ハワイその1:水辺にまつわるエトセトラ。

ホテルの窓から見下ろす。

さてハワイです。

ハワイでの日々を一日ずつ書いていくと、おそらくはダラダラしたものになってしまうと思いますんで、とりあえずはテーマのようなものを設けて書いていこうかなと思います。

で、最初の今日は海。そしてこれがこの旅行のある意味ハイライトです(…ハイライトってもう使わんのかな…)。

実に20年ぶりくらいの海。ここしばらく、海に行くといったらイコール港に行くことでした。プールにすら行ってません。そんな僕ですから、海で泳ぐということがすでにリアルにイメージ出来なくなっておりまして、そこら辺の準備は奥さんに任せ、僕の方は防水カメラを買って準備万端のつもりだったんです。以前書きましたよね、そう、OptioのW60。とりあえず、20年ぶりの記録はきっちり残しておこう、と。
いよいよ防水カメラの本領発揮の時!そして撮ったのが下の写真です。どうでしょう、ワイキキの波打ち際!

波打ち際。

で、この直後にカメラが壊れましてね。

ええ、波と戯れてはしゃいでいたら、いつの間にか電源が入らなくなってたんですよね。
えーっと…水が入っちゃったのかな?なんて。うん、そうですよね、防水仕様だったはずですよね。そうそう。4mまで潜れるとか聞いてたんですけど…。

うん、まぁそのなんだ、誰しもデビューというのは力を出せないもんですよね。

デビューと言えば、僕の方も負けてませんよ。

今回、「シーウォーカー」なるものに挑戦してきたんですよ。金魚鉢みたいなのを被って、海底を散歩するっていうやつです。魚と遊んだりね、サンゴ眺めたりとか、そんな感じのやつ。

…が、ちょっとした計算違いがありまして、「シーウォーカーの前に時間が空いてるから、スキューバダイビングをやってみないか」と現地で勧められたんです。酸素ボンベ背負って、シュノーケルくわえて潜る本格的なやつですよ。

せっかくだからとやってみることにしたんですけど、実はですねぇ、僕泳げなかったんですね…。出来る泳法といったらバタ足か犬掻きなんですけど、どっちも20年やってないんですよ。しかも、水風呂すら入ってないくらいのブランクっぷりで。

さらにスキューバっていうのは、色々とルールが多いんですよ。シュノーケルはしっかりとくわえて絶対に口を開けないように、ゴーグルに入ってくる水を出すにはコツがいるし、しかも3m潜るたびに耳抜きが必要で…。まぁそれだけ「一歩間違えば危ないよ」ということなんですが、僕は自分で言うのも何ですけど、一歩間違いやすいタイプなんですよねぇ…。

結果、水に顔を着けただけでパニックを起こしまして、同時に軽い過呼吸を併発。あえなく洋上でリタイアとなりました。

奥さんとインストラクターさんが潜るのを見送って、僕は浮き輪につかまって空を眺めてましたよ。ハワイの空は青かったなぁ…。

ワイキキビーチ。

ね?

まぁ、そういう訳で僕のスキューバデビューは、厳密にはパニック症状と過呼吸デビューでした。いざという時に僕を頼らないでください。

ちなみに肝心のシーウォーカーはと言いますと、スキューバーで完全に打ちのめされた僕は早々に棄権を申し出、これまた洋上で一人、魚に餌をやってました。皆さんが海中で見るはずだった魚の何割かは、僕の餌に集まっていたかと思います。すみません。

ということで、ハワイの海で見事にダメ亭主(とそのダメカメラ)っぷりを発揮してきた訳ですが、それでも幸い「関空離婚」とかにはならずに済みました。改めて、ウチの奥さんはつくづく心の広い人だなぁと思うのです。

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