2005年07月16日 宵々山のあと。
:昨日の話には続きがありまして。
:あのイベントの後、僕と写真家さんの二人は午前零時を過ぎるのを待って、祇園祭へと繰り出したのです。
:ええ。お祭りはもうとっくに終わってる時間帯な訳ですが、"誰もいない中でぼんやり光る鉾(ほこ)"を見るのが目的でした。写真家さんの提案です。粋!
:もう光ってなかったり、提灯がはずされていたりするものが多い中、自転車でぐるぐる走り回って幾つか見つけることができました。
:ところで、傍らにガードマンさんが座っておられましたが、あの後ひと晩中見張っておられたんでしょうか? お仕事とは言え、人のいなくなった言葉どおり「祭りの後」に座り、鉾を見上げる長い時間…それを思うと、なんだか切ない気持ちにもなったような。