冬亀と夏亀。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

スリッパとよもぎ。

日本列島に寒波襲来中です。室内飼いの我が家でも、朝の水温は連日25.5℃くらい。今朝に至っては24.5℃になってまして、26℃設定のヒーターが追い付きません。室温が20℃を下回るようになると、つきっぱなしの保温電球に加えて電気ストーブも導入したりしています。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

ヒーターとおはぎさん

そんな風に僕らの方は気を揉んで色々とやっているわけですが、亀たちの方はと言いますと、これがすこぶる元気です。

もちろん、一日のほとんどはヒーターの近くでじっとしているようで、夏場に比べれば体力を温存している様子が分かります。ただ、秋口から爆発した食欲は今も変わらずで、快食快便を続けております。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」と「あずき」

左があずきで右がおはぎ

これまで何度か触れていますが、ウチの三亀が食欲不振だの便秘だのになるのは夏場が多いんですよね。下の方にある(PCだと右)タグで「亀の偏食」とか「亀の便秘」を見ていただければ一目瞭然なのですが、ほとんど冬以外の季節なんです。

亀は冬場に食欲が減退するはずですが、ウチの場合は案外そうでもないような……。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

奥さんに突っ込むおはぎさん

そう言えば2017年のあずきの病気も、2019年のよもぎの病気も、どちらも暑い時期でした。どうやら我が家では、亀の体調にシビアになるべきは冬より夏のようです。どうしてなんでしょう?

我が家の水換えのペースは三日に一度の全換水。それは一年を通じて同じです。でも、ひょっとしてそれじゃダメなのかもしれません。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

フットウォーマーに埋もれるあずき

水換えのタイミングは目視で調整してきましたが、やはり気温が高くなると想像以上に水質悪化が早いんでしょうね。糞やら食べかすの分かりやすい汚れじゃなくて、目に見えない部分の劣化スピードが冬とは違う。だから、いつも水の様子をチェックしているはずなのに、亀たちの調子にバラツキが出てくる。

奥さんと、そんな推論を立ててみました。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

スリッパとよもぎ

温かくなったら、今年は意識的に水換えを増やしていこうかな。夏場の水換えは割と骨が折れるけれど、亀の便秘で気を揉むよりずっとマシです。ワガママな姿もかわいいけど、やっぱり元気にエサくれする姿が一番ですからね。

この冬一番寒いくらいの日に、暑い日のことを想像して身震いする、今はそんな心境です。

 

▼ 夫婦二人とも文系で、どうもね……。

記事データ

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コメント

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“冬亀と夏亀。” への9件のフィードバック

  1. 後藤弥生 より:

    こんにちは。
    毎日寒いですねー(;o;)

    イハノヤさん。
    聞いて下さい。。

    ミシシッピーニオイガメを、部屋の中散歩させたり頻繁に陸に上げるのはどうかと思う。
    と、唯一入っているオープンチャットで言われてしまし凹んでいます。
    のぼるがブランケットの中で寝ている姿や、それこそカメラ目線でこっちをみている姿を投稿したりして、可愛いって言ってもらえると嬉しくて!皆さんの写真をみてかわいいなあと思ったりしてたんですが。

    色んな人がいるから、種類だけで一概に飼い方を決めつけるのはどうかと思うとかフォローしてくださる方が大多数なんですが、、、

    イハノヤさんのブログをみて、うちもそうそうーとかなるほどーと勉強させて頂いたり、生態のことを考えてどやこやと、凄く知識のある方みたいなんですけど、、、

    愛情いっぱいで、元気に育ってくれてたら、、
    だめなんでしょうか(T_T)

    • IHANOYA より:

      僕もこれまでいろんな本で調べたり、
      ネットで見た飼育例を参考にしてきましたが、
      飼育方法は飼う人によって違って当然、というのが結論です。

      日光浴が好きなミシニもいれば、嫌いなミシニもいます。
      ウチのよもぎは、部屋んぽしたいときは出してもらえるまで
      暴れてアピールします。
      それを「部屋んぽ禁止!」なんて言っちゃ、
      そっちのストレスできっと病気になりますよね。(´;ω;`)

      飼育方法は、飼育している土地の気候や水質、住宅の環境、
      亀の性格や体質、体調、病歴、エサの種類……などなど、
      本当に様々な事情に合わせて柔軟に対応していくべきものです。

      そんな事情を知らない他人が「こう飼うべきだ」なんて
      決めつけて言うのは、一番無責任な態度だと思いますよ。(^-^)
      その人に亀の飼育の知識がどれだけあろうとも、
      のぼるくんのことは知らないわけですから。
      しかも後で責任取ってくれるわけでもないし……。

      Twitterでもインスタグラムでも、そういう「余計なお世話」を
      してくる人がいますけど、僕は基本的に無視するようにしています。
      「そうですか、参考にします」とか言っておいて、
      あとは放っておけばいいですよ。(`・ω・´)b

  2. すみこ より:

    こんばんは♪
    水質と温度管理は餌やり以上に気を遣いますよね。
    効率の良い方法も色々と考えたりしましたが、水換えは唯一のモジーに出来る愛情表現、愛情表現と自分に言い聞かせて来ました。
    迎えたばかりの頃、硝酸濃度を調べる為に試験紙も実は買いました(^_^;)
    でも、結局あまり反応しないのでルーティンを決めてからはやめてしまいましたが。
    ただ、心配性は相変わらずで…
    災害時用に備えている水換え用のペットボトルの水だけは今でも欠かしていません(笑)

    • IHANOYA より:

      水換えは唯一の愛情表現、そうなんですよね~。

      おはぎさんの場所見知り対策で水槽をリビングから
      移動させて以降というもの、こちらから亀部屋に入らない限り
      亀たちと会えない環境になっている我が家です。(;^_^A

      エサの時間だとぬか喜びさせないように、あまり部屋に入らない
      ようにしていたら、水換えは貴重なふれあい時間になりました。

      そう思うと、水換えの回数が増えるのもシンドイばかりではないですね。(^-^)

  3. 後藤弥生 より:

    イハノヤさん。
    ありがとうございます。

    少し元気出ました。

    私のモヤモヤが、のぼるに伝わってしまったのか、、、

    仕事から帰ってきたら足を又ガブリ(T_T)してしまってました。

    完治までなかなか行ってなかったけど、皮がはっては又少しガブリの繰り返しでもマシになってたのに、、、

    今日は、思いっきりガブリ。。。

    何かストレスを感じているのかな。。。

    • IHANOYA より:

      どうなんでしょう、たまたま周辺の皮膚に脱皮の時期が来て、
      むず痒いのかもしれません。

      我が家の三亀も、手足や甲羅を噛もうとするのはよく見る光景ですし、
      亀にとってはあるていど必要な行為なのかな、とも思います。
      あまり警戒しすぎるとかえってストレスになる恐れもあります。

      見かけたらエサなどポジティブなことで気を引きつつ、
      様子を見たほうがいいかもしれませんね。

  4. おこめ より:

    寒い日が続きますね。
    我が家のカブトニオイガメの方は冬の亀らしくヒーターの近くでじっとしている一方、アグレッシブな性格のミシシッピニオイガメは夏同様落ち着きなく水槽を右往左往しています。
    先月まで上陸して寝ていたのがまったくといっていいほど上がってこなくなったので外気の寒さは感じているようですが、我が家の亀のことを思いながら三亀さんの様子を拝見していると亀もいろいろだなぁと思いますね;

    • IHANOYA より:

      ウチの子たちも、そう言えば植木鉢の上にあまり上がろうとはしませんね~。
      保温電球で水槽周りの空気を温めてるんですが、亀は本能で冬を感じてるそうなので、やっぱり不安なのかもしれません。(;^_^A

      この時期、水槽の水に手を入れるとホントに温かくて、なるほどここからは出たくないだろうな、とは思います。
      コタツみたいなものですね(笑)。

      ホント、おうちごとに亀の過ごし方に個性があって、そこがまた愛らしいです。(^-^)

  5. 後藤弥生 より:

    そうですね。
    ありがとうございます。

    いつも心強いです。

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