IHANOYA DIARY

2004年01月30日 頭がフラッシュ!

:本日、バイトの身でありながら、「給料」としては我が人生最高の額をいただきました(ちなみにマトモな社員経験は数年前に半年足らず)。…よく働いたなぁ。この前にも、社長に「痩せた?」と言われ、「倒れないで下さいね」と付け加えられました。(笑)
:さて、肩書き上は「WEB/FLASHデザイナー」な僕ですが、アルバイトな上に、メインはFLASHを使うことなので、今のところ正確には「FLASHオペレーター」という状態です。ただ、そうは言っても、FLASHを使えるのは僕を含めてほぼ二人。ActionScriptというプログラミングの走りみたいなヤツを(ちょっとですけど)書けるのは僕だけ、という状況なものですから、僕自身はそれをとても誇らしく思い、また責任を感じてもいるのです。
:ただ、その責任感がウィークポイントとなるのが僕の造りの脆(もろ)さでして。来週半ばに納品を控える仕事は、社外での打ち合わせから製作まで、社長との相談のもと僕一人で担当しているので、その責任の重さたるや並ではないのです。…ええ、そうですね、僕はアルバイトですよ。
:単純にFLASHでアニメーションを作るだけなら、そんなに責任感を感じたりもしないのですが、これがまた例のActionScriptが主役の仕事でして、条件分岐が入り乱れる「心理ゲーム」というシロモノ。しかしながら、先にも書いたように、ActionScriptを使えるのは僕だけでして、誰も助けてはくれません。社長と相談もしているのですが、社長自身それほどActionScriptに精通されている訳ではないので、もう実際問題、僕が「分かりません」と言ってしまったらそれで終わってしまう状態なのです。さぁ大変だ。
:昨日は完全に行き詰まってました。こちらの意図する通りにFLASHは動いてくれず、どっちを向いても行き止まり状態。ついに社長に「どうにもなりません…」と泣き言を言う始末。それでも社長の「とりあえず、それは置いておいて、別の仕事をして気分を紛らわせてみよう」という助言もあって、なんとか一晩で気分転換をしようと試みました。
:とは言え、家に帰っても頭の中はActionScriptだらけ。夜も家でFLASHを触り、思いついたアイデアをメールに書いて、会社の自分のアドレスに送ったりしてました。寝ている間も、浅い眠りの中、ActionScriptが頭を駆け巡ります。ついには夢に社長が現れるという状態で、我が身の脆さを再確認しました。(笑)
:そうして今朝。ドリンク剤を一本飲んで出社した僕の目の前を、現在「将来のマイカー候補」筆頭のスマートが走っていきました。その瞬間、思いましたね。「これを吉兆と捕らえよう」と。「ヤツは"どうしようもない僕に降りてきた天使"だ」と。もうそういうまじないみたいなものに掛けないといけない状況なんですよ。(笑) そうして机に座ったら、同僚が見ていた雑誌の星占いに「2月は周りから仕事を評価される」と出ていたのを(来月のことなのに)「これも吉兆」と捕らえることにしました。
:さて、そうして今日が終わった訳ですが…。一つ目の山は越えたと思います。昨日の状況から考えれば、よく今日一日であの山を越えたもんだと我ながら驚いています。ただ、まだ山はいくつもありますし、突然眼前に現れる障害だってあるでしょう。とにかく今は、持てる知識を振り絞って、たとえActionScriptが何十行に渡ろうが、プログラミング的に不細工だろうが、ファイルが何MB超えようが、一歩一歩納品に向けて進んでいくしかないのです。
:ということで、明日もがんばりますよ。もちろん、脆い体と相談しながらですけどね。(笑)
:何せ明日頑張らないと、明後日には頭の半分が「阪神タイガース沖縄キャンプモード」になってしまうものですから…。

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