IHANOYA DIARY

2005年12月30日 個人的に今年を振り返る。

パソコンの上。
:僕の2005年を一言で言えば、「まさかの一年」ということになるでしょうか。
:ちょうど一年前には、まさか今頃フリーランスになってるなんて、考えもしませんでした。「少なくとも3年はこの会社にいようと思う」と人に語っていたものです。ただ、正直なところ、その言葉にどこか白々しさを感じる自分自身もいたりして、潜在的に疑問を抱いてはいましたね。
:2月に「"外に出よう"超個人的キャンペーン」を展開して、現状打開を試みてあがき始めました。カフェの常連になったりして、今までと比べれば爆発的に知り合いの数が増えましたね。その頃は、会社にいること自体が鬱陶しかった。会社がどうこうではなく、会社にいる時間が勿体無いと感じていたのです。新しい世界が扉を開けて待っている。それを横目に、こんな所で何をやってるんだろうと、焦るばかりでした。
:だから僕は会社を出ました。6月の終わりです。とにかく会社を出てみよう、扉の向こうに足を踏み入れてみよう。それが間違いだったとしても、このまま会社にいるよりは良いと思ったのです。
:僕が会社を辞めた途端、タイミングを計ったように周りの友人が次々と人生の岐路を迎えました。会社に残る、残らない。結婚する、しない。もうこの年になると、特に友人を説得したり、過剰に相談に乗ったりはしません。それぞれがそれぞれに、実は答えを持っている。それをお互いに話し、お互いに聞くだけです。ただ僕は、30代を前に、立ち止まって考えることが出来たことを幸せと感じたいと思っています。
:会社を辞めて半年。あれからも知り合いの数は増え、世界は拡がり続けています。ある程度自分の思うように時間を使うこともでき、精神的に充足しています。
:早すぎた退職が吉と出るか凶と出るかは、来年に掛かっているのでしょう。今は来年に対する期待のほうが大きいです。希望も安心もないけれど、ほんの少しワクワクしている自分がいます。それを踏まえて振り返れば、いやいや、いい一年でしたね

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