おはぎの人見知り。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

最近、おはぎが誰かに似ている…と思ったら、平泉成でした。

我が家に来て4か月とちょっとのおはぎさん。お腹が空いていようとなかろうと、人の姿を見れば機敏に反応して猛烈ダッシュ。腕がちぎれんばかりにエサくれダンスを披露する食いしん坊。ただ、以前ふと思ったことがあるんです。エサをくれる人なら誰でもいいのかなぁ、と。ここがね、飼い主のセンチメンタルな部分です。犬くらいに知能があるならまだしも、ウチのおはぎなんか自分のウ○コを食べるくらいですからね。爬虫類に過度の期待をしてはいけない…とあきらめてました。

今日、母をウチに招待しまして、4か月ぶりのおはぎの様子を見せました。母はおはぎを連れて帰ってくる時には一緒にいたんですが、あくまでもお店に一緒に来たというくらいで、おはぎにとってはおそらく初めて見た人だったと思います。母を水槽の前に座らせ、僕がおはぎを呼んでエサを落としてみたんですが、なかなかエサに手を付けません。僕の方を見たり、母の方を見たり、上から覗く奥さんを見たりして、なんだか落ち着かない。隣でよもぎがばくばく食べてるのと対照的です。しばらくしておはぎはおそるおそるエサをくわえましたが、結局ろくに食べないまま隠れ家に戻ってしまいました。
これは、初めて見る反応でした。

夜になって母も帰り、僕が単独でエサをやると、いつものようによく食べる。エサくれダンスもする。いつものおはぎ。となると、昼は母の顔を見て、いつもと違うことを察して戸惑っていたのかな…、と。これは逆に言うと、おはぎはいつもエサをくれる僕と奥さんの顔を認識していて、僕らだからこそエサをねだっていたんだ、ということになるのでしょうか。よもぎはまだ小さいけれど、少し先輩のおはぎは僕らの顔を区別するだけの知能が備わっている、と。

…いじらしい!(泣)

正直、亀の考えていることは分かりませんし、その行動に首をひねることも多いです。ただ、おはぎが僕らにだけ安心して見せてくれる振る舞いがあるというのは、飼い主冥利に尽きます。よもぎが来てからも、その愛嬌で僕らの心をグッとつかんでくるおはぎ。またさらに、おはぎが愛しくなった一日でした。

 

▼ 最近購入を考えている一冊。亀との楽しい生活について、思いを馳せています。

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