IHANOYA DIARY

2005年11月03日 ユーノス、ぶつけられる。

:寺町三条西入ル「同時代ギャラリー」にて、写真家さんの個展「MALTAの佇まい」が開催中。「写真家さんってどんな人?」と思っていた方、あるいは「芸術の秋なのに、私はいつも食欲の秋」という新聞の四コマ並みにベタな方も、ぜひお越しを! ちなみに"MALTA"はグラサンのサックス奏者のことではないので、ご注意下さい。
:今日はその写真展にお邪魔してきました。仕事のヒントになるかもしれないと、じっくりと作品を味わってきましたよ。ヨーロッパの町並みは、色彩感覚そのものが日本と異なるという話を聞いたことがあります。白やシルバーの車がウケる日本とは異なり、色の特色を活かすことの出来る民族によって作り出された町並み。それはまるで、その時々の空の色も合わせてレイアウトされたかのように見えました。
:作品も充分に堪能し、そろそろ退出するかと思っていた頃、私の携帯に一本の電話が。掛けてきたのは、私がガレージを借りているダンススクールのオーナーさんでした。今月のお金は払ったはずだけど・・・と、思って聞いていると、オーナーさんの口から驚くべき言葉が。「すみません、ウチの生徒さんがおたくの車にブツけてしまったんですよ」・・・なんですとー!!
:聞けば、既に警察が来ているので、可能ならば至急来て欲しいとのこと。警察が来ているって、相当のことなんじゃないのか!? 私は不安を抱えて、ユーノスの元へと急ぎました。
:ガレージについて、まずは車をチェック。見たところ、後部バンパーを20センチほどこすっただけのようです。ここで、ひとまず安心し、スクールの中へ。そこには警察官と加害者がいました。
:加害者は、年配の方で、スクール歴も長いようでした。隣には奥さんが座っていましたが、あまり私のほうには顔を見せたくないようでした。警察官に促され、ガレージへと移動。そこで車内にあった自賠責の証書を提示。警察官はそれを確認した後、これにてお役御免とばかりにサッサと立ち去ってしまいました。その後で、お互いに免許証を提示し合い、必要事項をメモして別れました。この後は、私のほうで修理代の見積もりを取り、それを保険会社側に提示するという流れになります。
:私は、事故を起こした経験も事故に遭った経験もありません。加害者にしても今回のようなケースは初めてのようでした。ただ、その中にあって、1.それほど大きな被害ではないこと 2.それでいて、警察に連絡してくれていること という2点において、私にとっては不幸中の幸いだったと思います。そしてまた、私は車を仕事に使っている訳ではなく、元通りにさえしてもらえればそれで良い。ですんで、バカみたいな修理代にさえならなければ、スムーズに解決するのではないかと考えています。
:たまにガレージは生徒さんの車で埋まっていたりしました。区画のないところにまで車が詰め込まれているのを発見し、いつかはこういうことが起こるのではないかと、実は覚悟していたんです。それに、あのガレージは日が暮れてから照明が灯るまでの間、とても暗い時間帯がある。それを知っている以上、加害者の状況が分からなくはありません。
:明日、見積もりを取ってこようと思います。煩わしさよりは、未解決状態のモヤモヤ感のほうが強いですね。一刻も早くすっきりしたい。仕事のほうも、相変わらず通産7匹目の天使を待っている状態なんですけどね。(苦笑)

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