IHANOYA DIARY

2006年12月10日 「フク」ざんまい。

ふくさま。


:下関に行ってきたんですよ。


:下関、冬、・・・となれば、これはもう「フグ」なわけで。フグ一点集中の一泊二日となりましたよ。


:父親が某元国鉄の社員なんですが、どの部署であれ、プラン旅行の売り上げも営業成績としてカウントされるんですよね。ということで、半分営業活動としての家族旅行です。まぁ、僕にとってはおかげでお金出さずにフグが食べられるわけでね(笑)。


:一日目は角島(つのしま)近くにある宿まで、遠路はるばる5本の電車を乗り継いで行くこととなりました。何せ電車を使うのが必須条件ですからねぇ(笑)。 山陰線(京都駅から繋がっている)最果ての「幡生駅」に着いたときは、「ここが山陰線の最終地…」と父が感慨深げでした。残り三人は、まだこれから2本乗り継ぐことに暗澹たる思いだったんですけどね…。


宿から見える風景。


:↑しかし、遠くまで来た甲斐あって、宿の窓からはご覧の風景が。晴れていれば、夕方には沈む夕日が真正面に見えるんだそうです。(ちなみに我々が行った日は雨で、これは翌朝の風景。)
:夕食のフグもキッチリ美味しかったですよ。メインは魚介の和風懐石なんですけど、そこにてっちり・てっさ・唐揚げが付くという構成でした。量もしっかりありまして、てっさなんぞは他のものを食べながら同時並行でせっせと食べていく、という感じでしたよ。
:遠いけど、満足だったお宿はこちら。「西長門リゾートホテル」というところです。施設も接客もよかったですねぇ。不満といえば、備え付けの自販機が軒並み「10円玉釣切れ」で買えなかったことくらい…。


:翌日は、巌流島も壇ノ浦も無視して「唐戸市場」へ。ここは、朝は市場、昼は新鮮な魚で握った寿司が並ぶ露店市になるんです。揚げたてのフグの唐揚げを堪能したあと、脂がのってテッカテカの寿司に目移りしながら、最後にドーンと行ってみた一品がこちら。
大トロ。

:一貫600円の大トロ!(笑)
:シャリの何倍もの大きさのネタ、うっかりすると巻き寿司になる大きさです。味はですねぇ、ただただ濃厚でしたね。脂っぽいのは当たり前なんですけど、牛の霜降りのようなギトギト感ではなくて、口の中でサッと溶けてしまいましたね。おかげで妙に硬かったシャリの印象が残ってしまったくらい(笑)。


:一泊二日のコンパクトな家族旅行は、この後周辺をうろついてから(見るものが特になかった…)家路に着きました。
:ちなみに現地ではフグのことをあえて「フク(=福)」と呼ぶそうで。個人的に今年はどうにもさっぱりだったんで、来年のために福も腹に入れときたいもんです。(締め方がそろそろ三十代)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://iha124.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/487

コメント

コメントを投稿

※内容確認のため、コメントが実際に掲載されるまでに時間が掛かることがあります。投稿ボタンを何度も押したりせず、掲載されるまでお待ち下さい。