IHANOYA DIARY

2006年01月20日 三者三様。


:大学生の頃、3人のシンガーソングライターの歌ばかりを聴いていました。槇原敬之、大江千里、KANです。
:槇原敬之は、恋に憂う心に同情してくれていました。大江千里は、恋に憂う僕を、どこまでも切なくぎゅうぎゅうに締め付けてくれました。KANは、恋に憂う僕の前でピエロになってくれました。
:あれからおよそ10年。
:槇原敬之は、気が付けば説教臭いオジサンになっていました。彼にもある時、誰もが知っている真実が見えてきたのでしょう。それを何度も何度も僕に聞かせてくれています。
:大江千里は・・・、何をしているのでしょうか? と思ってHPを見たら、とりあえず歌は歌っているようでした。NHKで顔を見るようになってから、逆にあまり歌を聴かなくなっていたような気がしますが。
:そしてKANは・・・これがまた、元気です。しばらくフランスに留学していたらしいですが、ようやく帰国して今や立派なHPまで出来ています。しかし、どこの世界に「ラーメンの世界」やら「世界のレストラン」なんていうコンテンツを設けているシンガーソングライターがいるでしょうか。ツアーの名前が「弾き語りばったり #3 新春シャンションショー」だったりするところも、これまた健在ぶりを示しています。
:その上KANは、新しく始まるドラマの主題歌を担当するらしいのです。そのタイトルたるや「カレーライス」。もう月9なんてどこ吹く風、の勢いです。そう言えば、ちょっと前に誰かが「チキンライス」という歌を出した気もしますが、カレーライスとチキンライスとは違う料理です。
:KANは元気です。僕自身が年を取るにつれ、真面目に見せかけといて徹底的にふざけるKANの生き様は、お手本のようにすら見えてきました。なんだかんだで大学時代の友人が生涯の友人となりそうですが、KANともまた永い付き合いになるんじゃないかと思うのです。

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