IHANOYA DIARY

2005年06月30日 宇宙戦争 in NY。

Bivi外観
:京都の新映画スポット、「Bivi二条」に行って参りました。
:京都にもここに来てシネコンがボコボコ出来まして、私のような普段さっぱり映画を観ない人間までが「初シネコン」を体験するに至ったという訳です。
:昨日急に写真家さんからご提案があったんですが、急ぎの仕事も無いため二つ返事で実現した今日の映画鑑賞。ただ、平日昼間から映画を観るにあたって、「あぁ、自由業だなぁ」としみじみ思いましたヨ。
:Biviは4階建てでして、1階が飲食店とコンビニ・書店・au(何故?)、2階がアミューズメントセンター(妙に静かでした)、3階が駐車場、4階がシネコンとなっています。我々は1階の徳島ラーメン「徳富」で腹ごしらえし(味はなかなか)、コロラドコーヒーでお茶をした後、いざシネコンへ。
:出来たばかりということで、実に綺麗な空間でした。10個の劇場が入っているんですが、それらをつなぐ渡り廊下は竹林をイメージしてありまして、非常に京都らしさが充満してました。しかも足元は一部ガラス張りで、下には枯山水の石庭が…!個人的には「映画館」の概念が根底から覆る思いでしたね。ポップコーンなど飲食物の品揃えが豊富で、それが「映画館」というアミューズメント施設らしい雰囲気を盛り上げているし、チケット発行・座席指定もスムーズ。失礼ながら予告上映中の入場となった僕らを、係員の人が足元を照らしながら指定席まで案内してくれるなど、気持ちよく映画が観られました。
:で、観たのは話題の「宇宙戦争」です。(以下ネタバレになるので、読みたい方はドラッグで反転させて読んでください。)
予告で気になってましたが、これって「宇宙」で「戦争」する訳じゃないんですね。(笑) どうも、原作の邦訳が誤訳なんじゃないかということらしいです。というか、宇宙なんてものじゃなく、舞台はほとんどニューヨークだけですからね。「宇宙人ニューヨークへ行く」辺りが一番しっくりくる感じでした。内容は、なんというか普通のパニックもので、その見せ方と技術はさすがにすごいなぁと思いましたけど、ストーリーが面白い訳でもなく、また物語の展開の仕方が面白い訳でもなく、ただ単純に「ゾクゾク→キャー!」をひたすら繰り返してました。僕は人が簡単に死んだり殺されたりするのは、たとえフィクションであっても見たくない性分なので、正直こういう映画はもういいかな、と思っています。その意味では、ジェットコースターに乗るみたいに、ひと時の興奮を覚えてスカッと出来る人だけ観れば良い映画かな、と思いますね。
:それにしても、Bivi二条は良い。2400円出せば、リクライニングシートのあるシアターで観られるそうです。よっぽど好きな映画なら、ぜひそうやって観てみたいもんですねぇ。

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