おいでよおはぎ。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

おはぎ、はよこっちおいで。

エサの時間に、おはぎを手招きする機会がよくあります。

下の二匹は僕らが呼ばなくても必死の形相で視界に入ってきます。僕らが前にいる限りエサくれを続けるので、目を逸らしたスキにその場を去らないといけません。

でも、おはぎはと言うと、せっかくのエサの時間なのにしょっちゅう僕らの視界から消えます。例えば、大きなエビをくわえて口が閉まらず、慌てて暴れまわったり。また、隣でエサくれするよもぎの振動にビックリしてパニックを起こしたり。はたまた、自分のエサが後回しにされたことに怒って植木鉢に引きこもったり。とにかくもう、平穏に食事を終えることが珍しいくらいです。

そんなとき、僕らはおはぎを手招きで呼びます。

それでもおはぎはなかなか戻ってきません。ようやく戻ってきたとしても、僕らの顔色をうかがうばかり。なんとかエサに首を伸ばしても、僕らをチラチラ見ながら、食べるまでにじーっくり時間を掛けます。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

そうこうするうち、下の二匹はエサを食べ終えて再びエサくれを始めるので、やむを得ず余計にエサをあげることにもなるのです。

ハッ、下の二匹が太り気味なのは、実はおはぎのせいなのかも。

どうなんでしょう。

あと三か月で5歳になるおはぎは、相変わらず我が家でいちばん手の掛かる子です。

 

▼ おはぎは手招きのジェスチャーを理解してきた気がします。

記事データ

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コメント

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“おいでよおはぎ。” への6件のフィードバック

  1. 虎太朗 より:

    以前口内炎になったドロガメのことでコメントした者です。
    ひと月余りの通院治療の結果、また元気に餌を食べるようになりました。
    途中回復の兆しが全く見えず、くじけそううな時にIHANOYAさんの、亀の力を信じて、という言葉を思い返し治療を続ける事ができました。
    もしあずきちゃんのブログに出会ってなかったら結果はどうだったのだろうかと思うと、治ったのは奇跡だったのかもしれません。
    本当にありがとうございましたm(_ _)m

    • IHANOYA より:

      よかった……!
      あずきの時のことを思い出し、涙が出そうになりました。
      ずっと気になっていたので、本当に嬉しいご報告をいただけて安堵しています。

      夜中など、何もしてあげられない時間に一匹で闘っていたことを想像すると、
      胸が苦しくなります。虎太朗さんのドロガメさん、よく頑張りましたね。
      虎太朗さんも本当にお疲れさまでした。(^-^)

  2. すみこ より:

    こんばんわ♪
    おはぎさんは慎重なんですね。
    実はウチの子も最近、エサへの反応が鈍くなったような気がします。
    角の一か所にに常にまとめるようにしてあげると完食しますが、放置していると2、3口でそのまんまということもあります。警戒しているというより「面倒くさがり」なのかもしれません↓↓↓
    そのくせ(食事後)目の前でバタついたかと思えば水槽の縁で懸垂を始めて、暫くタオルに包んで手のひらに乗せてあげるまで何回も繰り返すものですから、理解に苦しみます(笑)
    ただ困ったことに・・・そんなモジーのわがまま行動に振り回されながらも親バカ度は増すばかりです(^‐^;)

    虎太朗様 はじめまして。
    私もIHANOYAさんのブログにいつも助けていただいております。
    愛亀さんが元気にご飯を食べられるまで回復して本当によかったですね。

    • IHANOYA より:

      おはぎは何だか、エサを食べたいんだけど、エサ以外のことが
      いろいろ気になって集中できないみたいに見えます(笑)。
      この水槽には自分しかいないということに、
      そろそろ気づいてもらいたいものです……。(-_-;)

      モジーさんはすみこさんの愛情を一身に注がれているから、
      ちょっと甘えん坊になっているのかもしれませんね。
      食事よりもすみこさんの気を引くことに夢中なんでしょうか。
      とても微笑ましいです。(^-^)

  3. マロン より:

    虎太郎さんのコメント、泣きそうになりました。
    元気になって本当に良かったです!
    IHANOYAさんは亀ちゃんたちの様子だけじゃなく、飼う側の気持ちの持ちようの大切さをいつも教えてくださってる気がします。

    • IHANOYA より:

      ありがとうございます。(^-^)

      ただ、僕ら夫婦は動物とまともに暮らすのが初めてということもあり、
      「こういう気持ちになるのか」「こういう心境変化があるのか」ということに
      いちいち驚きながら、それをただ記録しているような感じです。(^^;

      書く際に、「飼育」として正しいのかどうかは常に不安があるので、
      そう言っていただけるのは、すごく安心します。

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