IHANOYA DIARY

2005年08月15日 それいけぼくらの鳥取砂丘。

これが砂丘だ!(あれ?右下にアンパンマンが…)
:毎年恒例の、友人達との夏の旅行。今年は前にも書いたように、鳥取に行ってまいりました。
:日程は、昨日と今日。つまりは8月の14日と15日という、里帰りでもないのにわざわざ帰省ラッシュに突撃するという、酔狂なスケジューリング。しかしながら京都人的感覚で言えば、16日の五山の送り火をもって夏は終わるもの。まさにその、夏の最後の最後、燃え尽きる瞬間を楽しめるスケジューリングだという風に、ここは解釈しておきたいと思うのです。実際は大人の事情なんですけどね、ええ。
:このところ、京都では毎日にわか雨があるような天候だったのですが、幸運にもこの旅行は好天に恵まれました。雨には遭ったのですが、いずれも室内や車内で、目的地では夏の空の下、観光を満喫できましたよ。
:大山・米子・砂丘と巡る旅でしたが、何をおいても砂丘を語らねばなりますまい。鳥取と言えば砂丘。砂丘と言えば鳥取。梨は少し季節外れ。
:砂丘は、思っていたよりもずっとスケールの大きなものでした。どこまでも続く砂、そして地平線。砂のベージュ色と空の青との明確なコントラスト。自分という一個の人間が、とてつもなく大きなキャンバスに誤って落とされた一滴の絵の具であるかのような、そんな錯覚…。たとえそれが文化遺産であっても、人工的に作られた観光地ではこのような感動はなかったでしょう。
:ね、だからね、そういう自然の芸術に、落書きとかしちゃいけないよ、やっぱり。相合傘とかたくさんあったし、意味不明な大きさで「」とか書いてあったりしたり、現に我々も参加できなかった友人へのメッセージを書いてきたけどね。上の写真も、せっかく良いアングルだなぁと思ってたのに、右下にアンパンマンがいる。これが悔しい。
:久々に感動を味わった後は、バッチリと渋滞を味わい、キッチリお返しをされた後、グッタリと帰ってまいりました。車窓から見える京都タワーは、京都人の心を癒してくれます。ええ、私には聞こえましたよ、「お帰り」の一言が…。
:そういう訳で、明日は京都の夏の終わりを堪能する予定です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://iha124.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/93

コメント

コメントを投稿

※内容確認のため、コメントが実際に掲載されるまでに時間が掛かることがあります。投稿ボタンを何度も押したりせず、掲載されるまでお待ち下さい。