この間、三年。
今年、阪神ファンはひどいシーズンを見ることになりました。最下位は17年ぶりだそうです。17年前と言えば、2001年。なんと僕が阪神ファンになった年でした。当時の阪神タイガースと言えば、負けるのが当たり前。どうしてファンになったんだか、今となってはもう覚えていません。
ファンになって最初の最下位を見届けた後、当時の野村監督が夫人の脱税問題で退任。その後任に闘将・星野監督が電撃就任するや、チームはファンやマスコミ、関西全体をも巻き込んで優勝まで突っ走り、そのお祭りは2003年の日本シリーズ終了まで続いたのでした。僕が今でもファンを続けているのは、その時の熱狂が忘れられないからです。
金本監督の三年目は残念な結果に終わりました。ただ、若手を育てるべく、チームを強くすべく、当分は我慢しなければならないと思ってましたから、金本監督には任期を全うしてもらいたかったのが正直なところです。実のところは辞任ではなく解任だそうですから、約束を反故にした球団は非難されるべきでしょう。
後任にはファームを日本一に導いた矢野監督が就任されました。その決意表明で言われたのが、「迷ったら、難しい方の道を選ぶ」という趣旨の言葉。一部のファンは分かっています。「迷ったら、前へ」が、故・星野監督の口癖でした。
奇しくも17年前と重なる気がするんです。前年最下位、翌年も指揮を執るはずだった前任監督は志半ばにして外されました。そしてその後を継ぐのは、77番から88番へ。
今日ちょうど来季のスローガンが発表された模様ですが、個人的にはもう一度、「勝ちたいんや!」という気持ちを込めて応援していきたいと思います。
▼ 「執念」も「ネバサレ」を思い出したけれど……
- 記事公開日:2018年11月23日
- カテゴリー:阪神タイガース
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