IHANOYA DIARY

2006年09月02日 満を持して、相も変わらず。


:やっと来た。
:KANさんの、久々のメジャーアルバム。突然フランスに旅立ったかと思えば、留学と称して2年帰ってこなかったKANさん。やっとこさ帰国したかと思っても、販路の限られた弾き語りアルバム1本出すだけ。その後、苦笑必至の素晴らしいサイトを立ち上げ、しばらくしてシングル1枚を出し、焦らしに焦らしてのこのアルバム。ここにたどり着くまでの時間はなんと5年。ホントに長く待たされました。5年という時間は実に長い。小学1年生は卒業を間近に迎える年になり、脱サラの兄ちゃんはフリーランスとして独立していたりする、それくらいの時間なのです。


:そんな5年が詰まった1曲。いやまたこれが、実にKAN。結婚しようがフランス行こうが、KANはKAN。これが嬉しい。それでは中身をかいつまんで。
:2曲目の「キリギリス」は、久々のアルバムということで、KANさんからの改めてのご挨拶。相変わらず肩の力の抜けた人生観が、僕も心地よく聞こえる年になりました。
:3曲目の「彼女はきっとまた」は、友人との語らい。友人の昔の彼女を偶然見掛けたと話し、無責任に復縁を薦めるおせっかいな歌。
:5曲目の「エンドレス」は、前曲の雰囲気をぶち壊す「浜省のモノマネ」。もう歌い出しから「ウォーウォー」言ってるし、歌い方も違う(笑)。歌詞の内容は、15年も同じ職場で働いた同僚との男二人旅…。(ちなみに歌詞カードの最後には、「Special Thanks:浜田省吾さま」と書かれてます。)
:9曲目の「RED FLAG」は、かつての名曲「WHITE LINE」の続編。こんなタイトルですが、政治的な要素は微塵も無く、相変わらずの道交法違反。前回は指定場所一時不停止でしたが、今回はスピード違反です。


:…なんか、変な歌ばっかり紹介した気もしないではないですが、もちろん真面目な歌も入ってますよ(笑)。シングル「カレーライス」をはじめとして、真面目な歌もホントに良いです。それがこう、上手い具合に交互にやってくるんですよね。で、どこを切ってもKAN。これほど歌詞カードを読みたくなるアーチストってのも、なかなかいないんじゃないかと思うんですよ。

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