ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

※現在は完治しています。

あれは7月1日のことでした。水槽越しに亀たちを眺めていた奥さんが、あずきの体に白くてモヤモヤしたものが付いているのを見つけたんです。脱皮のようにヒラヒラした付着物ではなく、円形で少し隆起したような何か。これが噂に聞く「水カビ」かと、戦慄が走りました。

慌ててあずきを水槽から出して確認。すると、同じようなモヤモヤが左前足の付け根をはじめ、皮膚の部分にばかり複数あります。念のため他の2匹も確認してみたら、あずきほどひどくはないものの、同じ症状が見られました。まさかの3匹同時に水カビ発生という緊急事態です。

原因は差し当って思い浮かびません。しかし現状どの子も食欲は旺盛だし、深刻な事態ではないはず。これまでの知識を総動員し、すぐさま水カビ治療に取り掛かりました。

まずは水換えです。原因が何であれ、今の水が汚れているのは間違いありません。水槽やフィルターはすべて洗浄し、さらに天日干し。これ以降、一日1~2回の頻度で水換えを続けていきました。

そして水カビの処置です。傷の場合と同様、イソジンで消毒を行いました。ただ、今回は患部が複数あるので、いつもの綿棒では時間が掛かります。そこで薬浴を試してみました。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」と「あずき」

イソジンを十倍の水で希釈。トレーに浸して、その中でしばらく過ごしてもらいます。口や目に入らないよう、水深は浅めで。とは言え、あずきはじっとしてないので、これは失敗でした。一方おはぎは、こんなときでも動かないのでかなり有効です。よもぎは最初から無理だと分かっていたので試してません。亀の性格次第でオススメできる方法ですね。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

仕方ないので、おはぎ以外の二匹は綿棒や筆で直接塗る方法をがんばることに。上の画像はあずきですが、ご覧の通りの暴れっぷり。ただ、患部が見えやすい場所なら、床に置いて持ち上げずに塗ると暴れることも少ないです。なんとか消毒できたら、その上からゲンタシンを塗布して完了。これを毎日、一日何度か繰り返しました。

結果、水カビは数日で消えました。その点は一安心。

しかしながら、頻繁な水換えと治療は亀たちにとっても相当なストレスになるのは間違いありません。それが原因で一時的に食欲がなくなる亀もいるそうです。
水カビの症状が回復の兆しを見せていた頃、あずきがエサを食べなくなっていました。やはりこの小さな体に水カビと治療のストレスは大きいんだな、あの頃はそんな風に考えていました。

 

▼ イソジンは万能薬ではない……。次回に続きます。

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