IHANOYA DIARY

2004年03月06日 ガレージの上でダンスを。

:このところ、週末と言えば「クルマ」です。ガレージを探したり、クルマの本を買ったり。
:今日は、ガレージの下見をしてきました。下見、という表現が正しいのかどうか微妙ですが、契約しないまでも場所を決め、契約の意思を示してきた訳です。
:僕の契約しようとしているガレージは屋根つきです。現在の第一候補車である「ユーノスロードスター」は屋根が幌なので、雨や直射日光を避けたほうが良いんですよね。
:ただ、厳密に言うと、今日行ったガレージは屋根つきではありません。クルマの上にあるのは建物。つまり建物の1階部分を月極駐車場として開放しているということなんです。
:で、その建物というのが何に使われているかと言うと、これが「ダンススクール」なんです。
:僕はガレージの話をしに行った訳なんですが、他人が見れば明らかに「ダンススクールの門を叩いている」以外の何ものでもない訳です。そんな視線を自意識過剰気味に意識しながら、ダンススクールの扉を開けると、やっぱりダンスの真っ最中でした。
:ゴージャスなBGMが流れ、鏡張りの中で、黒いビシッとした服に身を包んで踊るキメキメの男。その男に身を任せる白ドレスのキメキメ女。僕は「ウルルン滞在紀」よろしく異文化に瞳をウルルンさせながら、入り口付近にいた川崎麻世似の男性になんとかガレージの件を切り出しました。しばらくすると、これまた「色白の大澄賢也」みたいな男性が奥から出てきました。出来すぎな気がしました。
:色白の賢也さんは身長も素晴らしく高く、僕を見下ろしながら、ガレージの話をしてくださいました。しかしながら僕は既に異文化にウルルン状態だったので、北か南かどちらの場所を選ぶかですら、マトモに考えがまとまらず、えらく悩んでしまいました。初めてのガレージ選びだというのに、そんなことよりもむしろ全く関係ないものに僕はドキドキする結果になってしまったのです。
:結果的には北のほうを4月から契約したいということで話を終え、ガレージに関してはこれでなんとか決まりそうです。ただ、あそこにこれから何度か顔を出さないといけないんじゃないかと思うと、まだ少しドキドキしますね…。次行った時には羽賀研二が出てくるかもしれません。
:以前から、僕が行くところにはちょっと変わった人がいたり、ちょっと変わったことが起こったり、という事が多かったんです。そういう物を呼びやすい体質(?)だというのも自覚していました。だから正直なところ、誤解を恐れずに言えば、「ガレージの上がダンススクール」と分かった時点で「これだな。」という確信がありました。これからは、「今僕のユーノスの上で愛のダンスが…」と想像するのも楽しいかもしれません。
:さて、当初クルマ購入は5月に予定していました。でも、せっかく良いガレージが見つかったのだから、早めにキープしておきたい訳です。ただ、ガレージが決まっても置くものがないのはいかがなものか、自転車でも置こうか、友達に貸そうか、などと言っていたのですが、結局クルマの購入を早めることにしました。現在の予定は4月購入です。
:ということで、今日「良いユーノスを探してください」という依頼を数箇所に出しました。以前試乗会で顔見知りになった外車系ディーラーのセールスマンと、元トヨタセールスマンの後輩、そして本家マツダの中古車販売店。後は、この中から僕の相棒になるユーノスが見つかるのを待つだけ。なるべく沢山のユーノスを見て決めたい、とは思っています。

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