2005年12月31日 大晦日。
:今年も、三十路手前男のセンチメンタルジャーニーな日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
:それではみなさん、良いお年を。
:今年も、三十路手前男のセンチメンタルジャーニーな日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
:それではみなさん、良いお年を。
:僕の2005年を一言で言えば、「まさかの一年」ということになるでしょうか。
:ちょうど一年前には、まさか今頃フリーランスになってるなんて、考えもしませんでした。「少なくとも3年はこの会社にいようと思う」と人に語っていたものです。ただ、正直なところ、その言葉にどこか白々しさを感じる自分自身もいたりして、潜在的に疑問を抱いてはいましたね。
:2月に「"外に出よう"超個人的キャンペーン」を展開して、現状打開を試みてあがき始めました。カフェの常連になったりして、今までと比べれば爆発的に知り合いの数が増えましたね。その頃は、会社にいること自体が鬱陶しかった。会社がどうこうではなく、会社にいる時間が勿体無いと感じていたのです。新しい世界が扉を開けて待っている。それを横目に、こんな所で何をやってるんだろうと、焦るばかりでした。
:だから僕は会社を出ました。6月の終わりです。とにかく会社を出てみよう、扉の向こうに足を踏み入れてみよう。それが間違いだったとしても、このまま会社にいるよりは良いと思ったのです。
:僕が会社を辞めた途端、タイミングを計ったように周りの友人が次々と人生の岐路を迎えました。会社に残る、残らない。結婚する、しない。もうこの年になると、特に友人を説得したり、過剰に相談に乗ったりはしません。それぞれがそれぞれに、実は答えを持っている。それをお互いに話し、お互いに聞くだけです。ただ僕は、30代を前に、立ち止まって考えることが出来たことを幸せと感じたいと思っています。
:会社を辞めて半年。あれからも知り合いの数は増え、世界は拡がり続けています。ある程度自分の思うように時間を使うこともでき、精神的に充足しています。
:早すぎた退職が吉と出るか凶と出るかは、来年に掛かっているのでしょう。今は来年に対する期待のほうが大きいです。希望も安心もないけれど、ほんの少しワクワクしている自分がいます。それを踏まえて振り返れば、いやいや、いい一年でしたね。
:年も押し迫ってから、服なんぞ買いにわざわざ神戸へ。
:友人が行くと言うので、便乗して連れて行ってもらったんです。そうでなければ、神戸はほとんど行ったこともないですし。(笑) 地元京都では買う店も決まりきっていたんで、こういうのも良い機会ですしね。
:いや~、買いました。これまで、フリーランスという浮き草暮らしゆえに買い物は控えてたんですが、久々に爆発した感じですね。この冬はごまかしごまかし着まわしてきましたが、年が明けてから少しはゆとりが出るかも・・・。
:行き帰りとも、僕は助手席だったのですが、何故か帰ってからドッと疲れが押し寄せてきました。思えば、服を買うときはすごく頭を使うんですよね。家にどんな服があって、同じようなのが無いかとか、色のバランスや着まわしのバリエーションなど・・・。そういった気疲れではないかと思います。(笑) とりあえず、中途半端な時間に居眠りをしてしまって、寒気がする中そんなふうに分析していました。
:衝動買いは好きなんですけど、そんな余裕が出るのはもっと先になりそうです。
:仕事納めは済んだっぽいです。
:・・・という中途半端な言い方なのは、会社組織でない以上、特に決まった日がないからです。どうやら急ぎの案件も入らないようだし、だいいち取引先も仕事納めでしょうから、もう良いんじゃないかなと。ということで、ここに公式に「仕事納め」を宣言しておきます。(笑)
:今年は家にいたお陰で、年越し準備を淡々と進められました。すでに年賀状も出し、部屋の掃除も終え、溜まった本は売りに出し、部屋の(現時点での)ゴミも出し切りました。まだまだやり足りないところはありますが、とりあえずスッキリしてます。
:これであとは呑気に新年を迎えられれば言うことナシですが、実は家の大掃除が残ってます。今年は父と弟が不参加なので、母と僕の2人だけ。いやはや、例年以上に厳しいことになりそうですな・・・。
:adobeによるmacromedia買収。これによって、同業者の皆さんは色々と期待されることやら懸念されることやらあるのだと思います。僕の場合は、とても大きな不安が一つあんですね。それは、「FireWorks」の寿命です。
:macromediaのグラフィックソフト「FireWorks」。WEBに特化したグラフィックツールであり、軽量かつ安価。兄弟ソフトの「FLASH」との相性も良く、Webクリエイターにとっては必須のアプリ・・・のはずなのですが、イマイチ知名度が低い。困ったことに、同業者にすらあまり浸透してません。
:まぁ、そのマニアックさ加減が僕の心をくすぐったということも無いわけではありませんが(笑) 、僕はもっぱら「FireWorks」でデザインをしています。デザインも自分ですることが多くなった最近では、使用頻度が一番高いソフトではないでしょうか。
:知らない人に「FireWorks」を説明するときに、僕はいつもこう言います。「photoshopとillustratorを足して2で割ったようなソフトだよ」と。・・・しかし今や、この三つは同じグループ内のソフト。足す前のモノを売りながら、どうして足して2で割ったようなものを売り続ける必要があるんか、っちゅう話です。
:「FireWorks」はもはや風前のともし火、いや、ひと夏使わずに過ごしてしまった花火のように、僕には見えるのです。最近、macromediaのWEBアプリのセット「STUDIO」の最新バージョン「STUDIO8」が出ましたが、そこに「FireWorks8」がセットされていることすら涙を誘う。
:それでも僕は「FireWorks」を使い続けるのです。βのビデオを使っていた人はこういう気持ちだったんだろうか。あるいは、「XBOX360」を買った人もこういう気持ちなのだろうか。将来の画像フォーマット「png」の遅すぎる普及とともに「FireWorks」が盛り返す日を夢見て、僕は年明けすぐにでも「FireWorks8」を買います。
:注・・・FireWorksの今後の処遇に関して、macromediaは特に何も語ってませんので、あしからず(笑)。
:今日は大掃除。
:と言っても、パソコンのほうです。パソコンの中のデータを、あっちへやったりこっちへやったりしてました。まぁ、なんだかんだとデータが多いものですから、一日仕事ですよ。
:ウチのパソコンは、今や完全に商売道具ですから、その管理には気を遣います。一番怖いのは、過去の制作物や現在製作中のデータが消えることですよね。外付けのハードディスクにコピーして、バックアップしてはいるんですが、それでもまだ怖いんですよ。もう一つ別の場所にバックアップを取りたくなってしまいます。でもそれも際限なくて・・・。
:パソコンにコピーをさせている間、手持ち無沙汰な時間はHDDレコーダーで編集作業をしてました。今年の阪神タイガースの優勝特番をディスクにまとめたいと思ってるんですが、今までなかなか手がつけられなかったので・・・。
:今日一日で、忙しかった間にやりたいと思ってたことは結構出来たように思います。でも何故だかあまり釈然としないのは、作業内容が地味すぎたからでしょうか・・・。
:こんな日に限って、どうしても午前中に役所に行かないといけなかったのです。そんな僕の願いも空しく、京都には例年にない大雪が舞い降りました。
:家を出たときは、家の周りには足あとや車輪のあとさえまばらな新雪のじゅうたんが敷き詰めてありました。少しだけ子供に戻った気分になって、真っ白な海に足を踏み入れます。ゴリゴリッという音を立てて、雪のじゅうたんは僕の足の型に凹みました。「この音って、いざ積もらないと思い出せないよなぁ」と思ったりしたのですが、京都には例年そんなに雪が降らないからでしょうね。
:役所に行くのは面倒なことだし、そのうえこの大雪。乗るはずだったバスが1時間待っても来なかったりして、仕事をする時間も大幅に裂かれました。でもあまりに珍しいことだったからか、不思議と落胆したりイライラすることもありませんでした。いや、一人で仕事をするようになってから、以前ほどイライラすることもなくなりました。今日はそれを改めて確認したというか。あぁ、またこれは今度書きますね。
:役所の行き帰りで、滑って転んだ人を3人見ました。交差点で立ち往生したトラックもありました。でも、街は全体として不思議に静まり返ってました。音は全てフィルターの向こうに聞こえていたように思います。そして皆、次に自分が取る行動を慎重に吟味しているような感じでした。
:帰り道、家の近所の小学校では、校庭で大規模な雪合戦が催されてました。僕の小さい頃にもこれくらい積もってくれてたらなぁと、ちょっと羨ましく思いましたよ。でも、大人になってから経験する珍しい大雪も、何か妙に感慨深くて良いものでしたけどね。
:韓流ブームとは今まで無縁だった我が家ですが、ここにきて父が「チャングムの誓い」にハマってしまいました。
:NHKBSかどこかで再放送がやってるらしいんですが、それを毎日ビデオに録って、帰宅後すぐに観てます。まぁ今まで趣味というものがほとんどない人でしたから、束の間とは言え何かにハマるのは悪くないと思います。
:父がリビングで見ているもので、コーヒー入れる時には僕の目にも入ってくるんですが、個人的には挿入歌が気になって仕方ないんです。というのも、タイトルが「オナラ」なんですよね…。真面目なシーンで「おな~ら~♪」と流れてくるんですよ。韓国でも特に意味のある言葉じゃないらしいんですが。しかし、よく父は真面目な顔して観てられるなぁ。僕なら画面をまともに見られません。
:秋口から始まって、さんざん天使サンにご足労願った仕事が、ついに終わったっぽいです…。
:でも、ホントかな?
:こちら京都市内でも、雪が積もりました。
:この年になっても、朝窓を開けて積もっていたら、やっぱりちょっとワクワクしますね。いや、それは出勤しなくて良い生活になったからか?
:とりあえず、スキーもスノボもやらない人間なので、こうして雪の方から降ってきてくれないと、雪を見ないままに冬を終えるかもしれないのは確かなんですが。
:「実況パワフルプロ野球12決定版」が発売されましたよ。
:仕事が急がしかろうが、三十路が近づこうが、こればかりはやめられません。1日1試合がほぼ習慣と言っても良いくらい、僕の生活にパワプロは定着しています。僕のプレステは、もはやパワプロ専用マシンでしかありません。一年に一回、開幕版と決定版が入れ替わる以外は、トレイも閉まったまんまです。
:でも実際のところ、僕のニーズに適したリアル系野球ゲームの登場をずっと心待ちにしてるんですよ。僕のニーズとは、ペナントレースを最低でも5年はプレイできることと、選手を簡単にエディット(作成)できること。パワプロではそれがほぼ実現できているんですけど、まだリアル系はそこまで行ってないんですね。
:プレステ3が出たら、おそらく野球ゲームのためだけに買ってしまうんだと思います。さすがにプレステ3ともなれば、僕のニーズも満たされるのではないかと、希望を抱いてはいるのですが・・・。
:丹波篠山に伝わる「秘法」とは・・・! ということで、生まれて初めてのイノシシ肉を喰らいに、丹波篠山までやってまいりました。
:「ドライブを兼ねて美味しいものを食べに行こう」という趣旨で、小浜に寿司を食べに行ったのが9月。それが定例化する運びとなり、今回が2回目となります。行き先は前回に続いての日本海寄り。このところの寒波で開催が危ぶまれましたが、奇跡的に今日だけはほとんど雪に遭うこともなく、無事に楽しんでくることができました。
:ただまぁ、仕事のほうばかりは奇跡的に片付くこともなく、微妙に作業を残しての出発となりましたけどね・・・。
:さて、お店は同行した写真家さんのチョイスでした。さもありなん、という趣深い店構えのお店は、中も人も、とても温かみのある雰囲気でしたよ。
:ただ気になるのは、店頭に掲げられた「秘法」の文字。初めてボタン鍋を食べるというのに、いきなり秘法ときた。ということは、これから僕が述べる感想は、普通のボタン鍋のものではないかもしれません。ボタン鍋を食べたことのある人が僕の感想を読んだら、「そんなはずはない!」と叫ぶかもしれません。なにせ、僕の食べたのは秘法なのですから・・・。
:ボタン鍋の味付けは味噌味でした。ボタン肉は最低20分間煮ないといけないのだそうです。そうでないとちょっと固い。逆に、20分以上煮るとどんどん甘みが増していくのだとか。ということで、肉を先に入れてから、野菜をまとめて入れます。あとは待つだけ。
:僕らは待ちきれずに、野菜から食べていきました。(笑) 味噌に甘みがあって、体が芯から温まる! やっとのことで肉も食べましたが、味噌のせいかクセなども感じませんでした。豚から少し旨みを省いた感じでしょうか。素朴な味で、これはこれで美味しかったですよ。
:結局、秘法が何たるかは分からずじまい。いや、最初から秘法なんて試すもんだから、逆に普通を知らないのかもしれません。また機会があれば、その時は秘法でないものに挑戦することにしましょう。
:非常にごぶさたです。
:前回の文章の通り、引きこもっておりました。仕事で。良いことです。
:これを書いている今(17日)は、その仕事もようやく一段落、いや、たぶん一段落だと思う、・・・一段落じゃないかな?、ま、ちょっと覚悟はしておけ、といった状況です(関白宣言←分かる人少なすぎ)。
:ということで、この日付より以降の分について、徐々に書いていく予定。今年は頑張って日記を書いた年だったので、最後もしっかりと書き残していかないと。ガンバリマス。
:寒い。風がきつい。仕事が多い。
:・・・昨日も今日も、一度も外に出なくても苦にならないな。(笑)
:気になる食べ物シリーズ第二弾。今回は「チョコ柿の種」です。
:また母親が買ってきました。僕は、この手の変わった食べ物は買いません。(笑) それなのにまたも僕が毒味係に。まぁ、なんだかんだって気になってしまう訳です。
:柿の種+チョコというのは、以前にも聞いた気がします。以前から同種のものが売られていたのかもしれませんね。
:味はというと、そうですね、コンボとでも言いましょうか。第一印象で安心していると、さらに次の展開があって驚かされる、という感じです。
:かじった当初は普通のチョコスナックです。中に入っているのはあくまでも「あられ」なのですが、それを意識させません。コーティングされたチョコも厚みがあってクリーミー。普通に美味しいです。そこで安心していると、次の瞬間ピリリとした唐辛子の辛味が。続いて醤油の旨みが舌にジンワリと広がっていきます。ポップスを聴いていたら何故か2番から演歌になったような違和感です。
:コーヒーと合わせて食べていたのですが、一粒食べ終わるたびに決まってお茶が欲しくなります。以前「雪の宿」とコーヒーを合わせて食べたりしましたが、それとは根本的に違う気がしました。念のため、コーヒーとお茶を用意してから食べるのをオススメしておきます。
:さて、仕事もありますが、年越しの準備もしなくちゃなりません。
:例年、僕は本棚の整理から始めることにしています。部屋にある本棚は高さ2mちょいの結構大きなものです。部屋の家具の中で一番大きい。さすが文学部卒、ということになるのかもしれませんが、毎年の整理のお陰で本は淘汰され、今や本だけではなくDVDやゲームなどまで収まっている始末です。(笑)
:僕は「捨て魔」でして、整理とはつまり捨てることに他なりません。部屋にあるモノは少なければ少ないほど心地いいし、日頃から「要らないモノ」を意識的に探していたりします。う~ん、地球の敵かもしれない・・・。
:今日も本棚からずいぶん沢山、処分することにしました。上の画像は古本屋に売りにいく分。古紙回収に出す分はこれよりちょっと多いくらいはあります。本棚にはずいぶんすき間が出来ました。斜めに立てかけられた本を見るのは、なんだか気持ち良いですね。
:とりあえず今日がスタートとして、これからタイミングを見つけつつ整理を進めていかないといけませんね。会社勤めだった去年よりはやりやすいかな。ああ、あと年賀状はどうするっけなぁ・・・。いやホント、落ち着けない1ヵ月が始まったってことですよねぇ。
:ジムに行くようになってから、はや3ヶ月が過ぎました。
:実は、体重はほとんど変わってません。しかしベルトの穴は一つ内側になり、アゴが微妙に尖ってきました。脂肪より筋肉のほうが重いそうですし、これは「脂肪の減り方と筋肉の付き方が絶妙にミックスされている」状態なのではないかと。まぁ、どっちにしてももうちょっと劇的な変化が欲しかったなぁ~と思う次第。
:劇的と言えば、目に見えて食欲が増しています。体を動かしてるんだから当然と言えば当然。ただ一方で、人間も冬が近づくと食欲が増し、脂肪を溜め込もうとするらしいですね。だとすれば、これは季節のせいかなとも思います。いやむしろ、そうであって欲しいと強く思いますね。じゃないと、「食欲が増える→忙しくてジムに行けなくなる→食欲だけ残る→太る」という流れに・・・。月謝を払いながら太るという不条理だけは回避しないといけません。
:ジムでは筋肉と闘い、日常では食欲と闘う年末年始・・・。これでは仕事と闘う力が残ってそうにないですよ。
:こんなの出てたんですね、うまかっちゃんの「からし高菜」風味。
:あんまりコンビニとか行かないもんで、新製品関連には疎いんです。これは母親が買ってきました。で、僕が毒見係ということに。
:「からし」と平仮名で書かれてあるので、僕なんかは黄色い練りガラシを想像してました。それで高菜。結構クセのある味なんじゃないかと想像していた訳ですよ。
:そしたら「唐辛子」なんですね、これ。(笑) ちょっと拍子抜けしました。でも普通に美味しいですよ。京都のラーメンでいうと、「たんぽぽ」の味が近いかもしれないなぁ。あそこまで全面的に唐辛子だらけじゃないけど、食べた後は口がしっかり熱くなってました。あんまり高菜の感じはしないけど、結構オススメです。
:しかし何だな、最近の掲載した画像が「トランスフォーマー」と「インスタントラーメン」ってのはどうヨ。我ながら、生活は大丈夫なんだろうか。
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