あれは先週末のこと。
朝、元気にエサくれするおはぎさんを見て違和感を覚えました。くちばしの向かって左側が、何やら複雑な形状になっています。
エサは少し置いといて、奥さんを呼んで観察。くちばしの中にまるで歯が生えてるみたいに、二重構造に見えるのです。
とりあえずおはぎさんを水から出し、さらにまじまじと観察。どうやら下のくちばしが一部欠け、その欠片が「上のくちばしの内側」と「上あごの張り出し(口内の天井部分)」の間に挟まっている状態です。
病院は休診日だけれど、幸いなことに出血はないので、ひとまずピンセットで欠片を取り除いてみることに。
手先が器用な奥さんに処置をお願いしましたが、おはぎさんのアゴの力はかなり強く、まず口を開けさせるのに難儀しました。アゴの筋力は顔の大きさに見合うだけのものがあります。
悪戦苦闘の末、パチンという音がしてなんとか除去完了。音からすると、かなり深く食い込んでいたようです。下あごの欠けた部分以外は損傷もないので、どうやら成功の模様。
おはぎさんのくちばしは他の子に比べて薄く、これまでも上のほうが欠けていることはよくありました。ただ、下のほうが欠けたのはおそらく初めて。夜の間に、水槽内の何か固いものを噛んだんだと思います。夏場で水温が高くなると、亀が妙にアグレッシブになることもありますからね。
それにしても、おはぎさんの負傷は今年に入って2度目です。前回は誕生日直前の4月でした。
ありがたいことに病気はないのですが、これまで何かと怪我の多いおはぎさんです。
処置のあとも、前回の出血のときのような怯えた様子はなく、モリモリとエサを食べる日が続いています。固い乾燥エビも問題なく食べていることから、痛みはない様子。
とにもかくにも、おはぎさんの立ち直りが早くて安堵しました。あとは無事にくちばしが伸びて、一日も早くかわいいお顔に戻りますように。
▼ なぜおはぎさんだけ薄いのか。
- 記事公開日:2020年08月23日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: おはぎ(どんちゃん), 亀のケガ, 亀の飼育記録
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見た目上は細かな違いなのにそれを見抜いた事に普段から愛情注いでいることが伝わってきます。
夏の亀は元気なのはいいですが元気がよすぎて怪我につながるのがタマにキズですね(;^_^Aどんちゃん、お大事に
ありがとうございます。(*^-^*)
今もよもぎの様子を見に行ったら、植木鉢のスキマから
無理やり顔を出そうとしていて焦りました(;^_^A
普段なら何ともない備品が、夏は怪我のもとになったりしますね……。
おはようございます。
おはぎさん、大事に至らず何よりでした。
ウチのコは殆ど物をかじるのを見たことや、それらしい音を聞いたことは無いのですが、エサをあげると偶に浮いたエサには目もくれず、勢い余って指を狙って口をパクパク…そして無惨にもエサが水面で散らばって行くという…。
足場がない場所でも水面からかなりの高さまで立ち泳ぎをするのでヒヤヒヤします(^_^;)
夏の食欲がそうさせるのでしょうが、思わず「エサはこっちこっち」と声が出てしまいます(笑)
元気があるのは良いことですが本当に怪我だけは(飼い主の怪我も)心配ですよねぇ。
たまに元気が有り余って、暴発することがあるんですよね~(;^_^A
怪我はしてほしくないんですけど、これはもうこの時期は仕方ない部分も
あるので、出来る範囲は先回りして防いでいくしかなさそうです。
ちなみにウチの三匹も、ご飯の時は指ばかり見てきます。(*^-^*)
お腹が空いてると、僕らの顔じゃなく手を見てきたり。
鼻先にエサがあるのに指の方へ寄ってきたりして、
動物として大丈夫かと不安になりますね(笑)。
どんちゃん。。。
大事に至らず安心しました。
でも、とても勉強になりました。
確かに、うち費に来て2年半、成長してるからーと思っていましたが、この季節は確かに元気有り余っていて、怪我のもととなることあるんですね。。。
冬は水温が低くなりがちで心配になりますし、
夏は水温が高くなりがちで元気がありすぎて心配になります。(;^_^A
そして季節の変わり目は何かと不調なことが多いという……。
改めて考えると、ほぼ一年中心配事が絶えないですね。(・_・;)
ひとつひとつ、乗り切っていきましょう~。