IHANOYA DIARY

2007年05月29日 仕事以外の席。

:クライアントさんと、大阪で飲んできましたよ。


:こうしてお仕事以外でクライアントさんに呼んでいただけるというのは非常に光栄なことで、今までご一緒したお仕事をひとまずは評価していただいてるんだなぁと、感慨ひとしおな訳です。あ、いや、別にこの日記をクライアントさんが見てるかもしれない、というんじゃなくてね(笑)。


:僕はフリーランスでお仕事してますけど、このフリーランスというのは業界内で非常に立場が弱いわけです。会社組織より小回りが利くというので納期のキツイ仕事が多いし、代理店を数社介しての仕事なんかだと取り分も少ない、しかも出来ないなら代替が利く…、と、「自由(フリー)」の代償はなかなかに大きいわけで。
:一方で、フリーランスに依頼すること自体がリスク視されている傾向もあるんですよね。今まで仕事をしたことのないクライアントと話すときなどは、「失礼かと思うけど、フリーランスには突然消える人も多いから…」なんてよく言われます。今日も「納品日に音信不通になった」とか「来社予定日に消息不明、数日後に勝手にキャンセル」といった話を聞いたんですが、「フリー」の意味を勘違いしている人は多いようなのですよ。


:そういう僕も、この前高熱を出したときは無力感に背筋が凍ったもんです。身内の危篤で、一旦受けた仕事を断ったこともありました。それこそ僕自身が即入院にでもなったら、意図せず音信普通になるでしょう。そう思ったら、明日どうなってるかも分からないわけですよ。改めてゾッとします(笑)。


:だからこそ、こうして酒の席に呼んでいただけるというのは、少しは信頼してもらっているというのが実感できる機会なんですよね。あぁ、人の情けが身にしみる…。

2007年05月28日 from イタリアの味。

cafelatte070528.jpg


:わがまち西院の、誇れるお店をご紹介。


:四条西小路東入ル(ウチのすぐ南)、二軒のラーメン屋に挟まれてほっそりと立つこのお店、実は本格派のジェラート屋さんです。名前は「caffellatte(カフェラッテ)」。いや、コーヒーはおろか少しならアルコールも飲めるお店なんだけど、名前は微妙に紛らわしい気がする(笑)。


:さっき、「本格派」と言いましたが、このお店はイタリア人のご主人と日本人の奥さんとで営まれているんです。しかも、ジェラートは新鮮さを第一に「作り置きナシ」が基本というんだから、これを本格派と言わず何と言う。


:で、もちろん味も本格的ですよ。


:特にフルーツ系がオススメ。さわやか~に口の中に広がる透き通った甘みは、まるでフルーツそのものを食べているかのよう。まさに果汁そのものを口に含んだようなみずみずしさ。ジェラートそのものは何度も食べてますが、このお店のものは文字通り新鮮な味でした。


:これからの季節、折に触れてここのジェラートの味が舌に蘇るに違いない! しかし、歩きながら食べるには近すぎ、持って帰る間には溶けそうな、家との微妙な距離がなんとも悩ましいのです…。

2007年05月27日 はまってしまってさぁ大変。

キャラウィールのナイト2000とエアウルフ。


:20代後半~30代前半なら、見ていた人も多いんじゃないでしょうか、「ナイトライダー」そして「エアウルフ」。


:ヤフオクを覗いたら、ホットウィール(アメリカのミニカー)のシリーズで発売されていたナイトライダー(ナイト2000)とエアウルフのセットが出ていたので、思わずヤフオク初挑戦してしまいました。案外デキもよくて、満足。


:リアルタイムで見ていた頃、僕は「エアウルフ派」でした。焦らしに焦らして、待ってましたとばかりに登場するのがエアウルフのスタイル。秘密基地から飛んでいくシークエンス、ひたすら盛り上がっていくBGMをバックに戦闘機を撃ち落し、クジラの鳴き声のような雄たけびを上げて勝ちを誇るエアウルフ…。かっこよかった…。必死にBGMを覚えて、登下校時に口ずさんでました。まだテープやレコードを買うなんて発想のない時代です(笑)。


:最近、タイミングよくレンタル店で両シリーズのDVDがレンタルされているのを見つけまして、今いそいそと順次レンタル中です(笑)。DVDを見た後、ずいぶん前に手に入れた両シリーズのBGM集を聴きながら仕事をしてます。もちろん、視界の片隅にはミニカーが入っているわけで(笑)。いや~、おっさん丸出しで「あの頃の映像が高画質で何度も観られるなんて、いい時代になったなぁ」とシミジミ実感してますよ。10歳の頃の自分に教えてあげたいくらい。


:勢い余って、8月ごろにはスゴイものも届く予定…。いや~、こういう散財は楽しいですねぇ(笑)。

2007年05月25日 病み上がり。

:倒れておりましたよ。


:先週ちょっと風邪気味でして、薬を飲んでたんです。で、それが治ったと思った矢先、日曜の夜に悪寒が襲ってきました。


:風邪の症状はないんですが、明らかに高熱が出てました。でもねぇ、僕は体温計の数字を見ちゃうと急に「病人」になっちゃう性分でねぇ(笑)。だからあえて熱は計りませんでしたよ。汗をかけば熱は下がるので、ベッドの上で布団を着込み、体をちぢこまらせて、ひたすら汗をかくことに集中してました。


:その後3日間くらいはグダグダの状態が続きましたねぇ。モニタ見るとめまいがするんですが、仕事はあるのでなんとか進めなくちゃいけない。いやー、今回ほど一人でやってる怖さを実感したことはなかったですよ。ホントに誰も代わりやってくれないんですねぇ。当たり前なんですけど。


:5月に暖房つけたり、初めて冷えピタ買ってみたりと色々やって、ようやく昨日辺りからマシになってきたようです。しかし冷えピタ、大人用のサイズが額からはみ出るんですけど…。思わぬところで、改めて自分のデコの狭さを痛感した今日この頃ですよ。

2007年05月20日 新商売道具:MSのNaturalマウス。

マウス、というか…。


:さて、昨日の画像を見て、後ろの一見どこにでもある(しかもピンぼけの)キーボードのことより、むしろ手前の変な物体のほうが気になった方がおられるかと思います。


:ええ、あれマウスです。


:ということで、後ろから見たアングルが上の画像。


:まぁこれを見ても何だかいまいち分からないかとは思いますが。


:マイクロソフト社の「Natural Wireless Laser Mouse 6000」。人間の手の形を考慮した、「エルゴノミクス」デザインのマウスです。通常のマウスのように上からではなく、横から手を添えるようにして持ちます。だからこんなカタチなんですね。


:マイクロソフトのマウスというと、個人的には「重い」というイメージがありまして。もう以前から敬遠してました。さらに今回はワイヤレスを買うというテーマがあったので、「ワイヤレス=ただでさえ重い」ということがありますから、もうそれはそれは敬遠しておりました。


:ただねぇ。


:このカタチが。


:もー、ギューッとこう、胸というかそのもうちょっと中の心臓というか、


:つかんじゃったんですね。


:つかんじゃったんですよ。


:かねてから、「エモーショナルに気に入ったものは、多少使い勝手が悪くても愛用してしまう」というイタリア人的な考えを持つ私ですからね、これはもう買うしかないな、と。


:机の上にあるコイツはですね、ちょっとマウスには見えないです。石というか、丸まる小動物というかね、一種独特の空気を漂わせながら、たたずんでいるのですよ。そして、それを持ってカーソルを動かす動作も、一種独特。マウスを動かしている感じじゃないんですね。石をこねくり回しているというか、なんとかロボの操縦桿を握っているというかね。マウスを換えると、少しの間パソコンの操作に新鮮さを感じるものですけど、今回ばかりは新鮮さというか、妙な違和感を感じている今日この頃です。


:「エルゴノミクス」デザインですが、個人的には慣れるのに時間が掛かりそうです。感覚的なものもそうですけど、これまでのマウスの形に慣れた右手も、異文化交流真っ最中な感じです、今。人によっては、エルゴノミクスな形に慣れるために肩が凝るような、本末転倒な場合もあるんじゃないでしょうか。それほど新境地な触り心地ですよ、コイツ。


:そうそう、肝心の重さは、それほどでもなかったです。これはうれしい誤算。電池は2本必要なんですが、1本でも動くらしいので、もっと軽くすることもできるっぽい(電池寿命は半分ですよ)。


:しかし、これに慣れたら、今度は普通のマウスに戻れなくなるような気もするな…。

2007年05月19日 新商売道具:エレコムのギアドライブ。

新しいマウスとキーボード。


:パソが新しくなり、妙にこだわってしまうマウスとキーボードも新しくしました。パソとモニタが「黒」になったので、一応それに合わせるという大義名分でして…。


:マウスにしろキーボードにしろ、今までどちらかというとインスピレーションというか、衝動的に買っていた部分がありました。結果、使いにくかったというケースが多かったのも事実(笑)。そこで今回は、ネットを駆使してユーザーの声を収集するという、今の時代的に正しい買い方をしてみましたよ。


:キーボードはエレコム製のギアドライブ式キーボード。非常に大層な名前ですが、キーの四辺にギアを搭載し、どこを押してもキーが真下に押される構造になっている…というシロモノです。
:今まで使っていたキーボードは、「A」を押そうとすると小指が「CapsLock」に触れてしまい、しょちゅう「A(全角)」が入力されるためイライラしたもんでした。それを考えると、まさに理想的な構造ではないでしょうか!
:見た目は僕好みの薄いキー(ノートPCに多いパンタグラフ式)。メカニズムの割りに値段も手ごろ。第一、僕はこういうコンピューターの力に頼らない、機械的な工夫を凝らしたモノが好きでしてねぇ…。「ゾイド」とか「トランスフォーマー」もそうなんですけど、構造の美というかね、人間の脳みそを使ってチマチマと構成されたものが好きなんですよ…。我ながら「男の子だなぁ」と思いますけど(笑)。


:使ってみた感想ですが、確かにキーはきちんと真下に押されます。キーを二つ同時に押してしまうことは少なくなったんじゃないでしょうか。前のキーボードでは、右側を強く押しすぎたためにエンターキーが斜めに傾いてしまったんですが、今度はその心配もなさそう(笑)。


:キーの感触はちょっと固め。個人的には、もう少し柔らかい方がさらにミスタイプを防げるのではないかと思っています。押したつもりが押せてない、ということが何度かあるんですよね…。ちなみに、この特異な構造のおかげか、普通のキーボードとは「音」が違います。キーボードというと、「カチャカチャ」という高い打鍵音がするのが一般的かと思うんですが、これは「ポコポコ」という低い音が鳴る(笑)。音そのものも大きくないので、環境によっては喜ばれるんじゃないでしょうか。


:構造のせいでしょうが、本体は厚くて重いです。ただ低い打鍵音もあって、それらが妙な高級感を醸し出してるような気がしないでもない。車のドアも、重くて閉めた時の音が低いほうが高級車ですし(笑)。ここら辺は印象次第ですが、付加価値と言えるかもしれませんねぇ。


:キーボードだけでテンションが上がってしまったので、マウスについてはまた明日書くことにします(笑)。


2007年05月12日 実写版トランスフォーマー。


:少し前、「夏にトランスフォーマーの映画があるんですよ」と僕が話し始めると、たいてい皆、「あぁ、あのオモチャの話か。けど言われても分からんよなぁ…」という感じの反応でした。


:まぁ、そりゃそうでしょう。


:ところが、それに続けて「総監督がスティーブン・スピルバーグでね…」と切り出すと、皆ガラッと顔が変わる(笑)。 いや、その反応が面白くて面白くて。


:もちろん嘘じゃないですよ。もうぼちぼち話題になってきてますが、今夏、日本でも実写版トランスフォーマーこと「TRANSFORMERS」が公開されます。総監督はスティーブン・スピルバーグ、監督は「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。上のトレーラーをご覧あれ…。縦横無尽に駆け巡るトランスフォーマー達の雄姿!


:「トランスフォーマー」は、元々日本で展開されていた「カーロボット」という玩具をアメリカに持っていったところ、コミックとTVアニメで人気が沸騰、続いて日本でもヒットしロングセラーに…という経緯を持つキャラクターです。日本が本場のウルトラマンやゴジラと違い、メディア展開ではアメリカのほうが先。実は日本とアメリカでまともに通用する稀有なキャラクターなのですよ。


:それだけに、今度の映画は期待大。追いつけ追い越せ、「スパイダーマン」(笑)。もちろん僕はもう前売り券を買いましたよ!

2007年05月09日 パソ様ご帰還。

眼前に立ちはだかる22インチワイド。


:さて、GWも明けて、パソ様もお帰りなさいました。


:見た目は変化のないパソ様に添えられた、「マウスコンピューター」のサポートセンター担当者のメッセージによりますと


「こちらの環境(他社製モニタ)ではエラーが出ませんでしたので、異常なしとみなし、返送します。」とのことでした。


:すげぇ…。


:すげぇよ、「マウスコンピューター」…。


:社名と自分の名前まで出して、アドバイスも分析もせずに送り返すなんてガキの遣いみたいなこと、僕にはできない…。
:僕の環境では相変わらずエラーが出ており、状況は何も改善されてないのですが、そんなことは見て見ぬ振りができるマウスコンピューター担当者の肝の据わりっぷりに脱帽です。


:ということで、遠くにいる素人に頼んでも意味がなかったので、PC関係に詳しい知り合いに聞くことにしました。知り合いいわく、グラフィックドライバとモニタの相性が悪いのではないかということで、グラフィックカードを購入することに。


:すると、映りましたよ! 1680×1050にして22インチワイドのモニタはやっぱりデカイ! ここに来るまでが長かったこともあって、感慨ひとしおです…。


:しかし今回は色々と反省しなければなりませんね。最初から自作でやってれば1日で組めていたでしょうし、組み立て済みを買うにしても明らかに店を間違えました。あてにならない素人に無駄に預けてしまったのも、結果からすると反省しなければなりません。


:ただ、グラフィックカードのことが勉強できたいい機会ではあったかもしれません。少なくともマイ神様はそうおっしゃってますよ(笑)。

2007年05月05日 名古屋を喰らう2。

名古屋城という名の資料館。


:友人と男3人、名古屋に行ってまいりましたよ。


:こうして名古屋に行くのも二度目。今回もテーマは同じく「食」です。進歩がない。
:前回は「味噌カツ」と「ひつまぶし」を食べた訳ですが、名古屋名物の食べ物はまだまだ色々ありますね。「手羽先」、「きしめん」、「ういろう」・・・、そんな中、今回のテーマは「あんかけスパゲティ」。ちょっと変化球で攻めてみました。


:向かうお店は「ヨコイ」。あんかけスパ発祥の店と言われる一軒なんだそうですよ。


:僕らは夏の日差し照りつける中、内心「でもこんな日に"あんかけ"は無いよなぁ」などと思いつつ、そこら辺はイベント気分でごまかしながら、名古屋の繁華街にある「ヨコイ」に到着しました。


:あれ?


閉まってますよ?


:5月5日。


:こどもの日。


:ゴールデンウィーク残りあと2日。


:そんな状況でこの店は休業日になってますよ…?





: ・・・。




:向かうお店は「矢場とん」。味噌カツの代表的な店の一軒なんだそうですよ。


:僕らは夏の日差し照りつける中、内心「でもこの前もここに来たんだよなぁ」などと思いつつ、そこら辺はイベント気分でごまかしながら、名古屋の繁華街にある「矢場とん」に到着しました。


:あれ?


:この行列はなんですかね?


:5月5日。


:こどもの日。


:そりゃそうですよね。みんな外に出ますよね。京都からノコノコ出てくるもんがいるくらいですから、見た感じ100人以上は並んでますけど、当然ですよね。





: ・・・。




:僕らは向かいにあったココイチに入りましたよ。ココイチは本社が名古屋ですからね。名古屋名物です。


:あぁ! やっぱりココイチはどこで食べても美味しいなぁ!


:(色んな意味で)もう一回来たいですね、名古屋!

2007年05月03日 大きなお買い物のその後。

:結局パソコンを買い替えを決断し、先月末にはネットで注文しました。

:今回、自作で作ることもできたんですが、GW中にサクッと新しい環境に移りたかったので、OS以外は組まれているパソを買うことにしたんです。買ったのは「マウスコンピューター」のモデル。


:注文から1週間ほどでマシンは無事到着。そして、今はもうこうして手元に・・・


ない。


:ありません。戻っていってしまいました。


:実は、事前に買っておいたモニタ(22インチワイド、1680×1050)との相性が悪かったのか、モニタの解像度が認識されず、800×600という脅威の低解像度で表示されてしまっていたのですよ。モニタがデカいだけに、800×600で映るアイコンはこれまたデカいデカい…。それはいいとして、これは初期不良かもしれないということになりまして、一旦サポートセンターの方に送り返すということになった訳です。


:結局、環境の移行もままならないまま、GWも後半の今日この頃…。うーん、失敗だったかも(笑)。