IHANOYA DIARY

2004年11月28日 ユーノスオーナー半年経過。

:ということで、ユーノスが僕のもとに来てから、半年が過ぎました。
:いや、まだたった半年でしかないんですね。ユーノスと過ごす時間は、なんだか濃密に感じられるから不思議です。
:ユーノスに乗ってから、非常に穏やかな気持ちで運転ができるようになった気がします。元々スピード狂だったりはしないんですが、それでも父の血を引いて運転中に暴言を吐くことが結構ありました。(笑) それが不思議と、ユーノスでは出ない。クラクションも滅多に鳴らしません(一度壊れたので鳴らすのが怖いというのもありますが…)。思えば、あのキャメル色に包まれた運転席と、ボンネットから突き出たヘッドライトが心を癒してくれているのかもしれません。
:いや、何も乗っている最中だけではありません。ユーノスに乗るとき、僕はクルマに近づいて、小声で「さぁ行くで」と声を掛け、帰りは「おやすみ」と言ってユーノスのそばを離れます。「男にとってクルマは恋人」なんだそうで、「クルマの好みはそのまま女性の好みに反映される(逆も真なり)」らしいんですが、まぁそうかなという気もします。
:屋根つきガレージのおかげで、ユーノスはあまり汚れないで済んでいます。そのせいで、割りに誰に見せるときでも「綺麗にしてるね」と言われるんですが、謙遜しながらそれが妙にうれしかったりします。やたらと友達に彼女を見せたがる男は嫌いなんですが、まぁその気持ちも少しは分からんでもないかな、ということも思いました。
:そういう訳で、特にチューンをするわけでもなく、レースに参加するわけでもなく、ロングドライブに出かける訳でもない僕とユーノスは、これからも近場をまったりと走っていくんだと思います。

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