IHANOYA DIARY

2005年08月22日 せつなさ全開。


:今日も今日とてジムで体をいじめてきました。だいぶ筋肉痛にも慣れてきた今日この頃ですが、今日は結構みっちりいじめたはずなのに、何故か全く痛くない。それがとても不気味です。
:さて、GOING UNDER GROUNDがまた良い歌を作ってくれました。タイトルは「きらり」。夏の終わりを強烈に感じることの出来る、センチメンタルな一曲です。
:この曲のPVが、またイイ。車窓を流れる、何の変哲も無い風景。その場所場所で思い出を重ねて…という感じで、好きな人と別れて間もない今の自分と、好きな人と一緒にいた頃の自分がリンクしていく、そんな切ない作りになっているのです。「車窓を流れる何の変哲も無い風景」という映像は個人的にとてもツボで(「くるり」にもあったね。ツマブキが出てるやつ)、それだけでもタイムリーヒット的な喜びがあったのですが、その景色の中に自分を見るという、この自慰的かつ自傷的な物思いは自分にも経験があるので、ここにきてホームラン的にドカンと胸打たれた訳です。いままでの作品にしても、ホントにGOINGのPVは良作揃いだ。
:さて、この「夏の終わりの切なさ」に満ち満ちた一曲を聴くたびに思うのです。「愛」と語らずに愛情を伝えられるってのは大切だよね、と。あんな胡散臭い言葉を使ってしか思いを語れないという「幼稚さ」は、少なくともGOINGには無さそうです。GOINGの歌は、具体的な言葉を並べて抽象的な世界を描きながら、聴く物に感情の機微を感じさせようと必死になっているかのように聞こえます。その思いのこもった詩が、僕は好きなんですよ。
:年齢は彼らのほうが1~2年下ですけど、同時代を生きてく喜びのようなものを感じていますね。

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