あずき、おはぎっぽくなる。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

タイトルだけ読んだらレシピのようですが、亀の話です。

あずきは我が家に来たその日から何でも来いの強気な末っ子。しかし、最近ちょっと様子が変わってきました。

生後半年が経過して、多少は世の中が分かってきたんでしょうか。このところずいぶんとビビリ屋さんになってきました。昼間はほとんどシェルター(植木鉢)の中でじっとしていて、エサの時間になっても出てきません。エビを浮かべてもこっちをじっと見つめるだけ。僕らが姿を消すまで食べるのを我慢していたりするんです。人影や振動にも敏感になってきて、ちょっと神経質な面が出てきました。

我が家には、ビビリの先輩おはぎがいます。あの子の場合は人が近づくとシェルターに逃げ込む始末で、ずいぶんと苦労しました。それに比べれば、あずきはまだマシなほう。おはぎはいまだに振動や物音には敏感なものの、人に対しては何ともなくなった模様です。あずきも成長にともなって直っていくんでしょう、きっと。

ちなみに、あずきはミシシッピニオイガメらしい夜行性を発揮していまして、消灯すればそそくさとシェルターから出てきます。僕らがいなくなった深夜に水槽を冒険しているらしく、朝に見に行くとたいていシェルターの外。夜の間の強気な気持ちが残っているのか、朝は食欲も旺盛でエサくれダンスも見せてくれます。ただ、お腹がいっぱいになると、元のビビリ屋さんに戻って、またシェルターに戻っていくんですけどね……。

 

▼ 愛想がないだけかも。

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