よもぎは相変わらずです。
夜は興奮気味に乾燥エビを完食するんですけど、朝のレプトミンは渋々、ときには午後になってから口をつけるといった日々。元気はあるので、食欲うんぬんというよりはいつもの偏食ですね。便秘が来るかもと警戒し始めてからもう一か月、身構えてると案外来ないというパターンかも。しかし油断は禁物です。
ところで、朝のレプトミンは水に浮かべてるんですが、夜の乾燥エビは一匹ずつ、箸で口元まで持っていって食べさせてます。いつからそうなったか覚えてませんが、もう何年かずっとこうです。過ごしてる部屋が違うこともあって、貴重なスキンシップの時間なんです。
食べさせてるときにいつも頭に浮かぶのが、奥さんが昔どこかで聞いた話。動物と接するとき、食べ物のことで裏切るのが一番良くない、というものです。昔ここでも触れたことがあるんですが、いまだに考えてしまいます。
例えば口元までエサを持っていってから、「あげない」って遠ざけるやつですよね。焦る様子がかわいいのかもしれないけれど、文字通り食べ物に命を懸けてる動物にとっては死活問題。人間に対する信頼を一気に失いかねないのです。
ところが、亀って食べるの下手なんですよね……。口元まで持っていってあげてるのに、割と空振りします。かえって意地悪だと誤解されかねない事態です。
あずきは口が小さいせいで、よもぎは勢いが良すぎて、それぞれよく空振りしています。よもぎなんて、くわえ損ねたエビを顔に三つもくっつけてクレクレしてたことがありました。
ビビりのおはぎさんは、今でも箸から直接食べるのには勇気が要ります。勇気を振り絞ったときは、大きな大きな口を開けてエビに全身で覆いかぶさるように食らいついてくるんですけど、そこまでやっても割と空振りするんですよね……。
そうなるともう、ビックリしたやら悔しいやらで、大暴れです。で、しばらくはエビも食べずに恨めしそうな目でこちらを見てるのです。
こちらは意地悪するつもりなんてないのに、知らぬ間に悪者にされてるんじゃないかとヒヤヒヤします。それでも毎日めげずに食らいついてきてくれてるので、信頼関係は損なわれてないと信じたいですね。
亀たちがクレクレして、僕たちがエサを出してあげる。食事の時間は、明確に意思疎通ができる貴重なひとときです。やっぱり我が家は、少なめでもいいから毎日エサをあげる習慣を続けていければと思っています。
▼ とはいえ、あると外泊時とか安心。
- 記事公開日:2021年06月27日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: あずき, おはぎ(どんちゃん), よもぎ, 亀の飼育記録
お読みいただき、ありがとうございました。更新の励みになりますので、以下のボタンをポンポンポンッとクリックお願いします!
こんにちは。我が家のカメもよもぎさんと同じく勢いがよすぎてエサが吹っ飛んでいくタイプです(;・∀・)
沈下性のエサも水槽の底に滑って吹っ飛んでいくのでカメのことを思うと今更だけど底に石や人工芝を敷くべきなのかなぁと思ったり。とはいえ掃除との兼ね合いもありますしカメたちはなんだかんだどんな環境でもやりたいようにやってくれてますが、見守る側は何年経ってもあーでもないこーでもないと迷い続けそうです ( ̄▽ ̄;)
そうなんですよね~。ホント、飼育環境の悩みというか迷いは尽きません。(;^_^A
亀たちが健やかに暮らせることは当然として、水換えが苦にならないレイアウトでないと、結局長続きしないですもんね……。水換えのあとはお互い気持ち良いというのが理想的です。(*^^*)
エサは多少食べるのが難しいほうが頭も使うし、体も使うし良いのかも……なんて思ったりもしますが、一生懸命エサくれしてるのを見てると、勿体ぶるなんてできないですね(笑)。
こんにちわ♪
「裏切っちゃいけない」というのは心情的にも凄くよく分かります。
これまで干しエビは指にくっつけてあげていたので、無駄に水槽に指を入れないようにしたり。
水換えの後の干しエビも食べないかもしれないと思っても継続しています。
どんな風にトラウマになるのか分からないのでヒヤヒヤしますよ(^_^;)
そうなんですよね~、わざとじゃないのにエサの時間だと勘違いさせちゃったケースは多くて、よく心配になります。(-_-;)
そういう時は、水槽の前で手のひらを左右に振る動作を習慣づけてるんですが、そろそろ「エサじゃないサイン」だと学習してくれてたら良いんですけどね……(笑)。
今からご飯のサインとか水換えのサインとか、いろいろ覚えてもらって、できる限りショックのない日々を送ってもらいたいものです。(;^_^A