2006年02月11日 名古屋を喰らう。
:友人からのお誘いで、名古屋に行ってきました。目的はずばり【食】。名古屋名物の「みそかつ」と「ひつまぶし」を食べる、ただそのためだけの日帰り旅です。
:名古屋に行くのは、小学校の修学旅行で行って以来のことになります。実を言うと、名古屋出身の人には個人的にあまり良い思い出がないのですが(笑)、まぁそれは別としても特に行く機会がありませんでしたね。
:そういう訳で、いずれも縁のなかった名古屋名物「みそかつ」と「ひつまぶし」。友人がお店を知っているということで、もうホントに「おんぶに抱っこ」で連れて行ってもらいました。
:まずは昼食に「みそかつ」。行ったお店は「矢場とん」という店でした。薄めのサクサクとんかつに甘めのみそだれ。もっとコッテリしたものを勝手に想像していたのですが、実はさっぱりとした味わいでした。これは変な話、「名物」にしておくのがもったいない、日常的に何度も食べたい味です。でも、僕は最初に「元祖」を食べたからこう言えるわけですけど、市販のタレだと違う感想を抱くかもしれないですねぇ。
:食後は適当にぷらぷらとヒマを潰しました。友人のブログには書かれてあるかもしれないので、知りたい方はそちらで。(笑)
:そして夕食は「ひつまぶし」。こちらも元祖と言われる「あつた蓬莱軒」に行きました。純和風、奥ゆかしい造りの店構えにややビビリましたが、そこは「もうすぐお互い三十路なんだから」と意を決して店に入りましたよ。(笑)
:ひつまぶしには食べ方にルールがあり、それをきちんと守れば色々な味わいを楽しめるようになっています。まぁ、実際のところ「ちょっとかしこまったうな丼」だとは思うのですが、パリっと焼かれたうなぎは未知の食感でした。
:年をとるにつれ、嗜好が確実に「量より質」=「多少高くても旨いものが食べたい」という傾向になってきています。周りにもどんどん「食道楽」な人達が増え、しばらくの間にずいぶんと沢山の「旨いもの」を経験させてもらってきました。こうして「食」オンリーな旅を楽しむというのが、これからの定例イベントになっていきそうな気配ですねぇ。