IHANOYA DIARY

2005年05月18日 響鬼にはまる。

:去年はトランスフォーマー、その前はゾイドと、30歳が近くなっても男の子っぷりを遺憾なく発揮していた私ですが、ここんところはもっぱらユーノスに熱を上げ、ちょっとは大人になったかなと思ってたんですがねぇ。
:今、「仮面ライダー響鬼」が面白い。
:いやもう、とりあえず毎日見てます。えぇ、 毎 日 。
:放送が始まる前にね、今度の仮面ライダーは「細川茂樹」らしいよ、という情報は知ってた訳です。おっさんじゃないか、えぇ? やるじゃないか。 と、まぁ多少気になってはいた訳です。
:細川茂樹と言えば、日経新聞のCM。あの、ウダツの上がらん男役で、何シリーズか出てましたね。「就職活動には日経読まなきゃ。マジで。」とか何とか言ってた記憶があるのですが、あの取って付けたような「マジで」が忘れられない。マジで。
:なんてこと思い出してたら、響鬼の前に「マジレンジャー」ってのがやってるそうです。マジで。
:まぁ、この時点では、さっきも言ったように「気になる」程度だった訳です。
:ところが次の刺客がやってきました。その名は布施明。 布 施 明 。
:もう、猛烈に気になったんですね。シクラメンですから。
:で、あまり大きな声で言えないP2Pでですね、聴いてみました。シクラメン・・・じゃなくて、響鬼のエンディング。

:いい。

:すごくいい。

:あの「メタルダー」の説教主題歌、「君の青春は輝いているか」(うた:ささきいさお)にはちょっと及ばないけれど、テイストは似ている。
:で、オープニングのほうも聴いてみましたが、これがまたインストなんですけど、カッコいいんですね。
:もう音楽が良ければ見てみるべ、って感じで、あまり大きな声で言えないP2Pで、放送されてる分を全話落としてみました。
:いや、おもしれー。続きがすんごい気になる。
:あれなんですよ、この世界ではですね、仮面ライダー・・・というか「鬼」が一つの職業みたいなもんでですね、何十人もが全国各地で怪物を倒している訳です。で、地域それぞれに担当の鬼の中でローテーションがあって、分担しあって職務を全うしているようなんです。
:子供の頃を思い出すと、例えばある仮面ライダーの最終回とかはですね、先輩ライダーたちが世界の至る所から救援に駆けつけてきたりしてました。放送してないんで子供の目には見えないけれど、実は昔の主役ライダー達は今も世界各地で戦っているんだよ、という設定でした。響鬼には、なんかそれを思い出しましたね。
:出てる役者もいい。特に下條アトムがいい。お父さんに似てきて、良い味出すおっさんになってるなぁと。
:何か全体的に、僕らと同じ世代が作ってるなぁという感じが伝わってきます。
:まぁ、色々書きましたけどね、実は「こんな大人になりたいな」とか、「俺もがんばらないとな」とか、大人が見てもそんな真面目な気持ちが湧いてくる、良いドラマです。これは30近い世代にも観ていただきたい作品ですね。

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