IHANOYA DIARY

2005年12月15日 秘法の鍋。

「秘法」とはなんぞ。
:丹波篠山に伝わる「秘法」とは・・・! ということで、生まれて初めてのイノシシ肉を喰らいに、丹波篠山までやってまいりました。
:「ドライブを兼ねて美味しいものを食べに行こう」という趣旨で、小浜に寿司を食べに行ったのが9月。それが定例化する運びとなり、今回が2回目となります。行き先は前回に続いての日本海寄り。このところの寒波で開催が危ぶまれましたが、奇跡的に今日だけはほとんど雪に遭うこともなく、無事に楽しんでくることができました。
:ただまぁ、仕事のほうばかりは奇跡的に片付くこともなく、微妙に作業を残しての出発となりましたけどね・・・。
:さて、お店は同行した写真家さんのチョイスでした。さもありなん、という趣深い店構えのお店は、中も人も、とても温かみのある雰囲気でしたよ。
:ただ気になるのは、店頭に掲げられた「秘法」の文字。初めてボタン鍋を食べるというのに、いきなり秘法ときた。ということは、これから僕が述べる感想は、普通のボタン鍋のものではないかもしれません。ボタン鍋を食べたことのある人が僕の感想を読んだら、「そんなはずはない!」と叫ぶかもしれません。なにせ、僕の食べたのは秘法なのですから・・・。
「秘法」とはなんぞ。
:ボタン鍋の味付けは味噌味でした。ボタン肉は最低20分間煮ないといけないのだそうです。そうでないとちょっと固い。逆に、20分以上煮るとどんどん甘みが増していくのだとか。ということで、肉を先に入れてから、野菜をまとめて入れます。あとは待つだけ。
:僕らは待ちきれずに、野菜から食べていきました。(笑) 味噌に甘みがあって、体が芯から温まる! やっとのことで肉も食べましたが、味噌のせいかクセなども感じませんでした。豚から少し旨みを省いた感じでしょうか。素朴な味で、これはこれで美味しかったですよ。
:結局、秘法が何たるかは分からずじまい。いや、最初から秘法なんて試すもんだから、逆に普通を知らないのかもしれません。また機会があれば、その時は秘法でないものに挑戦することにしましょう。

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