こちらを伺うおはぎさん。
亀との暮らしも8年近くになりますが、亀たちが何を考えているかというのは相変わらず分かりません。亀の場合は犬のしっぽとか猫の耳とか、ああいう分かりやすい意思表示がないですもんね。
ただ、やっぱり毎日何回も顔を見ていると、分かってくるものなんですね。何を考えてるかまではまだ難しいですけど、亀たちの精神状態というのは分かります。
どこで分かるかと言うと、やっぱり目ですね。ミシシッピニオイガメの目は基本的に魚みたいな真ん丸で、眉毛もないしまぶたで形が変わるわけでもないんですが、機嫌の良し悪しで確実に印象が変化します。
今のところ、分かるのは4パターンくらいです。機嫌が良いときと悪いとき、それに眠いときと、動揺しているとき。
どこがどう違うんだ、と聞かれると正直なところ説明しづらいんですが、機嫌が良いときは目が真ん丸に見開いてツヤツヤしてるし、機嫌が悪いときは不思議と目つきが険しくなるんです。水換えのあとのおはぎさんとあずきはいつも険しい目つきで遠くからこちらを伺います。いっぽうよもぎは普段と変わらぬ表情で、すぐにエサくれを始めます。
眠いときと動揺しているときはいずれも視線が合わないんですが、眠いときは目が動かず、動揺しているときは忙しなく動くといった感じ。地震と台風の際は、はっきりと動揺が分かりました。
雲をつかむような、分かりにくい話ですみません。
先月のある朝のことなんですが、あずきにごはんを上げる前に、う〇こをスポイトで吸ったんです。その音と振動が気に障ったらしくて、あずきは険しい目をしてすっかりへそを曲げてしまいました。レプトミンを顔の前に持って行っても、無視されます。あずきはワガママ屋さんなので、こちらも慣れっこなのですが。
そのとき、以前どこかで読んだ「猫がゆっくりまばたきするのは愛情表現。飼い主も同じように返してあげよう」という記事を思い出しまして、余裕のある朝だったので試してみました。
我ながら何やってんだろうなぁと思いつつ、怒れるあずきに向かってゆーっくりゆーっくりまばたき。
するとですね、あずきの表情がというか目つきが柔らかくなる瞬間があったんです。少し驚きつつ改めてレプトミンを近づけると、先ほどとは打って変わって食べてくれるようになりました。
猫と亀は動物の分類からして違うので、まばたきで意思が通じたかどうかは分かりません。ただ、あずきの気持ちの変化が読み取れたのはとても嬉しかったんです。
生き物とここまで長く一緒に暮らすのは、人生で初めて。10年を迎えるころには、もっと色々な感情を汲み取れるようになっていたいもんですねぇ。
▼ よもぎは単純なのかな。
- 記事公開日:2021年03月7日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: あずき, おはぎ(どんちゃん), よもぎ, 亀とのスキンシップ, 亀の飼育記録
お読みいただき、ありがとうございました。更新の励みになりますので、以下のボタンをポンポンポンッとクリックお願いします!
おはようございます♪
確かに表現はしにくいですが、よく分かります。
音に敏感なウチのコなので、大きい音を出すと、こもってしまうので、話しかける時もゆっくり柔らかい口調を心がけております。
そういえば。「目」のお話が出たのでご報告しますと、未だに上が三日月、下が点になっているアニメの様な目(通称アニ目)は変わらず。
目の周りの皮膚が輪っかの1部を隠してしまっているのかと思われます。
お見せ出来ないのが誠に残念です(^_^;)
モジーさん、おはぎさんに似たところがありつつも、
お目目は変わらず個性的なのですね。(*´ω`)
SNSで色んなおうちの子を見ますが、本当にみんな顔が違うので面白いです。目はもちろん、口の色とか目の周りの模様とか、ホントに微妙なところで差が出てきますよね。
たぶん、そういう顔つきの違いも表情に影響があると思うので、「感情の汲み取り方」もおうちでそれぞれになるのかもしれませんね~。(^-^)