IHANOYA DIARY

2006年12月31日 最後は反省。

一心不乱な猫。


:そろそろ今年も終わります。


:今年は…、個人的にはあんまり良い年ではなかったかなぁ。
:何より、仕事以外で新しい出会いがひとつも無かったというのは反省点。昨年までの交流関係を越えることができなかったんですよ。
:会社勤めじゃないから、その気になればこのまま交流関係を広げずに、仕事のゲートだけ開いて生きていくことも可能でしょう。でも、おそらくそれは人生的に致命的(笑)。とは言え、サークルとかで群れるのは好きじゃないから、やっぱり現状の交流関係からジワリジワリと広げていくしかないかなぁ。来年はちょっとがんばります。


:来年は、少なくとも今年よりはいい年でありますように。

2006年12月29日 年の瀬になって。

初雪。


:京都にも、今冬はじめての雪が降りました。


:そんな今日は、今まで行っていたジムの最終日。一年半ほどしかいなかったので、それほどの感慨もなく。来年からは新しいジムです。


:一年もあと二日というところになって、何もかもが節目に向かって収束していきます。そして一瞬の静寂のあとで、また何もかもが始まっていく。


:冬至も過ぎてから、ようやく冬を実感できました。

2006年12月27日 形ばかりの。

:キリよく仕事が一つ片付いたので、一応、今日で仕事納めという感じかな、などと思っておりまして。


:いや、おかげさまで年をまたいでやってる仕事もあるのですよ。まぁ、量的にはのんびりやれるかな、と思ってますが。ただデザインばかりだから、場合によっては悩むこともあるかもなぁ。ちょっとリスキー(笑)。


:ということで、もちろん明日も仕事はしてますが、気分的には納めてしまいました。時間を(いつもより一層)自由に使っちゃうよ? 大掃除もしちゃうよ? と、今は少しウキウキなのです。

2006年12月21日 29歳のリアル。

:ちょっと前、大学時代に撮ったプリクラが不意に出てきまして、面白いんで知り合いに見せたんですよ。そしたら、それを見て開口一番「若いですねぇ!」と驚かれたんですよね…。


:もう6年も7年も前のものだから、当たり前っちゃー当たり前なんですけど、正直自分としては意外だったんですよ。毎日鏡で見るぶんには老けていってるのは分からないし、ましてやプリクラを見ても自分としてはそんなに変わったように思ってなかったんですよね。髪型も万年変わらないし、まぁちょっとヒゲが生えたくらいで、そんなに大きな変化もないはずで。どこがどう老けたんだか、釈然としない。


:僕はあんまり自分が写真に写ることがないんで、それ以降も何となく消化不良のままでした。ところが、先日ジムの入会の際に証明写真を撮ったんですよ。そこで久しぶりに写真に写った自分を見たんです。


あー。


:ハイハイ、来てますね、これは。もうドコとかじゃないですね。顔全体に「老い」が覗いてます。確かに、三十路に片足踏み入れた顔してますね。


:29歳になって半年。いよいよ折り返し地点を曲がりましたよ。

2006年12月20日 来年からは、ひとすじ南。

:新しいジムに、入会の申し込みをしてきました。


:今度のジムは、筋トレマシンの充実に加え、リラクゼーション施設がホントに豊富。トレーニングした後に高級マッサージチェアで体をほぐしたり、ゆったりコーヒーでも飲みつつ雑誌を読んだりなんてこともできます。トレーニング後にそのままそこで仕事、ということも可能かと。まぁあのノートPCは持って行くだけでトレーニングだ、っちゅう話もありますがね(笑)。ちなみにあのノートPC、いまやデスクトップでメインマシンと化しています(笑)。それについてはまた。


:今までのジムでは知り合いがいたので、トレーニング方法に関しては全て周りに聞いてました。ただ、今回からはプロのインストラクターさんに逐一聞いていこうかと思ってます。ジムに通い始めてから1年半で、筋肉は確かに付くところには付いたんですけど、そろそろやり方を変えないと、それも正しいやり方に変えないと、満遍なく付かないように思うんですよね。今のジムはマシンの新規導入や入れ替えが待てど暮らせど行われないので(これは怠慢)、頻繁に導入・入れ替えをするジムへと環境そのものを変えようと思ったわけです。


:なんと言うか、自分の中ではまだ漠然としているんですけど、こんな風に「一度まっさらに戻して、また学びなおす」という姿勢が、今後のテーマになってきそうな感じはしてるんですよ。何事にもね。

2006年12月17日 頭の中のデフラグ。

アスファルトに敷かれたイチョウ。


:12月も半ばを過ぎたというのに、暖かめの日が続く今日この頃。
:一転、今日は木枯らしが吹いて、かろうじて残っていたイチョウの葉がきれいさっぱり落ちてきました。これで街の色合いは黄色からグレーへ。いよいよ本格的に冬です。


:冬になると毎年テンションが上がるはずなんですが、今年はどうもイマイチ盛り上がってきません。原因を色々と考えているんですが、どうも冬に至るまでの過程にあるのかなぁと思ったりもしています。


:フリーになって時間は自由に使えるようになったんですが、今度は何をしてても常に仕事がくっ付いてくるようになりました。いつでも自由な時間だし、同時にずっと仕事の時間です。まぁ分かってはいたことですが、頭で分かってるのと実際体験するのとはやっぱり違うものですね。
:頭の中の空間に、ランダムに仕事のことが紛れ込んでいて、純粋なプライベート空間がなくなっているようにも思います。それが、情緒的になれない一因かな、とも思うのです。
:フリーになって1年半。「3年間は駆け出し期間」と思っていますが、2年を過ぎる来年は、頭の中の区分けがテーマでしょうか。


:フリーになってからというもの、あの「デジャヴ」のような自律神経失調症もなくなり、ジムに行ってることもあって、精神も体もすこぶる順調です。あとは、もう一押し何かがあれば、楽しく30代を迎えられそうなんですけどね(笑)。

2006年12月10日 「フク」ざんまい。

ふくさま。


:下関に行ってきたんですよ。


:下関、冬、・・・となれば、これはもう「フグ」なわけで。フグ一点集中の一泊二日となりましたよ。


:父親が某元国鉄の社員なんですが、どの部署であれ、プラン旅行の売り上げも営業成績としてカウントされるんですよね。ということで、半分営業活動としての家族旅行です。まぁ、僕にとってはおかげでお金出さずにフグが食べられるわけでね(笑)。


:一日目は角島(つのしま)近くにある宿まで、遠路はるばる5本の電車を乗り継いで行くこととなりました。何せ電車を使うのが必須条件ですからねぇ(笑)。 山陰線(京都駅から繋がっている)最果ての「幡生駅」に着いたときは、「ここが山陰線の最終地…」と父が感慨深げでした。残り三人は、まだこれから2本乗り継ぐことに暗澹たる思いだったんですけどね…。


宿から見える風景。


:↑しかし、遠くまで来た甲斐あって、宿の窓からはご覧の風景が。晴れていれば、夕方には沈む夕日が真正面に見えるんだそうです。(ちなみに我々が行った日は雨で、これは翌朝の風景。)
:夕食のフグもキッチリ美味しかったですよ。メインは魚介の和風懐石なんですけど、そこにてっちり・てっさ・唐揚げが付くという構成でした。量もしっかりありまして、てっさなんぞは他のものを食べながら同時並行でせっせと食べていく、という感じでしたよ。
:遠いけど、満足だったお宿はこちら。「西長門リゾートホテル」というところです。施設も接客もよかったですねぇ。不満といえば、備え付けの自販機が軒並み「10円玉釣切れ」で買えなかったことくらい…。


:翌日は、巌流島も壇ノ浦も無視して「唐戸市場」へ。ここは、朝は市場、昼は新鮮な魚で握った寿司が並ぶ露店市になるんです。揚げたてのフグの唐揚げを堪能したあと、脂がのってテッカテカの寿司に目移りしながら、最後にドーンと行ってみた一品がこちら。
大トロ。

:一貫600円の大トロ!(笑)
:シャリの何倍もの大きさのネタ、うっかりすると巻き寿司になる大きさです。味はですねぇ、ただただ濃厚でしたね。脂っぽいのは当たり前なんですけど、牛の霜降りのようなギトギト感ではなくて、口の中でサッと溶けてしまいましたね。おかげで妙に硬かったシャリの印象が残ってしまったくらい(笑)。


:一泊二日のコンパクトな家族旅行は、この後周辺をうろついてから(見るものが特になかった…)家路に着きました。
:ちなみに現地ではフグのことをあえて「フク(=福)」と呼ぶそうで。個人的に今年はどうにもさっぱりだったんで、来年のために福も腹に入れときたいもんです。(締め方がそろそろ三十代)

2006年12月05日 今日も床屋はマイウェイ。

:行きつけの床屋を訪れると、おやじさんは店内でビデオデッキの修理中でした。


:今日も今日とて、マイウェイ。来店する時は、たいてい「ネットサーフィン」か「何かを修理中」かのどちらかがウェイティングスタイルな床屋のおやじ。
:ちなみにネットサーフィンの方は、店内に備え付けたデスクトップパソコン(Win98)でヤフーオークションを満喫中。最近の客とのトークはもっぱらオークション。


:今日は「ジャパンネット銀行」と言いたいところを、何度も「ジャパネット」と言っておりました。ちょっとそれは流暢すぎかもしれません。おかげでこちらの頭では、そのたびに高田社長が「どーですか、みなさん!」と裏声で絶叫していましたよ。

2006年12月04日 寄る年波。

:体調もだいぶ回復してきました。明日から食事も普段と同じものに戻せそうです。


:全然食べてないのに、ずっと胃が張ってる感じだったんですが、深夜になって久々に空腹感がやってきました。いや~、なんだか懐かしい(笑)。こんな時間から何も食べないですけど、今むしょうに食べたいものが一つあるんですよ。それは…


かりんとう…。

2006年12月03日 全身グダグダ。

:実は木曜の夜、ひどい下痢嘔吐に見舞われましてね。もう上から下から(汚くてすみません)出し尽くしましたよ。
:たぶん熱も出てたと思います。下痢と嘔吐は出してしまえば収まりましたけど、寒気とダルさがひどくて、眠れたのは日が昇る頃でした。


:翌朝の朝刊の一面に「京都市でノロウィルスが例年の10倍発生」という見出しを見て、ゾッとしましたよ。病院へ行ってないので、結局ノロなのかどうか分かりませんけど、ノロは対処法が今のところないみたいだし、結果としてはどっちでもいいです(笑)。
:で、昨日はひとまず体調も回復基調で、書いたようにユーノスを点検に出してきた訳です。そこまでは良かった。


:ところが夜に、今度は頭痛が襲ってきましてね。月に一度くらいは頭痛がある「頭痛もち」なんですけど、昨日のはキツかったなぁ。またよりによって夕食時に襲ってくるもんだから、食べるに食べられない、でも食べなきゃ薬が飲めない(薬は食後服用)っていうことで、もー苦しかったです。


:で、今日ですけど、おなかのほうはだいぶ回復してきたように思います。ただ、まだ食欲はないですね。全然食べてないけど、空腹にならない。あと、頭痛は治りましたけど、微妙に風邪の気配がします。下痢とかも風邪のせいなのかなぁ。症状が時間差あるのは不思議だけど…。


:ということで、非常にグダグダな週末でしたが、どうもこの流れのまま月曜を迎えそうな感じです。

2006年12月02日 次の春までに。

eunos061202.jpg


:友人の納車を見届けた週末、ユーノスも今年最後のイベントを迎えましたよ。


:法定12ヶ月点検とオイル(&フィルター)交換です。いやまぁ、そんなに大層なことでもないですが(笑)、ユーノスさんもスッキリした形で一年を終えましょう、ってことでね。来年で干支が二周り目になる13年目ですからね(おっさんくさい)。
:友人の新車購入で「ユーノス・愛」が再燃していた訳ですが、プラグコードも交換したし、オイルもフィルタごと替えたしで、ひと段落といったところでしょうか。もちろん後はほったらかしという訳ではなく、次のオープンの季節に向けて、常に何がしてやれるかを考えつつ過ごしていこうと思ってますよ。


:点検を終えた後、ドライブがてら市内の北部(丸太町以北)をグルッと一周してきました。白川通りを、イチョウが舞うなか走ったのは心地よかったなぁ…。フロントガラスを横切るイチョウの葉、幹の焦げ茶色、そして背景の町並み。それがいかにも晩秋の色合いで、少ししみじみとしてしまいました。まぁ、屋根を開けてたら大変なことになってたでしょうけど(笑)。


:屋根を開けるのは、春までお預け。でもその春には、ちょっと計画していることがあるんです。実現できるかどうか分かりませんが、一度はやっておきたかったことを、やってみようと思っています。とりあえず今は、いい春を迎えられるようにがんばらなくてはね。