春の陽の中、水換え中。
こちら京都では桜のピークも過ぎまして、春と初夏の境目に入ろうかなという時期になりました。亀たちの水槽周りでも衣替えの時期。保温電球を外して、ぼちぼち10日くらいになります。
この冬は三匹とも食欲も便通もしっかりあって、たくましく寒さを乗り切ってくれました。ごちそうを食べる機会もたくさんあったけれど、そのあとで好き嫌いを言うことも久しくなくて、みんな大人になったなぁと感慨深いです。
さて、ウチの「食いしん坊」と言えばよもぎなんですけど、そのよもぎを圧倒する勢いでこのところ食欲を爆発させている子がいます。おはぎさんです。
朝や夕方、エサの時間が近づいてきた頃合いになると、僕らが視界に入った時のおはぎさんの反応が早い早い。いつもは慎重にじっくり動いてるのに、この時ばかりは別の亀になってます。そして、瞳をキラキラと輝かせ、大きな顔で期待の圧力をかけてくるのです。
実際にエサとなると、今度は慌てっぷりがすさまじい。とくにエビはもう、大興奮です。一つ食べては次、また次と、大忙し。エサをあげている側がちょっと怖くなるくらいの迫力です。
水槽のフチに手をかけ、水上に身を乗り出し、必死の形相でエビに食らいつく。でも基本的にどんくさいので、たいてい目測を誤って水中にダイブします。当のおはぎさん自身がそれにびっくりして、手足をバタつかせて大暴れ。荒れ狂う水面、そして飛び散る水滴。他の二匹も振動に驚いて食事をやめ、僕らも悲鳴をあげながら水滴を避ける。ただのエサやりが地獄絵図です。
これまで指からエサをあげたことなんてほとんどないのに、おはぎさんの視線はなぜか指にくぎ付け。威嚇もしないおはぎさんに、いつか指を噛まれそう。
なんとかお箸の先にエビがあることに気づいても、基本的に不器用なので、たいてい目測を誤ってエビを落としてしまいます。消えたエビを探そうともせず、次のエビを求めて暴れるおはぎさん。こちらが水面を漂うエビを箸で拾おうにも波が激しく、興奮したおはぎさんはエビに気づかないまま。そうこうする内に他の二匹も待ちきれずに暴れ出し、ただのエサやりが(以下略)
我が家は1日2回エサをあげてるし、ひもじい思いはさせてないはずなんですが、このところ毎日がこんな大騒ぎです。ホント、動画にして残しておきたいのですが、なかなか思うように撮れず。おでことかに着けられるカメラが欲しい今日この頃。
おはぎさんはね、あと一か月で8歳なんですよね。7歳の総決算がこの食いしん坊っぷりというのは、喜んでいいのかどうなのか。ひとまずエサに興奮してケガしたりしないように、無事に誕生日を迎えてくれればと祈るばかりです。
▼ しかし亀は食欲に忠実であれ。
- 記事公開日:2021年04月4日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: あずき, おはぎ(どんちゃん), よもぎ, 亀の飼育記録
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おはようございます(*^^*)
おはぎさん、もうすぐ8歳、人間でいえば中学生か高校生くらいでしょうか。
よもちゃんのお通じも良くて、喜ばしい限りです。
眠り姫のあずちゃんもお元気ですか?(笑)
大人になると言えば、ウチのコも日向ぼっこデビューが初めて成功しました。膝の上で取り乱すこと無く、うっとり目を閉じるほどのお寛ぎっぷり(笑)
こんなご時世だと尚更、亀さんの元気な姿に幸せを感じますね。
すみこさん、おはようございます。相変わらずお早い。!(^^)!
おはぎさんの食欲が爆発する一方で、よもぎの食欲は淡々と、あずきはと言うと睡眠欲に食欲が振り回されているような状況です(笑)。
モジーさん、日向ぼっこデビュー、おめでとうございます! (^^)/
大人の階段をひとつ上がったのでしょうか。日の光をしっかり浴びて、ますます健やかボディになりますように。(*´ω`)
新年度で色々と気ぜわしいこともあると思いますが、そんなときに亀の顔を見ると束の間ホッとしますよね。