予想外に次ぐ予想外。
ごまめがウチに来て二か月が過ぎました。ケージ生活も就寝とお留守番の間のみとなり、日に日にごまめの世界が広がってきています。
ごまめをお迎えするまで、僕ら夫婦は色々な猫カフェにお邪魔したり、猫飼いさんの発信する情報をマメにチェックしたりと、それなりに猫の生態について勉強してきました。でも、いざ一緒に暮らしてみるとやっぱり違いますね。この二か月間は毎日驚きの連続でした。その理由は大きく二つに分けられると思うんですよ。
1. エキゾだから編
エキゾチックショートヘアという猫種はとても涙が出やすい性質を持っています。しかも涙だけじゃなく、独特の茶色い液体を日常的に目から出すんですよ。これは猫飼いさんの間で「エキゾ汁」って呼ばれてるんですが、なかなか頑固な液体なんです。衣服や壁紙に着くと、ちょっとやそっとじゃ落ちません。なので、ごまめの目の周りはまめに拭いてあげる必要があります。
あと、エキゾチックショートヘアは短毛種なんですけど、それでいて抜け毛が多いんです。長毛種の方が多いイメージですけど、エキゾは例外的に多いのだとか。撫でるだけで猫毛の束が宙を舞うくらいですから、もう床は一日で毛だらけです。なので、抜け毛を取るためのブラッシングは毎日ほどやる必要があります。
しかしごまめさん、どっちの習慣も大の苦手なんですよね……。顔を拭かれるのもブラッシングもとにかく嫌で、断固拒否します。亀の甲羅磨きも大変ですけど、猫を大人しくさせておくのは至難の業……というか不可能ですね。少しやってはオヤツで気を引き、また少しやってはオヤツで気を引き……と、忍耐力を日々試されています。
この苦労の種になる汁と毛は、我が家でそれぞれ「ごま汁」・「ごま毛」と呼ばれるようになりました。
2. 子猫だから編
猫カフェで触れ合ってきたのは大人の猫ばかりでしたから、子猫がどういうものかは予備知識がありませんでした。まず猫って一日のほとんど寝てると思ってたんですよね。
しかし子猫は違いました。元気一杯なんですよ。その上ごまめは男の子ときてる。もうわんぱく盛りなのですよ。
とにかく遊ぶのが大好きで、ケージの外にいる間はほとんど走り回っています。しかも自分一人で遊ぶのはあまり好きじゃなくて、僕らにも一緒に遊んでほしいんですよね。だからオモチャの箱の下でこれ見よがしに待ってたり、オモチャをわざわざ見えるところに持ってきたりもします。あいにく僕らは無視できるようなクールさは持ち合わせておりませんのでね、もう用事そっちのけで遊びますよ。
そして猫は塩対応な孤高の生き物だとも思ってたんですけど、無茶苦茶コミュニケーションを取ってきますね。
まずは要求がすごいです。ケージから出して、トイレをきれいにして、撫でて、ご飯はまだか、オヤツをちょうだい、一緒に遊んで……。朝から晩までよく鳴いて、僕らに話しかけてきます。今まで亀と過ごしてきまして、「エサくれ」以外に何かお願いされたこともないですから、これは少々面喰いました。
猫ってワガママと言われますけど、やりたいことを伝えてくれるからこそ、なんですね。
そこに「飴と鞭」ってやつで、愛情表現も多いです。
僕らが電話など他のことに手を取られてると、ごまめは足元に絡みついてきます。そして見つめてきて、さらには足を甘噛みしてきます(普通に痛い)。とにかく放っておかれるのが嫌みたいで、夫婦の食事中にも食卓の下をゴソゴソと動き回ったりします(そして足を噛む)。一日中こんな感じで、必ず僕らのどちらかのそばで過ごしていますね。
実際のところ、四十路夫婦はもう体力的にかなりヘロヘロになってます。だけど、ごまめの懐き具合が日に日に増していくことで、「報われるねぇ」と言いながら頑張ってますよ。
ごまめももう月齢7か月。去勢をするとオスの子猫は少し大人しくなることがあるそうな。それを少し期待しつつ、でもちょっと寂しいなという思いも半々という気持ちで、今日もごまめが飽きるまで一緒に遊ぶのでした。
▼ ごまめが大好きブンブントンボ。
- 記事公開日:2022年09月18日
- カテゴリー:エキゾチックショートヘア
- 関連するタグ: ごまめ
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こんにちは。
返信はお気になさらず(^-^)
おはぎさんの時もそうだったように、一喜一憂する日々が、後で懐かしく思い返せると良いですね。
今は甘えたい放題かも知れませんが、その内人の気持ちにそっと寄り添ってくれるようになると思います。
成長が楽しみですね♪
そうなんですよね、三亀に比べてたらずいぶん大きいので忘れがちなんですが、ごまめはまだ生後半年過ぎたばかりの幼児なのでした。
おはぎさんたちも5歳くらいになるまで、それはそれは色々と大変なシーンがありましたが、ごまめはまだ始まったばかりなんですよね。(;^_^A
ごまめと過ごしていると、たまに「この光景をいつか思い出すのかな~」と思ってしまうことがあります。おはぎさんたちと過ごした日々があるからこそ、一日一日を大事にしていきたいなと思います。(^^ゞ