よもぎの食欲がないときは。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

よもぎに外を歩かせてあげました。

食いしん坊のよもぎさん。食欲はまさに元気のバロメーターです。いつなんどきでも、僕らの視線をひとたび感じれば、素早く近寄ってきてエサくれダンス。何度裏切られてもあきらめません。

だからこそ、そのエサくれアピールに元気がないとき、あるいはそもそもエサをくれと要求してこないときは一大事なんです。実際、今までも何度かありました。その原因には、いくつかの可能性が考えられます。

ひとつめは「寝起き」。これはとくに問題ありません。朝に起きた時だけじゃなくて、昼寝の場合もあります。のんびりと植木鉢から出てきて、惰性でなんとなくエサくれダンス。ひとしきりエサを食べた辺りから急にエンジンがかかり始めて、エサの時間が終わるころに「もっと!もっと!」とアピールしだします。まぁ、微笑ましいケースです。

もうひとつは「病気」。これはシャレになりません。ただ、このケースは一度だけあったんです。それでも幸い、病院には行かずに済みました。原因は前日の食べすぎ。ご馳走のササミだったもので……。

最後に、我が家ではよもぎ特有の理由があります。それは「便秘」。他の二匹はそれほど問題がないんですが、よもぎだけはたまにお通じが滞るときがあるんです。エサくれはするけれどキレがない、遊びながら惰性で食べる、でもなんとなくエサくれだけは続ける……。水槽を見回して、新しい感じのう○この跡がない場合はたいてい便秘です。

亀の場合、便秘解消には温めるのがいいとされています。少し暖かめの水に温浴させたり、バスキングランプで日光浴させたり。ただ、ウチの場合はすでに充分暖かくしてあるつもりなので、基本的に様子見です。今のところ、エサを止めて半日~1日ほど自由にさせていれば、いつの間にやらびっくりするぐらいのブツを排出してくれています。そりゃもう、こんなのどこに隠してたんだ、というくらいにビッグなブツです。よもぎ本人はそれでケロッとして、様子を見に来た僕らに全力のエサくれダンスをお見舞いするわけです。ノンキなもんだ。

よもぎのエンジンは「ごはん」。そして、元気がなくなる原因もまた「ごはん」。心はとても単純にできているのに、体はとても繊細にできている。これからも心配は尽きません。

 

▼ 水中はヒーター、水上は保温電球。

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