キャプチャーは想定外。

ルノー キャプチャー

キャプチャーの話のつづき。

選択肢を欧州車に絞った時点でキャプチャーの存在は知っていたものの、候補に入ってはいませんでした。

なぜか。

2次元で見るキャプチャーはメリハリの効いたボディコンシャス風味のデザインで、兄弟車ともいえる「日産ジューク」のようにデザイン重視の車だと思っていたんです。ジュークに乗ったことはありませんが、勝手なイメージはレーシーな雰囲気とタイトな車内。それをそのままキャプチャーにも当てはめて、窮屈な車だという偏見を持っていました。

ルノー キャプチャー

偏見の原因は、おそらくこのサイドのえぐれたようなデザインと、Aピラーから屋根にかけてのツートーンカラー。これらに挟まれることで、ボディが細く見えます。でも実際の車内はというと、これがまた居住性は充分。デザインのこだわりと実用性を両立しているところに、思わずため息が漏れました。

ルノー キャプチャー

よく見れば、フロントマスクのデザインは同クラスの競合車に比べて柔和な印象。これは好み。インテリアの質感は少々安っぽいものの、デザインそのものは全体が流れるようなラインで演出されています。ハンドルもやや太めのスポークで感触は悪くありません。

ルノー キャプチャー

舐めて掛かったら反撃を喰らったようなもので、思わぬ掘り出し物にテンションが俄然高くなりました。ディーラーの試乗車落ちということで保証もきちんとついてるし、実際に定期的な整備もされているでしょう。カーナビやETCなどの快適装備はすでについてるから、これ以上値段が上がる心配もない。

ルノー キャプチャー

車としての中身に目立った不満はなく、一方でデザインはかなり琴線に触れてくる。これは文句のつけようがないと、即決することになりました。もともと「シトロエン、プジョーと見たから、ルノーも記念に」くらいの気持ちだったので、結果としてはまったくの想定外でした。

しかし、これもきっと運命。であれば、先代のスプラッシュのように、長く乗れる車であることを願っています。

 

▼ 契約してから、すぐにこの本を買いました。

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