8月最後の週末です。
今週、奥さんの友達が我が家を訪れました。亀たちにとっては、僕ら以外の人と会うのは滅多にないこと。特に、あずきにとっては初めての来客になります。僕はその場にいなかったのですが、亀たちの様子を後から奥さんに聞きました。
前回の来客は2年半前。僕の母親が訪れた時でした。おはぎがウチに来て4か月、よもぎに至っては1か月しか経っていない頃で、まだまだ子亀の時代。当時、よもぎはいつもと変わらない様子だったものの、おはぎは戸惑った様子を見せていて、僕ら夫婦の顔を認識してくれているんだなぁと感激したものです。さて、今回はいかに。
■おはぎ
今回も戸惑ってたそうです。「エサをもらえるかもしれない、でも知らない人がいる、でもエサをもらえるかも……」という葛藤がそのまま行動に表れてしまい、前進したり後進したりを繰り返していた模様。おやつのエビは、ちょっとだけ口にしてやめたそうです。
■よもぎ
前回の来客時に「いつも通り」だったのは、子亀だからとかそういうのじゃありませんでした。誰でもウェルカム、隙あらばエサ、という勢いで分け隔てないエサくれアピールを全開。お友達がエビをくれた箸に噛みついて釣られてしまい、かえって怖がられたとのこと……。もちろん、いただいたエビは全部おいしくいただきました。
■あずき
初めての来客に一番警戒していたのはこの子だったそうです。いつもは強気な末っ子も、実は内弁慶。エビを目にしても一切寄って来ようとせず、何も食べなかったとのこと。ただ、元々が気分屋さんなので、機嫌が悪かったかあるいは単に眠かったのかもしれません。
よもぎのように人懐っこい子は、お客さんに喜んでもらえて誇らしい反面、「亀専門の誘拐犯が来たら、簡単についていくんじゃないか……」と余計な不安が生まれます。
一方で、おはぎやあずきのように警戒心の強い子については、お客さんに申し訳ない反面、僕ら夫婦とそれ以外の人たちを明確に区別してるんだな、と分かってとても嬉しかったりするんです。
愛情表現の乏しい亀たちと暮らしている中で、こういう時に感じられる「家族としての連帯感」みたいなものは、2年半経ってもやっぱり新鮮な経験です。
▼ 僕自身が強烈な「人見知り」なので、あまり亀たちのことを偉そうには言えません……。
- 記事公開日:2016年08月28日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: あずき, おはぎ(どんちゃん), よもぎ
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素敵なお話ですね♪
亀は排他的な生き物だと言われていますが、一緒に生活をしている人はちゃんと認識・区別するんですね。
ウチの亀の場合、迎えてからまだ一度も他の人に会わせたことが無いので反応は分かりませんが、
最近…水替えの際、しばし甲羅を撫でていると、いつのまにか手のひらの上で目を閉じて寝てしまうことがあります。
そして手足を伸ばし油断したまま、なんと20分くらいは起きません。
飼い主馬鹿ですが「また少し家族になってきたのかな」としみじみ感じます…(Tω T)
ただし…起きた時には毎回ハッと我に返っているようです(笑)
手のひらの上で撫でられて眠るなんて、うらやましい……!
ウチの子のなかでは、手のひらでジッとしていてくれるのはおはぎだけで、
他の2匹はさっさと好きなところへ歩き出してしまいます(笑)。
おはぎにしても、タオルにくるまれてると眠りますが、それ以外はなかなか
警戒を解いてくれません。
すみこさんちの子は、すっかり信頼して、安心してるんでしょうね。
幸せな子だなぁ……。お話を聞いて、こちらも暖かい気持ちになりました。
親ばかで誠にお恥ずかしい(>_<)スミマセン。
水替えの時しかスキンシップをとることがないので、嬉しくて仕方ないのです。
きっともっと大きくなれば自我に目覚めたり、性格も変わって来るとは思いますが。
おはぎさんもじっとしているんですね。
うちの子もおはぎさんの様に大きく優しい子に育ってくれるといいなぁ…楽しみです♪
今の様子からして、モジーさんはおはぎに似ている感じがするので、
きっとおっとりと優しい亀に成長してくれると思いますよ~。(*^-^)
でもホント、成長は楽しみですよね。
ウチの子たちも、いずれは水替えに理解を示してくれれば……と
ずっと願ってはいるんですけど(笑)。