IHANOYA DIARY

2005年05月13日 || 今年"最初の"甲子園。 ||

金本選手がバッターボックスに入りました
:2003年8月30日、あの福原投手復活登板以来、久々に甲子園にやってきました。
:我がタイガースの本日の対戦相手は、"プロ野球改革元年の象徴"と言われる楽天ゴールデンイーグルス。ここまで、開幕前に不安視されていた「シーズン100敗」の可能性もジワジワ現実味を帯びつつある現状があり、また、かつて阪神に在籍したことのある選手も多く、親しみを感じる部分はありますが、敵は敵。今日は勝ってもらわないといけません。
:おまけにこの日のゲームは、セパ交流戦の甲子園開幕戦。阪神タイガースは、79年から使用されていたユニフォームを復刻させ、ホームゲームでのみ着用するという粋な演出を用意していました。
:知り合いの方たちと男3人で夕方に集合し、甲子園前のダイエーで夕食などの買い物を済ませ、意気揚々と17時半頃には球場入り。今回は3塁側、本来は楽天ファンのほうの席になる訳ですが、そこはさすが甲子園、周りは黄色一色です。(笑)
:試合は阪神・安藤、楽天・一場の両先発で始まりました。楽天の一場投手は、昨年阪神が自由獲得枠の筆頭に上げながらも、不正な金銭授受が明るみになって獲得を断念したという経緯があります。それだけに、何としても勝たなければいけない相手と言えるでしょう。
:阪神はシーツのタイムリーで先制するも、その後すぐに追いつかれる重たい展開。間髪いれずに1点勝ち越すことには成功したのですが、それ以降はどちらの投手もパッとしない、見ててイライラの募る試合展開がしばらく続きました。
:試合が再び動いたのは6回裏。この回阪神は代打・代走をつぎ込み、4点ビハインドにまで持ち込みます。その後は藤川投手をはじめ、磐石の投手リレーで楽天を押さえ込み、8回裏には今岡選手のレフトポール直撃の3ランも飛び出し、終わってみれば9-1の快勝となりました。
:三振を取れば手をたたき、ヒットを打てば「おっしゃー!」と叫び、フォアボールを出せば「あ~~」と嘆く。家で一人でやっていることが、球場では皆で出来る。皆、野球観戦はおんなじやり方なんだな、という発見が一体感を生みます。これだから、球場での観戦は良いですね。
:ところで、僕らは3塁側で観ていた訳ですが、今岡選手のHRは、まさに目の前を真っ直ぐ飛んでいきました。ファールラインとボールの位置を確かめながら目で追い、「これはファールじゃないか」と不安に感じたその直後、ボールは目前のポールに激突。一瞬の静寂を置いて、ファンの拍手喝さいが吹き荒れました。僕も直撃を確認して立ち上がり、拍手の後に万歳三唱。この瞬間は本当に気持ちが良くて、あのスローモーションの光景は目に焼きついています。
:まだ5月、ペナントレースは始まったばかり。優勝の年は2度観戦に行きましたが、今年もまたもう一度行けるようにと祈っています。

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