、何なら3つ同時に購入計画を進めて条件の良いものを選ぼう、なんて事も真剣に考えたりしました。
:それがここに来て、徐々にユーノス一本に絞られてきました。こんなクルマです。コンパクトな2座オープン。必要充分で、ある程度個性的だけれど、アクの強さはない。大きなクルマは持て余す僕にとって、このクルマのサイズや存在感はとてもしっくり来るように思えるんです。大学時代から、このクルマは憧れの存在でした。そういう意味では、3つの候補の中で一番思い入れは強かったんです。
:ただ、このクルマはもう生産されていません。平成9年一杯まで生産され、その後2代目(現行型)にバトンタッチしたんですね。でも、僕が欲しいのはこの初代。つまりは、一番新しいモデルで既に7年落ちな訳です。この購入機会を逃したら、もう二度と乗れないかもしれない…まさにその思いこそ、購入を後押ししているんですよ。ということでこの文章が「その2」「その3」と進むにつれて、そのまま購入までの記録となるはずです。
:さて、先週末に、以前何度かお話した外車系ディーラーのセールスマンの方にユーノス探しをお願いしておきました。本家マツダの中古車販売店にも、所定の方法で依頼のメールを出したんですが、こちらは対応がマズくて急かすまで返事がこない始末。スタートの時点では完全に前者のセールスマンの方に分がある訳です。
:こちらの条件提示は以下のとおり。最優先事項は「程度の良さ」。年式は平成7年8月以降の最終型、走行距離5万キロ以下を希望。色は「グリーンのボディカラーにタンの内装」という「Vスペシャル」が第一希望。ただ、赤以外なら、これは妥協します。
:問題はミッションでして、これは本当に悩みました。四年乗っていないけれど、乗りこなしてみたい「MT」か、楽チンで安い「AT」か・・・。結局は「最優先は車の品質で、ミッションは運任せ」ということになりました。
:今日セールスマンさんから電話があり、近々オークションがあるのでさっそく探してみるということです。もちろん購入は来月ですが(もうこれ以上早まりません。ガレージがまだないので・笑)、今月中には「初のマイカー」が決まっているかもしれませんね。

2004年03月06日 ガレージの上でダンスを。

:このところ、週末と言えば「クルマ」です。ガレージを探したり、クルマの本を買ったり。
:今日は、ガレージの下見をしてきました。下見、という表現が正しいのかどうか微妙ですが、契約しないまでも場所を決め、契約の意思を示してきた訳です。
:僕の契約しようとしているガレージは屋根つきです。現在の第一候補車である「ユーノスロードスター」は屋根が幌なので、雨や直射日光を避けたほうが良いんですよね。
:ただ、厳密に言うと、今日行ったガレージは屋根つきではありません。クルマの上にあるのは建物。つまり建物の1階部分を月極駐車場として開放しているということなんです。
:で、その建物というのが何に使われているかと言うと、これが「ダンススクール」なんです。
:僕はガレージの話をしに行った訳なんですが、他人が見れば明らかに「ダンススクールの門を叩いている」以外の何ものでもない訳です。そんな視線を自意識過剰気味に意識しながら、ダンススクールの扉を開けると、やっぱりダンスの真っ最中でした。
:ゴージャスなBGMが流れ、鏡張りの中で、黒いビシッとした服に身を包んで踊るキメキメの男。その男に身を任せる白ドレスのキメキメ女。僕は「ウルルン滞在紀」よろしく異文化に瞳をウルルンさせながら、入り口付近にいた川崎麻世似の男性になんとかガレージの件を切り出しました。しばらくすると、これまた「色白の大澄賢也」みたいな男性が奥から出てきました。出来すぎな気がしました。
:色白の賢也さんは身長も素晴らしく高く、僕を見下ろしながら、ガレージの話をしてくださいました。しかしながら僕は既に異文化にウルルン状態だったので、北か南かどちらの場所を選ぶかですら、マトモに考えがまとまらず、えらく悩んでしまいました。初めてのガレージ選びだというのに、そんなことよりもむしろ全く関係ないものに僕はドキドキする結果になってしまったのです。
:結果的には北のほうを4月から契約したいということで話を終え、ガレージに関してはこれでなんとか決まりそうです。ただ、あそこにこれから何度か顔を出さないといけないんじゃないかと思うと、まだ少しドキドキしますね…。次行った時には羽賀研二が出てくるかもしれません。
:以前から、僕が行くところにはちょっと変わった人がいたり、ちょっと変わったことが起こったり、という事が多かったんです。そういう物を呼びやすい体質(?)だというのも自覚していました。だから正直なところ、誤解を恐れずに言えば、「ガレージの上がダンススクール」と分かった時点で「これだな。」という確信がありました。これからは、「今僕のユーノスの上で愛のダンスが…」と想像するのも楽しいかもしれません。
:さて、当初クルマ購入は5月に予定していました。でも、せっかく良いガレージが見つかったのだから、早めにキープしておきたい訳です。ただ、ガレージが決まっても置くものがないのはいかがなものか、自転車でも置こうか、友達に貸そうか、などと言っていたのですが、結局クルマの購入を早めることにしました。現在の予定は4月購入です。
:ということで、今日「良いユーノスを探してください」という依頼を数箇所に出しました。以前試乗会で顔見知りになった外車系ディーラーのセールスマンと、元トヨタセールスマンの後輩、そして本家マツダの中古車販売店。後は、この中から僕の相棒になるユーノスが見つかるのを待つだけ。なるべく沢山のユーノスを見て決めたい、とは思っています。

2004年03月05日 || キャンプも終わって。 ||

:3月3日で阪神のキャンプも終わり、いよいよオープン戦のシーズンです。
:で、まぁこの時期になったら開幕戦のスタメンが色々と言われてる訳です。特に今年の阪神は、この心配性な僕ですら思うほど、選手層が厚い。だから、十人十色なスタメン予想が出る訳です。
:ということで、僕も一丁前にスタメン予想してみます。(笑)
1番 セカンド 今岡
2番 センター 赤星
3番 レフト 金本
4番 ライト 濱中
5番 サード キンケード
6番 ファースト アリアス
7番 キャッチャー 矢野
8番 ショート 藤本
:やはり問題は二点。「4番」と「ショート」です。僕は「4番濱中」と書きました。彼は昨年の怪我のため、まだ二軍で調整中です。開幕には間に合うでしょうが、開幕に万全の状態かどうかというと、ちょっと怪しい。だから、ちょっと願望を含んではいます。ちなみに、濱中選手が開幕に間に合わない場合はこうしときます。
1番 セカンド 今岡
2番 センター 赤星
3番 サード キンケード
4番 レフト 金本
5番 ライト 桧山
6番 ファースト アリアス
7番 キャッチャー 矢野
8番 ショート 藤本
金本選手なんですが、「今年は4番を打ちたい」と宣言して、在阪マスコミを騒がせました。ただ、この発言はチームを発奮させるためのスパイスではなかったか、というのが僕の見方です。昨年は4番を辞退し、赤星選手とのコンビでチームバッティングに徹した金本選手が、「今年はホームランを増やしたい」という個人的な理由で本当に4番を志願するのかどうか。むしろ、口ではそう言っておいて若手の尻を叩くのが、「アニキ」と呼ばれるこの選手ならではのパフォーマンスではないのか、と…。だから、僕自身の「予想」はというと、やはり先に出したラインナップな訳です。
:で、次の問題がショートなんですが、ここは藤本選手を推します。鳴り物入りで鳥谷選手が入団した訳ですが、藤本選手は去年一年とは言え実績のある選手。今年も今のところ調整は順調。とくれば、鳥谷選手が取って代わる理由は何一つありません。藤本選手の日本シリーズでの気迫溢れる守備は記憶に残っていますし、まだ若く、華のある選手です。このキャンプでも自分のやるべきことをマイペースにこなしているように見えます。そう言った意味では、「鳥谷効果」で藤本選手がさらにレベルアップする期待すら出来そうな気がします。
:こうして考えると、岡田監督がキャンプのテーマとして掲げた「チーム内での競争」は、とても大切な事だと思えます。外国人・FA・トレードで、今年も阪神には色んな選手が入ってきました。「その選手をとらなくても、ウチにはこの選手がいるやん…」とよく思うのですが、一昨年の怪我人続出を思い出してみても、実力伯仲の選手がいれば、そういう窮地は脱することが出来るのです。片岡VSキンケードVS関本、濱中VSキンケードVS桧山VS桜井、平下VS葛城、リガンVSモレル…。とりあえずキャッチャー以外には、満遍なくこういった競争があるように思います。
:明日・明後日のオープン戦で、どういった場面が見られるのか楽しみです。このところ毎朝オープン戦などのビデオを見ながら朝食をとっているんですが、実際に開幕したら仕事が手につかなくなったりしたりして…。いや、実際は阪神の事を忘れるくらい忙しかったりするんですけどね。(笑) 僕も競争な訳ですよ。ひ~。

2004年03月01日 理想と現実。

:就職活動をする前、理想の就職先として思い描いていたのは、例えばこんな会社でした。1.京都にオフィスを構え 2.マンションの一室のような小さな事務所で 3.従業員は4~5人 6.誉めて育てるタイプの上司がいる …なんという甘っちょろい考えでしょうか。(笑) 
:去年の秋から冬に掛けて、僕はネットで会社を検索したりしながら、とりあえず作品集の作成に日々を費やしていました。作品集に載せる作品もまだまだ充分とは言えませんでしたし、自分のスキルにも全く自信がありませんでしたね。このまま就職したら、「こんなことも出来んのか!」と怒られるんじゃないか…そんなことを思うと、作りかけの作品集も一から作り直したくなりました。
:11月の初めには祖母が亡くなり、その時初めて就職に焦りを感じたりしました。祖母は秋になってからというもの意識がないままだったのですが、それでも生前に安心させられるような報告が出来なかったことが悔しかったです。初孫が就職につまづいたということは、少なからず気になっていたと思うのです。その上、祖父までが「どっちかが先に死んだら、一ヶ月以内に迎えに来ると約束している」なんて言い出す始末。だからという訳ではないですが、祖父には何とか良い報告をしよう、という気持ちが強くありました。
:そのちょうど一ヵ月後、知り合いから電話が掛かってきます。それが今の事務所にアルバイトで勤務する切っ掛けでした。京都のWEBデザイン事務所で、マンションの一室、従業員は当時社長を含めて実質五人…。出来すぎのような気がしましたが、アルバイトであろうと二つ返事で引き受け、出来立てのオリジナル履歴書の一枚目を持って行きました。
:あれから三ヶ月。今日3月1日付けで、社員となりました。
:会社はアットホームな雰囲気。部下を誉め、かばってくれる社長…。就職活動前に抱いていた都合の良すぎる理想は、ほとんど全て現実になったことになります。自分でもあまり実感はありませんが、こういうこともあるんだ、と思うほかありません。
:頬をつねる以外ただ一つ、この現実を実感する術は、これは祖母がもたらしてくれたものだと思うことです。自分の力では何一つ出来ていない。引き篭もっていた穴倉に、ある日ロープが垂らされてきて、僕はそれを都合よくつかんだだけなのです。幸運という名のロープをもたらしたのは、見えざる力。今の僕には例えばそれが亡くなった祖母だと思う事ができます。
:昨日、祖父を訪ねましたが、祖父は「約束していたのに、上手いことイカンもんや」と言って笑っていました。前より少し元気になった気がします。いつか海辺に行って刺身が食べたい、と言っていたので、近くそれを実現しようと家族で話しています。祖母の墓前には来月報告しに行くことが決まっています。
:あとは、このロープを離さないようにしていくことですよね。