2009年03月19日 さよならユーノス。
:これを書いている今、僕はもうユーノスのオーナーじゃありません。
:さて、前回の続き。T社に8万円の査定を受け、返事を保留したまま、続くJ社の査定を待ち受けるのでした。
:J社の査定士さんは到着が大幅に遅れてしまいまして、すでに薄暗いガレージの中、査定は懐中電灯を使いつつ行われました。T社の場合は僕のいない場所で査定されてましたんで、実際の様子を見るのはこれが初めて。実にじっくりと観察しつつ、何やらこまめにメモしていくんですねぇ。その内容が気になる気になる(笑)。
:査定は20分ほどで終わり、その後は車について色々聞かれながらの価格交渉です。ここら辺はすでに腹の探りあい。すでにT社の査定を受けた後ということを知って、向こうの出方も慎重でしたよ。
:ここでもやっぱり、状態の良さを褒めてもらいました。むちゃくちゃ綺麗ですね、と。びっくりしました、と。…そう言えば、僕も他人のユーノスは意識して見てきましたけど、あんまり綺麗なのって記憶にないですね。僕はこの車のブリティッシュスポーツ的な雰囲気を大切にしたかったんで、あんまりイジらなかったのがよかったんだと思います。
:結果、J社がユーノスに付けた値段は11万円でした。
:じゅういちまんえんですよ! 最初は1000円だったのに! 別の業者からは「無理。」と言われた10万円の大台を突破しましたよ! やほーい!
:まぁ、これまでの電話での印象からすると、あと何社に来てもらってもこの額を超えるのは難しそうに思います。何度も言いますけど、「10万円は無理」と鼻で笑われましたからね。
:ということで、J社にお願いすることにしました。綺麗だ綺麗だと褒めてくれる人にユーノスを渡せて、僕も安心です。
:2009年3月19日。僕とユーノスの自由で、気楽で、なのに淡々としていて、そしてどこか孤独だった日々が終わりました。
:今ユーノスの写真を見ると、実はちょっと泣きそうです。