IHANOYA DIARY

2007年06月30日 おっさんの社会見学。

なんか熱い施設。


:友人の誘いで、乙訓のサントリービール工場を見学してきましたよ


:大学時代の仲間が、男女それぞれ3人ずつ集合。久々の再会が「ビール工場見学」というのが、何と言うか僕ららしいような(笑)。


:見学は、コースが決まっていまして、順番にビール製造の工程を見ていき、最後にビールを試飲して終了、となります。
:今日は週末ということもあって、見学は大盛況でした。まぁ、「歩け歩け会」の皆様が一大勢力だったんですけれども(笑)。「歩け歩け会」の一部の方は、飲む前から酔っているような感じでしたよ。ここまで歩いてきたんだろうに…。ビバ高齢化社会。


:それにしても工場というのは、中から見ても外から見ても、摩訶不思議ですね。どういう頭をしていたら、こんな工程を設計できるのか…。最近は「工場萌え」なんて本もありますけど、ちょっとだけシンパシーですねぇ。


:さて、お待ちかねのビールですが、


基本セット。


:何とかいう賞を3年連続受賞した「プレミアムモルツ」と、ご親切にもおつまみが出てきました。このビール、非常にさっぱりした飲みやすい味でした。久々にビールを美味いと感じましたよ(日本酒派)。


:しかし、飲んでいられる制限時間は15分。世の中そんなに甘くありません。


:まぁそれでも、「歩け歩け会」をはじめとするおっさんの大群が、ワラワラとおかわりに並んでいたんですけどね。おっさんになるって、すばらしいことだなぁ。

2007年06月29日 いよいよですよ。

デジカメ。


:デジカメ買いました。





トランスフォーマー!


嘘ですよ。


:アメリカでは7月、日本では8月に公開の映画「トランスフォーマー」。しかし、なんかクリーチャーっぽいデザインに馴染めず、映画キャラクターのグッズに手が伸びません…。その中で、唯一惹かれたのがこれ。


:デキは良いが、なぜコイツなのかと自問自答。


:なんかこう、昔から主役キャラを欲しがらない子だったんですよね…。

2007年06月27日 ニバン再訪。

:前回の訪問から半年以上経って、再びご近所の町屋カフェ「ニバン」に行ってきました。(前回の記事はこちら


:というのも、前回の記事に最近コメントをいただきましてね。「確かにマスターの愛想は悪いが、料理は美味しい」とのことでしたんで、改めて興味が湧いてきたんですよ。


:実は最近、いわゆる「カフェめし」に失望気味でして。別々の店で立て続けに普通にまずいランチを食べさせられたせいで、ここのところカフェで食事をするのを避けてたんです。いやもう、それでなくても脂っこいものとか多量の炭水化物は胃が受け付けなくなってきてるんですよね。まぁその、ここら辺に三十路を実感する今日この頃ですよ。でも美味いと言われれば、行かないといけないじゃないですか。しかも近所に美味いものがあるなら、なおさらじゃないですか。


:ニバンのランチは、基本がパスタ。他につくのは、サラダとスープとドリンク。「マスターのおすすめ」というパスタのランチが800円台で、後はパスタの種類ごとに値段が上がっていきます。そのパスタのラインナップはなかなかに個性的で、元フレンチシェフというマスターの意気込みを感じずにいられないところ。詳しくは、ホームページの「フードメニュー」をご覧あれ。分かりにくいけど、ちゃんとリンクも繋がってて、画像も見られますよ。


:僕が食べたのは「生ハムと春キャベツのパスタ」。いやね、これね、美味いですよ。まぁ生ハムでキャベツでパスタなんですけど、まさに素材を活かした味。こんなにアッサリしたパスタは初めて食べるかも。思い出したらまた食べたくなってきた(笑)。


:店内の客は僕を含めおっさん二人だけで、非常に静かなランチでした。僕は窓に向かって座り、小雨が降る窓外を眺めながら、充実したひとときを・・・


:途中から若い女の子の集団が来店しましてねぇ。


:いやー・・・、その、なんだ、若かろうが子供がいようが更年期を過ぎていようが、女性が集まると結果は同じですな。聞いちゃいないのに、昨今の大学生の恋愛事情をつぶさに知ることができましたよ。


:そこそこお洒落で、料理は美味しく、普段は静かな町屋カフェ「ニバン」。心地よいカフェタイムを過ごせるかどうか、ぜひあなたも運だめし。

2007年06月26日 精一杯モバイル。

閉じた状態。


携帯電話用のキーボードを買ってみました。


:旅先、あるいは人を待つ間、文章を書きたくなることがよくあるんですよ。自転車に乗っている間も取り止めの無いことを考えていたりするので、そういうのも形にして残しておけば、この日記ももっと更新されるはず(笑)。


:ただ、紙にペンで書くとなると、後からまた打ち直さなきゃならないわけで。携帯で打つと、案外書いたり消したりが面倒くさい(おっさんなので)。モバイルPCを買うほどの余裕も他の使い道もない。そういうわけで、携帯の文字をキーボードでサクサク打てたら…と探したら、ありました。リュウドというメーカーから出ている「アールボード フォー ケータイ」。しかも、生産終了していたものが、このタイミングで再販決定ということで、これはもう運命(おなじみ自分への言い訳)。


:閉じた状態では、上のようになります。横20センチ×縦10センチ×厚み2センチくらい。触り心地がたまらないマットブラックの塗装と、予想外にズシリとくる重さ(ボタン型電池3つ使用)とで、妙に高級感がある(笑)。


:実際に使うときはこんな感じです。
開いた状態。
:携帯の機種によっては、コード不要でそのままキーボードに挿せます。


:キーの配置が独特なのと、携帯の文字入力システムとの相性などで、操作に慣れるには時間が掛かりそう。ただ、ちょっとキー位置に慣れてきた時のスピードで、すでに携帯で直に入力する際の比じゃないです。快適。まぁこれは多分に個人差があるだろうけれども。でも、思ったことがすぐ文字になるのはやっぱりイイですね。

2007年06月25日 せっかくだし。

:さて、30代になったわけですが。


:正直、もっと何かこう、感慨深いものがあるのかと思っていたのですが、今のところ特にないようです。こういうものは後からジワジワ湧いてくるかもしれないので、なんとも言えないですが。
:ただですね、自分の年齢を言うとき、不思議とスッキリしている事に気づきました。もっと言えば、罪悪感がないというか。自分があまり20代に見られないことは分かっていたので、今までは密かに「これでもまだ20代なんですよホントすみません」という気持ちがあったんでしょうか(笑)。 今さら分かる深層心理。 まぁ発見はこれくらいでした。


:それでも一応区切りなんで、気分一新とまではいかないものの、30代なりの過ごし方というのも考えていかなくちゃな、とは思うんですよね。


:色々あった20代前半。ところが一転して後半は、ほとんど何もない日々の連続でした。そりゃ、毎日些細なことは色々あります。ただ、人生の方向性が変わるような出来事は皆無に等しい。強いて言えばフリーになったことがありますが、それはこの業界に入った時点ですでに規定路線だった気もします。


:せっかくの区切りですし、なにかと惰性で済ましてきたことに満遍なく区切りを付けていく勢いで、しばらく過ごしていきたいと思いますよ。

2007年06月15日 扱いに困るカネ。

疫病神。


:ATMでお金を引き出したらですね、2000円札が3枚も含まれてました。


:なんというか…、まだ世の中に存在してたんですね、これ。出た直後に1回見たくらいしか記憶にないんですよ。少なくとも、僕の財布に入ったのは初めてです。


:しかしねぇ…、コイツが財布に入ってるのって、なんか気持ち悪いんですよね。記念硬貨を持ち歩いてるのと似てるかもしれない。お金として使えるんだけれども、妙に使いにくいような。レジの人が妙に反応したり、その逆に他のお札と見間違えたりしても困るなぁ、とか。


:結局、別のATMに預け入れる形でお別れしました(笑)。出来ればもう二度と財布には入れたくないもんです。ただね、「かつてバカな政治家がいました」ということを再確認できる意味で、たまに見かけるのは良いかもしれませんよね(笑)。

2007年06月08日 物欲もんもん中: ユニデンのカメラ。


:今日はオススメの、というか、なんなら買いたいデジカメをひとつご紹介。


:「ユニデン」という、一般には聞き慣れない感じの電器メーカーが、通販オンリーでデジカメを扱っています。
:500万画素で、電源は単三電池。そしてクラシカルな印象もあるゴツめのフォルム。価格がこれまた13,980円。 …どこから見ても個性的なこのデジカメが、それ。


:画素数は必要十分ですし、乾電池なら出先で切れても困らない。個人的には、スリムで小さいカメラは落としそうで好きじゃない。いやいや、うまい具合に僕のツボをヒットしてきます。ホント、この前デジカメ買ったばかりなのに、昼寝で寝ぼけてたりしたらうっかり買ってしまいそうなこの価格。それでいて案外使えそうな雰囲気がプンプン…。まぁ自分で使わなくても、プレゼントとかにいいかもしれませんね。


:ちなみに、ユニデンからは、710万画素の上位機種も出ています。



:こちらはカラーバリエーションが豊富で、質感もアップ。充電式バッテリーがお好みの方には、こちらがオススメですかね。
:まぁ、前に乾電池式のデジカメを使ってた僕としては、500万画素の方に圧倒的なアドバンテージを感じるんですけどね…。充電器を持ち歩くより、出先のコンビニで電池買った方が、話が早いですし。

2007年06月01日 年のとり方。

:20代も残り1ヶ月を切りましたよ。


:まぁ、20代半ばの頃から30代を偽っても疑われなかった僕ですから、今更20代でなくなることにそれほど未練はないです(笑)。ようやく実年齢が身なりや性格に追いついてきた、というところですか。年齢なんて数字だけのことなんで、むしろそれだけがズレているということ自体が問題なわけですが…。


:ただ、その数字のおかげで、今までは「年の割りに落ち着いているね」と言われていた訳です。数字が追いついてくることで、その「年の割り」がなくなる事には注意しないといけませんよね。例えば、見た目恐い人がちょっと礼儀正しいくらいで好感を持たれたりするのはよくあること。僕の場合、数字のアドバンテージがなくなってくることには意識的になっておいた方がいい。


:最近、年のとり方には二つのスピードがあるように思うのです。


:ひとつは、個人の環境や経験がもたらす成熟。環境から得るもの、実体験から学んだものの蓄積ですね。


:で、もうひとつが毎年加算されていく年齢そのもの。30歳の僕には、29歳の僕に見えないものが嫌でも見えてくる。


:この二つが独立して進んでいき、そのバランスが崩れているときに「年の割りに…」と言われるのではないか、、、などと思ったりしています。


:特に後者の年齢によるもののほうは、如実に感じられるんですよ。僕の周りにも、「年の割りに」しっかりした考えを持った、大人びた後輩が何人もいます。彼らは、同世代の中にあっては明らかに成熟している。でもね、彼らと比べて特別な経験をしたわけでもないのに、僕は彼らの中にどうしても「幼さ」を見つけてしまうんですよ。「男はいつまでも子供だから…」という童心などとは違う、明らかに未成熟な部分。無邪気で、勢いの充満している部分。おっさんから加齢臭が滲み出てくるのと全く逆に、彼らからその部分が滲み出て見えます。ただ、その幼さを指摘したところで、おそらく彼らには理解されない。思い起こせば、同時期の僕がまさに彼らみたいだったですからね。


:年上から見れば、僕にもそういう未成熟な部分がまだあるんだと思います。昔は自分の中のそういう幼さをただ忌み嫌ってましたけど、今はそれをどう活かせるかとか、考えることがありますね。活かせるも何も、どこがどんな風に「幼い」んだか分かんないんですけど(笑)。 


:後で振り返って、「今ならあんな無茶なことできないよな~」という行動の原動力になる力。僕の中にもあるんですかね、まだ。 もう10年くらい無茶した覚えがないので、活かすのはなかなか難しそうなんですけど(笑)。