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朝方、夢に「七条ニック」が出てきまして。

七条ニックというのは、京都市の七条西小路を少し西に行ったところにあったホームセンターです。かつて僕はその2件東隣のマンションに住んでました。僕は夢の中でいつものように2階へと上がっていって、そこでふと目が覚めたんです。夢と現実の間でまどろみながら、僕は夢に出てこずじまいだった2階の商品レイアウトを思い出そうとしました。階段を上がってすぐの右側にレジがあって、少し行くと通路は左に折れる。通路の右側にファンシーグッズ、左側に文具、突き当たりはゲームのカウンターで、その左隣にオモチャとプラモデル…。そうする内、なぜか無性に七条ニックに行きたくなってきたんです。でも、その店はもうなくなって、同じ七条通りの別の土地に「ケーヨーD2」が出来た。つまりもう行きたくても行けない。そしたら今度は外観だけでも見たくなった。仕方なくベッドを出て、iPadで画像検索をしてみました。しかしまぁ、そんな昔のホームセンターの写真なんて、インターネット広しと言えど、あるわけない。僕は結局またベッドに戻って、悶々と目を閉じることになりました。

近所のホームセンターに行ったところで、誰も記念写真なんか撮りません。でも、僕の中学時代の思い出には、そのホームセンターが濃密にリンクしています。当時どこか旅行に行った時の記念写真よりも、普段よく行ったホームセンターの写真の方が、おそらくたくさんの思い出がよみがえってくる。何でもない日常の風景が、何年か後で強烈な郷愁を伴って湧き上がってくる。例えば、今見てる日常の景色も、きっと何年か後に今の時代の思い出を背負って現れるのです。
そういえば、建物が建て替えられたときに、前に何が建っていたか思い出せないことがよくあります。住んでる場所の周辺や、通勤の道の風景を形に残しておくことって、実はとても貴重な記録になるんじゃないでしょうか。今からでも遅くない、今の当たり前を、なんでもない日常を少しずつ残しておこう…、そんなことを考えてたら気持ちも落ち着き、僕は再び目を閉じて二度寝を試みたのでした。

Nic/ニック社 おりき スージー
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  • カテゴリー:日々の暮らし